日刊鹿島アントラーズニュース

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2014年6月6日金曜日

◆大迫、1トップ先発奪取へ“組織より個”「自分らしさ出す」(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/japan/20140605-OHT1T50245.html

 ◆国際親善試合 日本―ザンビア(6日、レイモンド・ジェームス・スタジアム)

 FW大迫勇也(24)がザンビア戦で1トップのレギュラー奪取を狙う。FW柿谷とし烈な争いとなっているが、「自分らしさを出すこと。これまで(チーム戦術など)型にとらわれ過ぎる自分がいたので、もっと自分というものを出していきたい。ザンビア戦でインパクトを残せれば、良い形でW杯に入っていける」と意気込んだ。

 ザック・ジャパンに定着したのは、昨年7月の東アジア杯(ソウル)から。ザッケローニ監督から「相手DFラインと駆け引きし、後ろに下げるような動きをしてくれ」という指示を始め、チームの約束事、その実践に重きを置いていた。だが、それらを体得した今、「自分らしさ=ゴールに直結するプレー」を出していく時と、判断した。

 今、チームに必要とされている。大迫が最も得意とするプレーは、相手を背負った状態でパスを受ける「ポストプレー」。ザッケローニ監督はコスタリカ戦(2日・タンパ)でチーム全体に「縦を意識しろ」と指示。横パスよりも、縦パスを増やすことを求めたが、これを実践するためには、FWのポストプレーが必要不可欠で、大迫の持ち味が生きる展開だ。

 トップ下MF本田の調子が上がらない今、前線でこのプレーができるのは、大迫だけ。先発したコスタリカ戦ではポストプレーから何度も好機を演出し、攻撃の起点となるなど、チームメートからの信頼もうなぎ登りだ。ただ、ヘディングシュートを外すなど、目に見える結果を残すことはできなかったため、「次は決めたい」ときっぱり。大迫が自らのゴールで1トップ争いに終止符を打つ。(内田 知宏)

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