日刊鹿島アントラーズニュース

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2020年3月16日月曜日

◆全国「高速バスvs鉄道 競合区間」5選 鉄道が白旗だったり いい勝負だったり(乗り物ニュース)






◆◆高速バス時刻表 『高速バス』ガイドのオリジナル決定版!! Vol.60(20...


全国的に、高速バスの本数が多い区間は、鉄道との競合、あるいはその歴史が見られます。今回紹介する5つの区間では、鉄道が白旗を挙げたようなところもあれば、どちらも運行本数が多いというところもあります。


特急列車を駆逐した関東の高速バス最大本数路線


 高速バスと鉄道との競合、あるいはその歴史が見られた区間を5つ紹介します。なお、運行本数などのデータは、特記以外、2020年3月12日(木)現在のものです。


東京駅~茨城県鹿嶋市


 茨城県鹿嶋市は県の南東部、県下最大の工業地帯である鹿島臨海工業地帯の中心都市で、プロサッカーチーム鹿島アントラーズのホームタウンのひとつです。市内と東京駅とのあいだを、ジェイアールバス関東、京成バス、関東鉄道、JRバステックの4社が共同運行する高速バスが、2時間弱で結んでいます。1989(平成元)年の運行開始から増便を繰り返し、2020年現在は1日88往復と、関東の高速バスでは最大本数を誇る路線です。

 鉄道では、JR鹿島神宮駅から鹿島線、成田線、総武快速線を経由して東京駅までを結ぶ直通列車も1日1往復ありますが、基本的には乗り換えが必要です。以前、同区間で走っていた特急「あやめ」は、次々に増発される高速バスに押される形で2015年に廃止されました。




 高速バスは鹿島神宮駅だけでなく、鹿嶋市街地の各所や臨海部の工業地帯にも乗り入れます。周辺の主要工場のひとつ、日本製鉄鹿島製鉄所横のバス停では、東京駅行きのバスを待つビジネスパーソンが列をなしている光景も見られます。


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