日刊鹿島アントラーズニュース

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2017年3月5日日曜日

◆鹿島が甲府に完封勝利、レオ・シルバの決勝点で今季初白星を飾る(サッカーキング)




 2017明治安田生命J1リーグ第2節が4日に行われ、ヴァンフォーレ甲府と鹿島アントラーズが対戦した。

 前節でガンバ大阪と引き分けた甲府は、MF小椋祥平やFWウィルソンらが先発。初戦を落とし、今季初勝利を狙う鹿島はMF小笠原満男、レオ・シルバ、FW金崎夢生らがスタメンに名を連ねた。

 最初にチャンスを作ったのは鹿島。開始2分、右サイドからのアーリークロスを受けた金崎がシュートを放つ。しかし、ここは相手守備陣に阻まれゴールとはならなかった。続く7分、再びパスを受けた金崎が右サイドからクロスを上げたが、相手DFがブロック。立ち上がりから鹿島が攻勢を仕掛けるものの、得点には至らない。

 押し込まれる展開が続く甲府は16分、右サイドを突破したウィルソンがクロスを供給。しかし、中央で待つ味方にはつながらず。すると18分、ペドロ・ジュニオールのパスを受けた金崎がミドルシュート。ボールは枠を外れたが、鹿島は前線を起点に相手ゴールに迫る。

 35分には甲府の堀米勇輝が前線へパスを出し、受けたウィルソンが早めにシュートを打つ。ボールはわずかに枠を外れたものの、甲府はようやく決定機を作り出した。鹿島ペースで進んだ試合は、両者あと一歩のところでチャンスを活かせず、スコアレスで前半を折り返した。

 後半立ち上がり、両者一進一退の攻防が続く。50分、遠藤康のシュートがはじかれると、こぼれ球を拾ったレオ・シルバがミドルシュート。対する甲府は57分、ウィルソンのクロスに松橋優がヘディングで合わせたが、ボールは惜しくもゴール枠左に外れた。

 すると63分、鹿島がついに均衡を破る。左サイドでボールを持つペドロ・ジュニオールが金崎へパス。金崎がさらにエリア後方へボールを送ると、最後はレオ・シルバが鋭いミドルシュートを放ち、待望の先制点を挙げた。

 追いつきたい甲府は81分、小椋が右サイドからクロスを供給するが、ここは相手守備に阻まれた。その後も甲府は反撃を試みるものの、鹿島の堅い守備が立ちはだかる。

 1点リードの鹿島はペドロ・ジュニオールに代え、永木亮太を投入。すると終了間際、甲府はエリア内でファールをもらい、PKを獲得。これをウィルソンが蹴ったが、シュートはGKクォン・スンテにはね返され、同点ゴールとはならなかった。

 試合はこのままタイムアップ。鹿島がレオ・シルバの先制点を守り切り、今季初勝利を飾った。

 敗れた甲府は次節、10日に浦和レッズと対戦。連勝を狙う鹿島は横浜F・マリノスと対戦する。

【スコア】
ヴァンフォーレ甲府 0-1 鹿島アントラーズ

【得点者】
0-1 63分 レオ・シルバ(鹿島)

https://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20170304/558689.html?cx_cat=page2

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