日刊鹿島アントラーズニュース

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2020年7月29日水曜日

◆Jリーグが名古屋3人感染で初の試合中止 リーグ不成立もささやかれ始めた(東スポWeb)






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 Jリーグが非常事態に陥った。J1名古屋の選手、スタッフら計3人が新型コロナウイルスに感染したため、Jリーグは26日の広島―名古屋戦(Eスタ)の中止を発表した。コロナ禍で試合開催が取りやめとなったのは初めてのことで、一気に緊張感が高まっている。感染再拡大により「第2波」との指摘もある中で、リーグ不成立という“最悪のシナリオ”もささやかれだした。

 ついに恐れていたことが現実となった。名古屋はDF宮原和也(24)が24日に感染したことを受けてチーム全員にPCR検査を実施し、25日にMF渡辺柊斗(23)とスタッフ1人の陽性を確認。その上で新たに感染した2人について濃厚接触者の特定が試合開始までに間に合わないため、Jリーグは開催の見送りを決定した。

 緊急会見を開いたJリーグの村井満チェアマン(60)は「安全と言える状況ではない試合が行われる可能性があるので中止を決めた」と説明し「用心している選手が感染する。恐ろしさを再認識した」と危機感を口にした。国内では再び感染が拡大しており、今後も名古屋のようなケースが発生する不安は拭えない。

 西大宮病院院長でJ1鹿島のチームドクターを務める関純氏は、これから本格的な猛暑を迎える中、過密日程でJリーガーの感染リスクは高まると危惧する。
「運動能力の高い選手なら免疫力は高いが、疲れをため過ぎないようにしないといけない。そうなると夏場は(感染の)リスクも負うことになる」。さらに「これ以上、名古屋から感染者が出ずに中止が1試合で済めばいいが、これ以上(感染が)広がるようだと(中止が)1試合で済まなくなる。日本中に感染が広がっている状況を考えると、いくら注意していても違うチームから出てしまう可能性も…」と指摘した。しかも、名古屋のように濃厚接触者が特定できない事態となれば、中止となる試合が激増しかねないという。

 Jリーグはコロナ禍で約4か月の中断期間があったが、全日程の年内完了を目指して全体の75%以上、各クラブが50%以上の試合消化をリーグ成立の条件とした。一方で、リーグ不成立についても想定済みで順位決定や賞金、表彰なしを決めている。それだけに中止が相次げば、ノルマを満たせずに今季は「何もなかった」という最悪の事態になる可能性もある。

 もちろん、そうならないために「ガイドラインの修正なり、判断をもう少し丁寧に細かく詰めていく」(村井チェアマン)と対策を厳格化する方針だ。これについては、日本代表のチームドクターを務め、日本サッカー協会の医学委員長などを歴任した福林徹氏(74)は「JLPGA(日本女子プロゴルフ協会)で毎試合前に選手とキャディーのPCR検査を実施しているように、Jリーグも毎試合、試合の前日に検査を実施すればいい」と話す。

 特に名古屋で感染が確認された3人は20日の検査では陰性だったものの、その後の検査で陽性が判明。感染拡大を防ぎながら試合を開催していくには、これまで2週間に1度だった検査の回数と実施日の見直しが必要になるという。検査にかかる費用や時間についても「例えば、試合に絡むメンバーだけにするなど対象を絞り込めばいい」とした。

 Jリーグも8月に予定していた観客動員増を見送るなど、他のプロスポーツ同様にコロナ禍に翻弄されてばかり。情勢は悪化するばかりで“通常営業”の先行きは、まだまだ見通せない。




◆Jリーグが名古屋3人感染で初の試合中止 リーグ不成立もささやかれ始めた(東スポWeb)





◆鹿島の「生え抜き」2人の執念。 ジーコイズムは次代に受け継がれる(Sportiva)






茨城県の金融史といばらき時評 [ 金沢忠夫 ]


 押し込まれながらも少ないチャンスをモノにして、先制点を奪った場面では”らしさ”が感じられたが、前半終了間際にセットプレーから立て続けに2失点。勝ち方を知るチームとは思えないもろさを露呈し、FC東京にあっさりと逆転を許してしまう。

“常勝軍団”の面影はどこへやら……。開幕から不調が続く鹿島アントラーズは、この日も何かがおかしかった。

 開幕前から予兆はあった。ザーゴ監督を招聘し、スタイル変更を求めるなかで、産みの苦しみを味わうことは当然考えられた。

 加えて今季の鹿島は、他チームから多くの即戦力を補強。戦力アップに期待が持てた一方で、チーム作りを滞らせる遠因になるのではと予想された。実力者であっても、フィットに時間がかかるケースは多々あるからだ。

 鹿島が常勝軍団であり続ける背景には、脈々と受け継がれてきた伝統があるだろう。ジーコが植えつけた勝者の哲学は、先輩の姿から学び取った後輩たちへと引き継がれていく。

 たとえば、秋田豊の後継者として岩政大樹が台頭し、その後は昌子源が継承した。柳沢敦、小笠原満男、中田浩二、本山雅志らも先達を乗り越えるために研鑽を積み、自身の立場を築いていった。

 内田篤人や大迫勇也、柴崎岳といった面々も、ジーコイズムの正統後継者だったと言えるだろう。若手がベテランを乗り越え、主軸としての自覚を備える。そのサイクルがあるからこそ、鹿島は強者で続けた。

 もっとも近年は、そのサイクルを築くことが難しくなっているのも事実。若手の台頭を待つ前に、主軸が海外へと移籍してしまう。内田をはじめ、大迫、柴崎、昌子、鈴木優磨、安部裕葵らが次々にチームを離れた。

 本来は下からの底上げを待ちたいところだろう。だが、その時間が足りないなかでチーム力を保つためにも、補強に力を入れるのは当然のこと。海外移籍が特別なことではなくなった時代、この流れはますます加速していくはずだ。

 外部からの血が増えれば、伝統は薄れかねない。ジーコイズムを知るものが少なくなったことを、鹿島の低迷と結びつけることは、あまりにも短絡的すぎるだろうか。

 FC東京戦のスタメン11人のうち、生え抜きはわずかにふたりだった。一方で新戦力は、外国籍選手も含めて4人を数えた。ビルドアップを重視するそのスタイルも、鹿島らしさは希薄に感じられた。

 試合はこれまでと同様に、立ち上がりから苦しんだ。前半からFC東京のプレスをもろに受け、思うようにボールを前に運べない。逆にFC東京のスピーディな攻撃を浴び、失点するのは時間の問題かと思われた。

 そんな苦しい状況を救ったのが、生え抜きの遠藤康だったのは、何かを象徴しているように感じられた。

 2トップの一角に入ったこのレフティは、試合当初こそ前にとどまっていたものの、ボールが出てこない状況を鑑みて、次第にフリーマンのように自在なポジション取り始める。遠藤がボールに触る機会が増えると、徐々に鹿島の攻撃に流れが生まれ、防戦一方の展開は徐々に解消されていった。

 先制点の場面も、この遠藤が起点となっている。在籍14年目を迎えたベテランアタッカーは、戦況を見極めたしたたかな振る舞いで、チームに流れを呼び込んだのだ。

 そして、1点ビハインドで迎えた後半に同点ゴールを奪ったのは、こちらも生え抜きの土居聖真だった。後半途中からピッチに立つと、遠藤のクロスをダイレクトボレーで合わせて、敗色ムードが漂うチームを救った。

「今日に限って言えば負けていたところもありますし、個人的にも結果がほしいとずっと思っていた。どんどんゴール前に顔を出せればと思っていたので、それが結果につながってよかったです」

 サイドハーフながら積極的に中央のエリアに侵入し、がむしゃらに結果を求め続けた。勝利を渇望するそのプレーに、ジーコイズムを叩き込まれた生え抜きの執念が感じられた。

 その後も攻勢を仕掛けた鹿島は、終了間際に遠藤があわやというループを放つなど、最後までFC東京を追い詰めた。結局、決定打は生まれず2−2の引き分けに終わり、再び最下位(清水と並んで17位タイ)に転落している。

 それでも、後半に見せたパフォーマンスは今後につながるものだった。FC東京の運動量が低下した隙を突き、一気呵成に相手ゴールに迫っていく。その鹿島らしい反攻を牽引したのが、ふたりの生え抜きだったことは見逃せないポイントだ。

 鹿島らしさとは何か。それは底を知らない勝利への渇望だろう。一昨季、内田を復帰させたのも、その血を絶やさないための一手だったに違いない。

 そして、次代を担う有望株の育成にも労力を惜しまない。昨季、前倒しで鹿島入りを果たした上田綺世をはじめ、高校サッカー界を沸かせた染野唯月、荒木遼太郎、松村優太の高卒ルーキートリオも、ジーコイズムの正統後継者となり得る人材だ。染野にいたってはすでに戦力のひとりに数えられている。

「自分自身、厳しい環境で揉まれながら成長していくタイプだと思っている。一番激しい競争が待っているところだと感じたので、鹿島を選びました」

 静岡学園高のエースとしてチームを日本一に導いた松村は、ジーコイズムを会得しようと、あえて厳しい環境を選んだと明かしている。新しい血は確実に流れ始めている。時間はかかるだろう。しかし、希望はある。


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