日刊鹿島アントラーズニュース

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2018年4月20日金曜日

◆Jヴィレッジ再始動イベント、鈴木隆行氏ら出席(ニッカン)





 Jヴィレッジ再始動100日前イベントが19日、福島・JR郡山駅前で開催され、サッカー元日本代表FW鈴木隆行氏(41)、J2栃木SCのFW大黒将志(37)、お笑いトリオのパンサー尾形(40)がトークショーなどを行って盛り上げた。

 大黒は高3のG大阪ユース時代に同地で全国制覇した経験もあり「芝生も良くて、すごいシュートも決められた。JヴィレッジのおかげでJリーグ、代表に入ることができたと言ってもいい」と感謝しつつ再開を喜んだ。ハリルホジッチ監督解任により、日本代表の新監督に就任した西野朗監督(63)に対しても言及。G大阪時代に指導を受けており「岡田(武史)さんは見ているようで見ている監督。西野さんは見ていないようで見ている監督。選手目線で『めっちゃ調子良いな』って選手を必ず抜てきして起用したりする。『なんでこの選手使わないやろ?』っていう監督もいたりするんですけれどね。開始15分でDFがケガしたら、いきなりFWを交代で入れて勝っちゃうようなこともあった。いろいろな意味で“持っている”監督なので、期待できると思います」と分析した。当時、関西近郊のサテライトの試合に誰にも告げずに自家用車で駆けつけ、こっそり視察していたエピソードも明かした。

 2002年W杯日韓大会ベルギー戦で得点を挙げた鈴木にとっても、Jヴィレッジは日本代表合宿などで数多く訪れた地。「震災のあとは悲しく寂しい気持ちになったし、また使えるようになったニュースはうれしかった。日本サッカーの聖地になってほしい」。将来の夢を「監督として世界に」と明かし、「監督になったら、Jヴィレッジで合宿をさせていただきたい。Jリーグのチームにも、どんどん合宿地として使用してほしい」と話した。W杯ロシア大会約2カ月前の日本代表監督交代には「W杯メンバーに入れるかなあと思っていた選手はモチベーションが上がるし、行けるだろうと思っていた選手には緊張感が高まる。良い効果はあると思います。僕らの頃より確実に選手のレベルは上がっている。いままでうまく組み合わせられてなかっただけ。それができれば世界の上位国に勝ってもおかしくない」と上位進出への好転に期待した。

 Jヴィレッジは97年7月にサッカーナショナルトレーニングセンターとして開設され、男女日本代表合宿地やJFAアカデミー福島などの活動拠点となってきた。11年東日本大震災以降は福島第1原発事故の影響で、営業を休止したが、7月28日に再始動が決定。サッカーやラグビー1面規模で人工芝の全天候型練習場や、新宿泊棟が新設された。また来年4月には隣接地にJR常磐線の新駅が完成する予定だ。


Jヴィレッジ再始動イベント、鈴木隆行氏ら出席




◆浦和が“魔法使い”オリヴェイラ新監督招へい「みなさんと共に戦いたい」(ゲキサカ)





 浦和レッズは19日、オズワルド・オリヴェイラ氏の新監督就任を発表した。

 開幕5試合で未勝利だった浦和は、今月2日に堀孝史監督を解任。大槻毅育成ダイレクターが暫定的に指揮を執っていた。ただ大槻暫定監督の下では、公式戦5戦負けなしと結果を残している。

 オリヴェイラ氏は1950年12月5日生まれ、ブラジルのリオデジャネイロ州出身の67歳。母国で指導者としての実績を積んだ後、2007年より鹿島アントラーズを指揮。2007年、2008年、2009年とJ1リーグを3連覇。天皇杯2回、ナビスコ杯(現ルヴァン杯)を1回、合計6つの日本でのタイトルを獲得した。J1リーグ通算89勝44分37敗。公式戦では100勝を超える実績を持っている。高い手腕は「オズの魔法使い」と形容された。

 新監督は「浦和のファン・サポーターのみなさん、力強い応援に後押しされるこの素晴らしいチームの指揮をとる機会をいただき光栄に思います。高いモチベーションをもって結果をもとめ、みなさんと共に戦いたいと思います。私たちの努力とみなさんの応援の融合があることを信じています。がんばりましょう!」とコメントした。

 なお、オリヴェイラ監督の初陣は25日に敵地で行う第10節の柏レイソル戦となる。


浦和が“魔法使い”オリヴェイラ新監督招へい「みなさんと共に戦いたい」




◆浦和 オリヴェイラ氏の新監督就任を発表 鹿島で6冠の名将…25日柏戦から指揮(スポニチ)





 J1浦和は19日、07〜09年に鹿島で3連覇を達成したオズワルド・オリヴェイラ氏(67)が新監督に就任すると発表した。25日の明治安田生命J1リーグ第10節・柏戦から指揮を執る。

 ブラジル出身のオリヴェイラ氏は07年に鹿島の監督に就任し、1年目にリーグと天皇杯の2冠を達成。07〜09年には史上初のリーグ3連覇を成し遂げると、10年は天皇杯、11年はナビスコ杯で優勝し、5季連続で計6個のタイトルを鹿島にもたらした。07〜09年はJリーグの最優秀監督賞を受賞。11年シーズン限りで退任した後は母国でボタフォゴ、パルメイラス、フラメンゴ、コリンチャンス、アトレチコ・ミネイロなどを率いた。

 クラブを通じて「浦和のファン・サポーターのみなさん、力強い応援に後押しされるこの素晴らしいチームの指揮をとる機会をいただき光栄に思います。高いモチベーションをもって結果をもとめ、みなさんと共に戦いたいと思います。私たちの努力とみなさんの応援の融合があることを信じています。がんばりましょう!」とコメントしている。

 浦和は今季、リーグ戦開幕5試合勝ちなしと低迷し、今月2日に昨季ACL制覇にも導いた堀孝史前監督(50)を解任。育成ダイレクターを務めていた大槻毅氏(45)が暫定的に指揮を執ることを発表し、その後はリーグ戦3連勝としていた。

 中村修三GMは「監督選定の基準は3点ありました。1点目は、タイトル獲得経験があること、2点目は、日本をよく知っていること、そして3点目は、これまで目指してきた強くて魅力あるチーム作りを行える人材であることです。さらにオリヴェイラ監督は情熱と厳しい規律を持って指導してくださる方ですから、大槻監督が立て直してくれたチームを、今後、さらに改善してくださる人物だと考えています」と期待した。


浦和 オリヴェイラ氏の新監督就任を発表 鹿島で6冠の名将…25日柏戦から指揮




◆浦和がオリヴェイラ監督の就任発表、柏戦から指揮…鹿島でリーグ3連覇の名将(サッカーキング)





 浦和レッズは19日、オズワルド・オリヴェイラ氏が新監督に就任すると発表した。

 浦和は今月2日、堀孝史前監督と天野賢一ヘッドコーチとの契約を同日付で解除したと発表。以後は大槻毅育成ダイレクターが暫定的にトップチームの指揮を執っていた。監督交代前は公式戦7試合で1勝2分け4敗と苦しんでいたが、大槻監督は初戦を引き分けた後、現在は公式戦4連勝とチーム再建に成功している。

 そして今回、オリヴェイラ監督の就任が決定。21日の明治安田生命J1リーグ第9節北海道コンサドーレ札幌戦までは現体制で臨み、25日に行われるJ1第10節の柏レイソル戦からオリヴェイラ監督が指揮を執ると発表されている。

 就任にあたり、オリヴェイラ監督は以下のようにコメントしている。

「浦和のファン・サポーターのみなさん、力強い応援に後押しされるこの素晴らしいチームの指揮をとる機会をいただき光栄に思います。高いモチベーションをもって結果をもとめ、みなさんと共に戦いたいと思います。私たちの努力とみなさんの応援の融合があることを信じています。がんばりましょう!」

 そしてオリヴェイラ氏の招へいにあたり、中村修三GMは以下のようにコメントしている。

「オリヴェイラ監督に就任いただくことになりました。私がGMに就任後直ちに着手して選定を進めてまいりましたが、監督選定の基準は3点ありました。1点目は、タイトル獲得経験があること、2点目は、日本をよく知っていること、そして3点目は、これまで目指してきた強くて魅力あるチーム作りを行える人材であることです。さらにオリヴェイラ監督は情熱と厳しい規律を持って指導してくださる方ですから、大槻監督が立て直してくれたチームを、今後、さらに改善してくださる人物だと考えています」

 オリヴェイラ監督は1950年生まれの67歳。選手経験はないが、1999年から指導したコリンチャンスで2000年にFIFAクラブ世界選手権を制覇した。以降は数々の国内クラブで監督を歴任。2004年に再びコリンチャンスの指揮官に就任し、2005年にはカタールでも指揮を執った。そして2007年に鹿島アントラーズの監督に就任すると、1年目にJ1リーグと天皇杯の二冠制覇を達成。翌2008年、2009年にもJ1を制覇し、史上初の3連覇を果たした。2010年には天皇杯、2011年にはヤマザキナビスコカップを制し、在籍5年で国内三大タイトルを6つ獲得した。

 鹿島での指揮を終えたオリヴェイラ監督は2012年にボタフォゴの指揮官に就任。以後はサントス、パルメイラス、フラメンゴ、スポルチ・レシフェ、コリンチャンスとブラジル国内クラブの指揮官を歴任した。昨年1月からはカタールのアル・アラビで指揮を執り、同年9月にはアトレチコ・ミネイロの指揮官に就任していた。

 浦和はオリヴェイラ監督の初陣となる25日の柏戦を終えると、28日に第11節の湘南ベルマーレ戦、5月2日に第12節の川崎フロンターレ戦に臨む。そして5月5日には指揮官の古巣である鹿島アントラーズとのアウェイゲームを控えている。



浦和がオリヴェイラ監督の就任発表、柏戦から指揮…鹿島でリーグ3連覇の名将




◆鹿島、サポーター1名を無期限入場禁止に…試合後、選手へ氷投げ込み(サッカーキング)




2018.04.14 14:00
県立カシマサッカースタジアム
鹿島アントラーズ 2 終了 0 名古屋グランパス

 鹿島アントラーズは19日、今月14日に県立カシマサッカースタジアムにて行われた明治安田生命J1リーグ第8節の名古屋グランパス戦において、鹿島サポーター1名による違反行為があったと報告した。

 鹿島は該当行為と処分内容について、以下のように報告している。

▼概要
「試合終了後、鹿島の選手たちが南側ゴール裏のサポーターズシートへあいさつに向かった際、観客席から氷が投げ込まれ、選手の足もとに落下した。本行為は、観戦ルールの違反行為となる『フィールドへの物品の投げ込み』に該当する。試合終了から約2時間後、SNSへ投稿された動画を通じてクラブが本行為を確認し、4月17日(火)に該当者を特定。本人へ事情聴取を行い、違反行為を認めたため、処分を下した」

▼処分内容
「クラブのホームゲーム及びアウェイゲームへの無期限入場禁止」

 今回の処分発表にあたり、鹿島は公式HPにて以下のように記している。

「今回の違反行為を受け、クラブとして、セキュリティ体制強化や観戦ルールの周知を徹底してまいります。サポーターの皆様におかれましては、観戦における禁止行為について今一度ご確認いただき、ルールを順守してご観戦頂きますよう、ご理解とご協力のほどよろしくお願い申し上げます」




鹿島、サポーター1名を無期限入場禁止に…試合後、選手へ氷投げ込み

◇「Jリーグはアジア一流ではない」との報道に、中国ネットユーザー憤慨=「恥知らずな」「中国クラブが勝てるのは助っ人のお陰」(Record China)


「Jリーグはアジア一流ではない」との報道に、中国ネット憤慨


2018年4月19日、中国メディアのサッカーをめぐるある報道に、ネットユーザーから批判の声が上がっている。

サッカーのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)のグループステージが終了し、ベスト16進出チームが出そろった。このうち、東地区の8チームでは、中国と韓国がそれぞれ3チームを占め、日本は鹿島アントラーズのみとなった。

この結果を受け、中国紙・広州日報は「日本のチームのACLでの低迷ぶりは、Jリーグがすでにアジア一流の地位を備えていないことを証明している」「Kリーグは全体的に勢いを保っており、特に昨年出場禁止だった最強王者の全北現代が戻ってきた」などとし、今年の東地区の争いは中韓対決になるとの見方を示した。

しかし、こうした報道に対して、ネットユーザーからは批判が噴出。多くが「中国のクラブは助っ人外国人選手に頼って勝ち上がっている」との見方を示した。また「恥知らずな。Jリーグがどうであれ、日本サッカーのレベルはアジア一流だということは疑いがない」「Jリーグはアジア一流のリーグでなくても、日本はアジア一流の選手を輩出できる。私たちは“アジア一流”のリーグがあってもアジア一流の選手はいない」などのコメントも少なくない。(翻訳・編集/北田)


「Jリーグはアジア一流ではない」との報道に、中国ネットユーザー憤慨=「恥知らずな」「中国クラブが勝てるのは助っ人のお陰」

◆ヘタフェ柴崎岳、真野恵里菜と今夏結婚!1万キロの遠距離恋愛成就(iZa)







 サッカー・スペイン1部リーグで活躍する日本代表MF柴崎岳(25)=ヘタフェ=と女優、真野恵里菜(27)が今夏にも結婚することが18日、分かった。複数の関係者の話を総合すると2人の間で結婚の意思は固まっており、約1年半の遠距離恋愛を成就させた。6月14日に開幕するW杯ロシア大会の代表メンバー入りを目指す柴崎が愛の力で日本を勝利に導き、私生活でもゴールを決める!

 サッカー界と芸能界のビッグカップルが、ついに愛を結実させる。

 柴崎と真野を知る関係者の1人は「両家のあいさつはこれからですが、すでに2人の結婚の意思は固まっています。準備が整い次第、関係各所に報告することになっています」と証言。違う関係者も「早ければW杯後の今夏、婚姻届を提出する予定と聞いています」と明かす。

 柴崎と真野は2016年秋に共通の知人の紹介で出会い、交際に発展。昨年11月に熱愛が発覚した後も多忙ながら、合間を縫って約1万キロ離れた日本とスペインを行き来し、愛を育んできた。

 世界最高峰リーグでもまれながらW杯メンバーを目指す柴崎にとって、真野の存在は絶大な力となっている。出会って間もないJ1鹿島時代の16年12月、クラブW杯決勝で欧州王者レアル・マドリード相手に2ゴールを挙げ、スペイン移籍後の昨年9月にはヘタフェの10番としてバルセロナから強烈なボレーシュートを決めて、世界を驚かせた。

 ただ、同試合中に左足甲を亀裂骨折。戦線を離脱し帰国したが、このとき真野が得意のロールキャベツなど手料理を振る舞い献身的にサポートし、柴崎はリハビリに励むことができた。そのかいあって同12月に復活し、先月の欧州遠征で代表復帰した。

 注目のW杯メンバーは来月31日に発表される。電撃解任されたバヒド・ハリルホジッチ前監督(65)は守備に強い選手を積極的に起用してきたが、西野朗新監督(63)は攻撃的な戦術を明言。柴崎はレアル、バルサの強豪2チームからゴールを奪った得点力に加え、パスセンスにも優れており、ある関係者は「西野監督の攻撃サッカーを担える存在で、選ばれる可能性は十分にある」と太鼓判を押す。

 柴崎の1学年上の姉さん“女房”は、06年からモーニング娘。らを擁するアイドル集団、ハロー!プロジェクトのメンバーとして活動し、ハロプロのフットサルチームにも所属。現在も趣味でフットサルをするほどサッカー好きだ。

 13年のハロプロ卒業後は、16年放送のTBS系「逃げるは恥だが役に立つ」(主演・新垣結衣)で元ヤンキーのシングルマザー役を好演するなど若手演技派女優に成長。また、CMでも日本酒「黄桜 呑」で一足早く人妻を演じるなど、8本に出演する売れっ子だ。

 真野は以前、結婚観について「マイペースを許してくれる人がいいな」と話しており、柴崎の理解を得て芸能界は引退しない。妊娠しておらず、今後も映画やドラマの出演作が控えている。ただ、トルコ1部リーグ・ガラタサライに移籍した日本代表DF長友佑都(31)の妻で女優、平愛梨(33)のようにタイミングを見て夫が戦う欧州へ渡る予定。

 ロシア大会で“愛のパワー”が炸裂するか注目だ。

★柴崎の近況

 今季開幕直前の昨年7月、首都マドリードが本拠地のスペインリーグ1部ヘタフェへ移籍。背番号「10」を背負う。9月のバルセロナ戦で移籍後初得点を決めたが、この試合で左足中足骨を亀裂骨折。その後、12月に戦線に戻ると、今年3月の日本代表欧州遠征に招集され、約半年ぶりに同代表に復帰した。

■柴崎岳(しばさき・がく)

 1992(平成4)年5月28日生まれ、25歳。青森・野辺地町出身。青森山田高2年時の2009年度全国高校選手権準優勝。11年に鹿島入り。同年4月の福岡戦でJ1初出場、12年10月のFC東京戦で同初得点。17年1月にスペイン2部テネリフェへ移籍し、7月に同1部のヘタフェへ移籍。14年9月のベネズエラ戦で国際Aマッチ初出場&初得点。スペインリーグ今季20試合1得点。代表通算15試合3得点。1メートル75、62キロ。

■真野恵里菜(まの・えりな)

 1991(平成3)年4月11日生まれ、27歳。神奈川県出身。2006年にハロー!プロジェクトの研修生「ハロプロエッグ」の第2期メンバーに合格。09年3月に「乙女の祈り」で歌手デビュー。13年2月のハロプロ卒業後は女優として活動。TBS系「逃げるは恥だが役に立つ」、映画「覆面系ノイズ」「坂道のアポロン」など話題作に出演した。趣味はピアノ、バスケットボール。1メートル59。


ヘタフェ柴崎岳、真野恵里菜と今夏結婚!1万キロの遠距離恋愛成就



◆川崎フロンターレvs鹿島アントラーズ 4月21日(サンスポ)





 ・鹿島は川崎戦通算28試合で14敗している(9勝5分)。同チームにとって、最も敗戦率が高い相手である(50%)。

 ・実際、鹿島は川崎戦直近4試合で勝ちがなく現在3連敗中。最後に勝利したのは2015年8月(3-1)。

 ・川崎は現在4試合連続勝ちがない(2分2敗)。今節も勝利できなければ、2012年12月~2013年4月以来の5試合連続未勝利となる(当時7試合連続)。

 ・鹿島はアウェイ戦で現在2連敗中。今節敗れると2013年5月~9月以来のアウェイ3連敗となる(当時7連敗)。

 ・鹿島は前年度王者との直近11試合で3敗しかしていない(5勝3分)。

 ・昨季開幕以降、川崎はリーグで最もクリーンシート数が多い(21)。鹿島は同項目でそれに次ぎ2番目に多い(19)。

 ・川崎は今季リーグ2位のパス成功率を記録しているが(85.4%)、鹿島は相手に許している1試合平均パス成功率が今季最も低い(72.7%)。

 ・阿部浩之は昨季の鹿島戦、ホーム&アウェイで共に得点を決めた(計2点)。しかし、同選手はJ1での直近14試合の出場で1得点しか決めていない(昨季最終節の大宮戦)。

 ・今季、鈴木優磨から金崎夢生へのラストパス数は計7本記録されている。個人から個人へのラストパス数としては今季リーグで最も多い。

※ファクト内の数字はJ1での成績


川崎フロンターレvs鹿島アントラーズ 4月21日




◆【Jリーグ25周年の群像】内田篤人、クールな面持ちも胸に秘めた「代表」への思い(zakzak)





★鹿島DF・内田篤人(1)

 三浦知良(当時ヴェルディ)がセリエAに挑んだ1994年には稀有だった海外移籍が、今では当たり前になっている。中には海外で得た経験や財産を還元しようと、復帰する選手も少なくない。ドイツでプレーした7年半もの歳月を経て、今季から愛着深い古巣・鹿島アントラーズに戻った希代のサイドバック、内田篤人(30)もその一人だ。

 「何か、監督が代わったらしいし」

 クールな面持ちで、それでいて熱い血潮を内面に脈打たせる内田らしい言葉だった。

 14日の名古屋グランパス戦で、内田は2月25日のJ1開幕戦以来、48日ぶりに復帰した。1カ月後の5月14日は、国際サッカー連盟に提出する、W杯ロシア大会へ向けた予備登録メンバー35人の締め切り日だ。

 おりしも日本代表は、バヒド・ハリルホジッチ前監督が9日に電撃解任されていた。後任の西野朗新監督は12日の就任会見で、W杯代表メンバー23人の選考基準として(1)経験(2)実績(3)今後1カ月の状態の「3原則」を掲げた。

 内田は経験も実績も申し分ない。残る条件はひとつ。カシマスタジアムの取材エリアで報道陣から水を向けられた内田は、冒頭の言葉を残し、さらにこう続けた。

 「オレは試合に出ないと話にならない。そこはみんなとは違うし、それで(自分を)見てくれれば、というだけなので」

 今年1月、鹿島へ約7年半ぶりに復帰した。必然的に、2015年3月を最後に遠ざかっている代表への復帰に注目が集まるが、内田は一貫してこう言い続けてきた。

 「よく聞かれることですが、代表には全然入っていないので。鹿島に戻ったからには、鹿島のために一生懸命働きます」

 その先に代表が…と問われたときには、こう語気を強める。

 「オレが何かを言える立場でもないので」

 痛めていた右ひざを手術した15年6月を境に、長いリハビリ生活に入った。その後の2年半で公式戦に出場したのは3度。7年間所属したシャルケから、2部のウニオン・ベルリンに出場機会を求めた昨夏以降も、状況は変わらなかった。

 所属クラブで輝きを放てなければ、代表に選ばれる資格はない。誰よりも畏敬の念を抱くからこそ、簡単に「代表」の2文字には触れない。一方で古傷の右ひざの具合を聞かれるたびに、こんな反論を唱えてきた。

 「皆さんは知らないと思いますけど、ドイツで練習はずっとやっていましたし、まったく問題はないと思っています」

 しかし清水エスパルスとの開幕戦で先発した内田は、別の異変を覚えてしまう。(スポーツジャーナリスト・藤江直人)


【Jリーグ25周年の群像】内田篤人、クールな面持ちも胸に秘めた「代表」への思い



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