サッカーワールドカップ(W杯)ロシア大会(14日開幕)の代表が31日発表され、県関係では米子北高出身のDF、昌子源(しょうじ・げん)選手(25)=J1鹿島=が選ばれた。県内の関係者からは活躍を期待する声が相次いだ。
神戸市出身。同高時代にFWからセンターバックにコンバートされ、インターハイで準V。リーグでは守備の要として活躍、ベストイレブンは2度受賞。代表には2014年に初選出された。
高校時代、監督として指導した城市徳之・総監督へは発表後、本人から「米子北も背負って頑張ります」と無料通信アプリ「LINE(ライン)」で連絡が入った。「入学当時からは(W杯は)想像できなかった。これまでの努力を胸に頑張ってもらいたい」。日韓W杯(02年)代表で、昌子選手と面識もあるJ3ガイナーレ鳥取の森岡隆三監督は「バランスの取れたDFで、今の代表には必要な選手。リラックスして大会を楽しんで」とエールを送った。【園部仁史】
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W杯代表、米子北高出身・昌子選手が選出 希望の星、沸く母校 ロシアでも鉄壁の守備を/鳥取