日刊鹿島アントラーズニュース

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2019年2月24日日曜日

◆Jリーグだけは優勝予想できない! 海外メディアも認める”大混戦”の面白さ(THE WORLD)






Jリーグサッカーキング2019年4月号【電子書籍】[ Jリーグサッカーキング編集部 ]

力関係は絶妙なバランスに

Jリーグは欧州主要リーグに比べると予想するのが難しいリーグでもある。スペインでいうバルセロナやレアル・マドリードのような圧倒的な力を持つチームが存在しないため、明確な優勝候補というものを選び出すのが難しい。ただ、そこがJリーグならではの面白さでもある。

ブラジル『Globo Esporte』もJリーグの新シーズンに注目しており、開幕前の評価では2連覇中の川崎フロンターレに最高となる5つ星の評価をつけている。川崎にはブラジル人FWレアンドロ・ダミアンも加わり、攻撃陣には2016年MVP中村憲剛、2017年MVP小林悠、2018年MVP家長昭博とMVPトリオが顔を揃える。この攻撃陣を抑えるのは至難の業だ。

その対抗馬としては星4つの評価がつけられたアジアチャンピオンズリーグ王者の鹿島アントラーズ、オズワルド・オリヴェイラ率いる浦和レッズが挙げられている。

鹿島の戦力には同メディアも少しばかり疑問を抱いているようだが、若い選手たちの成長に期待している。日本代表で大迫勇也と争えるストライカーに育つ可能性があるFW鈴木優磨、同メディアが柴崎岳の後継者候補と期待する21歳のMF平戸太貴、まだ若すぎるが、高校サッカーを大いに盛り上げた流通経済大柏からやってきたDF関川郁万のことは昌子源の後継者候補と注目している。関川は身長が高いわけではないが、空中戦にはかなりの強さがある。今季どこかでチャンスを得られるかもしれない。

浦和の場合は選手以上に指揮官オリヴェイラが注目されている。鹿島アントラーズでタイトルを量産した名将は、昨季も浦和に天皇杯のタイトルをもたらした。今季はリーグ戦とアジアチャンピオンズリーグが大きな目標となる。期待されているのはダブル達成だ。

この3チームが上位に食い込んでくる可能性は高いが、それでも優勝予想は難しい。同メディアもそれを理解しており、Jリーグで優勝予想があまり意味をもたないものだと伝えている。

「Jリーグを知っている者なら、このリーグがどれだけバランスが取れているか理解している。優勝候補が王者としてフィニッシュすることは滅多にない」

同メディアは他にもOB宮本恒靖と再会したガンバ大阪、クラブ史上最高の時間を経験しているコンサドーレ札幌、バルセロナ化されたヴィッセル神戸、久保建英に加えてジャエルを連れてきたFC東京、攻撃的な清水エスパルス、ジョーがいる名古屋グランパス、現実的なサンフレッチェ広島と、いくつか注目のクラブの名前を挙げている。

昨季なら広島の躍進が1つのサプライズとなったが、今季はどこが台風の目となるのか。毎節見逃せないゲームばかりだ。




◆Jリーグだけは優勝予想できない! 海外メディアも認める”大混戦”の面白さ(THE WORLD)


◆鹿島が20冠達成で3度目県民栄誉賞「茨城の宝」(ニッカン)






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<明治安田生命J1:鹿島-大分>◇第1節◇23日◇カシマ

鹿島アントラーズが茨城県県民栄誉賞を受賞した。

試合前にセレモニーが行われ、大井川和彦茨城県知事から庄野洋社長に表彰状と記念品が贈られた。

01年、08年に続く3度目の受賞。昨季ACLを初制覇しクラブ20冠を達成したことが評価された。大井川知事は「鹿島アントラーズはまぎれもなく茨城県の宝となりました。今シーズンもぜひ、世界制覇を目指して頑張ってください」と、昨季クラブワールドカップ(W杯)で世界と戦ったクラブにエールを送った。

庄野社長は取材に応じ、「26年間、茨城県に拠点を構えて戦ってきて、アジア王者が20冠目になった。表彰していただけるということで、大変喜んでいます」と話した。




◆鹿島が20冠達成で3度目県民栄誉賞「茨城の宝」(ニッカン)


◆【金沢】垣田裕暉、小松蓮の“得点王コンビ”初開幕弾だ!(報知)



垣田裕暉 Yuki.Kakita


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 J2が24日開幕。ツエーゲン金沢の“得点王コンビ”が、ともに自身初となる開幕弾を狙う。前日の23日は金沢市内で敵地・栃木戦(栃木)に向け最終調整した。目標の1ケタ順位達成へ期待がかかるのが、昨季チー敵地で栃木戦ム最多の9ゴールを奪い新たに10番を背負うFW垣田裕暉(21)と、今キャンプの練習試合でチームトップの7得点をたたき出した新加入FWの小松蓮(20)。FWコンビが開幕白星につながるゴールを決める。

 目前に迫った開幕戦に向け、金沢イレブンはリラックスした表情でボールを追った。気合が入っていないはずはない。垣田が「体は整っている。あとは気持ちの面でいい準備ができれば、いいプレーができると思う」と言葉に力を込めれば、小松も「すごく楽しみ」と待ちきれない様子で話した。

 2015年のJ2昇格以降初の1ケタ順位、という目標に向け大きな期待がかかる2人だ。垣田は金沢2シーズン目の昨季、チームトップタイの9得点を挙げ、攻撃陣をけん引するなど大きな飛躍を遂げた。今季からエースナンバーの10番を背負う。ただ、開幕スタメンと開幕ゴールは未経験。それだけに「結果がほしい。昨年よりいいプレーができるように」と意気込む。

 J1松本から新加入の小松は今キャンプで絶好調だった。練習試合ではチーム最多の7得点。しっかり結果を残し、「コンディションも上がってきている」と手応えを語る。まだ公式戦の経験はないが「チームのために走って、一番はゴールというところで貢献したい」。プロ初得点&開幕弾というメモリアルゴールに闘志を燃やした。

 指揮3年目となる柳下正明監督(59)は「やはりFWが点を取るとチーム全体も勢いに乗る」とコンビに期待を寄せる。初戦の相手、栃木に対してはリーグ戦、J2・J3入れ替え戦で3勝3分けと相性はいい。垣田は「最初にどれだけ勝ち点を積んで継続していくか。それが上位に入るには大事なこと。いいスタートが切れるように」と開幕ダッシュを誓った。2人でゴールを量産し、チームを上昇気流に乗せる。(三須 慶太)




◆【金沢】垣田裕暉、小松蓮の“得点王コンビ”初開幕弾だ!(報知)





◆【鹿島】採点&寸評…対戦8連勝中の昇格組大分に1―2で完敗…不安のまま次戦は川崎戦(報知)







◆◆JLEAGUE SOCCER KING / 2019年4月号


 ◆明治安田生命J1リーグ▽第1節 鹿島1―2大分(23日・カシマスタジアム)

 鹿島は昇格組の大分に1―2で敗れ、黒星スタートとなった。前半18分に先制点を献上。後半3分に横浜Mから加入したFW伊藤の移籍後リーグ戦初ゴールで同点に追いついたが、同24分に韓国代表DFチョンスンヒョンがロングボールの目測を誤り、決勝点を与えた。次戦は3月1日の川崎戦(等々力)。

 採点と寸評は以下の通り。

GKクォン・スンテ【6・0】好シュートに泣く2失点も、ファインセーブは評価すべき

DF安西幸輝【5・0】積極果敢なオーバーラップと言えば聞こえはいいが、内容が伴っていない

DFチョン・スンヒョン【4・0】2失点目は完全に失態。直後に意気消沈し消極的プレー繰り返す

DF犬飼智也【5・0】アシストで0・5を加点。空中戦は強いがカバーリングすべき位置が違う

DF山本脩斗【5・5】守るべきところには顔を出すも、攻めるべき時には効果的に絡めず

MFレオシルバ【5・5】相方によってプレーエリアの調整を。バイタルをケアする三竿はいない

MF永木亮太【6・0】運動量とセットプレー精度は唯一無二。ACLに続きコンディション良好

MF遠藤康【5・5】序盤はキレのある動きも徐々にフェードアウト。得意の遅攻を組み立てられず

MF安部裕葵【5・0】主審のジャッジにメンタルを乱されてはいけない。見せ場少なく途中交代

FWセルジーニョ【5・0】速攻時に効果的な動き出しも得点には絡めず。崩すプレーが必要

FW伊藤翔【6・0】同点弾。加入2試合目だが最も「ジーコ・スピリット」を感じた

MF土居聖真【5・0】負傷をおして途中出場もポジションを2度変えられたのは不運だった

MF山口一真【5・5】左サイドで起点にはなったがクロスの精度は欠いた

MFレアンドロ【―】そろそろお目覚めを。出場時間短く採点なし

大岩剛監督【5・0】左MFで投入の土居を山口INで右へ、レアンドロINで中盤へ。よくわからなかった


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◆【鹿島】採点&寸評…対戦8連勝中の昇格組大分に1―2で完敗…不安のまま次戦は川崎戦(報知)


◆アジア王者・鹿島 昇格組にまさかの敗北「やりたいことをやられてしまった」(スポニチ)



安部裕葵 Hiroki.Abe


冷静と情熱のあいだ [ 竹野内豊 ]


明治安田生命J1リーグ 第1節最終日   鹿島1―2大分 ( 2019年2月23日    カシマ )

 アジア王者が昇格組に足をすくわれた。鹿島は後半3分に横浜から新加入のFW伊藤が公式戦2戦連続得点で追いついたまでは良かったが、後半24分に再びゴールを決められた。DF犬飼は「相手のやりたいことをやられてしまった」と悔いた。

 術中にはまった。同点後も前がかりな守備をし続け、前線に人が集まったタイミングで裏にロングボールを出され、最終ラインを破られた。

 ドロー発進だった昨季は序盤戦で勢いを欠いた。ゆえに今季は皆、開幕戦に期する思いがあった。その前がかりな気持ちが生んだ守備を、相手に突かれた。MF遠藤は「冷静と情熱ではないが、熱いだけでは試合にならない。落ち着くところは落ち着くべきだった」と言う。次戦は川崎F戦。MF永木は「優勝を目指しているので2連敗はできない」と前を向いた。




◆アジア王者・鹿島 昇格組にまさかの敗北「やりたいことをやられてしまった」(スポニチ)




◆【鹿島】昇格組・大分にホームで黒星…伊藤は「結果を受け止め次に生かす」(報知)






◆◆JLEAGUE SOCCER KING / 2019年4月号


 ◆明治安田生命J1リーグ第1節 鹿島1―2大分(23日、カシマ)

 鹿島は前半18分に先制点を献上。後半3分に横浜Mから加入したFW伊藤の移籍後リーグ戦初ゴールで追いついたが、同24分に韓国代表DF鄭がロングボールの目測を誤り、決勝点を許した。

 昇格組との黒星に伊藤は「全員がこの結果を受け止め、次に生かさなければならない」と次戦の川崎戦(3月1日・等々力)を見据えた。


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◆【鹿島】昇格組・大分にホームで黒星…伊藤は「結果を受け止め次に生かす」(報知)





◆鹿島FW伊藤翔は移籍後2戦連発も「今日のやり方が正解だったのか」(ゲキサカ)



伊藤翔 Sho.Ito


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[2.23 J1第1節 鹿島1-2大分 カシマ]

 新加入ストライカーの活躍がアジア王者の数少ない希望だった。鹿島アントラーズFW伊藤翔は後半3分、敵陣セットプレーからゴール前に飛び込み、泥臭いワンタッチシュートで同点ゴールをマーク。敗戦後は厳しい表情を崩さなかったが、想定通りの一撃を前向きに語った。

 横浜FMから加入した30歳。今季最初の公式戦となったAFCチャンピオンズリーグ(ACL)プレーオフのニューカッスル・ジェッツ戦(◯4-1)で移籍後初ゴールを記録すると、2試合目のJ1開幕戦でも結果を残した。MF永木亮太のキックをDF犬飼智也が頭で落とすと、伊藤が点取り屋の嗅覚でしっかり押し込んだ。

「中で競れる選手がたくさんいて、ああいうこぼれ球は狙っているし、今日はそういう日だと思っていた。ボールが来て良かった」。清水から横浜FMに移籍した14年も開幕戦でゴール。ACL後に語っていた「もともと初物では勝負強さを出せていた」という良いイメージを再び結果につなげてみせた。

 だが、チーム全体ではその勝負強さを欠いた。「崩れたところはなかったので継続してやっていければ」と全体のオーガナイズには前向きな点を見出したが、セカンドボールを奪われたり、裏へのロングボールを通されたりしての失点に「ミスから失点になったし、高くつくのは間違いない」と表情は厳しい。

 この日は相手のポゼッション戦術に対し、果敢に前からプレッシャーに行ったが、奪い切って得点に結びつけることはできず。「大分の5バックの守備、攻撃に対して、今日のやり方が正解だったかを、監督、スタッフ、選手、チーム全員が考えて次に生かさなければならない」。常勝軍団にやってきたからには、一つの負けを二度と繰り返さない構えだ。

(取材・文 竹内達也)




◆鹿島FW伊藤翔は移籍後2戦連発も「今日のやり方が正解だったのか」(ゲキサカ)





◆鹿島 大分に1-2、開幕戦苦杯(茨城新聞)



永木亮太 Ryota.Nagaki


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明治安田J1第1節最終日の鹿島は23日、県立カシマサッカースタジアムで大分に1-2で惜敗し、開幕戦を飾れなかった。 

鹿島は前半18分、相手のロングボールから巧みなパス回しで崩されて失点。後半は3分に右FKの浮き球を犬飼が頭で落とし、伊藤がスライディングしながら押し込んで同点とした。その後は一方的に攻め込んで得点機をつくったが、24分にカウンター攻撃を受けて決勝点を許した。

第2節は3月1日、敵地で2連覇中の川崎と対戦する。(岡田恭平)

■鹿島・大岩監督 前がかりになった

後半開始早々に追い付いてから、点を取りたいという気持ちが全員に出て前がかりになってしまった。(失点の)リスクマネジメントは修正すべき点だった。しっかりとしたポジショニングがあれば何度かあったカウンターを受けることはなかった。

■鹿島・伊藤 こぼれ球狙っている

(得点はFKから)ゴール前で競れる選手がたくさんいるので、こぼれ球は狙っている。その通りにボールが来た。

■鹿島・安部 失点は全員の責任

(同点として)うまく押し込み始め、ここからというところで失点してしまった。それは全員の責任。

■鹿島・安西 後半の攻め裏目に

後半は逆転するつもりで(攻めに)いったが、裏目に出て失点してしまった。サポーターに申し訳ない。

▽カシマ(観衆19,463人)
鹿島 1敗(0) 1-2 大分 1勝(3)
0-1
1-1

▽得点経過 鹿 分
前18分【分】 0-1 藤本
後3分【鹿】 1-1 伊藤
後24分【分】 1-2 藤本




◆鹿島 大分に1-2、開幕戦苦杯(茨城新聞)





◆2019明治安田生命J1リーグ 第1節(オフィシャル)





2019年02月23日(土) 15:03キックオフ 県立カシマサッカースタジアム
【入場者数】19,463人 【天候】晴、弱風、 気温10.6度、 湿度45.0% 【ピッチ】全面良芝、乾燥
【主審】松尾 一 【副審】越智 新次 【副審】五十嵐 泰之 【第4の審判員】大川 直也

J1第1節 vs大分

鹿島、ホームで大分に敗れる。勝利での幕開けとはならず。

2019シーズン、Jリーグの戦いが始まった。3年ぶりの王座奪回に向け、アントラーズは大分トリニータとの開幕戦に臨んだ。前半18分に1点を先制されて迎えた後半、一時は伊藤翔のゴールで同点に追いついたものの、その後、大分に追加点を許して、1-2で敗れた。

2月19日、Jリーグ開幕に先駆けて、AFCチャンピオンズリーグ・プレーオフに臨んだアントラーズは、ニューカッスル・ジェッツと対戦。新加入の伊藤が移籍後初ゴールを決めるなど、4得点を奪って快勝を収めた。





幸先の良いスタートを切ったアントラーズは、ニューカッスル・ジェッツ戦から中3日でJリーグ開幕戦に臨んだ。指揮官が指名した先発メンバー11人は、GKにクォン スンテ、最終ラインは右から安西、スンヒョン、犬飼、山本。ボランチはレオ シルバと永木亮太がコンビを組んだ。右サイドに遠藤、左サイドに安部、フォワードにはセルジーニョと新加入の伊藤が入った。またベンチには、曽ケ端、内田、町田、土居、レアンドロ、平戸、山口が座る。



試合序盤からアントラーズは、後方からボールを繋ぐ大分に苦戦を強いられた。ボールの前進こそ簡単に許さなかったが、なかなかボールを奪いきれない展開が続く。主導権は大分が握った。

10分にアントラーズは大きなピンチを迎える。後方から短いパスを繋いでいたGK高木が、この試合初めて前線へのロングフィードを試みた。これにフォワードの藤本が反応し、ディフェンダーを背負いながら裏に抜けて、ペナティエリア内まで進入。決定的なシュートを放たれた。だが、これはクォン スンテが身体を大きく広げてブロックし、ゴールを許さず。頼れる守護神がチームの危機を救った。







アントラーズは、前線からの守備をロングボールによって剥がされる場面が目立つようになり、試合の流れを大分へと明け渡してしまう。すると、18分にスコアが動く。アントラーズはクリアボールを拾われると、最後は藤本に左足でシュートを放たれ、大分に先制点を許してしまった。











先制点を奪われ、反撃に出たいアントラーズだが、なかなか主導権を奪えない。前半はこのまま0-1で終了。1点ビハインドでハーフタイムを迎えた。





後半に入ると、アントラーズが前線からのプレッシングを強め、徐々に流れを引き寄せる。すると、48分。待望の瞬間が訪れた。永木が蹴ったフリーキックを犬飼がヘディングで折り返し、最後は伊藤翔が右足を伸ばしてシュート。これがゴールネットを揺らし、アントラーズは同点に追いついた。











アントラーズは同点に追いついた勢いそのままに攻勢を強めていく。レオ シルバ、永木を中心にセカンドボールを回収し、連続攻撃に繋げる。アントラーズが攻撃への比重を高めていく。





しかし、69分に一瞬の隙を突かれてしまった。オナイウがディフェンダーを背負いながらロングボールを収めて前を向くと、前方へスルーパス。藤本がこれを決めて、大分が追加点を奪った。



カウンターから痛恨の失点を喫したアントラーズは、同点に追いつくために選手交代のカードを切る。70分には安部にかえて土居、76分には山口にかえて遠藤を投入。両サイドハーフを交代し、攻撃のテコ入れを試みる。















それでもなかなか決定機をつくれないアントラーズは、89分に永木との交代でレアンドロを投入。しかし、大分の5バックをなかなか崩しきれない。結局、最後まで効果的な攻撃は見せられず、1-2で試合終了。ホームで悔しい敗戦を喫した。





次戦は中5日で迎えるJ1第2節。アウェイで川崎フロンターレと対戦する。3年ぶりの国内タイトル奪回に向けて、Jリーグ2連覇中の王者には絶対に勝ちたいところだ。ここから這い上がるため、下を向いている暇はない。

【この試合のトピックス】
・J1での大分との対戦は2013年シーズン以来となった。
・伊藤翔がデビューから2試合連続ゴール。

監督コメント

[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:大岩 剛
・前からプレスに行っている時、全体のバランスを意識すること。
・攻撃のとき、相手の間でしっかりボールを受け、そこからサイドを効果的に使っていこう。
・あと45分。その中で絶対にチャンスは来る。そういう場面が来た時に、冷静にプレーし、必ず逆転しよう!

大分トリニータ:片野坂 知宏
・自分たちのやり方に集中すること。
・自分たちの強みをトライすること。
・最後はしっかりと体をはること。

[試合後]
鹿島アントラーズ:大岩 剛
大分の分析を進めるなかで、リスクマネージメントはしっかりしなくてはいけないと話していたが、自分たちが難しい試合にしてしまった。1失点目の場面も、追いついてからの戦い方も、自分たちで難しくしてしまったと分析している。次の試合に向けて、ゲームに出た選手はリカバリーして、気持ちの面でもしっかり切り替えて次に臨みたい。

Q.ゲームを難しくしてしまったということだが、どんなゲーム運びをイメージしていたか?

A.各選手のポジショニングのところ、攻撃をしているときと守備をしているときのポジショニングを少し修正した。後半開始早々に追いついてからは、点を取りたいという気持ちが全員に出たところで、少し前がかりになってしまった。そこでのリスクマネージメントとして、修正すべき点があったと感じている。しっかりしたポジショニングがあれば、相手の何度かあったカウンターを受けることもなかったはず。自分たちでしっかりゲームをコントロール、ボールをコントロールすることができたのではないかと感じている。

大分トリニータ:片野坂 知宏
6年ぶりのJ1の舞台、相手は昨シーズンのアジア王者であるアントラーズと戦うにあたって、全選手がチームの始動からしっかり準備してきた成果が、今日の勝ち点3につながった。多くの大分のファン・サポーターもカシマまで来てくれて、喜んで帰ってもらえることは本当によかった。カシマで勝ち点3を取ることは簡単ではないが、選手たちが最後まで集中を切らさず、守るべきところで守り、攻撃するところでしっかり力を使い、タフに戦ってくれた。メンバーに入れなかった選手もしっかり準備してくれた。全員でしっかり準備してきた成果だ。


選手コメント

[試合後]

【安西 幸輝】
今日は内容よりも結果が求められる試合だった。その試合に勝つことができなかったので、悔しい。後半は逆転するつもりで試合に入ったが、失点して負けてしまったので、ファン・サポーターに申し訳なく思う。

【安部 裕葵】
相手がタイトに来ていたので、ワンタッチでマークをはがすイメージは持っていたが、自分たちの距離感が悪かった。後半の早い時間にセットプレーから追いつくことができて、そこからうまく押し込み始めたが、ここからというところで失点してしまった。そこは全員の責任であり、リスクマネジメントを怠らずにやるべきだった。

【伊藤 翔】
ミスからの失点もあり、今日の試合内容で良かったのかどうかというのを、チーム全体で見直していかなければいけない。

【山本 脩斗】
プレスをかけてはめていけば、蹴ってくると思ったが、しっかり繋いできた。試合後半、前がかりになったときに裏への1本でやられてしまった。スタートダッシュに重点を置いていただけに、勝ち点3を取れなかったのは悔しい。すぐに試合があるので、切り替えていきたい。

【永木 亮太】
相手が後ろからしっかり繋いでくることはわかっていたが、思ったよりも繋いできた。失点してからは、前線からいくようにやり方を変えた。1本のパスでやられたのは、うちの甘さ。きっちり守らないといけなかった。

【犬飼 智也】
試合の入りは何も問題なく入れたが、相手のやりたいことをやられてしまった。これから個人としてもチームとしても、切り替えてやっていくしかないと思う。

【遠藤 康】
引き分けまで持っていったが、そこからの試合運びがうまくいかなかった。前がかりにいくという一本調子になり、緩急がなかった。もっと全体を見てコントロールしていかないといけない。ちょっとしたコミュニケーションが大事になってくるので、話し合っていきたい。





◆2019明治安田生命J1リーグ 第1節(オフィシャル)




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