日刊鹿島アントラーズニュース

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2021年1月7日木曜日

◆鹿島内定昌平・小川、小兵も技術売り大島僚太タイプ(ニッカン)






<全国高校サッカー選手権:山梨学院1-0昌平>◇準々決勝◇5日◇フクアリ

昌平(埼玉)には2人の鹿島アントラーズ内定者がいる。主将のMF須藤直輝と、MF小川優介(いずれも3年)。鹿島に同じ高校から複数の選手が加入するのは、13年の大津(熊本)DF植田直通(セルクル・ブリュージュ)、FW豊川雄太(セレッソ大阪)以来、8年ぶりだ。

須藤は1年時から背番号10を任されており、複数クラブが獲得に動いていた。鹿島の椎本邦一スカウトも「プレーにいい意味で遊び心を感じた」とかねて関心を寄せていたが、一方の小川はその頃“知る人ぞ知る”存在。「試合を見た人が『一番うまい』と口をそろえる実力の持ち主」(藤島監督)だったが、プロ注目という選手ではなかった。

そんな小川の運命が動いたのは、2年生だった19年のクリスマス。昌平は鹿嶋市内でプリンスリーグ関東の参入戦に臨み、千葉U-18に勝利して昇格を決めた。地元開催とあり視察した椎本スカウトは、初めて見る小川のプレーに「技術がしっかりしている。体は小さいけどボールを取られないし、時間を作れるし、パスを散らしてゲームを作れる。そこにボールが集まっていた」とほれ込んだ。

166センチの小柄なボランチで、Jリーガーで例えると川崎フロンターレMF大島僚太(27)のような、技術が売りのタイプ。大学での成長を見守る手もあったが、新型コロナの第1波が落ち着き試合が再開された頃、久しぶりに小川を見た同氏は「サッカーセンスがいい。見れば見るほどおもしろい」と確信し、獲得を決意した。

鹿島には代々、高卒選手が育つ土壌がある。引退した内田篤人氏をはじめ、数多くの選手を日本代表に送り込んできた名門で、小川はプロサッカー選手としてスタートを切る。




◆鹿島内定昌平・小川、小兵も技術売り大島僚太タイプ(ニッカン)





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