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鹿島アントラーズは8日、柳沢敦コーチから辞任の申し出があり、正式受理したことを発表した。
鹿島は5日、柳沢コーチが規律違反をしたとして、期間未定の自宅謹慎処分を科したと発表。処分理由については「2018年4月6日、J1第6節湘南ベルマーレ戦の前日、遠征先のホテルにてチームに無断で第三者と会っていたため。一部週刊誌報道を受けて本人へ事情聴取を行い、規律違反を認めたため、処分を下した」と伝えていた。
そして7日、柳沢コーチから辞任の申し出があり、正式受理したと発表。同コーチは「今回の規律違反は、コーチの立場として許される行為ではありません。クラブに関わる様々な方々へご迷惑をお掛けし、誠に申し訳ございません。チームを離れることになりますが、今後も鹿島アントラーズの勝利を心から祈っています」とコメントしている。
また代表取締役社長の庄野洋氏も「この度、クラブとしてトップチームに関わる規律違反が発生したことを、重く受け止めております。今後、同様の事案が発生しないよう、再発防止の徹底に努めてまいります。サポーターの皆さまをはじめ、クラブに関係する多くの方々にご迷惑お掛けしましたことを、深くお詫び申し上げます」とのコメントを発表している。
柳沢コーチは選手時代、1996年から鹿島に所属。サンプドリアやメッシーナでのプレーも経験し、2006年に鹿島へ復帰した。2008年からは京都サンガF.C.やベガルタ仙台でプレーし、2014年限りで現役を引退。翌2015年から鹿島のコーチを務めていた。
規律違反で処分の鹿島・柳沢コーチが辞任「許される行為ではありません」