日刊鹿島アントラーズニュース

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2018年8月12日日曜日

◆イニエスタとの1対1をファウルで止めた磐田MF宮崎、負傷交代だった(ゲキサカ)



宮崎智彦 Tomohiko.Miyazaki


[8.11 J1第21節 神戸2-1磐田 ノエスタ]

 緊張感のあるマッチアップだった。前半38分、初ゴールで活きづくMFアンドレス・イニエスタが、左サイドのタッチライン際をFW郷家友太とのワンツーで抜け出す。ドリブルを仕掛けると、ジュビロ磐田のMF宮崎智彦と1対1になった。

 イニエスタは細かなフェイントを入れながら前進。宮崎は後退を余儀なくされながらも、しっかりとコースを消す。その結果、交錯。宮崎のファウルという判定がされた。

「(イニエスタは)ボールタッチの数が多かった。その中で変幻自在にプレーしてきた。(ファウルで止めた場面は)普通だったら体を入れられて止められるシーンだったと思うけど、そこらへんも世界でやってきた選手ですし、世界トッププレーヤー。あれをファウルに出来たのは僕からしたら凄いことだなと思います」

 4-1-2-3のミラーゲーム。中盤の底でプレーした宮崎は、十分に対策をしてタレント軍団に対峙していた。しかし世界を思い知らされた。「イニエスタ選手が受ける前のところで上手く潰せたらなと思っていたけど、一枚上手だった。自分の力不足を感じた。反省して練習からやっていきたい」。

 宮崎は前半で交代となった。イニエスタのドリブルを止めた際に、膝が右脇腹に入ってしまったための負傷交代だったという。磐田に戻った後、病院で検査することになると明かした宮崎だが、「怪我もありましたけど、戦術的にもあった。チームとしては良い流れできていてたので、勢いを大事にしたかった。結果が残せなかったことが非常に残念」とうつむいた。

(取材・文 児玉幸洋)




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