日刊鹿島アントラーズニュース

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2017年12月2日土曜日

◆鹿島、有終の美を J1優勝争い、2日決着(茨城新聞)


磐田戦、勝利で自力V

J1は11月29日の第33節最終日で2位川崎が浦和に1-0で勝利し、勝ち点を69に伸ばした。優勝の可能性があるのは同71で首位の鹿島と川崎の2チームで、2日の最終節で決着する。鹿島は敵地で磐田、川崎はホームでJ2への降格が決まっている大宮と対戦する。キックオフはともに午後2時。

鹿島は第32節第1日の浦和戦で勝ち、優勝に王手をかけたが、第33節第1日の柏戦は引き分けで足踏み。2節とも川崎の試合が同日開催ではなく、「試合なし優勝」の可能性が2度あったが、いずれも川崎が勝ったため、優勝は持ち越された。鹿島は最終節で勝てば自力で優勝が決まる。

1シーズン制で行われたJ1で、最終節まで優勝争いがもつれたのは過去9回。鹿島はそのうち7回に絡み、優勝4回、逃したのは3回ある。

直近の2014年は鳥栖に0-1で敗れ、3位からの逆転優勝はならなかった。ただ今季と同様に首位だった3回は、全て逃げ切っている。

鹿島は30日、磐田戦を見据えた紅白戦を実施。前日に優勝が決まらなかった影響はなく、選手らは気迫あふれるプレーを見せた。29日に日本代表に初選出された山本は「最終節で勝って優勝するだけ。代表では自分の特長を出したい」と意気込んだ。 (藤崎徹)

○ 鹿島、過去の最終節での優勝争い ○
・年 最終順位 試合結果 相手
1996 優勝A●0-5 V川崎 敗戦も2位横浜Fが敗れ優勝
2005 3位H○4-0  柏 優勝のG大阪に勝ち点1届かず
・07 優勝H○3-0 清水 浦和が負け逆転優勝を果たす
・08 優勝A○1-0 札幌 自力で優勝決める
・09 優勝A○1-0 浦和 自力で優勝決める
・13 5位H●0-2 広島 ホームで広島の優勝を許す
・14 3位H●0-1 鳥栖 優勝のG大阪に勝ち点3届かず
※1シーズン制に限る。Hはホーム、Aはアウェー
96年は30試合制、そのほかは34試合制

紅白戦で競り合う金崎(右)と安部。後ろは山本=クラブハウスグラウンド


鹿島、有終の美を J1優勝争い、2日決着

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