日刊鹿島アントラーズニュース

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2018年6月30日土曜日

◆第2戦に比べ柴崎のバックパス3倍以上増加(サンスポ)



柴崎岳 オープンスタジアム2016 でし


 ロシアワールドカップ1次リーグH組(28日、日本0-1ポーランド、ボルゴグラード)日本は、大量失点のリスクを避けた。特に0-1ながら1次リーグ突破が見えてきた終盤は、パスを回して時間を稼いだ。2-2と派手な打ち合いを演じた第2戦のセネガル戦とのデータ比較がその戦いぶりを浮き彫りにした。

 ポーランド戦の日本の総走行距離は約102キロで、セネガル戦は約105キロ。相手ボールの局面でもともに約40キロと差はない。ただボール保持時を比べるとポーランド戦はセネガル戦より約7キロ少なく、攻撃に力を注がなかった事実が浮かぶ。

 DFと守備的MFがポーランド戦で出したパス数は409、受けた数は341で、それぞれ総数の73%、71%。セネガル戦より比率が高く、守備陣同士で頻繁にパス交換したことが分かる。

 守備的MF柴崎のパスデータも興味深い。セネガル戦では前方に17本のパスを出す一方、後方へは6本と攻撃を意識して配球していた。ところがポーランド戦では前へ18本、後ろに21本と逆転。センターバックの吉田、槙野にそれぞれ最多のパス14本を出した。攻撃のスイッチを入れる司令塔も、ボールを失わないことを重視してプレーした証左と言える。




第2戦に比べ柴崎のバックパス3倍以上増加







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