日刊鹿島アントラーズニュース

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2016年6月26日日曜日

◆鹿島が第1S制覇!! 山本&土居弾で6連勝フィニッシュ(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?192555-192555-fl



[6.25 J1第1ステージ第17節 鹿島 2-0 福岡 カシマ]

 J1は25日、第1ステージ第17節を開催し、県立カシマサッカースタジアムでは勝利すれば自力で第1ステージ優勝が決まる首位の鹿島アントラーズとアビスパ福岡が対戦。前半に2点のリードを奪った鹿島が、そのまま逃げ切って2-0の完封勝利を収めて第1ステージ制覇を果たした。

 5連勝中の鹿島は第16節神戸戦(○2-1)から出場停止のDF昌子源とFWカイオに代わり、MF杉本太郎とDFブエノを先発起用。一方の福岡は第16節川崎F戦(△2-2)から同じく出場停止のDF亀川諒史に代わり、DF古部健太がスターティングメンバーに名を連ねた。

 序盤にシュートチャンスを作り出したのはアウェーの福岡だった。しかし、前半6分に右サイドを突破したMF金森健志のクロスからFWウェリントンが狙ったボレーシュートは枠を捉え切れず、同9分にはMF末吉隼也の蹴り出したCKをDF古部健太がヘディングで合わせるもボールはゴール左に外れた。

 徐々に鹿島が主導権を握り始めると、前半16分には左サイドから切れ込んだDF山本脩斗がゴールを脅かしたものの、好反応を見せたGKイ・ボムヨンにストップされてしまう。さらに同20分にはMF遠藤康のスルーパスから抜け出したFW土居聖真が右足シュートで狙うが、またもやイ・ボムヨンに阻まれてネットを揺らすには至らない。

 しかし前半27分、攻勢を強める鹿島が先制点を奪取する。MF柴崎岳が蹴り出したCKを山本が豪快なヘディングシュートで叩き込み、スコアを1-0とした。さらに同37分には右サイドを突破して中央に切れ込んだFW金崎夢生のラストパスを土居が冷静に蹴り込み、リードを2点差に広げた。

 2-0と鹿島がリードしたまま後半を迎えると、ともに相手の粘り強い守備に遭ってなかなかシュートまで持ち込めない時間帯が続く。福岡は後半20分にMFダニルソンが直接FKを狙ったがGK曽ヶ端準の守備範囲に飛び、同21分には鹿島が好機を迎えるが、遠藤のパスをPA内で受けたMF杉本太郎のシュートはDFにブロックされてしまった。

 2点のビハインドを背負う福岡は後半22分にFW坂田大輔とFW平井将生を同時投入して状況を打開しようと試みる。さらに同32分には最後のカードとなるMF為田大貴をピッチへと送り込む。一方の鹿島は後半アディショナルタイムに今月末で契約満了となるFWジネイ、鳥栖への完全移籍が発表されたDF青木剛を投入。最後まで福岡に得点を許さなかった鹿島が2-0で勝利して第1ステージ優勝を決めた。

(取材・文 折戸岳彦)

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