日刊鹿島アントラーズニュース

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2018年6月23日土曜日

◆大迫“半端ない弾”、サネ相手に再現目指す!「まだまだ満足していない」/W杯(サンスポ)



大迫勇也 ロシアW杯

 サッカー・日本代表合宿(21日、ロシア・カザン)24日のセネガルとの第2戦に向けて練習した。第1戦でコロンビアを下す決勝ヘッドを放ったFW大迫勇也(28)=ブレーメン=は、昨季ブンデスリーガでセネガルDFから奪った“半端ない”ゴールの再現を目指す。一方、セネガルは第1戦でポーランドを下す決勝ゴールを決めたFWムバイ・ニャン(23)が好調。“問題児FW”が日本を脅かす。




 「半端ない」連発のイメージは、体に染みついている。サランスクの奇跡の立役者となったFW大迫は、次なる決戦の地・エカテリンブルクへ目を向ける。

 「まだまだ満足していない。続けてやるだけ」

 コロンビア戦の翌20日を室内調整と半日休みでリフレッシュ。一躍時の人になったストライカーはこの日、雲が覆ったカザンでリラックスした表情を浮かべ、トレーニングを再開した。先発組はランニングなど軽めのメニューで次戦に備えた。

 第1戦は後半にCKからヘディングで決勝点をたたき込んだが、セネガルは一筋縄にはいかない。センターバックは1メートル96のDFサネと1メートル95のDFクリバリの長身2人が予想され、競り合いで勝つのは至難の業。そこで参考になるのが、自ら決めた一発だ。

 昨季まで所属したケルンで出場した2月17日のハノーバー戦。セットプレーからほうり込まれたボールを相手DFサネが頭に当てると、大迫がこぼれ球にいち早く反応。トラップして左足で蹴り込んだ。フィジカルで圧倒的なアドバンテージを持つアフリカ勢には、空中戦後のこぼれに対する嗅覚が鍵を握る。

 半端ないゴールは、半端ない結果も呼び込む。日本代表で大迫が得点した試合は、6戦4勝2分けと負けなし。W杯で連発を果たせば、2002年日韓大会のMF稲本(現J1札幌)以来2人目の快挙となる。セネガルに勝てば日本史上初めて第2戦で1次リーグ突破が決まる可能性もあり、新たな歴史を刻む一発となる。

 「サッカーは結果を出すことがすべて」

 下馬評を覆して世界を驚かせたコロンビア戦が、真の実力だったことを次戦で見せつける。 (大石豊佳)




大迫“半端ない弾”、サネ相手に再現目指す!「まだまだ満足していない」/W杯


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