日刊鹿島アントラーズニュース

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2018年11月1日木曜日

◆11日間で4戦…鹿島、過密日程の初戦飾る 小田がプロ初得点(サンスポ)



小田逸稀 Itsuki.Oda

 明治安田J1第31節第1日(31日、鹿島1-0C大阪、カシマ)鹿島がC大阪を1-0で下した。10月24日の水原三星(韓国)とのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)準決勝第2戦から先発9人を入れ替え、後半7分にDF小田逸稀(20)がプロ初得点。公式戦6試合ぶりの勝利を手にした。3日にペルセポリス(イラン)とのACL決勝第1戦に臨む。

 指揮官の大胆な采配が的中した。鹿島が“総力戦”で、公式戦6試合ぶりの白星を手にした。

 「非常に頼もしくみていた。最近は失点も多かったが、ゼロ(失点)は評価できる」

 控え組の若手主体で臨んだ試合を制し、大岩監督が手放しに喜んだ。今季加入したFW山口はリーグ戦初先発。中盤では加入4年目のMF久保田をリーグ初出場させた。後半7分に左CKからDF小田がプロ初得点となるヘディング弾を決め、指揮官の期待に応えた。

 このC大阪戦から敵地でのACL決勝第2戦まで、11日間で4試合を戦う過密日程。加えて10月10日のルヴァン杯準決勝、横浜Mとの第1戦でDF内田が左腿、MF中村が左膝を負傷して離脱した。既存の戦力をやり繰りして乗り切る構えだ。

 普段出番のない若手が奮起し、日本代表DF昌子も「この勝利は大きい。(ACLに)勢いがついた」。悲願のアジア制覇へ、2日後の大一番もチーム一丸となって勝ち抜く。 (一色伸裕)

プロ初得点が決勝弾となった鹿島DF小田
「若いメンバーでも勝てるのを証明できた。ヘディングが得意なので、狙い通りだった」




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