日刊鹿島アントラーズニュース

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2021年6月30日水曜日

◆鹿島育ちDF沖田空が筑波大で進化目指す「縦突破を日本一の武器に」慶大戦で大学初ゴール(報知)






◆関東大学サッカーリーグ ▽第11節 筑波大2―1慶大(26日・非公表)

 大学リーグ前期最終節で筑波大が慶大を2―1で下した。3試合ぶりの白星を目指す筑波大は前半38分に失点を喫したが、後半22分にDF沖田空(1年)が大学初ゴールを決めて同点に。同34分にはFW和田育(3年)の得点で逆転に成功した。

 大きな喜びと、安どが入り交じった。右サイドバックの沖田は1点を追う後半22分、左CKに合わせて頭で押し込んだ。「絶対に自分たちの流れがくると信じていた」とじれることなく、チャンスをしっかりと仕留めた。沖田は5月30日の法大戦で初のスタメンを勝ち取ると、連続して先発出場。だが、順調に勝ち点を積んだわけではない。「自分が(前節まで)4試合出る中で4分の3は負け。なんとしてでも結果を残してチームを勝たせたいって思いが、ゴールにつながった」。勝利に飢えるルーキーの一撃が、逆転勝利への勢いをもたらした。

 前期リーグを終えて5勝6敗。「思ったような結果が出なかった」と負け越しには悔しさもにじませたが、最終節を勝利で飾ったことには大きな意味がある。出場数を重ね、個人としても「チームのために何ができるか、縦突破とか自分の長所をどれだけ出して貢献できるかを考えながらプレーできている」と少しずつ手応えをつかみ始めた。左サイドバックのDF山原怜音(4年)=清水内定=からも「個での打開」を日々学んでおり、ビルドアップを一つの伸びしろと捉えながら「縦突破を日本一の武器にして、上のレベルに関わりたい」と進化を見据える。

 鹿島下部組織出身の18歳は、トップ昇格を逃した。J2クラブへの道も開かれていたが、反骨心を胸に、また「コーチングや指導者に向けての勉強をしたい思いもあった」と意欲を持ち、充実した環境が整う筑波大への入学を決断。「同じ学年として負けられない思いがある」と同じトップチームのMF田村蒼生やMF竹内崇人らの存在も良い刺激に、ピッチ外の視野も広げていく姿勢だ。

 小学生の時から育った鹿島に対して抱く気持ちは、誰にも負けない。4年後の目標として掲げるのはプロ入り。「鹿島には小中高とお世話になったし、選手として戻りたいって思いは一番ある。絶対に将来はプロになって活躍したい」。力強く、古巣への情熱を語った。大学4年間での吸収を、必ずや夢の舞台へとつなげる。


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◆鹿島育ちDF沖田空が筑波大で進化目指す「縦突破を日本一の武器に」慶大戦で大学初ゴール(報知)





◆日本人選手が急速に“巨人化”している 消えてきた高さ、パワーへのコンプレックス(the WORLD)






デュエルでも負けないチームに


日本代表は高さに不安がある。

これは長らく続いてきた課題だったが、最近になって状況が大きく変わり始めている。

日本人センターバックとして世界で戦うサンプドリアDF吉田麻也(189cm)、ボローニャで評価を伸ばすDF冨安健洋(188cm)、マルセイユでポジションを守ってきたDF酒井宏樹(185cm)も、サイドバックとしては大型のプレイヤーだ。

東京五輪世代でも23歳の鹿島アントラーズDF町田浩樹(190cm)、守備的MFとセンターバックの両方をこなすフローニンヘンDF板倉滉(186cm)、ジュビロ磐田からシュツットガルトへのレンタル移籍が決まった22歳MF伊藤洋輝(188cm)、さらにクロアチアのNKイストラからスペイン1部アラベスへの移籍が決まった22歳のFW原大智(191cm)など、190cm近い選手も珍しくなくなってきた。


世界とパワーで戦える


単純な高さだけでなく、今季のブンデスリーガではシュツットガルトMF遠藤航がリーグ最多となる476回のデュエル勝利数を記録。パワー勝負では分が悪いと考えられていた日本人選手がデュエル部門でトップに立つなど、数年前では考えられなかったことだ。

いつしかパワー、高さのコンプレックスは消えつつあり、欧州や南米のチームともパワー勝負で十分に張り合っていけるだろう。ここ数年で日本人選手の巨人化が進んでいるのは間違いない。

デュエルの部分はワールドカップ・ロシア大会直前まで日本代表を指揮していたヴァイッド・ハリルホジッチ監督が口酸っぱく言ってきたことで、Jリーグ全体でもデュエルへの意識が強まっていた。その成果が出ていると考えることもでき、ハリルジャパンでの時間も決して無駄ではなかった。

今では守備が日本のストロングポイントとなりつつあり、翌年のワールドカップ・カタール大会でも日本の守備は通用するはず。守備に自信を持ってワールドカップへ向かうのは珍しいことで、日本サッカー界にとっては大きな変化だ。サイズ、パワーの部分でも確実に世界との距離が近づいており、今後は高さやパワー不足を気にする機会も減っていくだろう。


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◆日本人選手が急速に“巨人化”している 消えてきた高さ、パワーへのコンプレックス(the WORLD)





◆五輪代表FW上田が直前合宿合流へ 脚の肉離れで全治約1カ月も出場に意欲(スポニチ)






 サッカー男子東京五輪代表で脚の付け根付近の肉離れを負い、五輪出場が危ぶまれていたFW上田綺世(22=鹿島)が、来月5日からの直前合宿に合流する予定であることが29日、分かった。今月23日の大分戦直前の練習で負傷し、全治約1カ月。

 複数の関係者によると楽観視はできないが、合宿には通常通り参加する予定。診断通り回復すれば五輪直前での合流となるが、上田本人は出場に意欲を見せているという。




◆五輪代表FW上田が直前合宿合流へ 脚の肉離れで全治約1カ月も出場に意欲(スポニチ)





2021年6月29日火曜日

◆大迫の後釜は徳島ヴォルティスFWで決まり? 垣田裕暉が持つポストプレイヤーとしてのポテンシャル(the WORLD)






素晴らしいFWだ


日本の代表戦が行われるたびに議題に挙がる大迫勇也の後釜問題。まだ31歳と現役の年齢だが、彼が怪我をしてしまえば代表は確実に戦力ダウンしてしまう。後釜候補として挙がるのは先日、ドイツのボーフムへ移籍が決まった浅野拓磨や、実力者であるベルギーのシントトロイデン所属の鈴木優磨、国内であれば横浜F・マリノスのオナイウ阿道が頭角を現している。3選手共に素晴らしい選手ではあるが、大迫ほどの存在感は見せられておらず、今後の活躍次第となっている。

そんな大迫問題を解決させられるかも知れない選手が国内に居る。徳島ヴォルティス所属のFW垣田裕暉だ。

大迫と同じく鹿島アントラーズ出身の垣田。現在はレンタルで徳島に在籍している。昨季はJ2ではあるが、17ゴールとチーム得点王の活躍でJ2優勝、J1昇格を決めた立役者である。今季は主力としての初のJ1挑戦となっているが、20節終了時で3得点と少し寂しい。

そんな23歳の武器はポストプレイで自身が持つ187cmの高身長を生かしたキープ力である。それはJ1の舞台でも通用しており、昨季とは違い前線で孤立することの多い今季だが、フィジカルの強さを生かしてボールをキープし、前線での起点となっている。また、キープ力だけでなく、そこからドリブル、パス、シュートと非常に選択肢が豊富な選手であり、まさに大迫の後釜にピッタリな選手である。

黒星となった27日のマリノス戦では1トップとして先発を果たした垣田。マリノスにボールを持たれ押し込まれる嫌な展開になるが、垣田の前線でのキープから攻撃を始めることが出来ていた。結果は0-1とあと一歩届かなかったが、特に51分のようなルーズな浮き球のパスをマイボールにしてくれる存在は大きい。

今季は苦戦気味だが、実力は確かな垣田。最近の代表の選考基準を見る限り、オナイウや古橋亨梧のようにまず得点が必要となる。今後は今よりもゴールを量産し、日本を代表するFWになることを期待したい。




◆大迫の後釜は徳島ヴォルティスFWで決まり? 垣田裕暉が持つポストプレイヤーとしてのポテンシャル(the WORLD)





◆【J1採点&寸評】鹿島4-0札幌|エヴェラウドは3点に絡む大活躍。犬飼は痛恨ミス重ねた前節の汚名返上(サッカーダイジェスト)






鹿島――ホーム通算300勝を見事な勝ちっぷりで達成


[J1第20節]鹿島4-0札幌/6月27日/県立カシマサッカースタジアム

【チーム採点・寸評】
鹿島 7.5
立ち上がりこそ、バタつくシーンが見られたが、10分にリスタート(左CK)から先制し、後半すぐに追加点を奪ったことで、完勝への盤石な道筋を作った。Jリーグ最速となるホーム通算300勝を見事な勝ちっぷりで達成した。

【鹿島|採点・寸評】
GK
31 沖 悠哉 6
25分、近距離シュートに対しても顔をそむけず、“顔面セーブ”でゴールを死守。勇敢なセービングが光った。

DF
32 常本佳吾 6.5
FWエヴェラウドの中央突破を斜め後ろから追走。ゴチャゴチャとこぼれたところを見逃さず、素早く駆け寄って押し込み、嬉しいプロ初ゴールをゲットした。

DF
39 犬飼智也 7
ジャンプ一番! 高い打点からのヘディングで先制点を奪っただけではなく、追加点につながる撥ね返しヘッドも。痛恨ミスを重ねた前節の汚名を返上するパフォーマンスだった。

DF
28 町田浩樹 6.5
正当なチャージで相手選手をふっとばすなど、冷静さのなかにも熱さを感じさせるプレーを垣間見せた。

DF
5 杉岡大暉 6(90分OUT)
Jリーグを代表する“ドリブル王子”に手を焼くも、攻撃に出ればピンポイントクロスを供給。最後の最後に交代するまでアグレッシブな姿勢を貫いた。

MF
4 レオ・シルバ 6(76分OUT)
ボランチの相方D・ピトゥカがどんどん前に出ていくぶん、後方支援に徹し、ディフェンスラインの前でバランスを整えた。ふだん以上に球離れも早かった。

MF
21 ディエゴ・ピトゥカ 6.5
待ちに待った歓喜の来日初ゴール。エヴェラウドからのつなぎのパスにいち早く反応し、ワンタッチで相手DFと入れ替わると、あとは難なくゴールに流し込んだ。


鹿島――三竿はピンチで危機察知センサーを作動





MF
13 荒木遼太郎 6(64分OUT)
左CKから質の高いボールを送り、勝負の流れを引き寄せる先制点をアシスト。22分、土居のスルーパスに抜け出し、決定機を迎えたが、渾身のシュートはゴール左外に流れてしまったのは残念無念。

MF
41 白崎凌兵 6(64分OUT)
一瞬のタメを作ったり、ボールを丁寧にちらしたり、得点のきっかけとなる横パスをエヴェラウドに送ったり、攻撃の流動性を高める役回りで勝利に貢献。

FW
8 土居聖真 6(76分OUT)
荒木に送った右足アウトによるワンタッチスルーパスにしびれた。杉岡の左クロスをヘッドで叩きつけ、大きくバウンドし、クロスバーを越えたときは腰が浮いた。

MAN OF THE MATCH
9 エヴェラウド 7.5
立ちはだかる相手を次々になぎ倒していくような本来の力強さが戻ってきた。今季J初ゴールを記録しただけではなく、そのほか2点にも関与。体調不良で出遅れていたが、完全復活を印象づけた。

途中出場
MF
7 ファン・アラーノ 6(64分IN)
細かいタッチとステップで相手のプレッシャーをいなしつつ、少し膨らみながらパスを呼び込む和泉に「どうぞ、シュートを」とばかりにボールをつけた。

MF
11 和泉竜司 6(64分IN)
72分、パスをもらう前からシュートしか考えていなかったようなスムーズな動きとトラップ。シュートはゴールの枠を捉えられなかったが、チーム5点目を狙う積極的な姿勢がうかがえた。

MF
20 三竿健斗 6(76分IN)
相手クロスに対して危機察知センサーが作動。味方のヘッドがオウンゴールになりかけたものの、冷静にゴール前から蹴り出した。

MF
27 松村優太 ―(76分IN)
試合終了間際に左からのクロスに応対したとき、相手選手と激突。顔面を強打し、ヒヤリとしたが、幸い大事には至らず。

MF
37 小泉 慶 ―(90分IN)
アディショナルタイムを含め、実質5分ほどのプレー時間だったが、無失点に抑えるべく、左サイドの保全に努めた。

監督
相馬直樹 6.5
相手にボールを持たれる時間が長かったことは本意ではない。だが、「最後のところで自由にさせない守備」と「素早い切り替えからの攻撃」を徹底。終わってみれば4-0の完勝に指揮官も顔をほころばせた。


札幌――鹿島の術中にハマってしまった感が強い


【チーム採点・寸評】
札幌 5
鹿島の術中に、まんまとハマってしまった感が強い。CKと逆襲から失点を重ね、万事休した。ボールを保持しながら好機創出まではいったが、肝心のシュートの精度が低く、また相手の粘り強さもあって、一度もネットを揺らせなかった。




◆【J1採点&寸評】鹿島4-0札幌|エヴェラウドは3点に絡む大活躍。犬飼は痛恨ミス重ねた前節の汚名返上(サッカーダイジェスト)





◆【鹿島】悔しさをバネにして生んだ常本佳吾のプロ初ゴール。「鹿島の勝利のために得点できたことがうれしい」(サッカーマガジン)






6月27日、明治安田生命J1リーグは第20節が開催され、鹿島アントラーズは北海道コンサドーレ札幌とカシマスタジアムで対戦。前半に犬飼智也が先制点を挙げると、後半にはディエゴ・ピトゥカ、常本佳吾、エヴェラウドにもゴールが生まれ、ホームで快勝を収めた。


■2021年6月27日 J1リーグ第20節(@カシマ/観衆7,953人)
鹿島 4-0 札幌
得点:(鹿)犬飼智也、ディエゴ・ピトゥカ、常本佳吾、エヴェラウド


「サイドバックとしてゴールにつながるプレーが求められる」


 右サイドバックの伏兵が“ゴール”という結果でもチームの勝利に貢献した。

 2点をリードして迎えた63分、ボールを持ったエヴェラウドがゴールに向かって突進する。そのとき、「自分は並走しながら、エヴェ(エヴェラウド)のシュートのこぼれ球を狙う意識もありました」と常本佳吾もペナルティーエリア内へと入っていき、エヴェラウドのドリブルが相手DFに止められるといち早く反応して、「いい形でこぼれて来たので、真っ直ぐに(シュートを)打つだけだった」と右足でゴールに蹴り込んだ。

 勝利を決定づけるチームの3点目は、明治大学から加入したルーキーにとって待望のプロ初ゴールともなった。「カシマスタジアムでの待望のゴール。喜び方は慣れていないけれど、鹿島の勝利のために得点できたことがうれしいです」と得点後は満面の笑顔を見せた。

「攻撃面が課題」と話していた常本にとって、1週間前の第18節仙台戦は特に悔しさの残る試合となった。前半に3本のシュートチャンスが訪れたものの枠に飛ばすことができず、チームは後半に失点して勝利を奪うことができなかった。「前々節では決定機で決められなくて悔しい思いをしました。(引き分けの結果は)自分の責任だと思うくらい」と背番号32は自らを責めた。

 それから札幌戦までの1週間、「守備だけではなく攻撃でも勝利に貢献したい。自分にチャンスがあったら絶対に決めたい」と、悔しさをバネにさらなる鍛錬を重ねた。「本当に悔しい思いをして、クロス練習もそうだし、ゴールにつながるプレーを意識していた」とトレーニングに打ち込んだ。札幌戦では練習の成果が結果に表れたとも言えるだろう。

「ゴールであったり、アシストであったり、サイドバックとしてゴールにつながるプレーは求められているところでもあります。今日、ゴールできたけれど、クロスの場面でアシストできるチャンスもあったので、その反省もしながら、これからも前向きに練習していきたいです」

 チームに勝利をもたらすサイドバックになるために、常本佳吾はまだまだ進化を止めない。

取材◎サッカーマガジン編集部 写真◎J.LEAGUE



◆【鹿島】悔しさをバネにして生んだ常本佳吾のプロ初ゴール。「鹿島の勝利のために得点できたことがうれしい」(サッカーマガジン)





◆【鹿島】待望今季初ゴール、エヴェラウドが咆哮に込めた想い「僕は器用ではない。ハートでプレーするタイプ」(サカノワ)

    




3試合連続スタメン起用に応える。GKをものともせず、弾丸を突き刺す!


[J1 20節] 鹿島 4-0 札幌/2021年6月27日18:30/カシマサッカースタジアム

 J1リーグ20節、鹿島アントラーズのFWエヴェラウドが北海道コンサドーレ札幌戦、待望の今季リーグ初ゴールを決めた。昨季得点ランキング2位だったブラジル人ストライカーの一撃で勢いの増したチームは4-0の大勝を収め、4試合ぶりの勝点3を獲得した。

 3-0で迎えた67分、デェエゴ・ピトゥカの左コーナーキックから。ペナルティエリア内で足元にボールがこぼれてきたエヴェラウドは、まさにスナイパーのごとく右足でしっかりボールを叩く。その強烈なショットはGK菅野孝憲を弾き飛ばし、ゴールネットを揺らした。

 チームにとっても、本人にとっても、待ちに待った一発。歓喜の輪の中心で咆哮をこだまさせた鹿島の背番号「9」は、その時の心境を語る。

「皆さんが期待してくれているパフォーマンスを発揮できず、自分自身にプレッシャーはかけていました。それに打ち克とうと、今回ゴールできました。膝をついての雄たけびは、気持ちが自然にあのような表現になりました。器用な選手はゴールを決めたら、こんなパフォーマンスをしよう、と考えたりしますが、僕はハートでプレーするタイプです。本能のまま、あの時、僕が感じたままに。ただそれだけの理由であのようになりました」

 負傷などを乗り越えて、ここに来て、リーグ3試合連続でスタメン出場を続けた。そしてやっとここで一つ結果を残した。本人にとっても節目の試合となったようだ。

「確かに不安定なパフォーマンスが続きました。やはり人間である以上、ケガなどをしたあと、調子が戻り始めた段階では、いい試合も、あまりよくない試合もあり、それを続けることで本調子へと近づいていきます。もちろんプロの世界で、それは許されないかもしれません。

 ただ皆さんが病気をしたあと負の状態が少なからずあるのと、私たちアスリートも同じです。こうして、続けて出場することで、調子が戻ってくるのは本能的な面もあるでしょう。とはいえ大勝し、いい勝ち方ができたからと言って、ここで気を緩めてはいけません。これを続けていろんな面での成功率を高めるため取り組まなければいけない。チームとともに、もっと上を目指すことが大切です」

 今季リーグ戦12試合・1得点・3アシスト、公式戦通算17試合・6得点・6アシスト。エヴェとともに復活の兆しを見せた鹿島は、9勝5分6敗で暫定7位。夏の逆襲へ好位置につけている。




◆【鹿島】待望今季初ゴール、エヴェラウドが咆哮に込めた想い「僕は器用ではない。ハートでプレーするタイプ」(サカノワ)





2021年6月28日月曜日

◆鹿島エヴェラウド初ゴールでJ1初300勝に貢献、常本初得点もお膳立て(ニッカン)






<明治安田生命J1:鹿島4-0札幌>◇第20節◇27日◇カシマ

鹿島アントラーズエースFWエヴェラウドの今季初ゴールなどで札幌に快勝し、J1初のホーム通算300勝を達成した。

昨季18得点で得点ランキング2位だったエヴェラウドだが、体調不良の離脱などもあり今季ここまで無得点と苦しんでいた。MFピトゥカ、DF常本の初ゴールもお膳立てし、3得点に絡む活躍だった。常本は「カシマスタジアムで待望のゴールを決められました」と笑顔。東京五輪代表のFW上田は2戦連続ベンチ外だった。


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◆鹿島エヴェラウド初ゴールでJ1初300勝に貢献、常本初得点もお膳立て(ニッカン)





◆鹿島J初のホーム300勝 エヴェラウド今季初ゴール「やっと得点できた」(ニッカン)






<明治安田生命J1:鹿島4-0札幌>◇第20節◇27日◇カシマ

鹿島アントラーズがFWエヴェラウドの今季初ゴールなど“初ずくめ”でJリーグ初のホーム300勝を達成した。

昨季18得点で得点ランク2位だったエースは、今季は体調不良での長期離脱もあり無得点が続いていた。後半3分に新加入のMFピトゥカの初得点、後半18分に大卒1年目のDF常本のプロ初ゴールをお膳立てすると、最後はCKの流れから右足で今季初得点。ホーム300勝を引き寄せたエースは「やっと得点できた」と喜びを口にした。

相馬監督は「エヴェラウドの強さ、我々のストロング(長所)をうまく生かしながら後半、追加点が重ねられた」とエース復活に目を細めた。選手、コーチ、監督として300勝の歴史に関わり「どの1勝も、その一瞬で全力を尽くしてもぎとったかけがえのないもの。記念となる数字に関わることが出来たのはうれしい、通過点として、さらに伸ばしていければ」と話した。




◆鹿島J初のホーム300勝 エヴェラウド今季初ゴール「やっと得点できた」(ニッカン)





◆鹿島 4発快勝でJ史上初ホーム通算300勝を達成 エヴェラウドが今季初ゴール(スポニチ)






明治安田生命J1第20節 第2日   鹿島4-0札幌 ( 2021年6月27日    カシマ )


 明治安田生命J1リーグは各地で6試合が行われ、鹿島が札幌を4―0で下し、Jリーグ史上初のホーム通算300勝を達成した。3―0の後半23分にFWエヴェラウド(29)が、今季初ゴール。昨季はリーグ2位の18得点も、今季は新型コロナウイルス禍で出遅れたストライカーが、復活の一発で節目の記録に花を添えた。
 ため込んでいた感情が一気に爆発した。3―0で迎えた後半23分。左CKからのこぼれ球をFWエヴェラウドが、ワントラップから右足で突き刺した。試合を決定づける一発は、待望の今季リーグ戦初ゴールだ。

 「リーグ戦ではなかなか取れなかった。理想の形でコントロールができ、決まって良かった」と、復活の一発を喜んだ。

 昨季はリーグ2位の18得点も、飛躍が期待された2年目は苦しんだ。コロナ禍の入国制限で合流が遅れ、短い調整期間で開幕。コンディションが上がりつつあった4月には体調不良で長期離脱を経験した。ホーム通算300勝に花を添える一発となったが、「大勝したからといってここで気を緩めてはいけない。もっと上に行きたい」と先を見据えた。


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◆鹿島 4発快勝でJ史上初ホーム通算300勝を達成 エヴェラウドが今季初ゴール(スポニチ)


◆犬飼ヘッド弾を号砲に、ピトゥカ、常本、エヴェラウド! 鹿島が札幌に4発圧勝、 ホーム通算300勝!(サッカーダイジェスト)






ホーム鹿島が圧巻の攻撃力を見せつける


 J1リーグは6月27日、第20節の6試合を各地で開催した。県立カシマサッカースタジアムで行なわれた鹿島アントラーズ対北海道コンサドーレ札幌の一戦は、4-0で鹿島が勝利した。

 両チームのメンバーは以下のとおり。

鹿島/ホーム
スタメン)
GK:沖悠哉 DF:常本佳吾、犬飼智也、町田浩樹、杉岡大暉 MF:レオ・シルバ、ディエゴ・ピトゥカ、荒木遼太郎、白崎凌兵 FW:土居聖真、エヴェラウド
サブ)
GK:早川友基 DF:林尚輝 MF:和泉竜司、三竿健斗、松村優太、小泉慶、ファン・アラーノ

札幌/アウェー
スタメン)
GK:菅野孝憲 DF:田中駿汰、宮澤裕樹、福森晃斗 MF:ルーカス・フェルナンデス、駒井善成、高嶺朋樹、青木亮太、金子拓郎、荒野拓馬、チャナティップ
サブ)
GK:中野小次郎 DF:柳貴博、岡村大八 MF:深井一希 FW:ドウグラス・オリヴェイラ、菅大輝、中島大嘉

 立ち上がりから両チームとも相手ゴールに迫るシーンを創出するなか、先にスコアボードを動かしたのは鹿島。10分、荒木のCKから犬飼が打点の高いヘディングシュートを叩き込み、ホームチームが先手を取る。

 ビハインドを背負った札幌は、持ち前の流動的なビルドアップで反撃の糸口を探る。後方からテンポ良くボールを動かし、サイドチェンも織り交ぜて同点弾を狙っていく。

 22分には鹿島が追加点のチャンス。土居からの縦パスに抜け出した荒木が狙いすましたシュートを放つが、これは惜しくも枠を捉えきれず。25分、今度は札幌にビッグチャンス。相手のクリアを拾った青木が近距離から狙うも、前に出てきたGK沖のセーブに阻まれる。

 鹿島の1点リードで前半は終了。迎えた後半、鹿島がさっそく2点目を奪う。48分、相手GKのキックを犬飼が撥ね返し、エヴェラウドを経由したボールを収めたD・ピトゥカがエリア内に侵入し、丁寧な左足シュートで嬉しい移籍後初ゴールを決める。

 55分には、自陣からのロングボールに抜け出した札幌の青木がループでゴールネットを揺らすも、これはオフサイドの判定で得点ならず。

 余裕を持ってゲームを進める鹿島は63分、3点目を挙げる。エヴェラウドの果敢な突破を起点に、ゴール前のこぼれ球に素早く反応した常本が押し込む。さらに68分、CKのチャンスにエヴェラウドがチーム4点目をゲット。常本にとってはプロ初、エヴェラウドにとっては待望のリーグ戦今季初ゴールに。

 圧巻の攻撃力を発揮した鹿島は、その後も危なげないゲーム運びで試合を終わらせる。4-0のスコアで4試合ぶりの勝利で、Jリーグ史上初のホーム通算300勝を達成した。

 次節、鹿島は7月7日の栃木SCとの天皇杯3回戦を経て、同11日に第22節の柏レイソル戦を敵地で戦う。札幌は同4日にホームで第21節の徳島ヴォルティス戦に挑む。

構成●サッカーダイジェストweb編集部


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◆鹿島・上田綺世、五輪ピンチ 脚つけ根付近肉離れ…復帰まで4~5週間か(報知)






 東京五輪に出場するU―24日本代表FW上田綺世(22)=鹿島、写真=が脚のつけ根付近の肉離れを負い、五輪出場が危ぶまれていることが27日、分かった。日本協会関係者らの話を総合すると、この日、上田は代表ドクターの診察を受け、復帰まで4~5週間程度を要する見通しという。23日の大分戦前の練習中に痛め、この日の札幌戦も含め、2試合連続で欠場した。

 森保一監督(52)が同代表のオーバーエージ(OA)枠に、FWを使わなかったのは、成長著しい上田の存在があったからだ。五輪初戦は来月22日の南アフリカ代表戦(味スタ)。診断通りに回復すればプレーできる可能性はあるが、五輪の選手登録期限となる7月5日までに、森保監督はメンバー変更か否かの判断を迫られることになった。

 U―24代表に選ばれたFWは、上田と前田大然(23)=横浜M=の2人だけ。有事の際は、大会中でもバックアップメンバーから入れ替えはできるとはいえ、手薄な編成で、上田の負傷は、チームにとって頭の痛い問題だ。

 代表に選出された22日の取材対応で、上田は「本大会開幕まで時間はそう長くはないので、よりパフォーマンスを出す準備をしていく必要がある。金メダルを目指しているので、それに向かう一人として自分の責任を全うしていきたい」と並々ならぬ決意を明かしていた。森保監督の決断に注目が集まる。




◆鹿島・上田綺世、五輪ピンチ 脚つけ根付近肉離れ…復帰まで4~5週間か(報知)





2021年6月27日日曜日

◆Jリーグ復帰説カイオは、ベンフィカからUAEへ完全移籍か。「可能性高い」(サカノワ)






鹿島など「日本の2クラブと交渉」と報じられたが――。


 ポルトガル1部SLベンフィカからUAE1部シャールジャFCにレンタル移籍していたブラジル人MFカイオ(Caio)だが、シーズン終了後、J1リーグ鹿島アントラーズなどJリーグのクラブと交渉中と報じられていたものの、結局、シャルージャへの「完全移籍」が濃厚となっているようだ。

 ポルトガルメディア『マイス・フッチボル』が報じた。記事によると、ベンフィカが来週月曜日に始動するものの、27歳のウインガーは帯同しないという。そして現在、シャルージャへの完全移籍に向けて交渉中で、その「可能性が高くなっている」と伝えている。

 今回の記事では、Jリーグクラブとの交渉については言及されていない。

 ベンフィカからシャルージャに2020年1月にレンタルされたカイオは、2020-21シーズン、リーグ20試合・5得点・8アシストを記録。さらにアジアチャンピオンズリーグ(ACL)6試合を含め公式戦通算28試合・6得点・10アシストと活躍していた。

 カイオに関しては、今月1日、アラブ首長国連邦(UAE)のメディア『アル・イティハド』が、Jリーグの2クラブから獲得の打診を受け、そのうち1チームが彼が在籍していた鹿島アントラーズだと報じていた。

 カイオは1994年4月19日生まれ、ブラジル出身の27歳。2014年、千葉国際高校から鹿島に加入し、3年間でJ1リーグ78試合・23ゴールを記録。その後、UAEのアル・アインFCに移籍し、クラブ・ワールドカップ(W杯)ではシルバーボール賞を受賞。2019年にベンフィカへ加入。2020年1月から1年半、シャールジャへ貸し出されていた。

[文:サカノワ編集グループ]




◆Jリーグ復帰説カイオは、ベンフィカからUAEへ完全移籍か。「可能性高い」(サカノワ)





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