
日刊鹿島アントラーズニュース
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2020年5月4日月曜日
◆福田喜びすぎて…やっちまった浦和/Jすべらない話(ニッカン)

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<Jリーグすべらない話>(2)失点編
Jリーグも今年で28年目。過去の歴史をさかのぼると、驚きの出来事がありました。偉業、世界的な記録、珍事…数ある中から、えりすぐりの“すべらない話”をご紹介します。
◇◇ ◇◇
Jリーグ創設直後の草創期には、今では考えられない出来事が多かった。
開幕から1カ月も経たない93年6月9日、浦和レッズがやってしまった。鹿島アントラーズ戦の前半2分、エースFW福田がクラブ初の先制点を決めた。自身にとっても結婚後初ゴール。喜びが爆発した福田はベンチ前へダッシュし、チームメートもほぼ全員が祝福に駆けつけた。
その時だった。試合再開のホイッスルと同時に、鹿島イレブンは素早くリスタートした。浦和の選手らは懸命に自陣へ走るも、FW黒崎が同点弾を決めるまで、福田のゴールから1分にも満たなかった。負傷のため欠場したFW柱谷が言った「勝つことに慣れていない。サッカーを分かっていない」という言葉が、当時の状況を分かりやすく表している。
◇◇ ◇◇
同じ93年には、横浜マリノス(当時)も失点にまつわる失態を犯している。7月3日、対戦相手は浦和と同じく鹿島。前半18分にDF勝矢が治療を受けている折、MF木村和とMF水沼はスパイクを交換しようとピッチの外に出た。この時点でピッチ内は11人対8人。鹿島にこの隙を突かれ、あっという間に先制点を許してしまった。
カシマスタジアムの芝は当時35ミリで、国内では最も長かった。木村和らはポイント交換式スパイクを履いていたが、プレーしてみると芝の下の土が硬く、滑って足を取られた。慌てて固定式に履き替え、ピッチに戻ろうとしたら、プレーは続行中だった。「最低だね。なんで一度に出てしまったのかな」と木村和。主審にピッチへ戻る許可を得ようと必死に両手を振ったが、主審が気付いた時には遅かった。
◇◇ ◇◇
サッカーのルールが浸透してきた現在では、考えられないような失点の数々。これもJリーグ28年の歴史の一部だ。浦和、横浜Mともに、対戦相手は鹿島だった(得点者はいずれも黒崎)。一瞬の隙を突いて勝ちきる常勝軍団のスタイルもまた、28年の歴史とともに育まれてきたものだ。
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◆福田喜びすぎて…やっちまった浦和/Jすべらない話(ニッカン)

◆“偽9番”フィルミーノと染野唯月 2人の共通点(高校サッカードットコム)

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超高校級ストライカーとして鳴り物入りで鹿島アントラーズに新加入した染野唯月が、今、もっとも注目しているFWは「フィルミーノ」なのだそうだ。
「シュートもドリブルもパスもすべてがうまい。フィルミーノのプレーを見て、自分なりにいろいろ参考にしている」と、目を輝かせる。
当代随一の高速カウンターを武器に2018-19シーズンの欧州チャンピオンズリーグを制したリバプール(イングランド)の不動の9番で、ブラジル代表でもあるフィルミーノは現在、28歳。サッカー選手として、まさに全盛期を迎えようとしている万能ストライカーだ。
俗に“偽9番”と称される。
最前線に張るだけではなく、ときには中盤に下がってきたり、サイドに流れたりしながら攻撃を組み立てる。その変幻自在のプレースタイルが「9番のようで、9番ではない」といった意味合いからつけられた。
英国発の、ある記事のなかに次のような一文を見つけることができる。
リバプールの攻撃のほとんどはフィルミーノのドリフトの結果として生まれている――。
ドリフトとは「流れ漂う」といった意味だが、なるほど、うまいことをいうなと思った。
フィルミーノのポジショニングはとらえどころがなく、対峙する相手DFからすれば、実に厄介な存在だろう。センターフォワードながら、ピッチ上で、自由にポジションを変える染野も同タイプといえるかもしれない。
動き方だけではなく、ボールの置きどころや切り返しのフォーム、右利きだけど、左足も器用に使いこなす両選手。どことなく、似ているなと感じるのではないか。
フィルミーノと染野の共通点はまだある。たとえば、かつてボランチでプレーしていたことだ。
子どものころにFWや攻撃的MFをやっていた選手が年齢が上がるに従って、ボランチやCB、サイドバックに下がっていくのがサッカー界の“あるある”。後ろのポジションから前に上がっていくのは珍しいケースなのだ。
フィルミーノはよく守備をする。前線でのチェイシングはもちろん、プレスバックもいとわない。その献身性がリバプールにおける自身の存在価値をいっそう高めている理由でもある。
FWにどこまで守備を求めるか。監督の考え方によるところが大きいだろうが、フィルミーノのように攻撃を組み立て、周りのよさを引き出し、自らもゴールを重ね、守備にもエネルギーを注ぐ9番は重宝するに決まっている。
プロのキャリアをスタートさせたばかりの染野が今、課題のひとつに挙げているのが「守備」だ。
「個人的に守備の部分がまだまだ足りないので、どこまでレベルアップできるか、意識を高くもって取り組んでいる。ただ、守備はチームみんなでイメージを合わせながらやらなければ意味がない。お互いに声を掛け合うのがすごく大事だと思う」
個による守備と組織による守備。この兼ね合いを踏まえつつ、モダンなFWとしての完成形を目指す。
19歳のとき、ブラジルからドイツに渡ったフィルミーノは、その後、リバプールに移籍し、5シーズン目を迎え、世界有数のFWへと進化を遂げた。
フィルミーノと染野はちょうど10歳違いだが、数年後、こんなふうに評される日が来るのではないか、と思っている。
鹿島の攻撃のほとんどは染野のドリフトの結果として生まれている――。
(文=小室功)
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