W杯ロシア大会に臨む日本代表に選ばれた柴崎岳選手(26)の母校、青森山田高では31日、恩師の黒田剛・サッカー部監督や部員ら30人が発表を見守り、大会での活躍を願った。
柴崎選手は小学校時代に黒田監督に誘われ、地元の青森県野辺地町を離れて青森山田中に入った。高校卒業まで6年間、青森山田サッカーを学び、2011年にJ1鹿島に入団した。
黒田監督は指導した6年間を思い浮かべながら、柴崎選手の名前が呼ばれるのを待った。「絶対選ばれると自信を持って見ていたが、ほっとした。良かった」。Jリーガー、海外挑戦、W杯と活躍の場を広げる教え子の姿に「岳は夢を追い掛け、実現してきた。楽しませてもらって感謝している」と語った。
W杯代表メンバー入りした初の青森県出身選手となる。「チーム内の競争もあるが、岳らしいプレーで世界に通用することを証明した上で青森県民を楽しませてほしい」と期待を込めた。
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<W杯ロシア大会>「岳らしいプレーを」青森山田高の恩師、柴崎にエール