日刊鹿島アントラーズニュース

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2023年1月22日日曜日

◆相模原を退団した梅鉢貴秀の移籍先が決定 鹿島や金沢でもプレイしたMFは豪州へ(theWORLD)






梅鉢がオーストラリアへ


SC相模原は20日、昨季限りでチームを退団した梅鉢貴秀の移籍先が決定したことを発表した。新シーズンよりオーストラリアのサザーランド・シャークスFCに所属することになった。

現在30歳の梅鉢は2011年に柴崎岳、昌子源、土居聖真とともに鹿島アントラーズへ加入。2年目にプロデビューを果たし、16年にはモンテディオ山形への期限付き移籍を経験するものの、レギュラーをつかむことができず、17年にチームを退団する。

翌年加入したツエーゲン金沢ではJ2で24試合に出場。2年間在籍すると、20年に移籍した相模原では主力として活躍する。ボランチからボール奪取能力の高さと足元の技術を生かしてJ3リーグで22試合2ゴールを記録。相模原をJ2へと導く原動力になり、最終節・FC今治戦では昇格を決定づけるゴールを挙げた。

一昨季はJ2を戦うもののJ3降格を味わい、昨季は5試合の出場にとどまりチームを退団。移籍先は決まっていなかったが、オーストラリアで新たなキャリアを築くことになるようだ。




◆相模原を退団した梅鉢貴秀の移籍先が決定 鹿島や金沢でもプレイしたMFは豪州へ(theWORLD)





2020年10月24日土曜日

◆10/21 神戸戦「鹿ライブ」アーカイブ書き起こし(日刊鹿島アントラーズニュース)







椎本チーフスカウトの”獲得した”、あるいは"獲得出来なかった"選手に対するコメントを抜粋して紹介します。


◆上田綺世について(12′45″〜)

中田『まず、そうですね…今日は綺世が出てるので、綺世の話から』
椎本『(綺世は)ノルテから昇格が出来なく…誰だ!昇格させなかったのは(笑)』
中田『まぁ、それは置いといて…で、鹿島学園に行き』
椎本『で、法政大学』
中田『鹿島学園の時の綺世は椎さん、知ってたんですよね?』
椎本『そんなに注目して観ていたわけでは無いけど、高校選手権とか出てましたからね、で、大学の時に1年からちょこちょこ試合に出てて、点を獲ってたから目についたね…もう少しスマートだったと思うんだけど(笑)』


◆宮市亮について(17′30″〜)

中田『この選手は欲しかったっていう選手はいますか?』
椎本『いますよー、振られた選手…一番はねアーセナル行った宮市よ。ベンゲルに負けたもん、悔しかったわ』
中田『言い方悪いけど、どこの人かわからない椎さんとベンゲルですよ、そりゃ負けますよ(笑)』
椎本『そうかな?そうか…でもね、彼、凄くいい子で、わざわざ断りに鹿島まで来てくれたの。電話でいついつ空いてますか、行きますって言って。そんなのわざわざ来なくて良いって言ったんだけど、手土産持って「僕、海外でやりたいんですみません」って。だから日本でやるんだったらウチだったの。だから今でも気になって見てるけどね』


◆興梠慎三について(20′15″〜)

椎本『あいつはかわいい選手だったよ、男気ある選手。慎三はサッカー上手かった、っていうか本当にストロングポイントがはっきりしてた。スピードがあって、もちろんボール扱うのが上手かったしね。凄い無理のきく選手だった。ドリブルしてスピードでなんかホント、漫画じゃないけど直角的に曲がってく感じだったもんね』
中田『多分今の(ファンの)人たちは慎三がそういうプレーヤーって言うよりも周りを活かすとか、キープするとかっていうイメージがあるけど、入ってきた時はドリブラーでしたからね、スピード豊かな。』
椎本『良く言えば相手をぶっちぎってね』
中田『うん。そのイメージなんですよね、僕も』
椎本『今は何かもう、サッカーを覚えて…腹も出たのかも知れないけど(笑)、動かなくなって…うまくなったよね、点獲る感覚なんかも』
中田『サッカーをちゃんと学んでるっていう感じで』
椎本『それはね、鹿島にいた時の先輩達じゃないかな、と思うよ。やっぱり選手が育つのは環境だよ。いくら良い選手が入ってきても、周りの環境、周りの先輩たちとか、あとスタッフ』
中田『そういう意味ではヤナギさんとかに動き出しとか教えてもらっただろうし、マルキと一緒にね』
椎本『ツートップで組んで』
中田『で、また大迫っていう選手が入ってきて、刺激を受けたのか』
椎本『刺激っていうか、ライバルがいないとね』


◆内田篤人について(28′20″〜)

中田『篤人の話し…みんな楽しみにしてるじゃないですか』
椎本『篤人のお話しって…何があるかな?』
中田『篤人を実際に目にしたのは?』
椎本『あのね、あいつ…彼…あいつって言ったら怒られちゃうな、すいません!…彼を見たのは17の時にU17に早生まれで入ったんだよね。その時に3-5-2のワイドやってた。で、結構速い…篤人速いじゃない?』
中田『速いですね』
椎本『まず目について速い、それと、結構キック上手かったんじゃないかな。そういう印象。で、アップダウン出来るし。で、その時うちサイドバックが名良橋。ナラがやってたんだけど、ケガとかで、もうそろそろ後釜をスカウトしなきゃいけないって、それで決めたのが篤人』
中田『なるほど。もう、すぐって感じだったんですか』
椎本『うん、すぐもう。すぐもう決めた。正式にオファーを学校の先生に』
 (ここで上田の先制点が入り、しばらく試合に戻りました)
椎本『それで、もうサイドバックだったら篤人だって。一応、こういう選手に声をかけますからって言って、オッケーもらって、正式にオファーをさせてもらいました』
中田『1年目からあんなに活躍すると思ってました?』
椎本『いやいや、もう…おれ本人にも、先生にも、両親にも「3年目くらいに試合に出てきてくれれば良いと。その間にしっかり体を作って」って事を話ししたのを覚えてる。だって篤人細かったでしょ?ホント、もやしだったじゃん(笑)』
中田『篤人入った時、僕いなかったんですよ、海外行ってたんで。』
椎本『そうか!どこだっけ?インドネシア?タイだっけ?』
中田『いやいや、フランスです(笑)』
椎本『あーフランスか(笑)』
中田『だから入って来た時は知らないんですけど、試合とかはチェックしてたのですごい選手が…』
椎本『だってまさか…ホントだって開幕だよ!春の合宿でアウトゥオリが満さんに使うって言ったみたい。で、それ聞いて「え?」って。で高校の監督さんに連絡して「開幕出ます」って。自分嘘ついたみたいだよな、3年我慢してくださいって(笑)』
中田『確かに(笑)』

(35′50″〜)
中田『篤人って競合はあったんですか?』
椎本『あったあった、結構来てたんじゃないかな?』
 (この後本山、小笠原、中田の競合の話が数分)

(38′05″〜)
椎本『篤人は、最後は鹿島と新潟だったの。(新潟は)あの時反町が監督やってたんで、清水東の先輩で、色々そういうアレがあったんじゃない?…で、1回練習参加させてくれって来たじゃない?』
中田『そうなんですか?』
椎本『あ、来たんだよ、ごめんごめん。…夏休み、1泊2日で来たのかな、で、親御さんも一緒に来て、その帰りに決めたみたい。新潟にもその前に練習に行ったりしてたみたいだけど。で、その時ね、リーグ戦最中だったんでAチームは調整だからBチームに入ってやってて、そこにたまたま出場停止で小笠原満男がいたの。今言うじゃん、彼が一番怖かったって(笑)。でもそれが良かった。お客さんみたいに扱うよりさ、そのままを見て欲しいしね』


◆小笠原満男について(45′08″〜)

中田『満男は…声かけたの早かったですよね?』
椎本『そうかな?いや、浩二より後だよ』
中田『そうなんですか?満男は2年の時から来てた…』
椎本『来てた、ケガをして、監督さんと住金時代からお付き合いがあったので、2年の時、選手権終わって新チームになってドリブルの練習してて、ボールの上に乗っかって足首折ったって言う…(笑)。それでうちに1〜2週間リハビリ来てて、ちょうどその時に満男のところの恩師の教え子がうちにトレーナーでいて、ずっと面倒見てて、彼が口説いたんじゃない?』
中田『そういうところの繋がりもあったんですね』
椎本『人との繋がりじゃん、これは』
中田『僕らの代では満男が決めるのが結構遅くて、モトが早かった』
椎本『え?そうか?いや、君でしょ早かったの!』
中田『俺は早かったです。でも俺の前にモトが決めてた』
椎本『違うよー』
中田『一番早かったのは(山口)武士でしょ?』
椎本『武士…あー武士いたねー。』


◆柴崎岳について(49′30″〜)

中田『岳は早かったじゃないですか』
椎本『早かったね。2年生の選手権が終わってから、1月の終わり。あの時準優勝したのかな。で、新チームになって1月の末かな、青森山田の名将黒田監督から電話がありまして、「鹿島にお世話になります」って。ホントびっくり!だって初めてだったんですよこんな早く…』
中田『大体3年のインターハイ終わりとかですよね』
椎本『今は早いけど、それがきっかけで早くなったんだもん。今は当たり前に早く決めちゃってるけど、「椎本さんところが悪いんですよ、こんな早く決めたから」って…いや、決めたの選手だからって!(笑)』
椎本『自分も「え?本当に良いの?」って感じだったの』
中田『でも、嬉しかったんじゃないですか?』
椎本『嬉しかった。でもね、岳はやっぱ2つに別れてたよね、評価が。僕なんかは技術がしっかりしてるし絶対この選手って決めてたけど…中3から有名だったの。中3でプリンスリーグ出てたから』
中田『高校生の試合に』
椎本『そう、附属中学だから出れるんだよね。で、多分中3で10番付けてたんじゃないかな?』
中田『へぇ、そうなんだ』
椎本『で、高2の終わりに決めてくれて…岳と初めて話した時に今までの高校生とは違う感じがした。どこが違うかって言ったら 、自分のサッカー人生の設計をしているな…じゃないけど、そんな感じ。だから、この子はもうサッカーを始めた頃から、プロになるために今は何をやらなければいけないって言うのをしっかり考えてるんじゃないかな?と思った
中田『じゃあもう高校生と言うか大人…』
椎本『大人だった』
中田『浮ついたところとかもなく』
椎本『だからなんか「うわー」って思ったね。それに似てるなと思ったのがこの後話す安部裕葵』

(53′52″〜)
椎本『このはなしして良いのかな?…俺岳と大喧嘩したことあるんだよ』
中田『え?そうなんですか?なんで?』
椎本『ある練習試合で…大学生と練習試合やってたのかな。で、たまたまサイドバックをやらされたんだよね、岳。それでその練習試合、良くなかったの。チームが全然バラバラって言うか、うまく出来なくて。で、試合が終わった後に岳がコーチに言いに行ったの「なんで僕にボランチやらしてくれないんですか」って。「勉強のためにもいろんなポジションやるけどずっとサイドバックをやらせるわけじゃない」って言ったけど全然納得出来てなくて、コーチに「椎本さんちょっと話ししてやってください」って言われて、ロッカー入る前にはなしをして…したらあいつなんて言ったと思う?今だから言うけど、「あのボランチじゃゲーム作れないですよ」』
中田『(笑)』
椎本『で、その時ボランチやってたのが代表候補の二人だったの(笑)』
中田『え?誰だ?』
椎本『名前言っても良いかな?』
中田『やめときましょうか…まぁ良いっすよ、大丈夫ですよ』
椎本『もう、一人は引退しているし…』
中田『(増田)誓志?』
椎本『そう。もうひとりは山形に行って…』
中田『ホンタク(本田拓也)?』
椎本『そう。あの二人じゃゲーム作れないじゃないですか!』
中田『(笑)』
椎本『まぁ練習試合だし、岳にも色々経験させて…って、したらもうあいつ泣きながら食ってかかって来て…こっちもカチンと来て胸倉掴んで、壁にドンってぶつけて「お前プロになって何ヶ月だ!」って…まぁそういうアレもあって』
中田『負けず嫌いな所ありますからね、岳は』
椎本『まぁ2〜3日経ったら全然普通に話し、あいつとしてたけど…自分を持ってたよねホントに』
中田『ボランチとしてのね』
椎本『そうそう、プライドじゃないけど…でもびっくりだよ、あの二人じゃゲーム作れないって』
中田『凄いっすね』
椎本『びっくりでしょ?』
中田『これはびっくりです、よく言ったなと思います』
椎本『目に涙浮かべて「なんで僕にやらしてくれないんですか」って感じで。でも後で思うと凄いなって思ったね。今スペインで頑張ってるし』


◆梅鉢貴秀について(58′05″〜)

中田『バチはどうですか?』
椎本『梅鉢君?彼もね…プロになる前の話し。オファーする、誘う時の凄い話し(笑)何一人で思い出して笑ってんだって感じでしょ?』
中田『確かに(笑)』
椎本『彼は凄い頭の良い学校なんだよね。彼が2年生の時の選手権見てて、その時岳と準決勝やってるの』
中田『バチがPK外した試合?』
椎本『そうそうそう。彼ね3年の時も準々決勝で同じようにPK外してるから』
中田『(笑)』
椎本『それ(その試合)を見てて、このボランチよく走るし体も強いなと思って、3年の時も試合を見に行ったりしていて、岳がああいうタイプだから、もうひとり違うタイプ良いかな?って思って。で、どのくらい出来るかなと思って声かけさせてもらって。そこの学校の先生や監督を知らなくて、知ってる大阪の先生に紹介してもらって会いに行って、梅鉢くんを欲しいんですけどって言って、そしたら「わかりました、本人と両親にはなしをします」って言って。その1ヶ月後に電話がかかってきて、「椎本さん、学校に来てください」って。そしたら本人と両親がいて、はなしをさせてもらって。お父さんもお母さんも先生なの…大阪のおばちゃんって感じの(笑)怒られるな、こんな事言ったら(笑)』
中田『先生なのに?(笑)』
椎本『で、色々話しして、ウチのチームに来ていただけませんかと。そしたらお母さんになんて言われたと思う?…お父さんは黙ってるタイプなんだけど、お母さん「私はこの学校にプロのサッカー選手にするために入れたんじゃありません!」って怒られました。で、「すみません、わかりました。では家に帰って良く本人と話ししてください」って言ったら「良くはなしはしました!」って(笑)。で助け舟が学校の先生』
中田『お父さんじゃなくて?』
椎本『そう、先生。先生が本人に「おい、梅鉢、どうなんだお前は?」って。で本人が「挑戦したいです!」って。それで先生が「お母さん、お父さん、3年やってダメなら戻せばいいわ」って。もうお父さん、お母さんは先生に任せてるから「わかりました」って。で、チャンチャンで一件落着でした(笑)』
中田『へぇ、なるほど』
椎本『初めてだよ、あんなに怒られたの(笑)』

椎本『でも、あいつ変わってたよね?』
中田『変わってましたよね。良いものは持ってました。まだJ3…』
椎本『相模原で頑張ってるからね』
中田『僕、来週会いますけど』
椎本『ホントに?』
中田『今週末か、相模原の前座試合、ドリームマッチで』
椎本『よろしく言っといて』
中田『はい、会えれば』
椎本『ウチを出ていく時に、まだあいつサッカーやりたいって言って。引退する時とかここを出ていく時に家に連絡するの。親と先生にね。そしたらお母さん「もう辞めてもらいたい」と。いや、お母さん、本人はまだサッカーやりたいんでやらしてください。もし1年やって試合に出れなかったら僕が「もうやめろ」って言いますからって』
中田『そしたら意外とね、金沢でも出てて、今相模原でも出てますからね』


◆和泉竜司について(1°15′26″〜)

椎本『和泉君はね…』
中田『大学時代からかなり光ってた』
椎本『高校時代から活躍してたから、市船で。もともと四日市の子なんだよ。で四日市のクラブチームから市船行って、そこはフロンターレの旗手も出てるの。結構そこね、いいクラブだと思う。それで明治行って、多分1年の時から出てたんじゃないかな? どこでも出来る選手。大学4年になってオファーさせてもらったんだけど、まぁ振られて名古屋に行きまして。で名古屋で何年やったのかな?4年かな?』
中田『そんないましたかね?でも26〜7…』
椎本『だから4年なんだよね、多分。でちょっと情報が入って…今年で契約が切れて、出たいっていう気持ちもあったみたいで…で電話させてもらって』
中田『椎さんがちゃんと電話して…』
椎本『まぁその前に一番恩師になるクラブチームの監督さん、僕もたまたま知ってて電話して、「どうですかね?」って話をさせてもらって、本人にも電話して…少し経って決めてくれたんじゃないかな?』

中田『スカウトの時から見ている椎さんとしてはまだ物足りないと?』
椎本『物足りない、まだもっと出来る。自分でボールを持って…』
中田『仕掛けられる!』
椎本『そう』
中田『名古屋の時って結構、ウチとやった時も左サイドで』
椎本『仕掛けてたでしょ?』
中田『キレあるドリブルで奥までえぐってって言うイメージあったから、まだちょっと…(彼が)鹿島に来て初めて話しましたけど、優しいですね。なんか、見た感じはもっとこう…やんちゃチックに見えるんだけど…』
椎本『凄い真面目な子、見かけと違う。だからチームの事を考えて周りに合わせなきゃいけないって気持ちも多分あると思うんだよね。でも和泉はね、僕見てて戦術理解度が高いんじゃ無いかと思う。サッカーIQが高いと思うんだよね』
中田『だから使い勝手の良い選手になっちゃうから、そうじゃなくてもっと自分を出して…』
椎本『彼とたまに話をするんだけど、「もっと我を出せよ」って言うんだけどね』


◆昌子源について(1°29′06″〜)

中田『源もどちらかと言うと一本釣り的な…』
椎本『彼も無名だったじゃない?で、彼も2年の時のインターハイの1回戦…申し訳無いけど鳥取って強いチームとかピンと来ないじゃない?ちょうど茨城県代表の水戸商とやるんで、水戸商もそんなに強くないから1回戦見てやんないと…一応ね(笑)。応援に行ったの。そしたら相手が米子北。その時米子北は結果的には準優勝したの。で、何人か良い選手がいたの。そんなかの一人で、この選手はスピードあるし1対1も結構強かったし…ただヘディングしなかった。もうひとりのCBにヘディングさせて自分はフォローするっていうか、こぼれ球をひろう。でも良いなって思って覚えてて、高校3年になった時に何試合か見に行った。で、やっぱ良いわってなって声をかけて、もうウチしかなかったから。源のお父さんって大学サッカー部の監督やってて、その前に神戸の育成部長みたいのやっててプロの世界知ってたから、最初は賛成はしなかったよね』
中田『そうなんですね…』
椎本『やっぱ厳しい世界だって。もう一つは源のお父さんは大阪体育大学なの。監督も大阪体育大学出身』
中田『そうですね』
椎本『あ、浩二くんは本当は米子北も誘われて…皆さん知らないと思いますけど、浩二君は鳥取(出身)ですから(笑)』
中田『知ってますよ(笑)。だから北高は良く知ってて、声かけてもらったっていうのもあるし、今北高のコーチやってるのが僕の同級生ですから。中学校は違いましたけど、トレセンとかずっと一緒にやってた…』
椎本『だって、あの…鳥取三羽烏だったもんな。で、言ってたもん、米子北のその時監督やってて今総監督の城市さんが「本当は中田浩二が一番欲しかった」と。「彼は裏切って外に出ていきましたから(笑)」』
中田『(笑)』
椎本『で、監督さんも大阪体育大学だから、あの頃良い選手はみんな大阪体育大学に送ってたんだって。それでまた一つ話しがあるんですよ。源に声かけて…ある時携帯がなったの、で、出て…この番号知らないな…と思ってたらいきなり「椎本、4年待て」とか言われて…何を言ってるのかな?この人っ思って、誰かな?って、よくよく聞いてみたら大阪体育大学の監督さんで、僕も昔から世話になってる人で…「4年待て」って、あ、源のことか!って。先生すみません、もうオファーしました!って(笑)』
中田『源も本当に知られてないじゃないですか。その世代だと岳がいて選手権行ったバチとかの方が(有名)…宮市もその世代ですよね』


◆安部裕葵について(1°34′10″〜)

中田『一本釣りといえば裕葵ですよね?』
椎本『良く聞かれるんですよね。もう広島の先生方がびっくりしてた。「え?アントラーズ、あの選手をスカウトするの?」ってまず最初にそう思ったみたい。広島で飛び抜けた選手じゃなかったし…彼もインターハイで見たの。彼が3年の時ね、広島インターハイ。地元のインターハイ』
中田『で、出れたとか…(出場枠が増える為)』
椎本『彼はもともと東京じゃない? インターハイの時に、瀬戸内高校ってところで、サッカーが強いの知らなくて…』
中田『そうですね、広島でいえば皆実とかね』
椎本『そういう名前が出てくると思うんだよね。で(瀬戸内が)滝二とやるから見に行こうって思って、見に行って、瀬戸内は野球が強いっていうのは知ってたから、「あー野球は強いな、甲子園出てるしな」とか思いながら見に行ったら、裕葵がいて10番付けて。で、その時ケガ上がりでトップとかサイドに張ってて走らなくて…ボールが入るとやっぱり仕事してるのよ、ドリブルで行って。見てて10番良い選手だなって思って、緩急つけてドリブルするし…で2試合くらい見て、その時に同じポジションで声かけてた選手いたじゃん』
中田『誰?和泉?』
椎本『違う、違う。和泉大学生じゃん。高校生で…』
中田『誰ですか?』
椎本『一時代表とかずっと入ってたU-20とかの…』
中田『え?誰だ?』
椎本『うちにも練習来てた』
中田『全然わからないや』
椎本『岩崎(悠人)』
中田『あー岩崎ね、そうっすね。京都橘ね』
椎本『それで、岩崎に声かけてたから、(安部は)良い選手だなって思ってたけど、岩崎の答えが出てなかったから、インターハイが終わってから答えを出しますって、電話がかかってきて振られて…まぁそれはしょうがない、YESかNOしかないから…で、どうしようかな思ってたら満さんから「誰かいないのか?」って言われて「一人気になってる選手はいます」って、それが安部裕葵で。でも同じポジションだったから、自分としてはこっちがダメだったからこっちに行くっていうのは失礼だなと思ってて…昔からずっと思ってた事だから…でも、気になる選手だなと思って、一応瀬戸内高校の監督さんに話をしようと…でもその前に、瀬戸内高校の監督さんのこと全然知らなかったの。で、どうしようかなと思って、広島で知ってる人いるかなって考えて、あ、昔から知ってるやつがいて、サンフレッチェの強化部長やってるやつだって(笑)』
中田『そこですか?(笑)そこはダメなんじゃないですか?』
椎本『いや、広島(の選手)だからサンフレッチェに断りを入れなきゃダメかなって言うのもあったの。それでサンフレッチェの強化部長昔から知ってるから話をして、「広島、行かないの?」って聞いたら「うちのスカウトは何も言ってないから…良い選手だと思うけど…椎さん興味あるんですか?」って聞かれたんで「興味あるんです」って言ったら「行って良いですよ、行ってください」って言われて。で「監督と面識無いんだ、知ってる?」って聞いたら、たまたまその人と仲良かったの。で「私がセッティングします」って言ってセッティングしてくれて』
中田『優しいんですね』
椎本『で、「はじめまして」、「オファーさせてください」と。でそこで…場所言って良いかな…焼き鳥で(笑)』
中田『そうなんですね、お好み焼き屋ではなく』
椎本『サッカー関係者が良く来る焼き鳥屋で、僕もよく知ってるんで…で、そこに、アレだよサンフレッチェの強化部長も来て、3人で話したの(笑)』
中田『(笑) へー、すげーなー』
椎本『みんなセッティングしてくれて、紹介してもらってさ、もうそこの場で広島の強化部長も「鹿島で決めちゃえ!」って、監督も「ええ、鹿島に行かせます」って…ちょ、ちょ、ちょっと待ってくれと。いや本人はどうなの?って。「いや本人も大丈夫です」ってその場で電話してくれて、そしてうちに決まって…この話しも面白い話なの、後々から聞いた話だけど…本人はプロになりたいと、でも全然声がかからない、で、裕葵はもしプロになれなかったらサッカー辞めて大学、結構勉強も出来たから大学行くと、受験しますと。でもプロになりたいと。で、監督さんが「鹿島とかが来たら良いぞ」って言ってたんだって』
中田『鹿島からオファーが来たらってことね』
椎本『そうそう、そういう(大きな)オファーだったら行かせてやる(受けてもいい)って冗談で言ってたら本当にオファーしちゃって、「あ、来ちゃった」って感じだった(笑)』
中田『へぇ、そうなんですね』
椎本『だからすぐ、本人もいないところで勝手に「行きます」って。いやいや本人に聞いてくださいって(笑)。で、トントン拍子よ』
中田『裕葵の中学校の時の恩師が俺の後輩なんで』
椎本『そうそうそうそう、クラブチームのな。アレもともと帝京高校の前の監督さんが作ったんだよな』
中田『そうです。息子さんが作って、って言うので僕もそこから「お願いします」みたいなの来てたんで』
椎本『だから、縁があったってことだよね』


◆舩橋佑について(1°46′25″〜)

椎本『彼は本当ね、舩橋佑は今年入って本当に伸びた』
中田『ですね』
椎本『凄い伸びて…頭良い選手だと思う』
中田『ユースもね、もうひとりいてね。もともとはもうひとりいたんですけど、断然佑がね。満男がユースに関わって結構ずっと教えて、グッと上がりましたもんね』
椎本『いい刺激になったんじゃないかな?小笠原満男がいるし柳沢がいるし』
中田『ユースの環境としてはね』
椎本『抜群じゃないかな?』
中田『佑は本当に中盤ボランチでボールを上手くちらしながらゲーム作るタイプですよね。去年までは横パスが多かったですけど、今年縦とかが増えたので、それが凄く良くなりましたよね』


◆常本佳吾について(1°47′41″〜)

椎本『常本はね、今ずっと練習参加してますけど、スピードがある選手で…まぁマリノスのジュニアからユースまで…で本当は上がるアレだったみたいだけど、色々事情があって急に上がれなくなって、明治大学に行きまして。で明治大学でも2年からかな?レギュラーになって…』
中田『身体能力高いですよね』
椎本『はい』
中田『だからセンターバックもやったりするのかな』
椎本『3バックの真ん中やったりしてたのね3年の時は。でも本人はプロになるんだったら身長が無いからサイドバックやりたいと。もともとサイドバックだから。そういう選手ですね』


◆早川友基について(1°48′28″〜)

椎本『あともうひとり明治大学から』
中田『ゴールキーパー』
椎本『ゴールキーパー。これは大学の中でも3本の指に入るくらいだと思う。足元もうまい、右左蹴れる。全然普通に蹴れます。で、シュートストップも反応早いしね。ただね、一つね、彼に言ったの、一つだけあるんだよって。それは…「顔がキーパーらしく無いよ」って(笑)』
中田『なんですか、それ』
椎本『優しい顔してる。キーパーとかセンターバックはやっぱゴッツくなきゃだめだって言ったの。見ろ、曽ヶ端とか岩政とか秋田とかって。そしたら「いや、でも椎本さん…それ言われても困ります」って。まぁ確かにそうだな(笑)、って冗談でね、話ししてて』


◆林尚輝について(1°49′24″〜)

椎本『珍しく関西の大阪体育大学から』
中田『珍しくと言っても、(山口)一真の印象が強いから…』
椎本『あー、それは…ありますね(笑)』
中田『(笑) 一真の印象が強いから…阪南大のね』
椎本『(今回は)大阪体育大学。 彼は勉強が出来て、勉強で奨学金もらってるの。成績1〜2番』
中田『すごいですね』
椎本『サッカーじゃなくて頭で。だから彼ねセンターバックで180ちょっとだけど、今年の大学選抜で関西からただ一人、選ばれてるの。で、一番の特徴は、もちろんDFとしての守備とかも良いんですけど、一番は「サボらない」。いつもしっかりポジション取ってやってる』
中田『そういうの大事ですね』
椎本『で、DFサボっちゃダメじゃん』
中田『ですね。ちょっとした細かいところが…』
椎本『で、キャプテンとかやって。やっぱ賢いからね、頭使ってサッカーやるじゃないけど。ただ後は足元がね。うちの(今の)サッカーだとパス出せなきゃいけないし、そこをどうクリアしていくかだと思うんだよね。大学だっててそういうサッカーやってないじゃん、はじき返せ!じゃない。でも出来ると思うんだよね』


◆須藤直輝について(1°51′24″〜)

椎本『一人は須藤、「すとう」。「すどう」じゃなくて「すとう」です。今年の正月の選手権出てて2年から10番つけてキャプテンやってて。ホントドリブラー。トリッキーな選手ですね。浩二も解説やって見てると思うんでね、みんな知ってると思う』


◆小川優介について(1°51′53″〜)

椎本『もうひとり、後からオファーさせてもらったのが小川って言って、これはね、ホントにね、どう化けるかな?って感じなんだよね。』
 (ここで土居の得点があり、しばらくその話題)
椎本『で、小川の話なんだけど…ちっちゃい。でも、去年2年生の時に見た時に「うわっ」って思ったんだよね、良い選手だなーって。どこが良いって、周りが見えてるし、ためが出来て、前にスペースがあったらドリブルで運んでいけるし、相手の逆を取ったりするでしょ。ホント珍しい今あまりいない選手かな、ゲーム作れて。でも、なんせ体が小さいなって思って、大学行った方が良いのかなって最初はそう思ってて。で、須藤にはオファーしてたんで、試合見に行ったりしてて、でもついついそこ(小川)も目に付いちゃって…3年プロとしてやったらどうなるかな?と思いながら…そうしたら向こうの監督さんも「椎本さん、小川、プロで出来ないですかね?」って話をして、3年プロでやったらどうなるか、自分も興味あると…。それより須藤に声をかけてるから須藤(の入団を)決めなきゃいけない。それがはっきりしてから考えるって。なんかさ、例えば須藤に断られて小川に行ったって言うのは嫌じゃん』
中田『そうですね』
椎本『だから、須藤をはっきりしてから…で、須藤が決まったんで、じゃあ改めてって事で。本人びっくりしてたよ』
中田『これ、僕も解説やって、終わってから椎さんに言ったの覚えてます?「あれいい子だよね」って。もちろん須藤は良い選手なんだけど、ボランチのこの子効いてますねって話してたら意見が一致したんですよ』
椎本『あ、そうそう、そうね』
中田『だから、同じ見方してんだなーと思いながら…でも僕は今年の1月で(彼らのプレーを見るのは)止まってるですけど、椎さんそこから1年間追いかけて…』
椎本『僕その前の12月から見てね』
中田『あ、このボランチ良いな、ボールを運べるのがね』
椎本『今いないじゃない、あんまり』
中田『で、ボールを取られないんですよね』
椎本『ちっちゃくてもね』

椎本『浩二、一致したじゃん』
中田『一致しましたよ』
椎本『スカウト出来るよ』
中田『いやいやいやいやいや…(笑)…やろうかな』

中田『僕も一緒で、ちょっと細いな、小さいなって。だからどうなんだろうなっていうところ』
椎本『でもね、見ててね、なんかね、これ3年鍛えたらどうなるのかな?って思って。正直に言ったら本人もプロになりたいって。で、これ裏話だけど、大学は結構断ったみたい…大学の方から「体が小さい」って。でもそこじゃないでしょサッカーは!』
中田『小さいなりにね』
椎本『メッシはどうなの?イニエスタだってそんなにでかくないでしょ?』

※ 小川=166cm、メッシ=170cm、イニエスタ=171cm

中田『そういう意味では早く飛び込んでそこ(技術)の部分をどう活かすかって言う術を…』
椎本『そうそう、本人も話したのは「技術とかはしっかりしている。後は体が小さいのをどうカバーしていくか。だからもっと技術を上げろと」』
中田『そうですね、そこですね』
椎本『悪いけど、それ以上身長伸びねーだろ?でも横は付くぞ。だからもっと強くなれと。それは話をしたんだけどね』
中田『小川はほんとに楽しみ』


◆荒木遼太郎について(2°00′55″〜)

中田『やっぱり1年目でここまでやるっていうのは、驚きですか?』
椎本『まぁどっちかって言うと驚きだよね。まさか1年目からこれだけ…動じないのが良いよね、アガったりしないじゃない』

椎本『遼太郎はやっぱミスしないね。少ない、ミスが。後仕掛ける』
中田『うん、それが強いですね』

椎本『でも遼太郎は高校3年の選手権の時、ケガで出られなくて。途中出場でずっとやってたけど…ボランチやってたんだけどね。全部一人でやってた。ゲーム作って、チャンスも前に上がって作ってシュートもして…』
中田『選手権、東(福岡)、予選で負けちゃいましたもんね』
椎本『決勝戦も後半途中からだったもんね、ケガしてて…彼は本当に技術がしっかりしていて、ミスの少ない選手だよね』
中田『遼太郎はどれくらいから目をつけていたんですか?』
椎本『結構1年の頃からチョロチョロ出てて、2年でレギュラーになって、その頃から上手い選手だなって…熊本なのよ。熊本の田舎から福岡の都会に出てきた子だから(笑)』
中田『遼太郎も負けず嫌いのところありますしね』
椎本『そう。あの可愛い顔して』
中田『性格がプロ向きっていうかね』
椎本『これね、獲得にあたって、浩二の先輩も協力してくれたんだよ』
中田『モト(本山)?あ、先輩じゃねーや(笑)モト先輩じゃなかった…東って思ったら…誰だ?』
椎本『熊本の…大先輩いるだろ!教育委員長!』
中田『あー教育委員長!平岡先生ですね』

※平岡和徳さん(大津高校サッカー部の総監督=帝京高校出身)の Wikipedia 

椎本『多分大津も誘ってたんじゃない?』
中田『まぁ熊本ですしね』
椎本『そいで、多分平岡も両親のこと知ってて、で、ウチがオファーしてるって知って、したら両親に会った時に「早く鹿島に決めたほうが良いですよ」って話をしてくれたみたい』
中田『へー』
椎本『助かるね、そういうの』
中田『それは椎さんの人の繋がりというか人徳と言うかね…』
椎本『大津高校からは何人かうちに来て…』
中田『植田…(山口)武士、(中村)幸聖(=現ユース監督)…』
椎本『後豊川なんかもそうだね』
中田『豊川、植田が入ってきて…監督も僕の大先輩ですし』
椎本『ホントもう…教育長ですからね(笑)』
中田『偉いですから…巻の引退試合で会いましたけど』
椎本『もう「平岡」なんて呼び捨て出来ない(笑)』
中田『(笑)』
椎本『呼び捨てしてるけど(笑)』
中田『平岡先生、優勝した時の選手権で帝京で…』
椎本『キャプテンだもん。で、ホント上手かった』


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2020年3月20日金曜日

◆「この時期に獲得していただいた」梅鉢貴秀の所属先が決定(ゲキサカ)



梅鉢貴秀 Takahide.Umebachi


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 SC相模原は19日、昨季限りでツエーゲン金沢を契約満了となっていたMF梅鉢貴秀(27)を獲得したと発表した。

 梅鉢は関大一高から11年に鹿島に入団。その後、山形や金沢でプレー。Jリーグ通算73試合2得点を記録している。

 背番号は33に決定。クラブを通じ「この時期に獲得していただいたチームの目標達成に貢献する為にベストを尽くします」とコメントした。




◆「この時期に獲得していただいた」梅鉢貴秀の所属先が決定(ゲキサカ)





2018年7月22日日曜日

◆昇格権利持たない2位町田、平戸の決勝弾で“好調”金沢を下す(ゲキサカ)



平戸太貴 Taiki.Hirato


[7.21 J2第24節 町田1-0金沢 町田]

 J2リーグは21日、第24節を各地で行い、2位のFC町田ゼルビアはホームでツエーゲン金沢と対戦した。MF平戸太貴の先制ゴールが決勝点となり、1-0で完封勝利。J1クラブライセンスを持たないため昇格の可能性はないが、未来につながる上位をがっちりとキープした。

 ホームの町田は試合前のウォーミングアップ中にMF戸高弘貴が負傷。代わりに初先発のMF土居柊太が入った。さらに前節熊本戦(○3-2)から先発2人を変更し、DF深津康太が出場停止から復帰。前節は途中出場だったFW鈴木孝司が入った。

 金沢は1-3から逆転勝ちをおさめた前節千葉戦(○4-3)から先発3人を変更。DF毛利駿也、MF大橋尚志、MF杉浦恭平がベンチに控え、DF石田崚真、MF梅鉢貴秀、FW佐藤洸一が入った。

 序盤は上位の町田がペースを握った。密集から右サイドを崩して立て続けにクロスを狙うと、自慢のセットプレーで好機を創出。前半23分にはMF森村昂太の縦パスから平戸がシュートを狙ったが、GK白井裕人が横っ飛びでかき出した。

 金沢も前半29分、得意のカウンターからFW垣田裕暉が左サイドを突破するも、右足シュートはわずかに左へ外れた。すると同43分、町田は敵陣でのボール奪取から、平戸が振り向きざまに左足を一閃。グラウンダーのシュートでゴール左隅に叩き込み、先制に成功した。


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 後半は金沢が盛り返す。10分、右サイドでDF大谷尚輝に競り勝った垣田が中央にえぐり、佐藤へのパスはMF井上裕大がカバー。その後は立て続けに選手交代を敢行し、14分にはFW山崎雅人、19分にはMF清原翔平が入った。

 その後は町田の攻撃が金沢ゴールを脅かす場面もあったが、金沢は後半23分、石田のクロスに反応した山崎のヘッドがポストを直撃。こぼれ球に飛び込んだ垣田が狙うも、井上がギリギリのところでカバーに入った。

 町田が後半29分にMF杉森考起を入れると、金沢は同34分に杉浦を投入。同35分には杉浦のクロスに垣田が頭で合わせたが、ボールは上へ。同40分、右からの折り返しに山崎がボレーで狙うも、これも枠を捉えることはできなかった。

 町田は後半43分、深津が右太もも裏を負傷し、DF藤井航大と交代でピッチを退く。金沢にとっては相手最終ラインがスクランブル化する好機となったが、最後まで得点を奪うことはできず。そのままタイムアップを迎え、7試合ぶりの敗戦を喫した。



昇格権利持たない2位町田、平戸の決勝弾で“好調”金沢を下す


2018年6月13日水曜日

◆【ライターコラムfrom金沢】迫る!闘将の完全復活…梅鉢貴秀が唱えるチームの課題「全員が戦える状態でピッチに」(サッカーキング)








 今季、鹿島アントラーズからツエーゲン金沢に完全移籍したMF梅鉢貴秀は、持ち前のボール奪取力とリーダーシップを活かして開幕戦(愛媛FC戦)から先発フル出場を続けていたが、第8節・ジェフ千葉戦で負傷してしまい、チームを離脱した。第14節・松本山雅戦に途中出場し、一度は戦列復帰を果たすも決して万全ではなかった。その後、再び別調整を経てチームに合流。ここまで慎重に状態を整えてきた。

 梅鉢はピッチに立つと率先してコーチングの声を響かせ、練習場の空気を変える。本人は「やかましいですからね」と笑うが、「コーチングで解決する問題は多い。求めていることは、伝えなければ伝わらないこともある。試合をやっていく中で、それぞれがこの場面はこう思っているんだなとか、コミュニケーション1つでもっと改善する可能性がある場面が多い。それは1人の選手が抱え続けるだけではダメ。そういったコミュニケーションを1つでも取っていけば、相互理解は深まっていく」という。練習中に限らず、クラブハウスへ引き上げる道すがらチームメイトと意見を交わすこともあれば、柳下監督のコーチングに対しても若干食い下がる形で自らの考えを示すこともある。コミュニケーションに妥協はない。




 6月10日、金沢は北信越リーグ1部のサウルコス福井と練習試合を行った。梅鉢はボランチとして先発すると、90分間フル出場。既に全体練習には合流しているが、実戦は久しぶりだった。梅鉢は、0-2で良いところなく敗れた試合を「まず、全員が戦える状態でピッチに立たないといけない。ミスも多かったし、基本的なミスのところから自分たちの流れを失う場面も多かった。そういったことが出るということは、やっぱり戦うまでの姿勢に問題がある」と険しい顔で振り返ったが、これもまた梅鉢節。周囲を鼓舞し、ときに辛口も厭わない背番号33が帰ってきたのだ。

「僕自身、軽率なプレーもあった。自分の中の感覚のズレを戻さないといけない。大丈夫だという状態で守っていたけど、自分の体の感覚と試合の感覚のちょっとしたズレがあった」。ただ、この日は脚を気にする素振りもなく「ほとんど問題なかった。自分の体の感覚と頭の感覚は合ってきている」と、状態面に関して試運転の結果は良好。

 6月16日には、第19節・栃木SC戦が控える。「監督に使ってもらえるように準備するだけ。出場するチャンスがあれば、新たなものをチームに与えられるような状態で臨みたい」。チームを引っ張る闘将、梅鉢貴秀。完全復活の日は近い。
 
文=野中拓也


【ライターコラムfrom金沢】迫る!闘将の完全復活…梅鉢貴秀が唱えるチームの課題「全員が戦える状態でピッチに」




2018年2月20日火曜日

◆【金沢】広井が2年連続主将「光栄に思います」副主将に小柳&梅鉢&大橋(報知)





 J2ツエーゲン金沢は19日、今季の主将と副主将を発表した。

 主将は2年連続でDF広井友信(33)が就任。クラブを通じて「今年もキャプテンに任命して頂き光栄に思います。チームの為に精一杯頑張ります!」とコメントした。

 副主将も昨季に引き続きDF小柳達司(28)、今季J1鹿島から完全移籍したMF梅鉢貴秀(25)、2季連続のMF大橋尚志(21)が就任。梅鉢は中堅リーダー、大橋は若手リーダーを務める。


【金沢】広井が2年連続主将「光栄に思います」副主将に小柳&梅鉢&大橋




2018年2月12日月曜日

◆【金沢】梅鉢「試合に出てナンボ」…鹿島から新加入「やれることある」(報知)





 J2ツエーゲン金沢MF梅鉢貴秀(25)は今季、J1鹿島から完全移籍で加入した正ボランチの有力候補。鹿島で同僚だった日本代表FW金崎夢生(28)のプレーに憧れ、背番号は金崎がつけていた「33」を選んだ。常勝軍団で磨いたパスセンスと堅守を武器に、新天地では出場試合数を重ねて勝利に貢献する。(取材・構成=竹内竜也)

 まずはピッチに立つ。梅鉢の目標は明確だ。

 「試合に出てナンボ。試合に出て何かを残し、チームが勝てるようにする。勝負事は相手のあることだけど、自分が出ることでやれることはある」

 2011年にJ1鹿島でプロのキャリアをスタートさせた。13年には自己最多となるリーグ戦10試合出場2得点も、昨季は出場なし。16年に1年間J2山形に期限付き移籍したが、今回は初の完全移籍となる。

 「(金沢の柳下正明)監督が僕のプレーを知った上で評価してくれたので『自分のプレーをすればいいんだ』という気持ちで、リラックスできている。監督の厳しいトレーニングも、自分には合っている」

 背番号は33を選択。鹿島で昨季まで金崎がつけていた(今季は10)番号だ。

 「空いている番号でパッと見て『いいな』と思った。金崎夢生くんがつけていたというのもある。彼のプレーはチームにいい影響を与える。僕もそういう存在になりたい。(33だけに)勝ち点『3』を重ねたいですね」

 鹿島の同期入団には日本代表DF昌子源、同MF土居聖真、スペイン・ヘタフェMF柴崎岳(いずれも25)がいる。

 「彼らが活躍するから刺激になる、という感覚はないかな。もちろん仲はいいですし、特別な感情はありますよ」

 的確なパスや粘り強い守備には定評がある。期待してくれている金沢サポーターを喜ばせたい気持ちは強い。

 「(サッカーに)真剣に、誠実に取り組むことが期待に応える唯一の道だと思う。僕はそれをやっている。ピッチでプレーする姿を楽しみにしてもらえれば」

 ◆梅鉢 貴秀(うめばち・たかひで)1992年6月8日、大阪・高槻市生まれ。25歳。2011年、関大一高からJ1鹿島に入団。16年にJ2山形に期限付き移籍し、昨季は鹿島に復帰。J1リーグ戦通算27試合出場2得点、J2リーグ戦通算4試合出場無得点。177センチ、67キロ。血液型A。独身。好きなタイプは女優の吉岡里帆。趣味は推理小説「浅見光彦シリーズ」を読むこと。


【金沢】梅鉢「試合に出てナンボ」…鹿島から新加入「やれることある」


2018年1月14日日曜日

◆金沢、今季の選手新背番号を発表…2年ぶりに復帰の清原翔平が「7」を着用(サッカーキング)


ツエーゲン金沢

 ツエーゲン金沢は13日、2018シーズンにおけるトップチームの背番号を発表した。

 2017シーズンの明治安田生命J2リーグを13勝10分け19敗の17位で終えた金沢。柳下正明監督が就任2年目を迎える2018シーズン開幕を前に、10名の新戦力を加えた。

 約2年ぶりにセレッソ大阪から完全移籍で復帰したMF清原翔平は背番号「7」に決まり、鹿島アントラーズから完全移籍したMF梅鉢貴秀は「33」を着用する。また、タイのスコータイFCから新加入したマラニョンは「29」をつけることに決まった。

 金沢の2018シーズン選手背番号は以下のとおり。

1 原田直樹
2 山本義道(びわこ成蹊大学から加入)
3 作田裕次
4 小柳達司
5 アラン(カマタマーレ讃岐から完全移籍加入)
6 大橋尚志
7 清原翔平(セレッソ大阪から完全移籍加入)
8 山藤健太
9 佐藤洸一
10 宮崎幾笑
11 杉浦恭平
13 石田崚真
14 金子昌広
16 毛利駿也(順天堂大学から加入)
17 加藤大樹(レノファ山口から完全移籍加入)
18 野田紘史
19 垣田裕暉
22 田尻健
23 白井裕人
25 谷口遼弥(ツエーゲン金沢U-18から昇格)
26 藤村慶太(ベガルタ仙台から期限付き移籍加入)
27 廣井友信
29 マラニョン(スコータイFCから完全移籍加入)
30 山崎雅人
32 島津頼盛(興國高校から加入)
33 梅鉢貴秀(鹿島アントラーズから完全移籍加入)
39 庄司朋乃也
45 沼田圭悟

金沢、今季の選手新背番号を発表…2年ぶりに復帰の清原翔平が「7」を着用

2017年12月22日金曜日

◆鹿島MF梅鉢貴秀、金沢への完全移籍が決定「全てを懸けて戦う」(サッカーキング)




 鹿島アントラーズに所属するMF梅鉢貴秀が、ツエーゲン金沢へ完全移籍で加入することが決まった。21日に両クラブが発表した。

 梅鉢は1992年生まれ、関西大第一高校出身の25歳。日本代表DF昌子源、同MF土居聖真、現ヘタフェのMF柴崎岳とともに2011年に鹿島へ加入した。昨季はモンテディオ山形へ期限付き移籍で加入し、今季は鹿島に復帰。明治安田生命J1リーグやJリーグYBCルヴァンカップでの出場機会は得られず、AFCチャンピオンズリーグと天皇杯で各1試合に出場するにとどまった。

 完全移籍にあたり、梅鉢は鹿島に対して以下のようにコメントしている。

「この度、金沢に完全移籍することが決まりました。僕は今年、チームの掲げた目標達成のため自分にできることがあると信じ、アントラーズへ戻ってくる決断をしました。今季、リーグ以外のタイトルを失うことが決まった全ての試合を、僕はベンチから見つめ、力不足を強く感じました。それでも、チームメートからの信頼を感じながらプレーできたこと、日本最高の選手たちの背中を見ながらプレーすることで、僕は今年、大きな自信を手に入れることができました。この経験を生かして、自分自身を高め続けていこうと思います。もうアントラーズのために戦うことはできないけれど、ここには最高のファミリーがいます。また笑顔で再会できるよう、戦い続けたいと思います。7年間、ありがとうございました」

 そして加入する金沢には以下のようにメッセージを寄せている。

「試合に出て自分を高めたいと思い金沢へ移籍することを決めました。2年以上も試合に絡んでいない僕を評価してくれた監督、クラブに対して、自分の全てを懸けて戦う準備ができています。プレーを通して伝えたいことがあり、プレーをする中で感じたいことがあります。チームの勝利のために、全てを注ぎます」


鹿島MF梅鉢貴秀、金沢への完全移籍が決定「全てを懸けて戦う」

2017年7月20日木曜日

◆柴崎岳&昌子源ら、鹿島アントラーズの“同期4ショット”に反響「マッチョに見える!」(CYCLE)


柴崎岳 参考画像(2017年6月24日)

鹿島アントラーズに所属するサッカー日本代表DF昌子源が7月18日、インスタグラムを更新。同期入団でスペイン1部リーグのヘタフェへ移籍が決まったMF柴崎岳、チームメイトのMF土居聖真、MF梅鉢貴秀との写真を投稿している。

写真は食事をした後のようで、昌子、柴崎らの前にはパイナップルの皮が2つ。リラックスした笑顔でカメラに顔を向ける姿が納まっている。

“プラチナ世代”と総称される1992年生まれで、2011年に鹿島に入団した4人。今年1月に鹿島からスペイン2部のテネリフェに移籍した柴崎が、オフ中に鹿島を訪れた際に実現した写真のようだ。

昌子 源さん(@gen.shoji3)がシェアした投稿 -

インスタグラムににファンからは、「92年組!やっぱりいいね!」「92年組!最高!」「4ショット待ってました!」「揃ったところが見れてとてもうれしいです!」「同期っていいですよね!」「やっぱり仲間ですね!切磋琢磨してください!」などの声が。

その他にも、「岳、ごつくなったなぁ!」「柴崎選手の腕めちゃくちゃ太くなりましたね!」「岳さんがめっちゃマッチョに見える!」「ヘタフェでもがんばれ岳!」など柴崎の体つきが大きくなったと驚くコメントも多く寄せられてていた。

柴崎は7月18日に鹿島のクラブハウスを訪れた。元サッカー日本代表で現在は鹿島のクラブ・ リレーションズ・オフィサー(C.R.O)の中田浩二さんは、「半年ぶりだから、そんなに変わってないんだろうけど、グッと大人になった印象も…いろんな話ができて良かった。これからの活躍にも期待しましょう!」とコメントを添えて、柴崎との2ショット写真をツイッターに掲載している。




https://cyclestyle.net/article/2017/07/19/50100.html

2017年1月11日水曜日

◆鹿島 若手ら軽快に始動 10選手、活躍へ意欲(茨城新聞)


ランニングで汗を流す鹿島の選手たち=クラブハウスグラウンド

J1鹿島の若手と新加入の計10選手が10日、チームの本格始動を前にクラブハウスで今季初練習を行った。ランニングで体をほぐした後、ミニゲームなどボールを使った練習で約1時間半、汗を流し、鹿島の新たなシーズンに向けて軽快な動きを見せた。

参加したのは、GKの川俣と小泉。フィールドプレーヤーは伊東、久保田、町田、田中に加え、J2山形からの復帰が見込まれる梅鉢、新加入の金森、三竿雄、安部の計10選手。

昨季の鹿島はリーグ優勝と天皇杯の2冠を獲得するなど、躍進の1年となった。

一方で公式戦出場が1試合にとどまった3年目の久保田は「もっと試合に絡みたかった」と悔しさを口にする。同年齢の鈴木や三竿健の活躍も刺激になったようで「自分ももっとやらないといけない。しっかり体をつくり、がつがつやっていく」と精力的に体を動かした。

昨季J2山形に期限付き移籍したものの、目立った活躍ができなかった梅鉢は「鹿島で活躍するのは難しいのは分かっているが、やるべきことをやりたい」と静かに闘志を燃やした。

1年半不在だったフィジカルコーチに、クラブ創立から2001年まで在籍した里内猛氏が今季復帰、10日の基礎練習を仕切った。選手のサポート体制も整う中、主力選手が加わる全体練習は17日に始まる。(藤崎徹)

http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=14840626526257

2016年12月9日金曜日

◆木山新体制で再起を図る山形、FWディエゴら5選手の退団を発表(サッカーキング)


https://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20161208/524916.html?cx_cat=page1



 モンテディオ山形は8日、MFアルセウ、FWディエゴ・ローサ、FWディエゴの3選手の契約満了と、期限付き移籍で加入していたMF梅鉢貴秀と元日本代表FW大黒将志の両選手の移籍期間満了を発表した。

 アルセウは1984年5月7日生まれの32歳。柏レイソル、北海道コンサドーレ札幌を経て2015年から山形でプレーしていた。今季の明治安田生命J2リーグでは37試合出場で1得点だった。明治安田生命J1リーグでは通算60試合出場3得点、J2では通算43試合出場1得点の成績を残している。なお、退団にあたってのコメントは発表されていない。

 ディエゴ・ローサは1989年3月23日生まれの27歳。ブラジル国内のクラブを渡り歩き、今季から山形でプレーしていたがわずか1年での退団となった。今季はJ2で17試合出場1得点だった。アルセウ同様、退団に際してのコメントは発表されていない。

 1984年3月22日生まれの32歳であるディエゴは、柏や東京ヴェルデイなどで活躍したのち、2014年に山形へ加入。2015年にはJ1で10得点を挙げる活躍を見せていた。今季もJ2で40試合に出場し8ゴールをマークしていたが、山形を去ることとなった。上記2選手と同様に、退団にあたってのコメントは発表されていない。

 今季、鹿島アントラーズから期限付き移籍で山形に加入していた梅鉢は、1992年6月8日生まれの24歳。4試合の出場で無得点に終わった同選手は、「当初掲げていた目標からかけ離れた成績になったことに申し訳なく思っています。第2節の愛媛戦で失点に絡んでから出場できなくなり、変えるべきところと変えてはいけないところを考え続けてきた中で、自分のプレーが変わっていくのを感じていましたが、2度あった先発のチャンスで結果を残せなかった自分の力不足を感じています。初先発の岡山戦ではホームでたくさんのサポーターの皆さんが暖かく、そして力強く後押ししてくれたことが僕にとって大きな支えとなりました。残留争いという苦しい一年でしたが、クラブに関わる全ての人の支えの中でプレーすることが出来たことに感謝しています。一年間本当にありがとうございました。いつかモンテディオに来て良かったと言えるようなサッカー人生が送れるように努めたいと思います」と今後の活躍を誓っている。

 かつて日本代表でも活躍した大黒は、1980年5月4日生まれの36歳。今季、京都サンガF.C.から期限付き移籍で山形に加入していた。今季は26試合で9ゴールの活躍を見せたが、1年で山形を退団することになった。大黒は、「選手、監督、コーチングスタッフ、フロントやスタッフの皆さん、そしてサポーターの皆さん、その全員に感謝しています!1年間お世話になりまして本当にありがとうございました!山形県の皆さんにも良くしていただき、本当に楽しく過ごすことが出来ました。来季山形がJ1昇格できることを願っています。また会える日を楽しみにしています。本当にありがとうございました!」とファンへの感謝の気持ちを述べている。

 山形は、すでに今季限りでの石崎信弘監督の退任と木山隆之氏の来季監督就任を発表している。

2016年3月10日木曜日

◆【山形】鹿島から期限付き移籍のMF梅鉢、今季初勝利へ「結果出したい」(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20160309-OHT1T50121.html



 200%のスライディングでボールを奪う! J2モンテディオ山形は9日、徳島戦(13日、鳴門大塚)に向け、天童市内で午前・午後の2部練習。鹿島から期限付き加入のMF梅鉢貴秀(23)が今季初勝利へ気合十分だ。

 前節・愛媛戦(1△1)は、後半30分から左MFで途中出場。1―0の後半43分、愛媛MF白井の左サイドからの鋭いドリブルをスライディングで止めに行ったが突破され、そのまま同点弾を許すクロスを上げられた。「相手ごと削りにいって200%の確率でボールを奪わないといけなかった。軽いプレーだった」と猛省。「走ることと球際で勝って奪いきるのが自分の特長。そこを意識していきたい」と意気込んだ。

 鹿島での5年間は寮生活だったが、山形では初の独り暮らしに挑戦。食事面など自己管理しながら状態を上げてきている。「次こそは確実に結果を出したい。ピッチの借りはピッチで返さないと」と梅鉢。苦い経験を成長につなげる。(武田 泉)

2016年1月18日月曜日

◆山形梅鉢 「絶対負けない」バチバチのボランチ争い(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/1593311.html

山形梅鉢 「絶対負けない」バチバチのボランチ争い

 ボランチ争いはバチバチだ! 鹿島から期限付き移籍で加入したJ2山形MF梅鉢貴秀(23)が16日、天童市内で行われた千葉・館山キャンプ出発前の最終練習で約2時間汗を流した。鹿島では5年間でリーグ27試合の出場に終わり、出場機会を求めて山形にやってきた。「環境の変化で自分も変わっていきたい。新しい変化を自分の中で感じ取りたい」と意気込んだ。

 プレスサッカーを掲げる石崎山形にとって、ボランチが生命線となる。梅鉢はボール奪取能力にたけ、豊富な運動量が自慢の“働き蜂”だ。また進学校の大阪・関西第一高出身で、頭脳的なプレーが光る。「スポーツ推薦で入学したけど、スポーツクラスはなくて文武両道でした。ボランチ争いでは絶対負けない!」。現状2つしかない定位置の座を、MFアルセウやMF松岡、横浜から加入したMF佐藤と競い、火花を散らす。

2015年12月23日水曜日

◆アントラーズ最後のプラチナ世代、梅鉢貴秀が山形へ武者修行(the WORLD)


http://www.theworldmagazine.jp/20151222/03domestic/33398



華の92年組

鹿島アントラーズは19日、MF梅鉢貴秀がモンテディオ山形にレンタル移籍で加入することを発表した。

梅鉢は2011年にMF柴崎岳、DF昌子源、MF土居聖真とともに鹿島に加入。プラチナ世代と呼ばれる92年組の1人として、クラブからは大きな期待を受けていた。しかし同期の選手たちが中心選手になっていくなかで、梅鉢は5年間で27試合の出場に留まっている。現役時代は名ボランチだったトニーニョ・セレーゾ監督は梅鉢の素質を評価していたが、指揮官が石井監督に変わってからはベンチ入りすら日々が続いていた。

梅鉢は鹿島公式サイトを通して、入団からの5年間を振り返り、サポーターに感謝を伝えた。

「まずは、これまで5年間、本当にお世話になりました。多くの人の支えのおかげで、サッカーだけに集中できる素晴らしい環境でした。試合で自分の不甲斐ないプレイにブーイングしてくださったサポーター、それでも頑張れと応援してくれた方たち、皆さまの熱い気持ちに心から感謝いたします」

「また、練習最終日にはクラブハウスに約2000人の方々が来てくださり、とても感動的な1日になりました。改めてアントラーズとファンの皆さまの強い結びつきを感じました」
J2の山形へレンタルすることが決まった梅鉢は、来季は山形の地から鹿島を応援すること、そして成長して鹿島に帰ってくることを誓っている。

「山形でも日々努力を重ね、今以上に『応援したい』と思われるような選手になれるよう頑張りたいと思います。シーズンを通して貢献できるよう全力を尽くし、必ず競争力をつけて戻ってきます。その間、アントラーズが来季全てのタイトルを取れるよう、山形の地から応援しています」

さらに梅鉢は、1年でのJ1復帰を目指す山形の公式サイトで、鹿島在籍時に対戦した時の山形の印象を語った。

「モンテディオ山形は、地域との一体感がある温かいクラブという印象があります。アウェイで対戦した時、チームは粘り強く、最後まで決して諦めない強い気持ちがあり、サポーターの声援も熱いと感じました」

山形を一体感のあるクラブと話す梅鉢は続けて、「新しい挑戦にワクワクした気持ちです。一日も早くピッチの上でチームに貢献できるよう、様々な環境の変化に素早く対応していきたいと思います」と新天地での意気込みを話している。

山形には2015シーズンにも鹿島からFW高崎寛之が期限付きで加入。さらに過去にはMF増田誓志やFW田代勇三といった選手たちがレンタル移籍を行っており、山形が鹿島から期限付きで獲得した選手は梅鉢で7人目となる。同じボランチの増田が鹿島復帰後に日本代表に選ばれるまでに成長を遂げたように、梅鉢も殻を破ることができるだろうか。

2015年12月20日日曜日

◆「今以上に『応援したい』選手に…」鹿島MF梅鉢が山形へ期限付き移籍(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?178993-178993-fl



 鹿島アントラーズは19日、MF梅鉢貴秀がモンテディオ山形へ期限付き移籍することを発表した。期間は来年2月1日から17年1月31日まで。同選手は今季リーグ戦に8試合出場していた。

 11年から所属する鹿島を通じて梅鉢は「これまで5年間、本当にお世話になりました。多くの人の支えのおかげで、サッカーだけに集中できる素晴らしい環境でした。山形でも日々努力を重ね、今以上に『応援したい』と思われるような選手になれるよう頑張りたいと思います。シーズンを通して貢献できるよう全力を尽くし、必ず競争力をつけて戻ってきます。その間、アントラーズが来季全てのタイトルを取れるよう、山形の地から応援しています」と挨拶。

 また、山形を通じては「新しい挑戦にワクワクした気持ちです。一日も早くピッチの上でチームに貢献できるよう、様々な環境の変化に素早く対応していきたいと思います。サポーターの皆さまの熱い声援に勝利という形で応え、J2優勝をみんなで喜べるよう精一杯戦いますので、応援のほどよろしくお願いいたします」とコメントしている。

 以下、クラブ発表のプロフィール

●MF梅鉢貴秀
(うめばち たかひで)
■生年月日
1992年6月8日(23歳)
■身長/体重
176cm/67kg
■出身地
大阪府
■経歴
関大一高-鹿島
■通算出場記録
J1リーグ:27試合2得点
ナビスコ杯:10試合1得点
天皇杯:4試合
ACL:3試合

2015年10月15日木曜日

◆第95回天皇杯全日本サッカー選手権大会 3回戦(オフィシャル)


http://www.so-net.ne.jp/antlers/games/51703

天皇杯 3回戦 vs水戸ホーリーホック

茨城ダービー、初めての屈辱。鹿島、PK戦の末に水戸に屈す。天皇杯3回戦敗退。



鹿島が、茨城ダービーで屈した。天皇杯3回戦で水戸ホーリーホックと対戦すると、0-0のまま決着がつかず、勝負の行方は延長戦へ。それでもスコアは動かず、PK戦の末に2-3で敗れた。

鹿島は3日前、ヤマザキナビスコカップ準決勝第2戦でヴィッセル神戸をホームに迎え撃ち、4-1と快勝した。2試合合計6-2と圧倒し、3年ぶり9回目の決勝進出を決めた。2ndステージでも2位につける鹿島にとって、複数のタイトルを視野に入れる日々が続く。そしてもう1つ、欠かせないのが元日決勝を目指す道のりだ。選手たちはすぐに「天皇杯があるから」と、気持ちを切り替えていた。

中2日で迎える一戦、石井監督は大幅なメンバー変更を断行した。紅白戦で並べられたフレッシュなメンバーは、それぞれの特長を出しながら、指揮官に必死のアピールを見せていた。石井監督は「誰が出ても変わらない戦い方をしたい。期待している」と、選手たちへの信頼を語っていた。

神戸戦からの先発メンバー変更は、なんと10人。センターバックに入る山村以外は、全選手が入れ替わる形となった。GKは佐藤、最終ラインは右から、伊東と植田、山村、鈴木隆雅が並ぶ。そしてボランチは梅鉢と本山、2列目に杉本と豊川、そして前線にはダヴィと鈴木優磨が入る。ベンチには曽ヶ端と山本、大橋、小笠原、遠藤、中村、赤崎が座った。

カシマスタジアムは、心地良い秋晴れに恵まれた。開場後は冷え込んだが、茨城ダービーを前にサポーターのボルテージは高まる。赤と青に割れた両ゴール裏が、試合への期待感を高めていった。ウォーミングアップに現れたフレッシュなメンバーの背中を押すように、大きなチームコールが降り注がれた。

19時、キックオフのホイッスルが鳴った。鹿島は開始早々の3分、右サイドを縦に突破した杉本がグラウンダーのクロスを送ると、ダヴィが巧みに合わせてゴールを狙ったが、惜しくもGKに阻まれてしまう。こぼれ球へのプッシュも弾かれてしまった。その後は、積極的にプレスをかけてくる水戸の勢いに押されたものの、鹿島は無失点でしのいだ。





開始15分をスコアレスで終え、次第に鹿島がボールキープ率を高めていく。22分には杉本がドリブルで仕掛け、鋭い切り返しから左足ミドルシュート。GKの正面を突いたが、枠を捉えてゴールを脅かした。さらに29分には、左サイドからの豊川のFKがゴール前で混戦となり、最後は植田がシュートを放ったものの、DFにブロックされてしまった。





鹿島はボールを保持していたものの、思うようにパスをつなぐことができず、苦しい展開となった。36分にも杉本が左足ミドルシュートを放ったが、GKの正面へ。なかなか決定機を作れず、低調な出来に終始した。前半終了間際には、右サイドの背後を取られて強烈なボレーシュートを打たれたものの、佐藤のファインセーブで事なきを得た。前半はスコアレスで終了し、ハーフタイムに突入した。



後半に入っても、拮抗した展開が続いた。鹿島は引き続き、水戸の守備をなかなか崩すことができない。50分に本山のスルーパスに伊東が反応したが、長すぎてクロスには至らず。62分には優磨のポストプレーから豊川が狙ったが、DFにブロックされて枠を逸れた。





石井監督は65分、杉本に代えて遠藤を投入し、攻撃陣の活性化を図る。そして70分、右サイド深くまでオーバーラップした伊東の折り返しから、最後は隆雅が強烈なシュートを放ったが、GK正面に飛んでしまった。さらに74分にも、右サイドからのクロスがこぼれたところに豊川が反応してシュートを放ったが、枠を越えた。





チャンスを作りながら、モノにできない鹿島は79分、赤崎をピッチへ送り出してゴールを狙う。赤崎は積極的にプレスをかけ、ミドルシュートで枠を捉える場面もあったものの、均衡を破ることができない。終盤にはミス絡みでカウンターを許し、水戸に決定機を作られる場面もあったが、何とかしのいだ。そして、90分が経過しても決着はつかず、勝負の行方は延長戦に持ち越された。





延長前半、鹿島は赤崎を中心に攻勢をかけたが、決定機を迎えることはできない。105分に赤崎が強烈なミドルシュートを放ったがGKに阻まれ、引き続きスコアレスのまま、延長後半を迎えた。ラスト15分も攻勢をかけたのは鹿島。赤崎のパスに反応したダヴィのシュートなど、枠を捉えてゴールを脅かす場面を何度か作ったが、どうしても均衡を破ることはできなかった。120分を終えても、0-0。PK戦での決着となった。







PK戦、後攻の鹿島は1人目の本山、4人目の山村が失敗。2-3で迎えた水戸の5人目のシュートを佐藤が止めて粘りを見せたが、5人目の梅鉢がシュートを止められてしまった。PKスコア2-3で水戸に屈し、天皇杯3回戦敗退が決まった。









次戦は3日後、17日にカシマスタジアムで行われるJ1 2nd 第14節の柏レイソル戦だ。2週間ぶりに臨むリーグ戦、2ndステージ制覇に向けて勝つしかない試合が続く。15日間で5試合を戦う過密日程、その5連戦のラストゲームだ。チーム一丸で立ち向かい、勝利を掴みに行く。



【この試合のトピックス】
・佐藤と植田、豊川、本山が、9月9日に行われた天皇杯2回戦の琉球戦以来となる先発出場を果たした。
・伊東が、7月29日のJ1 2nd 第5節鳥栖戦以来の先発出場を果たした。
・鈴木隆雅が今季初、鈴木優磨が加入後初の先発出場を果たした。
・梅鉢が、6月7日のJ1 1st 第15節山形戦以来の先発出場を果たした。
・杉本が、5月2日のJ1 1st 第9節甲府戦以来の先発出場を果たした。
・ダヴィが、9月26日のJ1 2nd 第12節浦和戦以来、4試合ぶりに先発出場した。


監督コメント

[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:石井 正忠
・相手陣内に入ったときはポゼッションしながら慌てずにプレーすること。
・ミドルシュートも有効に使って、チャンスになったら積極的に打とう。
・ディフェンスはリスクマネジメントをしっかりすること。


水戸ホーリーホック:西ヶ谷 隆之
・自信をもってプレーしよう。
・今やっていることを続けよう!

[試合後]
鹿島アントラーズ:石井 正忠
スタジアムまで来てくれたファン、サポーター、テレビの前で次に進むと応援してくれたファン、サポーターに、負けてしまって申し訳ないと言いたい。選手たちは勇気を持って120分、そしてPKを戦ってくれたが、監督である私の勇気のなさで負けてしまい、申し訳なく思う。天皇杯は終わってしまったが、チームは次に向かって切り替えて、リーグ戦、ナビスコカップを戦っていきたい。

Q 勇気のなさとは?
A メンバー選考のところから、交代枠を1人使わなかった部分。このままのメンバーで勝ちきれると思ったが、最後までいってしまった。チャンスは作っていたのだが、交代が遅れてしまった。

Q 三冠へのチャレンジが終わってしまったが。
A アントラーズは常にすべてのタイトルを獲ることを求められている。天皇杯も当然優勝を目指していた。早い段階で敗退してしまったのは私自身の問題。選手たちはタフに戦ってくれた。

Q 若い選手に求めていることは?
A 試合前のミーティングでは、今やっている守備と攻撃の部分は守りながら、チームのためにハードワークすること、若い選手が自分の持っている力を100%出せるように、周りがサポートしてほしいと伝えた。若い選手は思い切ったプレーが特長。それが実際のゲームでどれだけ出せるか見せてほしいと伝えていた。

Q 試合後サポーターの前まであいさつに行ったが。
A 今回の敗戦の批判は僕自身が受けなくてはいけないものだと思い、行きました。


水戸ホーリーホック:西ヶ谷 隆之
選手たちは粘り強く、ひるまずに正面からぶつかっていってくれた。頑張った結果がうまくついてきた。我々はリーグ戦もしっかり戦わなくてはいけない立場だが、コンディションを整えて、この勢いをリーグ戦にぶつけていきたい。メンバーを代えた理由は、週末にゲームがあるから。うちは全員で戦わなくてはいけないチーム。しかし、ベストのメンバーという気持ちで送り出したし、しっかり選手たちも応えてくれた。相手を見ずにチャレンジしてゴールにむかっていってくれた。足をつるまで頑張ってくれたのがその証拠だ。


選手コメント

[試合後]

【本山 雅志】
PK失敗は技術的なミスだった。PK戦でもリズムがあるし、それを作れなかったのは自分の責任。申し訳ない。全タイトルを目指していた中、その可能性を絶ってしまったことが申し訳ない。

【梅鉢 貴秀】
120分間の中で、自分たちが落ち着く時間帯を作れなかったことが敗因だと思う。ペースを自分たちに持っていく方法はいろいろあるけど、単調になってしまった。陣形が間延びしていた中で、うまくコントロールできなかった。

【鈴木 隆雅】
悔しい気持ちでいっぱい。相手が前線からプレスをかけてきて、自分たちはロングボールが多くなった。もう少し、サイドでパスを受けて、ピッチの幅を使えれば良かった。

山村選手と遠藤選手のコメントは、アントラーズモバイルをご覧ください。

2015年6月8日月曜日

◆2015明治安田生命J1リーグ 1stステージ 第15節(オフィシャル)


http://www.so-net.ne.jp/antlers/games/51578

J1 1st 第15節 vsモンテディオ山形

遠藤とカイオがゴールも、勝ち点1止まり。鹿島、アウェイで山形とドロー。



またも、勝利を掴むことはできなかった。J1 1st 第15節、鹿島はアウェイで山形と対戦。遠藤の直接FKで先制したものの、逆転を許す苦しい展開を強いられると、終盤にカイオのゴールで追いついたが、3点目は奪えず。2-2の引き分けに終わった。



4日前のG大阪戦、鹿島は0-2と完敗を喫した。水曜日の夜に大阪まで駆けつけたサポーターは、選手たちにブーイングを浴びせ、奮起を促した。不甲斐ない一戦から中3日、アウェイでの連戦に臨む選手たちは、2試合ぶりの勝利だけを目指して、トレーニングとミーティングを積んだ。



「非常に厳しい試合になるが、しっかりと戦って、勝ち点を持って帰りたい」と勝利を誓ったトニーニョ セレーゾ監督は、先発メンバーを4人入れ替えた。2列目にカイオではなく遠藤を復帰させ、1トップには高崎を起用。そしてボランチの一角には梅鉢を指名し、最終ラインでは、伊東を右サイドバックに配した。昌子は本職のセンターバックに戻り、青木とコンビを組む。西は左サイドバックとして先発。2列目は遠藤のほか、土居と金崎が並び、ボランチにはキャプテンマークを巻いた柴崎が君臨。そして最後尾では、佐藤がゴールマウスに立ちはだかる。



山形は、気持ちの良い青空が広がっていた。4年ぶりに山形へ遠征したサポーターは、開場前から長蛇の待機列を成し、ボルテージを高めていた。四方を山々に囲まれたNDソフトスタジアム山形で、選手たちは「ゴール鹿島」チャントで迎え入れられた。ゴールへの渇望を隠さないサポーターの期待に応えるべく、16時4分、キックオフのホイッスルを聞いた。



鹿島は立ち上がり、ホームの山形に押し込まれる展開となった。なかなか落ち着いてボールをキープすることができず、自陣で耐える時間が長くなった。それでも集中力を保って応戦し、山形に決定機を作らせなかった。



鹿島のファーストシュートは8分、ペナルティーエリア右側でスルーパスを受けた土居が右足を振り抜くと、枠を捉えたシュートは相手GKのセーブに遭う。「アントラーズの前線は自分が引っ張っていくということを、気持ちだけでなくプレーで見せないと」と、意気込んでいた背番号8が、ゴールへの意欲を見せた。



地元・山形への初凱旋となった土居は、キレのあるドリブルで輝きを放った。21分に右サイド深くで巧みなボディフェイントを見せ、相手のマークを外してからのクロスでチャンスを演出すると、25分には、中盤で前を向いてドリブル。スピードを上げてゴール前へ突進し、ファウルを受けてFKを獲得した。



そして、このFKが歓喜を生んだ。スポットには、柴崎と遠藤。キッカーを務めたのは、背番号25だった。得意の左足から放たれたシュートは、相手の壁を越え、GKの伸ばした手を避けるように、ゴール右隅へと吸い込まれた。26分、遠藤の今季リーグ戦3ゴール目で、鹿島が先制に成功した。



リードを奪い、さらに畳み掛けていきたい鹿島。なかなか決定機を作るには至らなかったが、山形の反撃を阻止。課題となっていた、先制ゴール後の時間帯でしっかりとリードを保ち、前半は残り10分を切った。



しかし、鹿島はリードしたままハーフタイムを迎えることができなかった。38分、左サイドからクロスを上げられ、中央でヘディングでのポストプレーを許すと、最後はディエゴに左足シュートを決められてしまった。1-1。スコアをタイに戻され、前半終了となった。



勝ち越しを目指して臨んだ後半、立ち上がりにスコアが動くことはなかった。セレーゾ監督は、53分に梅鉢に代えて小笠原をボランチの一角に据え、56分にはカイオを投入。攻撃陣を入れ替えてゴールを目指した。しかし、次の1点は山形のものだった。58分、右サイドからのFKをファーサイドで中央へ折り返され、最後は西河に押し込まれてしまった。警戒していたセットプレーからまたも失点を喫し、1-2と逆転を許してしまった。



ビハインドを負った鹿島は、61分に金崎、62分には遠藤がミドルシュートを放ち、反撃を開始する。しかしその後は、ブロックを敷いて対応する山形の前に、決定機を作り出すことができない。セレーゾ監督は70分に本山を投入し、ゴールへの願いを託した。残り20分、鹿島は必死に攻撃を仕掛ける。サイドからの崩しに突破口を見出すが、なかなかチャンスを掴めずにいると、カウンターからピンチを迎える場面もあったが、何とか事なきを得て、1点差のまま終盤を迎えた。



同点ゴールは84分、左サイドの西が上げたクロスが、ファーサイドのカイオに届き、ヘディングシュートでゴールネットを揺らした。さらにアディショナルタイムには、カイオからのパスを受けた本山が決定機を迎えたが、相手GKの守備範囲を外して放たれてグラウンダーのシュートは、カバーに戻った相手DFにスライディングで阻止されてしまった。直後には土居がカーブをかけたループ気味のミドルシュートを放ったが、これもわずかに枠を逸れた。





2-2。勝ち越すことができず、試合は引き分けに終わった。これで2試合勝ちなしとなり、サポーターは不満の意思を隠さなかった。不甲斐ない万博の夜にはチームコールも飛んだが、山形のピッチを後にする選手たちの背中に、それが送られることはなかった。



次戦は2週間後、6月20日のJ1 1st 第16節、横浜FM戦だ。代表ウィークによるインターバルを経て、みたびアウェイで迎える一戦。鹿島のユニフォームを纏う誇りと責任を、示さなければならない。



【この試合のトピックス】
・遠藤が、2試合ぶりの先発出場を果たし、リーグ戦では4月3日のJ1 1st 第4節、鳥栖戦以来のゴールを決めた。
・カイオが、5月30日のJ1 1st 第14節松本戦以来2試合ぶり、今季リーグ4ゴール目を決めた。
・伊東がフル出場。5月2日のJ1 1st 第9節、甲府戦以来6試合ぶり、今季2回目の先発だった。
・梅鉢と高崎が、5月2日のJ1 1st 第9節、甲府戦以来、6試合ぶりの先発出場を果たした。


監督コメント

[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
・キーワードは「連動」だ。イメージを共有して、ボールを動かそう。
・両サイドのスペースを有効活用して、相手のディフェンスラインを横に引き伸ばそう。
・強い気持ちを持って、チャンスをしっかりゴールに結び付けろ!

モンテディオ山形:石崎 信弘
・ボールを落ち着いて回せている時は、もう少し落ち着いて回そう。
・点は絶対に取れる!攻撃はシュートで終わらせよう。
・現在、1対1。後半は自分たちの時間だ!試合の入り方を十分注意していこう。

[試合後]
鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
Q.前節からメンバーを入れ替えた理由は?

A.急激に気温が上がっている中で、うちは選手層が厚いわけではないので、1人でも欠けると苦しい事情になる。そういった意味で、チームマネージメントをしなければならない。そこで、左サイドバックとして、鈴木隆雅選手がいるが、まだ積み重ねて指導しなければいけない選手。もし必要性が出てきた場合は、ホームゲームの方が、サポーターの後押しを受けて自信を持ってプレーできるというところがある。だから、まずはしっかりと準備を進めている段階だ。前節は西選手が左サイドバックとしてプレーして、そこまで悪い出来ではなかった。不慣れな位置をこなす中で、最低限やってほしいことはやっていたので、問題はないと判断した。自陣でのビルドアップで左足を使えないという点では、不便な点はあるかもしれないけど、逆に、最後の3分の1のゾーンでは、切り返して右足でクロスを上げるという点では、相手GKやDFにとっては脅威となる。全てがプラスではないが、プラスとマイナスがある中で、選手を起用しなければいけない。

A.梅鉢選手は、コンスタントな試合出場はまだできていないが、少しずつ試合に慣らしていって、要求していることの理解と実行能力を持つことを求めたい。できることとできないことがあるので、今日は完全にうまくいった時もあるかもしれないし、そうでないかもしれないが、選択しなければいけない。当然ながら、小笠原選手が10代でも20代でもなく、30代の後半になってきているので、彼がケガをしないように、シーズンを通して考えていかなければいけないし、代わりとなる選手も育てていかなければいけないという理由で、今回の判断をした。今日の気温を考えれば、そういったマネージメントをしなければならないことが、ポジションによっては出てきたと思う。途中出場で入った選手も、今日は温存した選手がほとんどだ。

A.高崎選手に関しては、自分自身は非常に良いプレーをしてくれたと思う。前半、ロングボールに対して、ほとんど相手DFに競り勝っていたし、要求していたポストプレー、ボールを収めて、後方の味方につなげる作業も、非常に良かったと思う。明らかに得点できそうな場面でできなかったということは確かにあるかもしれないが、そのマイナス面だけを見るのではなく、選手を総合的に見て、チームの機能として、どれだけのことを果たせるのかを考えないといけない。そういった意味では、彼は自分が求めている役割はこなしていた。決定力だけを考えれば赤崎選手かもしれないが、総合的に考えなければいけない。次の試合もあるわけで、準備をしなければいけない。どうやって、選手を継続的に育てていくのか、起用していくのか、ということを考えていかなければいけない。そういう判断をせざるを得ないチーム事情もある。単純に自分の好みで選手を選んでいるわけではない。機能性を低下させずに、それぞれの特長を引き出しながら使うということを考えないといけない。

Q.土居選手のパフォーマンスへの評価と、アントラーズの中でどういった選手になってほしいという期待があるか?

A.今日のプレーを見てもらった通り、彼が持っている能力は随所に現れていたと思う。自分が就任した当初はベンチにも入れなかった選手で、大事に指導をして、ピッチに送り出した。今ではレギュラーに育ってきている。技術もしっかりしているし、俊敏性とスピードも持っている。そういった意味で、まだ若い選手なので、今後も伸びていってほしい。謙虚さを失わなければ、自分を見失わなければ、これからも伸びていく。今、持っている謙虚さの中で意欲的に努力を惜しまずにやっていくことを続ければ、アントラーズに限らず、日本サッカー界の中で面白い存在になっていくと思う。

Q.セットプレーからの失点についてどう考えるか?

A.流れの中でも、ファーサイドにボールを出されて、それを折り返されて失点した。2失点とも、ファーサイドからのものだった。8番の選手は、自分の武器である高さをどう使うかよくわかっている。11番の選手も、自分の経験をうまく生かして駆け引きをしていた。チームとして、自分たちの持っている最大限の武器を生かすことを徹底しているチームだ。1失点目は、ファーサイドの8番にパスを出されて、11番がフリーでシュートをする形。50m、70mのボールをファーサイドに出されて、11番の選手に落とされて、最後は4番の選手が決めるという形。そのパターンは分析の中でも出てきていた。現代サッカーは全体の7、8割がセットプレーからの得点なので、集中力とコミュニケーションが足りなかったと思う。そういう基礎的な部分を守って、細部で情報を活用していくことができればと思う。

A.内容的には自分たちが勝っても良かったと思う。明らかな得点チャンスを5回くらい、ゴールにつなげられなかった。非常に残念だ。

モンテディオ山形:石崎 信弘
鹿島とJ1で試合ができるという中で、FKから失点したが、最後まで戦っていたのではないかと思う。前半に1点を取られた後も気落ちせずに、良い形で同点に追いつくことができた。後半、FKから自分たちが点を取って、その後は押し込まれたが、本当によく身体を張って、シュートブロックや1対1の対応は良かった。ただ、少ないチャンスをモノにしていかないと、こういう結果になってしまう。ただ、鹿島を相手に選手たちはよく頑張ってくれた。1stステージは残り2試合、2週間のインターバルがあるので、良い戦いをできるようにしたい。


選手コメント

[試合後]

【本山 雅志】
チャンスの場面は、GKと1対1だったから、GKを外してシュートを打ったけど…。自分たちのリズムでプレーできている中で失点してしまって、難しい試合になってしまった。うまく追いつくことができたけど、あのシュートを決めきれなくて、非常に残念。

【遠藤 康】
また、セットプレーからやられてしまった。次の試合まで少し空くので、みんなで修正しないといけない。イチからという気持ちでやっていかないといけない。

【梅鉢 貴秀】
もう少し長い時間、試合に出し続けてもらえるように頑張るしかない。前半の相手の決定機は、最初のFKとゴールの場面だけだったと思う。失点ゼロで抑えていれば、違う展開になったと思う。

高崎選手、カイオ選手、土居選手、青木選手のコメントは、アントラーズモバイルをご覧ください。

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