日刊鹿島アントラーズニュース

Ads by Google

2020年8月9日日曜日

◆1G1Aの鹿島MF和泉竜司、加入後初ゴールに安堵も「鹿島はここにいちゃいけない」(ゲキサカ)






儲けのワル知恵最強バイブル(2020-2021) (晋遊舎ムック MONOQLO...


[8.8 J1第9節 鹿島2-0鳥栖 カシマ]

 鹿島アントラーズは8日のJ1第9節・サガン鳥栖戦で2-0の勝利。今季加入のMF和泉竜司が鹿島での初ゴールを挙げた。

 ベンチスタートの和泉は後半14分から途中出場。前半を0-0で折り返した鹿島は3枚の交代カードを切り、和泉、MF三竿健斗、MF荒木遼太郎を投入した。さらに同22分にはFW染野唯月もピッチに向かう。攻めの意識で得点を狙った。

 和泉は投入直前の心境について「得点に絡むっていう部分では、自分も含めてそういう気持ちでした」と語る。「僕と(荒木遼)太郎は両サイドだったので、サイドで仕掛けたり、前にランニングして、みんなの分までゴールに向かう部分は見せようっていう意識はありました」。そして後半24分、実際に試合は大きく動く。

 鹿島の左CKはPA外に流れるが、DF小泉慶が拾って右足でPA内に浮き球パスを送る。ファーサイドの染野が頭で折り返すと、和泉は「ヘディングっていう選択肢もあったんですけど」と最適解を探しつつ、胸トラップでボールを落とし、左足で先制ゴールを叩き込んだ。

 鹿島加入後の初ゴールとなった和泉は、さらに途中出場の荒木、染野とともに追加点を狙う。

 後半35分、荒木が右サイドから中央に切り込んでPA右にパス。反応した染野は深い位置まで持ち込んで、意表を突くヒールキック。PA右でボールを受けた和泉は「最初は打とうかなって考えていたんですけど、エヴェに出したほうがより確率にしたら高い」と判断し、ゴール前にパスを出す。最後はFWエヴェラウドが冷静に流し込み、値千金の追加点となった。

 途中出場の和泉は、1ゴール1アシストでチームの勝利に大きく貢献。「鹿島に来て初ゴールですし、ホッとしている部分もある」と安堵の表情を浮かべた。しかしチームの現在地を自覚し、「まだまだここからが勝負」と気を引き締めている。

 鹿島は今季初の連勝も、3勝5敗1分で順位は12位から変動なし。和泉は「ここにいちゃいけないチーム」と強調しながら、「当然得点もそうですし、それ以外の部分でも、スタートから出ようが、途中から出ようが、全員がチームの勝利のためにやり続けることが大事」と強い気持ちを見せる。「個人的には満足はしていないですし、ここから先が大事かなと思っています」と序盤低迷からの挽回を誓った。


◆1G1Aの鹿島MF和泉竜司、加入後初ゴールに安堵も「鹿島はここにいちゃいけない」(ゲキサカ)





Ads by Google

日刊鹿島

過去の記事