日刊鹿島アントラーズニュース

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2018年8月19日日曜日

◆[DFB杯]大迫、新天地初陣で鮮烈ヘッド!!移籍後初得点がゴールラッシュの口火に(ゲキサカ)



大迫勇也 Yuya.Osako





[8.18 DFBポカール1回戦 ボルマティア・ボルムス1-6ブレーメン]

 DFBポカール(ドイツ国内杯)は18日、各地で1回戦を行い、FW大迫勇也の所属するブレーメンは敵地でボルマティア・ボルムス(4部)と対戦し、6-1で快勝した。今季、ケルンから加入した大迫は移籍後初の公式戦でさっそく先発出場。3トップの右ウイングに入り、前半9分に移籍後初ゴールとなる先制点を決めた。

 大迫がいきなり結果を残した。ブレーメンは前半9分、PA左手前の位置でFKを獲得。MFフロリアン・カインツのキックに中央の大迫が頭で合わせ、ゴール右隅に流し込んだ。新天地での初陣で鮮烈な先制ヘッド。移籍後公式戦初ゴールでゴールラッシュの口火を切った。

 前半21分、カインツの豪快な左足ミドルでリードを2点に広げたブレーメンは同31分にも高い位置でボールを奪ったMFフィリップ・バルグフレーデがFWマックス・クルーゼとのワンツーでゴール前に抜け出し、追加点。同41分にはクルーゼのPKで4-0と突き放した。

 前半44分にCKから1点を返されたブレーメンだが、前半アディショナルタイム、左クロスから相手のクリアミスを突いてMFマキシミリアン・エッゲシュタインがゴール。5-1と大量リードで前半を折り返すと、後半も余裕を持ってゲームを進めた。

 大迫は後半19分に交代。後半はなかなか得点を奪えなかったが、後半34分、大迫と代わって入った20歳のFWヨハネス・エッゲシュタインがカウンターからダメ押しの6点目を奪い、6-1の大勝で1回戦を突破した。ブンデスリーガは24日に開幕し、ブレーメンは25日にホームでFW原口元気、FW浅野拓磨の所属するハノーファーと対戦する。




◆[DFB杯]大迫、新天地初陣で鮮烈ヘッド!!移籍後初得点がゴールラッシュの口火に(ゲキサカ)




◆平戸が大仕事!ラストプレーFK千金弾!!町田が首位松本に劇的勝利で3差2位に再浮上(ゲキサカ)



平戸太貴 Taiki.Hirato




[8.18 J2第29節 松本0-1町田 松本]

 FC町田ゼルビアが敵地で松本山雅FCを1-0で下した。勝ち点を53に伸ばした町田が2位に再浮上した。

 劇的な試合になった。後半アディショナルタイムも目安の4分台に差し掛かったところ、町田はカウンターを発動。そしてFW鈴木孝司がゴール前で倒されてFKを獲得した。このFKがラストプレーだということは誰もが分かっていた。

 キッカーポジションにはMF吉濱遼平とMF平戸太貴が立つが、ボールに集中していた平戸が右足で狙う。壁を越えたシュートは、ゴールライン上に入っていたDF橋内優也の頭上をも抜いて、ゴールに突き刺さった。

「苦しい試合でしたけど、みんなで勝ち取った勝利。非常に嬉しいですね」。興奮が冷めやらぬ様子の平戸。「最後に自分の得意なセットプレーというところで、点を決めることが出来てよかった」と必死に息を整えるようにして話した。

 首位松本の連勝は5でストップ。6月16日の大分戦以来10試合ぶり、ホームではその時以来の2敗目となった。首位はキープしたものの、上位争いのライバル町田との勝ち点差は3に縮まった。




◆平戸が大仕事!ラストプレーFK千金弾!!町田が首位松本に劇的勝利で3差2位に再浮上(ゲキサカ)




◆完全復活を遂げた仕事人。山本脩斗が見せるプロフェッショナルとしての真骨頂【J1第23節・鹿島vs横浜FM】(GOAL)



山本脩斗 Shuto.Yamamoto


明治安田生命J1リーグ第23節が8月19日(日)に開催。7位・鹿島アントラーズはホームに14位の横浜F・マリノスを迎える。前節、4カ月ぶりに先発出場した仕事人・山本脩斗が見せるプロフェッショナルとしての真骨頂とは。

■4カ月ぶりの先発。久々に果たした任務遂行

「コンディションはまだまだですけどね。今できる中で、やれることはしっかりとできたんじゃないかと思います。チームのために」

実直なプロフェッショナルはいつものように、淡々と言葉を連ねていた。名古屋グランパス戦で喫した4失点、断行された4名の先発変更。4カ月ぶりの先発復帰、その舞台には幾多もの困難が散りばめられていたに違いない。

それでも、まとわりつく湿気とコントラストを描くかのように、山本脩斗は冷静沈着だった。

「後半は押し込まれる時間が長くなってしまいましたけど、こういう暑さと連戦の中で『全員で勝とう』と話していましたから」

走り抜いた90分を描き出し、「勝ててよかったです」と続ける。久々に果たした任務遂行、その意味を噛み締めているかのようだった。

「アクシデントもありましたけど、守備の部分でやることは変わりませんからね。しっかりと前の選手を動かしながら、声を掛け合いながらプレーできたと思います」

アントラーズを襲ったのは、じめじめとした暑さだけではなかった。3ポイントへ到達するまでに、思いがけない事態が二度も発生。ハードタックルを受けた安部裕葵、そして安西幸輝が苦悶の表情でピッチを後にした。左サイドハーフを務めた若武者たちの相次ぐ負傷は、山本にとっては“相棒”の変更に他ならなかった。

安部、安西、そして永木。いずれも高い能力を備え、特長や傾向も異なる3人のパートナーとともに、秩序と組織を保ち続ける。

「誰が出ても、同じサッカーができるように」。誠実なプロフェッショナルの姿が、そこにはあった。

「これだけ長い期間、試合に出ないというのは経験したことがないですね」


■ケガを乗り越え戻ってきた仕事人





過去4年で165試合に出場した山本にとって、アントラーズ加入5年目は思いもよらない道のりとなってしまった。4月11日、突然襲いかかってきた悪夢。FC東京戦、開始早々にピッチへ倒れ込む。左膝後十字靭帯損傷で全治まで約3~4カ月。どんなに過酷な連戦でもプレータイムを刻み続け、時に陥る負傷者続出の苦境にあってもチームを支え続けてきた背番号16が、ピッチから遠ざかることとなってしまった。

そこから3カ月で実戦に復帰。W杯中断明け後最初のゲームとなったジュビロ磐田戦で途中出場を果たし、復帰を果たすと、15日の長崎戦ではFC東京戦以来、15試合ぶりの先発メンバーに名を連ねた。

「先に失点してしまいましたけど、チームとして落ち着いてプレーして、前半のうちに勝ち越せましたからね。練習で合わせた回数は多くはないですけど、マークの受け渡しやスライドのところを意識していました。しっかりとやれたと思います」

長崎との90分で背番号16が刻んだ走路は11.36kmとチーム最長だった。果敢なオーバーラップを繰り返して2つのスコアを演出した右の翼・伊東幸敏と比べれば、そのパフォーマンスが帯びる色彩は鮮やかとは言えなかっただろう。

だが、それこそがプロフェッショナルの真骨頂だ。激しいタックル、鋭いパスカット、冷静かつ堅実なカバーリング。「行く時は行くし、バランスを見ながらプレーしていました」。絶えず状況を把握し、仲間を活かし、そして献身を体現してみせた。誰もが思ったはずだ。“さすが、脩斗だ”と。

「どの試合も勝つことを必要とされているのがアントラーズですから。チームとして、しっかりと勝てるように」

真夏の連戦は後半戦を迎え、ここからは県立カシマサッカースタジアムでの戦いが続いていくこととなる。まずは今夜、トリコロールとの90分。歓喜と失意を繰り返す日々に終止符を打ち、勝利とともに突き進んでいくために――。完全復活を遂げた仕事人が、聖地のピッチを駆け抜ける。

◆完全復活を遂げた仕事人。山本脩斗が見せるプロフェッショナルとしての真骨頂【J1第23節・鹿島vs横浜FM】(GOAL)

◆鹿島MF遠藤切れ味抜群FK披露「ずっと調子いい」(ニッカン)



遠藤康 Yasushi.Endo


 J1鹿島アントラーズは18日、茨城県鹿嶋市内で19日の横浜F・マリノス戦(カシマスタジアム)に向けて練習を行った。

 全体練習後に各自で行ったセットプレーの練習で、目を引いたのがMF遠藤康(30)の左足だった。GKクォン・スンテらと対峙(たいじ)したFKで、いともたやすく壁を越え、3連発でゴールを射抜いた。「ハットトリック!」と笑みがこぼれ「今日だけじゃなく、ずっと調子がいい。いつも通り蹴れば」とうなずいた。

 15日の長崎戦では、右サイドから中に切り込んで、その左足で鮮やかな弧を描き、ネットを揺らした。得意の形がやっと出た。

 「久々にあの場面でシュートを打ったので、ああいう形をもっと多くつくれればいいかな。選択肢はシュートでしたけど(右サイドを駆け上がってDFを引きつけた伊東)ユキに出しても、もっといいチャンスがつくれていたかもしれない。ああいう形を多くつくれれば相手も困ると思う」。

 頼りになるゲーム主将が、調子を上げてきた。




◆鹿島MF遠藤切れ味抜群FK披露「ずっと調子いい」(ニッカン)




◆【鹿島 vs 横浜FM】 ウォーミングアップコラム:金髪のストライカーは、セルジーニョのデビュー戦を輝かすことができるか(J's GOAL)



鈴木優磨 Yuma.Suzuki


夏休みということもあり、鹿島アントラーズクラブハウスには連日たくさんの子どもたちが詰めかけている。
「あ、ウッチーだ」「昌子はいないの?」という声に混じり、「鈴木優磨!」と、9番を見つけて喜ぶ声は非常に多い。数多くのゴールを決める金髪のストライカーはいま、子どもたちの憧れの的でもある。

状態はいい。
試合前日の練習では角度をつけたシュートをバシバシ決める。その様子に、ゴール脇に控えていたクォン スンテも思わず感嘆の声をあげる。前節の長崎戦はベンチからのスタート。出場時間はわずか3分。試合への飢餓感、ゴールへの渇望は頂点に達し、いますぐにでも試合をやりたそうな表情を見せる。

コンビを組むのは新加入のセルジーニョとなりそうだ。今月初旬に加わった歳の近いブラジル人に、加入当初から積極的に話しかけていたのは鈴木だった。
「選手は信頼関係をつくるのが大事。動けばパスを出してくれると思うし、それで得点できればもっと信頼してくれる」。
この日も、日本語も多少は話せるレオ シルバを介し、何度も話し合う姿が見られた。二人が良好な関係を築くことができれば「また新たな攻撃のバリエーションをつくれる」。

セルジーニョのデビュー戦をいいものにできるかどうかは、今後の成績にも関わってくる。状態を問われた鈴木は、「万全です」と不敵な笑みを浮かべていた。

文:田中滋(鹿島担当)


明治安田生命J1リーグ 第23節
8月19日(日)18:30KO カシマ
鹿島アントラーズ vs 横浜F・マリノス




◆【鹿島 vs 横浜FM】 ウォーミングアップコラム:金髪のストライカーは、セルジーニョのデビュー戦を輝かすことができるか(J's GOAL)




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