日刊鹿島アントラーズニュース

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2022年3月5日土曜日

◆【鹿島vs柏プレビュー】ホーム戦初勝利で嫌な流れを断ちたい鹿島…柏は2011年以来の開幕3連勝を飾れるか(サッカーキング)






■鹿島アントラーズ





【プラス材料】
 前節の川崎フロンターレ戦、JリーグYBCルヴァンカップのセレッソ大阪戦の後半は相手を押し込むことに成功した。無得点で連敗を喫したが、C大阪戦の後半の猛攻を見ていると、ゴールを取る確率が下がっているわけではないことがよく分かる。

 MF中村亮太朗とMF樋口雄太の新戦力がチームにフィットし、起用の目処が立った。また、FW上田綺世とFW鈴木優磨は力量上位のプレーを示している。

 ホームで今季初勝利を収めるべく、モチベーションも高い。開花宣言がいつやってきてもおかしくない。

【マイナス材料】
 連敗した直近の2試合を大きく見れば同じ図式。序盤に失点し、後半は自分たちの時間帯を作るが、得点を決めることができずに試合終了のホイッスルを聞く。

 その理由はディフェンスラインの不安定さか。DF関川郁万は川崎F戦の失点に直結するミスで沈み、隣にいたDFキム・ミンテもミスを恐れ、今は自信を失った状態でプレーしている。MF三竿健斗はセンターバックの経験値が浅く、多くのことはまだ求められない。カギは立ち上がり。相手に積極的に立ち向かえるかにかかっている。


文:totoONE編集部

■柏レイソル

【プラス材料】
 開幕2連勝。この好調の要因はネルシーニョ監督も高評価を与える守備の安定にある。

 FW細谷真大とFWドウグラスが前線からプレッシャーをかけ、前で奪えない場合は陣形を整えて守備ブロックを形成するというメリハリが効いている。そして、ボールを奪った後は縦に速い攻撃で相手の背後のスペースを突いていく。

 前節の横浜F・マリノス戦では細谷とドウグラスに今季初得点が生まれ、主力選手にまで急成長を遂げた若いMF山田雄士もMFマテウス・サヴィオとともに見事な働きを見せている。

【マイナス材料】
 懸念はアクシデント続きによりケガ人が相次いだことだ。

 横浜FM戦ではウォーミングアップ中にDF大南拓磨が負傷し、試合開始早々にもMF中村慶太が負傷交代となった。さらに終盤にはMF椎橋慧也とM・サヴィオが足を痛めるなど、開幕2連勝を挙げたとはいえ、次の試合に向けて不安が残った。

 横浜FM戦序盤の負傷者に関してはDF川口尚紀とMF戸嶋祥郎が彼らの穴を補って余りある活躍を見せたものの、もしM・サヴィオと椎橋まで負傷欠場となると、さすがにチーム力低下は否めないだろう。

文:鈴木潤




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