日刊鹿島アントラーズニュース

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2017年8月12日土曜日

◆柴崎岳が代表復帰も 大枠リスト55人中の上位に(ニッカン)




 日本協会が、今季からスペイン1部ヘタフェでプレーするMF柴崎岳(25)の約1年10カ月ぶり日本代表招集を検討していることが11日、分かった。6大会連続のW杯出場がかかるロシア大会アジア最終予選オーストラリア戦(31日、埼玉)とサウジアラビア戦(9月5日、ジッダ)に向けた大枠リストに入っており、バヒド・ハリルホジッチ監督(65)も、かつての常連の情報収集を本格化した。

 今夏からスペイン1部に挑む柴崎に、ハリルホジッチ監督がまた目をつけた。指揮官が再来日した5日に「55人」と明かした大枠リスト。関係者によると、その上位に柴崎の名前が浮上しており、ヘタフェのプレシーズンマッチの映像が急ピッチで集められている。

 招集されれば、公式戦では鹿島アントラーズ時代の15年10月のイラン遠征以来。ここに来て再検討が始まったのは、ケルン大迫が負傷したFWだけでなく、中盤の海外組にも不安があるからだ。守備的なフランクフルト長谷部は右膝手術明け。7月14日に実戦復帰したものの、最終予選を万全の状態で迎えられるか分からない。攻撃的なドルトムント香川も左肩脱臼からの完全合流を目指している段階。その中でインサイドハーフ(攻撃的MF)もダブルボランチもトップ下もこなす柴崎への期待が相対的に高まった。

柴崎岳が代表復帰も 大枠リスト55人中の上位に


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