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◆明治安田生命J1リーグ▽第26節 鹿島2―0F東京(14日・カシマスタジアム)
2位の鹿島はF東京との首位攻防戦を2―0で制し、勝ち点差を1に詰めた。DFブエノ、MFセルジーニョがゴールを奪い、守備陣もGKクォンスンテを中心とした好守で無失点。主将のDF内田篤人は「やっとスタートラインに立った」と話した。
採点と寸評は以下の通り。
大岩剛監督【6・5】まだ1差、されど1差。大一番でありながら、三竿負傷後に永木ではなく小泉をボランチで試運転させる全冠制覇用采配
GKクォンスンテ【6・5】相手の決定力不足よりも、彼の安定力が無失点の大きな要因
DF小泉慶【6・0】何度か怪しく時に危うかったが、彼しかできない潰しプレーもあり。終盤は3年ぶりにレオとボランチコンビ形成
DFブエノ【7・0】殊勲の先制点&無失点。速い強い高い上手い素晴らしい。MOM
DF犬飼智也【6・5】地位は人を作る。永井に手を焼くも前回対戦時の失態を見事挽回。キックの質もすこぶる高い
DF小池裕太【6・0】攻撃センスをもってすれば物足りなさも残るが「まずは守備から」を体現しようとし、実現できたことは成長
MF三竿健斗【6・5】DFとのサンドウィッチでピンチの芽を摘み失点ゼロ。負傷退場気がかり
MFレオシルバ【6・5】読めないボールさばきで相手を翻弄。「Courtois」と書いて「クルトワ」ぐらい読めない(ベルギー代表GK)
MFセルジーニョ【6・5】あれぞセルジのスナイパーショットで貴重な2点目。走行距離も両チームトップ
MF白崎凌兵【6・0】ワンタッチプレーでリズム生む。小池とも合ってきた。それだけに負傷気がかり
FW土居聖真【6・5】高萩&橋本の手練れデュエル強者のかゆいけど手が届かないところでボールを受け、かつ前を向くことで攻撃を活性化
FW伊藤翔【5・5】ファーストディフェンダーとしては優秀だが攻撃時の起点にはなれず
MF名古新太郎【5・5】後半開始時IN。1アシストも少々危ない橋を渡りがち。点差に応じたプレーを心がけたい
FW上田綺世【6・0】後半25分IN。繊細なガツガツっぷりで存在感と大器の片鱗
DFチョンスンヒョン【―】後半36分IN。ブエノスンヒョン犬飼町田の4バックも大岩監督ならいつかやりそう。出場時間短く採点なし
東城穣主審【6・0】それがファウルならさっきのも…という場面も何度かあったが、基準自体はフィジカル強者揃いの両チームの良さを引き出すところにあった
※柿沼亨・第4審判【6・5】大岩剛、内田篤人、遠藤康、曽ケ端準、永木亮太、伊藤翔…。血気盛んに裏へ飛び出そうとする面々を必死に食い止める
※平均は5・5~6・0。MOMはマン・オブ・ザ・マッチ
◆【鹿島】採点&寸評 大一番の首位決戦制しついに1差 内田篤人「やっとスタートライン」(報知)