日刊鹿島アントラーズニュース

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2018年5月5日土曜日

◆いよいよ古巣の地へ、浦和・オリヴェイラ監督が語る鹿島に勝つポイントとは?(GOAL)




浦和レッズのオズワルド・オリヴェイラ監督が、5日に控える鹿島アントラーズ戦に向けて前日会見に臨んだ。

浦和レッズは4日、翌日に行われる明治安田生命J1リーグ第13節の鹿島アントラーズ戦に向けて、オズワルド・オリヴェイラ監督が前日会見に臨んだ。

かつて2007年から5シーズン率いた鹿島との戦いを控えるオリヴェイラ監督。「たくさんの思い出がもちろんあります。鹿島で本当にいい時期を過ごしました。鹿島市の人々、クラブ、選手、スタッフ全員で本当にすばらしい5年間を過ごすことができた」と鹿島への思いを語りつつ、現在の心境について以下のように語った。

「ただ、時間が経過しまして、私は別の場所にいて、今は浦和レッズの指揮を執っています。浦和が成功するために私はベストを尽くしたいと思っています。鹿島で作り上げた歴史、そしてお互いのリスペクトは残っていくと思いますが、相手が鹿島であっても何かが私のやることに変わりはありません。もちろん、20チーム以上指揮を執って、その中でも鹿島は特別な存在だったと言えるかもしれませんが、今私は浦和の人間です」

鹿島は現在4勝3分5敗で、浦和よりも順位が2つ下の13位につける。それでも指揮官は「私が去ってから鹿島は監督も替わり、選手も入れ替わっています。もちろん、当時から在籍した曽ヶ端(準)や遠藤(康)、(土居)聖真、西(大伍)、あるいは昌子(源)、小笠原(満男)たちがいたりしますけど、新しい選手と元々いた選手がミックスされたチームだと思いますし、私がクラブを去った後も歴史を残しています。例えばFIFAクラブワールドカップで2位という成績も残していますね」と鹿島の実績を称えた。さらに「(金崎)夢生や鈴木(優磨)のように、前線で点を取ることができる質を持った選手もいる」と口にし、前節ゴールを決めた2トップを警戒した。

未だ破られていない2007年から成し遂げた3連覇。その時から変わらないサッカーを続ける常勝軍団相手に打ち勝つ方法はあるのか?前人未到の偉業を達成した名将は、勝利への道筋を「しっかり真剣にプレーをして、いい守備をするところからのいいパフォーマンスが必要」と語り、「相手のストロングポイントを消すことも必要。そして、弱点があればそこを突くということ」を挙げた。

前節は川崎フロンターレにアウェイで完封勝ち。就任3戦目にして、初勝利を手にした。日を増すごとに選手も口々にオリヴェイラ監督への信頼感を語っており、チーム内の士気は徐々に上がり始めている。

「(選手との距離感は)もちろん近づいています。私は常にオープンで、選手たちと直接話がしたいと思っています。もちろんんミスがあればそこはしっかり叱りますが、いいプレーがあれば称えます。フランクで正直な関係があれば、それが成功に繋がると思います。そこにはポジション、年齢、国籍、あるいは築いてきたキャリアなど関係なく、みんなと同じように接することで、私のチームに対する忠誠心を感じることができると思いますし、その忠誠心が返ってくると思っています」

川崎F戦では、愛弟子の興梠慎三が2ゴールをマーク。ディフェンディング・チャンピオンを倒した勢いそのままに、ライバル鹿島を叩いてさらに浮上できるか。注目の一戦は5日の17時に県立カシマサッカースタジアムでキックオフを迎える。


いよいよ古巣の地へ、浦和・オリヴェイラ監督が語る鹿島に勝つポイントとは?

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