日刊鹿島アントラーズニュース

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2021年5月28日金曜日

◆G大阪、大岩剛氏が新監督就任へ…鹿島でACL制覇の手腕に期待、チーム再建託す(報知)






 G大阪が、次期監督候補を元鹿島監督の大岩剛氏(48)に一本化したことが27日、分かった。クラブは今月14日、成績不振により宮本恒靖監督(44)を解任。松波正信強化アカデミー部長(46)が暫定監督を務める間に、複数の候補を慎重に調査していたが、大岩氏の招へいを決断した。すでに交渉は進んでおり、合意すれば近日中にも正式発表となる見込みだ。

 大岩氏は17年途中、鹿島でコーチから監督に昇格。何よりも勝利にこだわる鹿島伝統のスタイルで、18年にはアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)優勝を果たした。G大阪は、鹿島をはじめ数々のクラブで現役時代からタイトルをつかんできた大岩氏の持つ勝者のメンタリティーを評価しており、今季はJ1残留が現実的な目標となっているチームの再建を託す構えだ。

 大岩氏は現在、日本サッカー協会の指導者インストラクターを務めている。U―18日本代表の合宿ではスポットで監督も務めたが、正式就任はしておらず、招へいに障害はないとみられる。徳島戦で8試合ぶりの勝利を挙げたが、いまだ18位と降格圏に沈むG大阪が、大岩新監督の下で巻き返しを狙う。

 ◆大岩 剛(おおいわ・ごう)1972年6月23日、静岡県生まれ。48歳。清水商から筑波大を経て、95年に名古屋入り。左サイドバックから当時のベンゲル監督にセンターバックにコンバートされて才能が開花。その後は磐田、鹿島と渡り歩いた。10年度限りで引退し、11年から鹿島でコーチ、17年途中に監督昇格。18年はACLで優勝し、同年にAFC年間最優秀監督。19年限りで退任。180センチ、75キロ。




◆G大阪、大岩剛氏が新監督就任へ…鹿島でACL制覇の手腕に期待、チーム再建託す(報知)


◆連戦連勝で順位を上げる鹿島アントラーズ その秘密はボランチの質か(the WORLD)






6位に浮上した鹿島


前節のサガン鳥栖戦で4月の柏レイソル戦から続いていた8戦負けなしが途切れてしまった鹿島アントラーズ。それでも、26日に行われたセレッソ大阪戦では後半に荒木遼太郎が決勝点を挙げ、良い流れを引き戻した。

序盤の連敗が嘘のように連勝へと切り替わっているアントラーズ。強さの秘訣として、中盤で圧倒的な存在感を放っているレオ・シルバの影響が大きいと言える。

今季は開幕の清水エスパルス戦を除いて全試合に出場しているシルバ。白星を挙げたセレッソ戦でもディエゴ・ピトゥカとコンビを組んでボランチでの出場となった。

そんなシルバの強みはすべてのパラメータが高水準であるところか。豊富なスタミナの持ち主であるシルバは組み立ての際に各方面に顔を出し、受け手出し手の両方の役割をこなしている。また、守備では体の入れ方がうまくファウルを取られずに簡単にボール奪取をしていた。中盤であればどのプレイにも関与して自チームに貢献しており、まさに中盤の支配者と言える。

特にこの試合で組んだピトゥカとの相性が良い印象だ。守備的なシルバに対し、積極的に前線にトライするピトゥカはバランスが取れている。加えて守備面でも強さを見せており、アントラーズのボランチではこの二人がファーストチョイスなのではないだろうか。

次節は首位川崎フロンターレとの一戦を控えており、シルバ、ピトゥカの両名がどこまで通用するか楽しみな試合である。


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◆【超テクJ動画】鹿島MF荒木遼太郎が魅せた「センスの塊ゴール」でC大阪撃破!(サッカー批評)






■5月26日/J1第16節 鹿島アントラーズ1―0セレッソ大阪(カシマ)

 鹿島アントラーズがカシマスタジアムにセレッソ大阪を迎えた一戦は、重要な意味を持っていた。

 前節のサガン鳥栖戦で相馬アントラーズはリーグ初黒星を献上。それまで5勝1分と6戦無敗を維持していた流れを再び手繰り寄せるうえで、桜色から白星を奪う必要があった。

 その試合に相馬直樹監督は、中3日の試合ながら11人中8人が同じ先発メンバーを組んだ。替わったのは右サイドバックと中盤2人のみで、チームの蓄積を狙った指揮官の意図が見え隠れした。FW登録で先発した荒木遼太郎と土居聖真は2試合連続先発。鹿島伝統の背番号「8」と「13」を背負う2人は、指揮官の起用に応えた。

 そして、その瞬間は、試合がスコアレスのまま進んだ72分に訪れた。

 白いユニフォームが自陣の低い位置でゆっくりボールを回す。それに、土井と松村優太が激しくプレスをかける。セレッソのセンターバックを務めるダンクレーと瀬古歩夢は対人に強いだけに、容易に崩すことはできないが、このプレッシャーがその綻びを生んだ。左サイドバックに入った新井直人が出したボールが、ボランチの藤田直之とDFダンクレーのどちらなのか中途半端な位置にボールを戻してしまう。その中間にポジショニングしていたのが土居。絶好の位置でボールを回収する。


■ダブルタッチでパスを通す


 ペナルティエリアの目の前でボールを奪った土居だが、ダンクレーと藤田が素早く寄せて前への突破を阻む。さらに、原川力も斜め後ろにポジションを取って、後ろに戻すコースも切られる。せっかくのチャンスも生かせないかのように見えたが、土井は背中に「8」を背負う男だ。

 素早いダブルタッチで、原川とダンクレーの間を通すような形で左斜め前にパスを出す。そこに走りこんだのは、荒木。ボールを受け取ると、前方に複数人が構え、さらに後方から勢いよくセレッソの選手が戻ってきたのも苦とせず、右足でゴールにボールを流し込んだのだ。そのシュートを撃つ際のステップとコースは荒木のサッカーセンスを感じさせる高難度のもの。鹿島は見事に先制点を奪ったのだ。

「キツい時間帯だったので決めてくれて良かった」

 試合後の荒木は、味方選手からこう言われたことを明かした。直前の激しいプレッシャーを見せた鹿島イレブンだったが、連戦続きで疲労がたまっていたのだ。ただ、土居と荒木の信頼と関係性がこのゴールを生んだことを考えれば、同じメンバーでやることのメリットも確かにある。

 これで荒木のリーグ戦ゴール数は「6」となり、チームのトップスコアラーに立った。上田綺世の5得点、土居と町田浩樹の4得点を上回る数字である。荒木は3月13日までに4得点を奪っていたが、5月15日の横浜Fマリノス戦まで2か月間もリーグ戦のゴールがなかった。これでホーム2戦連発ということになる。


■シュート練習で想定していたもの


「(ゴールが)入っていない時期からシュート練習というのはするようには心がけていました。ただの練習だけじゃ試合でシュートは入らないと思っていて、試合を想定することによってゴールが生まれてくると思っているので、常に試合を想定しながらシュートするようにしていました」

 試合後にこう話した若武者は、「13」を背負うセンスを持ちながらも努力も欠かさない。前節の敗戦の悪い流れを断ち切った鹿島は、次節は王者・川崎フロンターレとの試合に挑む。

「今日のような試合が続いていけばいい」

 得点量産を予感させる19歳が、等々力で大暴れしてみせる!





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◆【J1採点&寸評】鹿島1-0C大阪|荒木がチーム最多の6点目で勝利に導く。奥埜のハードワークも好印象(サッカーダイジェスト)






鹿島――90分間、気持ちを込めて戦い続けた


[J1第16節]鹿島1-0C大阪/5月26日/県立カシマサッカースタジアム

【チーム採点・寸評】
鹿島 6.5
途切れることのないハイプレスによって相手のミスを誘い、価値ある1点につなげた。相馬体制となって初の黒星を喫した前節。連敗を阻むべく、90分間、気持ちを込めて戦い続けた。

【鹿島|採点・寸評】
GK
31 沖 悠哉 6
ボールを握って前がかりになるぶん、ハイラインの背後のスペースが狙われやすいが、集中力と注意力を持って警戒にあたった。攻撃の第一歩というべき好フィードも見せた。

DF
32 常本佳吾 6
67分、ゴール前に走り込むFW土居に技ありクロスを供給。得点には至らなかったものの、キックに細工を施し、相手守備陣を慌てさせた。

DF
39 犬飼智也 6
細かいミスが散見されたが、要所を締め、クリーンシートに貢献。背後を取られそうなスルーパスも“もう一歩”を伸ばし、見事にカットした。

DF
28 町田浩樹 6
トラップが大きくなったところをかっさらわれ、後ろから追いかける状況になったが、最後の最後に体勢を崩しながらも頭でラインの外にかきだした。自分のミスは自分の責任で帳消しに。

DF
14 永戸勝也 6.5
サイドを駆け上がり、クロスを送るだけではなく、ゴール前の小泉に縦パスを合わせ、好機を演出。20メートルあまりのFKを直接狙うシーンもあった。プレーに活力が感じられる。

MF
4 レオ・シルバ 6(73分OUT)
ゲームキャプテンを仰せつかり、立ち上がりからエンジン全開。オープン気味になった後半はやや疲れが見え隠れし、三竿にあとを託した。

MF
21 ディエゴ・ピトゥカ 6
らしからぬパスミスが少なくなかったが、動きの量が増えてきて、トップフォームに戻りつつある印象だ。シャペウ(相手の頭上を越すようなボール扱い)を見せるなど、余裕も出てきた。


鹿島――小泉は終了間際の好機を決めていたら…


MF
37 小泉 慶 6.5
再三のボール奪取で見るものを魅了するトップ下。終了間際の好機を決めていたら文句なしのMOMだ。「あれは決めないと。トラップ(の段階)で、気持ちよくなってしまった」と頭をかいた。

MF
41 白崎凌兵 5.5(60分OUT)
守備ブロックを切り崩すべく、タイミングをずらしたアーリークロスやボックスの外から積極的に狙いにいった。ただ、今ひとつ精度を欠き、冷や水を浴びせるところまでいかず。

MAN OF THE MATCH
MF
13 荒木遼太郎 6.5(73分OUT)
交代直前にチームを勝利に導く大仕事をやってのけた。トラップ後、ボールを右足側に持ち替えたとき、ちょっと詰まったような体勢になったが、ゴール右隅に素早く蹴り込んだ。値千金の一発はチーム最多となる今季リーグ6点目だ。

FW
8 土居聖真 6(90+1分OUT)
プレーの特長を存分に発揮できるような攻撃スペースをなかなか見つけられなかった。我慢の時間が続いていたが、相手のミスに付け込み、ダブルタッチから決勝点をアシスト。

途中出場
MF
27 松村優太 5.5(60分IN)
こう着状態を打破するために最初の交代カードとしてピッチに送り出されたが、良い形でボールを受けることができず、消化不良。

MF
20 三竿健斗 6(73分IN)
試合終了間際、右サイドをドリブルで持ち上がり、前方への2つの選択肢のうち、遠いほうを選んだ。懸命に伸ばす相手の足に当たり、あわやオウンゴールというシーンを作った。

FW
18 上田綺世 6(73分IN)
GKからのロングフィードをジャンプ一番、胸で止め、右タッチライン際からカットイン。左足シュートはゴールの枠外だったものの、一連のプレーで会場を沸かせた。

MF
17 アルトゥール・カイキ ―(90+1分IN)
大きな期待を寄せられる今季の新助っ人。ルヴァンカップでの出場実績はすでにあるものの、この試合がJリーグ初出場と、本領発揮までもう少し時間がかかりそうだ。

監督
相馬直樹 6.5
0-0で終わった前半を振り返り、「スコアを動かすために一歩でも前に出よう」と、選手たちの背中を押した。敗戦からのリスタートと位置づけた大事な一戦に勝ち切り、安堵の表情を浮かべた。


C大阪――自陣でのミスが致命傷に


【チーム採点・寸評】
C大阪 5.5
第10節に勝って以降、白星に恵まれていないこともあって“まずは守備”から入ったが、自陣でのミスが致命傷になってしまった。一刻も早く、負の連鎖を止めたい。





◆【J1採点&寸評】鹿島1-0C大阪|荒木がチーム最多の6点目で勝利に導く。奥埜のハードワークも好印象(サッカーダイジェスト)





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