日刊鹿島アントラーズニュース

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2023年9月29日金曜日

◆U-22日本代表がアジア大会8強へ! 佐藤恵允2G2A、鮎川2G1Aなど7発でミャンマー粉砕! 準々決勝は北朝鮮と対戦(ゲキサカ)



松村優太


[9.28 アジア大会決勝T1回戦 U-22日本 7-0 ミャンマー 杭州]

 第19回アジア競技大会は28日に決勝トーナメント1回戦を行い、パリオリンピック世代のU-22日本代表はU-24ミャンマー代表に7-0で快勝。前半にMF佐藤恵允(ブレーメン)が2ゴール2アシストを決めるなど、90分を通して圧倒し続けた。10月1日の準々決勝では北朝鮮と対戦する。

 グループリーグを首位で通過した日本は、決勝トーナメント1回戦でDF馬場晴也(札幌)を除く先発10人変更。4-3-3の布陣でGKは小畑裕馬(仙台)、4バックは左からDF今野息吹(法政大/G大阪内定)、DF根本健太(流通経済大)、馬場、DF関根大輝(拓殖大/柏内定)。アンカーはMF松岡大起(グレミオ)。左インサイドハーフはMF日野翔太(拓殖大/鳥栖内定)、右インサイドハーフはMF重見柾斗(福岡大/福岡内定)。前線3枚は左から佐藤、FW鮎川峻(大分)、MF角昂志郎(筑波大)を起用した。

 日本は前半12分に先制点を挙げる。重見が左サイドにパスを出し、日野がPA中央に折り返すと、佐藤がトラップで相手をかわしながらゴール前へ。冷静に右足シュートを決め切り、今大会初ゴールで1-0とした。

 堅さが取れた日本は果敢に攻める。前半26分、馬場の鋭い縦パスを重見がPA右でトラップ。カットインからシュートを狙うも、相手選手に阻まれてしまう。しかし、こぼれたボールに鮎川が反応。素早く右足を伸ばして押し込むと、ボールはそのままゴールに吸い込まれた。

 2-0と点差を広げた日本のゴールラッシュは続く。2点目の1分後、佐藤がスライディングでボールを奪い、鮎川が最前線にスルーパス。佐藤がPA左から右足シュートで相手GKの股を通し、自身2点目で3-0。同35分には左サイドの今野が縦にパスを送り、佐藤が左サイドからクロス。ゴール前に飛び込んだ鮎川がワンタッチで沈め、鮎川も2点目で4-0にリードを広げた。

 前半42分には佐藤が左サイドから右足のインスイングキックでゴール前へ。角が右足でワンタッチで触れ、5点目を決め切る。前半はそのまま5-0で折り返した。日本はハーフタイムに2枚替え。前半で2ゴール2アシストの佐藤とキャプテンマークを着ける馬場を下げ、MF小見洋太(新潟)とDF山崎大地(広島)を投入する。

 日本は後半も怒涛の攻撃を見せるが、6点目は決まらない。後半19分に再び交代カードを使う。松岡に代えて、FW内野航太郎(筑波大)を入れる。3-4-3の布陣に変え、3バックは左から根本、山崎、関根が並ぶ。中盤は今野、重見、小見、角を配置。前線は日野、内野、鮎川となった。

 すると、交代策が的中。後半21分、山崎のロングボールを最前線の内野が収めると、PA手前から右足を一閃する。ゴールに叩き込み、今大会2点目で6-0とする。さらに同28分には今野が戻したボールを日野がPA手前から左足ダイレクト。相手に当たったボールはゴール左隅に入り、7-0にまで点差は広がった。

 大量得点の日本は後半33分に鮎川を下げてMF松村優太(鹿島)を、同36分には日野に代えてDF奥田勇斗(桃山学院大/C大阪内定)を出場させる。3バックは左から今野、根本、関根となり、アンカーに山崎が入った。

 試合はそのまま危なげなく終了。最後まで圧力をかけ続けた日本が7-0で快勝した。





◆U-22日本代表がアジア大会8強へ! 佐藤恵允2G2A、鮎川2G1Aなど7発でミャンマー粉砕! 準々決勝は北朝鮮と対戦(ゲキサカ)


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