日刊鹿島アントラーズニュース

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2017年8月20日日曜日

◆ハリル御前で金崎がゴール! 前節黒星の首位・鹿島が危なげなく勝利(サンスポ)


後半、ゴールを決め喜ぶ鹿島・金崎(手前)=カシマ

 明治安田生命J1リーグ第23節が19日に行われ、県立カシマサッカースタジアムでは鹿島アントラーズと清水エスパルスが対戦。試合は、2-0で鹿島が勝利を収めた。

 鹿島は前節、川崎フロンターレに1-3で完敗。首位の座はキープしたが、大岩剛監督が就任してから初の黒星を喫した。連敗を阻止すべく、前節は出番のなかった土居聖真を2トップの一角として起用。MF遠藤康がベンチスタートとなった。また、先発メンバーに名を連ねたDF山本脩斗がJ1通算200試合出場、MF中村充孝がJ1通算100試合出場を達成した。

 清水も前節は黒星。6勝7分け9敗で13位となっている。降格圏内の16位との勝ち点差は6のため、アウェイだが勝ち点を積み重ねたい。フォーメーションは「4-4-2」。187センチの長谷川悠と、前々節に今季初の先発出場を果たして2得点を決めた北川航也が2トップを組む。また、加入後初先発のMF増田誓志は、古巣戦となる。なお、この試合は日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督も視察していた。

後半、ゴールを決める鹿島・金崎(左端)=カシマ

 試合は序盤より、鹿島が主導権を握る。鹿島は17分、MF小笠原満男、FW金崎夢生、MFレアンドロとパスをつなげると、レアンドロがドリブルで敵陣を中央突破。最後は右足でボールをゴールへと流し込み、先制に成功する。さらに37分、鹿島は決定機を迎える。ペナルティエリア手前中央の位置から土居がシュート。これは枠を外れる。清水は何度かカウンター攻撃を仕掛けるも得点に至らず、前半は鹿島の1点リードで終了する。

 後半も鹿島が主導権を握る。60分、土居が敵陣中央で相手に倒されてFKを獲得。DF植田直通のキックは枠を外れる。その直後、清水は一瞬の隙を突き、MFミッチェル・デュークが右足で強烈なシュートを放つも、鹿島守備陣のブロックに遭う。流れを変えたい清水の小林伸二監督は64分、増田を下げてMF村田和哉をピッチに送り出す。

 清水は77分、北川を下げ、サンフレッチェ広島から加入したばかりのMF清水航平を投入。86分には、MF枝村匠馬と交代でFW金子翔太を送り出す。しかし、追加点は鹿島。MF三竿健斗からのパスを受けた金崎が、個人技で打開してゴールを決める。鹿島は、その後も清水に決定機を与えず、2-0で白星を挙げた。(Goal.com)

ハリル御前で金崎がゴール! 前節黒星の首位・鹿島が危なげなく勝利

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