ホーム鹿島が圧巻の攻撃力を見せつける
J1リーグは6月27日、第20節の6試合を各地で開催した。県立カシマサッカースタジアムで行なわれた鹿島アントラーズ対北海道コンサドーレ札幌の一戦は、4-0で鹿島が勝利した。
両チームのメンバーは以下のとおり。
鹿島/ホーム
スタメン)
GK:沖悠哉 DF:常本佳吾、犬飼智也、町田浩樹、杉岡大暉 MF:レオ・シルバ、ディエゴ・ピトゥカ、荒木遼太郎、白崎凌兵 FW:土居聖真、エヴェラウド
サブ)
GK:早川友基 DF:林尚輝 MF:和泉竜司、三竿健斗、松村優太、小泉慶、ファン・アラーノ
札幌/アウェー
スタメン)
GK:菅野孝憲 DF:田中駿汰、宮澤裕樹、福森晃斗 MF:ルーカス・フェルナンデス、駒井善成、高嶺朋樹、青木亮太、金子拓郎、荒野拓馬、チャナティップ
サブ)
GK:中野小次郎 DF:柳貴博、岡村大八 MF:深井一希 FW:ドウグラス・オリヴェイラ、菅大輝、中島大嘉
立ち上がりから両チームとも相手ゴールに迫るシーンを創出するなか、先にスコアボードを動かしたのは鹿島。10分、荒木のCKから犬飼が打点の高いヘディングシュートを叩き込み、ホームチームが先手を取る。
ビハインドを背負った札幌は、持ち前の流動的なビルドアップで反撃の糸口を探る。後方からテンポ良くボールを動かし、サイドチェンも織り交ぜて同点弾を狙っていく。
22分には鹿島が追加点のチャンス。土居からの縦パスに抜け出した荒木が狙いすましたシュートを放つが、これは惜しくも枠を捉えきれず。25分、今度は札幌にビッグチャンス。相手のクリアを拾った青木が近距離から狙うも、前に出てきたGK沖のセーブに阻まれる。
鹿島の1点リードで前半は終了。迎えた後半、鹿島がさっそく2点目を奪う。48分、相手GKのキックを犬飼が撥ね返し、エヴェラウドを経由したボールを収めたD・ピトゥカがエリア内に侵入し、丁寧な左足シュートで嬉しい移籍後初ゴールを決める。
55分には、自陣からのロングボールに抜け出した札幌の青木がループでゴールネットを揺らすも、これはオフサイドの判定で得点ならず。
余裕を持ってゲームを進める鹿島は63分、3点目を挙げる。エヴェラウドの果敢な突破を起点に、ゴール前のこぼれ球に素早く反応した常本が押し込む。さらに68分、CKのチャンスにエヴェラウドがチーム4点目をゲット。常本にとってはプロ初、エヴェラウドにとっては待望のリーグ戦今季初ゴールに。
圧巻の攻撃力を発揮した鹿島は、その後も危なげないゲーム運びで試合を終わらせる。4-0のスコアで4試合ぶりの勝利で、Jリーグ史上初のホーム通算300勝を達成した。
次節、鹿島は7月7日の栃木SCとの天皇杯3回戦を経て、同11日に第22節の柏レイソル戦を敵地で戦う。札幌は同4日にホームで第21節の徳島ヴォルティス戦に挑む。
構成●サッカーダイジェストweb編集部
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