日刊鹿島アントラーズニュース

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2014年4月3日木曜日

◆内田が練習開始「毎日全力尽くしている」(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/world/20140402-OHT1T50206.html

 サッカーのドイツ1部リーグ、シャルケは2日、右太もも肉離れで2月から戦列を離れている日本代表DF内田篤人について、数日前からボールを使った練習を始めたとクラブの公式サイトで明らかにした。チーム練習の合流時期は未定だが、内田は「早く復帰できるよう毎日全力を尽くしている」と話した。

 連日リハビリに取り組んでおり、負傷離脱中の他のチームメートとボールを使った軽いパス練習をしている。日本に帰国した際には日本代表主将の長谷部誠(ニュルンベルク)や他競技の選手とリハビリのメニューをこなしたという。(共同)

◆鹿島ルイスアルベルトの初ゴールで逆転勝ち(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/f-sc-tp1-20140402-1279433.html

<ナビスコ杯:鹿島3-1鳥栖>◇1次リーグ◇2日◇カシマ

 鹿島が逆転勝ちした。

 前半22分、鳥栖MF早坂良太(28)の今季初ゴールで先制を許したが、同38分に追いつく。キャプテンマークを巻いたMF柴崎岳(21)の左FKをDF山本脩斗(21)が頭で後ろにそらし、ファーサイドにいたFWダビ(30)が頭で流し込んだ。

 前半終了間際に追いついた勢いで、後半も鹿島が主導権を握った。決勝点は38分、途中出場のMF梅鉢貴秀(21)が右CKのこぼれ球をゴール前で拾い、左足ボレーで豪快に突き刺した。さらに42分、梅鉢が右クロスを送り、MFルイスアルベルト(30)の来日初ゴールをアシスト。首位を走るリーグ戦から先発5人を入れ替えた一戦を制し、1次リーグを1勝1敗とした。

◆鹿島逆転勝ち、梅鉢1得点1アシスト(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/f-sc-tp1-20140402-1279468.html



<ナビスコ杯:鹿島3-1鳥栖>◇1次リーグ◇2日◇カシマ

 鹿島が逆転勝ちした。途中出場のMF梅鉢貴秀(21)が1得点1アシスト。

 後半38分に右CKのこぼれ球を拾って左足ボレーで決勝弾を突き刺すと、4分後にはMFルイス・アルベルト(30)の来日初ゴールをアシストした。「ゴールは球を浮かさないことだけ考えた。アシストは、その前に拓さん(MF野沢)のパスを決められなかったので何とか決めたかった。拓さんには『人のアシストを自分のアシストに変えるな』と怒られた」と笑った。

◆「92年組」梅鉢弾!鹿島、3発で逆転勝利/ナビスコ杯(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20140403/jle14040304310005-n1.html



 ヤマザキナビスコ・カップ1次リーグ第2節A組(2日、鹿島3-1鳥栖、カシマ)後半から途中出場した21歳のMF梅鉢が1ゴール1アシスト。3-1の逆転勝利に貢献し、「勝ててよかった」と喜んだ。同期入団のMF柴崎、MF土居、DF昌子が先発に定着。自身の出場機会は少なく「焦りもあった」というが、「今は我慢の時。コツコツやっていきたい」。高卒4年目で1992年生まれの「92年組」がそろい踏みした一戦で、“第4の男”が躍動した。

◆柴崎 同点弾“演出”で逆転導く!W杯代表候補入りへ吉報を待つ(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2014/04/03/kiji/K20140403007900640.html

ナビスコ杯予選リーグA組 鹿島3―1鳥栖 (4月2日 カシマ)

 

 鹿島は大黒柱の小笠原を温存した中、柴崎が逆転勝ちに導いた。

 0―1の前半38分、左サイドからのFKをニアの山本に合わせ、山本が後方にそらしたボールをダヴィが頭で決めた。柴崎は「それまでに何度かニアに蹴っていたし感じてくれていたと思う。FKの練習はしているし、チームとして一つ形になったことは良かった」と笑顔を見せた。プロ4年目で初めて試合開始からゲーム主将を務め、積極的に声を出してチームを鼓舞した。3日には国内組を対象とした代表合宿のメンバーが発表される。逆転のW杯行きを諦めていない21歳が吉報を待つ。

◆鹿島「キャプテン」柴崎、先制点演出(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/f-sc-tp1-20140402-1279475.html

<ナビスコ杯:鹿島3-1鳥栖>◇1次リーグ◇2日◇カシマ

 鹿島MF柴崎岳(21)が勝利に貢献した。初めてキャプテンマークを巻いてボランチで先発、途中からトップ下に上がってフル出場した。前半38分には左FKを右足で蹴り、ニアサイドのDF山本脩斗(28)に頭に当ててFWダビ(30)の先制点を演出。MF小笠原満男(34)不在の中盤ではセカンドボールをことごとく拾い、逆転勝ちの流れをつかんだ。

 試合後は「満男さんがいない中で戦う、別のオプションが増えたと思う」と内容に一定の評価をした。同期入団のMF梅鉢貴秀(21)の決勝弾には「僕らも4年目。生え抜きの同期が試合に出て活躍するのはうれしいし、喜びもひとしお」と振り返った。

◆【ヤマザキナビスコカップ 鹿島 vs 鳥栖】試合終了後の各選手コメント(J's GOAL)


http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00170380.html

4月2日(水) 2014 ヤマザキナビスコカップ
鹿島 3 - 1 鳥栖 (19:00/カシマ/6,966人)
得点者:22' 早坂良太(鳥栖)、38' ダヴィ(鹿島)、83' 梅鉢貴秀(鹿島)、87' ルイスアルベルト(鹿島)
☆予選リーグ戦績表
☆Jリーグ公式サイトヤマザキナビスコカップ特集
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●本山雅志選手(鹿島)
「勝たないとヤマザキナビスコカップは苦しくなるので勝てて良かった。僕自身の課題としてはシュートは打てたけれど、相手に当たってしまうことが多かった。そこはシュートを決めてチームを楽にしたかった。ただ、(柴崎)岳がすごく気を遣ったポジションを取ってくれたのでやりやすかったです。久々の先発は楽しかった。ボールもたくさん触れたし、プレー時間も長かった。相手がロングボールを蹴ってくるので、そこでうちらもロングボールを使うと難しくなる。セカンドボールをしっかり拾ってボールを保持する時間を長くすることができたと思う。メンバーは5人くらい変わったけれどバランスを崩さずにできた。途中から出てきた選手のクオリティが高かったことが勝因だと思います」

●柴崎岳選手(鹿島)
「良いサッカーができた。内容も相手の特長あるサッカーに対して互角以上にできたのが勝因かなと思います。
(ルイスと初めて組んだが?)
ルイスの特長はわかっているので、セレーゾの指示だったりを頭に入れて、なるべくバランスを取りながらというのはできたと思う。多少リスクを負うポジションのときもありましたけれど。彼は僕が持っていない闘争心という特長を持っているので助かりました。満男さんがいないときにチームが変わってしまうのはよくないこと。モトさんや(土居)聖真もいたし、ゲーム自体は落ち着いて流れたのはひとつの収穫だと思います」

●昌子源選手(鹿島)
「ペナルティエリアではシンプルなプレーが必要だったが、バウンドさせてしまい不用意なミスから入れられてしまった。また、セットプレーも序盤に迫力をもって入れなかった。あれだけ本数があれば点をとらないといけなかった。あとのプレーに影響する。ただ、1点取られたあとも追加点をしのいでいけば逆転できると思っていた。追加点をやらないことを意識していました」

●梅鉢貴秀選手(鹿島)
「ルイスとダブルボランチということで、ルイスが真ん中にいて僕が攻撃的にいって、攻撃でアクセントを付けられたらと思っていました。得点はちょうど僕のところに転がってきたので入って良かったです。
(2点目のアシストについては?)
あれはあまり得意なプレーではないのでたまたまです。でも、勝負を決めるゴールになって良かったです。チームは良い形になっている。勝ち続けられるようにこれからも練習からがんばりたいです。
(CKがずれたんですか?)
あれはタクさんのボールは正確だったんですけど、僕のミスで、本来なら僕がシュートを打つところだったんですけど、僕の出足が遅くて…。野沢さんも『人のアシストを勝手に自分のアシストにするな』って言ってましたけど(笑)」

●ルイス アルベルト選手(鹿島)
「自分が得点したことについては、素直に嬉しく思っています。ですが、自分が得点したことよりチームが勝ったことの方が嬉しいです。今日は勝たなければいけない試合ですし、得点してチームが勝つことができことを嬉しく思います。チームに貢献できたことが嬉しいですし、私のゴールはみんなが団結して連携がうまく取れたから取れた得点だと思うので、私の得点ではなくみんなの得点だと思っています。
(柴崎選手とボランチを組んだときにどのようなことを意識していましたか?)
柴崎選手はとても賢い選手です。二人で心がけていたことは、二人はどちらかというとボールを持つよりは、ボールをさばきながらチーム全体を活性化させる、うまくリズムを取りながらボールを前線に運んでいくタイプだと思っているので、二人の関係が今日の試合ではうまくできたと思います。柴崎とプレーすることでうまくプレーできたと思いますし、柴崎は私に自信をつけさせてくれたと思います」

●林彰洋選手(鳥栖)
「残り15分で5バックにしなかったことは自分たちの守備を信じてくれたと思うんですがそれに答えられず残念でした。願ってもない先制点をもらったのにそれを生かせなくて悔しいです。
(相手はフリックを練習してきたようだったが?)
自分たちはセットプレーのときにゾーンで守るので色んなことを仕掛けてくることを、それぞれの選手が考えてプレーしないとダメ。監督に言われているだけでなく、自分たちでももっと考えておかないといけなかった」

以上

◇【ヤマザキナビスコカップ 鹿島 vs 鳥栖】尹晶煥監督(鳥栖)記者会見コメント(J's GOAL)


http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00170379.html

4月2日(水) 2014 ヤマザキナビスコカップ
鹿島 3 - 1 鳥栖 (19:00/カシマ/6,966人)
得点者:22' 早坂良太(鳥栖)、38' ダヴィ(鹿島)、83' 梅鉢貴秀(鹿島)、87' ルイスアルベルト(鹿島)
☆予選リーグ戦績表
☆Jリーグ公式サイトヤマザキナビスコカップ特集
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●尹晶煥監督(鳥栖):
「遠いところまで、それほどたくさんではありませんでしたが、それでもこれだけ多くのサポーターが来て下さったことに感謝申し上げたいと思います。結果的にこういう形で敗戦を喫したわけですが、得るものがあれば失うものがあると思うし、今日のゲームの中ではまた新しい選手がいろんな形でいろんな姿を見せてくれたと思います」

Q:フル出場した山崎選手への評価とセットプレーからの失点についてお願いします。
「山崎選手に関しては、カップ戦ではありますけどJリーグにデビューしました。大学生ですがそれなりに良いプレーやその姿を発揮してくれた思います。ただ、本人も今後の努力が必要だと認識しているとは思いますが、成長するための糧にはなったと思います。セットプレーの失点についてですが、選手たちはもちろん一生懸命やっていたなかで、どうしても集中力の部分だと思うし、なによりそこが大きいと思います」

Q:豊田陽平選手が欠場したことによる試合への影響をどう考えていますか?
「豊田選手だけでなく、前節に試合に出ていたメンバーが今日の試合ではほとんど入れ替わって挑んだわけですが、誰が出ても十分にやれるという自信はありました。結果としてこうなりましたが、今日のゲームでそれだけの姿をみんな見せてくれたと思いますし、豊田という存在は大きいかも知れないですけど、それ以外の選手たちがそこに追いつけ追い越せで、努力をしていかなければいけないことも切実に感じました」

Q:豊田選手がいないときの鳥栖は同じようなサッカーを志向するのか。また、残り15分で5バックにあえてしなかった理由は?
「試合にずっと出続けている選手とそうでない選手の違いは、今日のゲームでも要所要所で出てしまったと思うし、我々が前半で先に点を取ってそこから5バックにするのは時間的にも早いという判断もありました。私の中では十分にこの状態でも耐えていけるという判断があったので、その段階では当然ありませんでした。時間が経つにつれても耐えられるという認識があったので、今日はそういう風に考えませんでした」

以上

◆【ヤマザキナビスコカップ 鹿島 vs 鳥栖】トニーニョセレーゾ監督(鹿島)記者会見コメント(J's GOAL)


http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00170378.html

4月2日(水) 2014 ヤマザキナビスコカップ
鹿島 3 - 1 鳥栖 (19:00/カシマ/6,966人)
得点者:22' 早坂良太(鳥栖)、38' ダヴィ(鹿島)、83' 梅鉢貴秀(鹿島)、87' ルイスアルベルト(鹿島)
☆予選リーグ戦績表
☆Jリーグ公式サイトヤマザキナビスコカップ特集
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●トニーニョセレーゾ監督(鹿島):
「良い試合だったので質問があると思います」

Q:10分間に3人の選手交代という積極的な策を打って、勝ち越しに成功、3-1という結果に繋げたわけですが、ある程度想定したプランだったのかということと、どのような意図を持って選手を送り出したのか教えて下さい。
「遠藤選手はずっと連戦できているのでどこかのタイミングで代えないといけなかった。あとカイオ選手はずっと途中出場できていたので、今回先発での出場だった。フィジカル的な要素ではなく、戦術的な部分でのポジショニングとかでだんだん疲労からだったり、少しずつチームの戦術や約束事をインプットしてる段階なので、それが実行できる時間帯と実行できない時間帯がまだあるので、どこかで代えなければいけないという考えがありました。もうひとつは、本山選手が残念ながら体力的な部分で90分持続できないところがあるので、いろんな想定をするところがありました。ただ、当然ながら対戦相手と対峙する中で、いろんなことが起こりえるわけで、あくまでも想定だけです。相手がいることなので、そううまくは計画通りにいかない部分もあります。ただ、入った選手が、土居選手は途中出場や先発してるので、チームのやるべきことがわかっています。野沢選手も十分経験がありますし、僕とも長くやっていますので僕が求めるもの、やって欲しいことはわかっています。中央の本山選手が退いた場合、あそこで技術がしっかりしている選手が欲しいと僕はつねに考えているので、そこで技術のある選手を使いました。あとはフレッシュなエネルギーを注入することでチームに活を入れる意味もありますし、途中から入る選手は変化をもたらさないといけないし、チームが上昇する雰囲気だったり、攻撃に対する積極性だったり、そういう意味や意図があるわけなので、選手たちはそれをやらなければなりません」

Q:結果的には投入した梅鉢選手が試合を決めたわけですが、どういう意図で投入したのかと、彼をどう評価していますか?
「非常にダイナミックなプレースタイルを特長としている選手です。ときにはそのダイナミックさであまりにも動き回りすぎてしまって、チームのバランスを崩してしまう、彼が崩してしまうときがあって、もう少しそういう部分を学んで成長して欲しい、というのが僕の正直な気持ちです。ただし、彼が本当に一生懸命取り組む練習の姿勢は、非常に若くて生き生きしてると感じますし、勢いというものは若いときに持っているものなので、同時に大切にしないといけないと思います。こういう試合のなかで彼を入れたのは、ひとつはルイス選手が先発でやるのは初めてでしたし、試合を見ていてちょっとパワーダウンしたと思いました。そこのゾーンでもっと活気をもたらして助けられる選手ということで、梅鉢選手を投入して、柴崎選手をひとつ前に置く。柴崎選手をひとつ前に置くことで、試合展開によってはもう少し前の方でためや間をつくったり、それは自分たちがボールを保持する時間を増やしたり、味方が外からあるいは前の方で動き出す時間をつくってくれるので、そういう意図がありました。
梅鉢選手が今後もこのチーム、このクラブで成長を続けて欲しいというのが僕の思いでもあるし、本人自身の思いでもあります。それをどのようにしていくのかということを僕も考えなくてはいけないし、彼ももっともっと献身的に、あるいは学習するというところを生かしていけば、新たなボランチを育てることができると思います。時間も要することだし、選手の人間としての成熟も絡んでくることです。あと彼はもう一つ、これはなかなか言葉では説明しづらいことですが、ボールのミートが左右両足とも良くて、いろんなパスも出せますし、シュートもクロスもできる選手なので、なかなかそういう選手もいません。そのダイナミックスさをどのタイミングに出していくのか、どのようにそれを活用するのかということを学べば、また新たなステップアップができるようになると思います。ロッカーに帰ってきて、全選手で彼が帰ってきたときに祝ったということは、僕だけでなくスタッフもフロントも、チームメイトも、彼の活躍というものを心から喜んでいると思いますし、今日に限らずこのような活躍をしてくれればと思います」

Q:今日は柴崎選手にキャプテンマークを任せましたが、どういう意図を持って任せたのでしょうか?
「中盤のあたりでレフリーの近くでプレーする選手なわけであって、そのゾーンにいる選手がレフリーとうまくコミュニケーションをとるのが一番重要だと考えているので、そのゾーンの選手を選んでいるというのがひとつです。もうひとつは、このクラブの中で非常にプロ意識をもっているということです。僕はいろんな時間に練習をしてるのですが、顔色を変えず、文句も言わず、つねにこのクラブのために、という姿勢がありますし、何人かは時間を変更したりするとぶつぶつ文句を言う中で、彼は『はい、わかりました』と言って積極的に来ますし、どの練習も完璧に近い姿勢を見せています。代表クラスの選手だと思いますし、このクラブの中で非常に伸びしろの幅がとても広い選手ですので、今後もこのクラブのなかで成長し続けて、このクラブを背負える選手に育って欲しい、という思いもあります。アントラーズというクラブは、キャプテンマークをベテランが付けなければいけないとか、あるいはただの期待だけで付けて欲しいというクラブではなく、ベテランとか若手とか関係なく、チームのために献身的に、全員が犠牲心を持って働くことが、このクラブの歴史です。僕は今後、彼をキャプテンマークにしたからといって、他のベテランの選手が気を悪くするということも存在しません。僕はそう感じています」

Q:シーズンが始まって1月経ちました。好調なスタートを切れたという世間の評価があると思いますが、監督自身はスタートダッシュに成功したと感じていますか?どのくらいの評価でしょうか?
「急激にチームができあがったわけではなく、チームをつくっている段階です。そこには色んな要素が絡んできて、まず選手たちがどの練習にも献身的に取り組んでいる、意識を高くして取り組んでいるということが、まずひとつ。もうひとつは、チームを作る際にはベテランの力も必要です。ベテランがいろんなところで、ピッチ内外でいろんな助言をしている。ただ、当然ながらプロ選手としてはピッチに立つのが一番の目標なのですが、それが叶わないときに、何らかの形で彼らが助言をしたりアドバイスを送っています。あとはこのクラブの伝統である競争力というものが過去に始まり、現在、将来もそのような競争力のある選手編成をできるだけしていくということです。本当の戦力という数でいうと、本当に限られていて、怪我人が出たら大変な状況になりかねない部分があります。ただ、このクラブの伝統である、全員が助け合って起こりうる可能性を全身全霊をかけて実行し、根回しやいろんなことを各自がおこなって、少しでも起こりうることを未然に防ぐことをやっています。まだ若いチームですので、勢いがあったりするところがあるかもしれませんが、経験値というところでは欠けるところがあります。おそらくシーズンのなかで負けが込んだり、負け方が好ましくないこともあると思います。ただ、今日も見ていただいた通り、まず一生懸命走る、がんばる、戦う、というところはうちのチームのモットーであり、もうひとつはつねに勝利を求める、勝つことしか考えないということは僕らがやり続けることです。当然ながら相手の長所をできるだけ抑え、運動量だったり密度をあげて、自分たちが主導権を握る試合運びを理想としていますが、ときにはそうならないときもあるでしょう。そのなかで少しでも若い選手は良い経験も苦い経験もしながら成長していくということが、このクラブのためには必要で、ときには歯を食いしばったり、苦い汁を何事もなかったかのように飲みながら進まなければいけません。全員でやっている作業であり、特に選手たちがやるべきことに関して積極的に取り組んでいます。選手たちに言ったのは、今シーズンはおそらくスタートしたメンバーで、もしかしたら誰かが入ってくるかも知れないけれど、その可能性はない場合もあるので、みんなで手を合わせてやっていかなければならない。今季を通して、手を握りしめて、隣の人をお互いに引っ張っていくしかやる方法はなく、勝つ目標を達成するにはそれしかないという話をしたなかで、選手たちが意欲的に取り組んでくれています」

以上

◆Jリーグヤマザキナビスコカップ 予選リーグ 第2節(オフィシャル)


http://www.so-net.ne.jp/antlers/games/51357

ナビスコ予選 第2節 サガン鳥栖戦

梅鉢が値千金の逆転弾!ルイス アルベルトが初ゴール!2試合連続の逆転劇を見せた鹿島、ナビスコ杯初勝利!

先週末、日産スタジアムで鮮やかな逆転劇を見せ、横浜FMを3-1で破った鹿島が、中3日で4月の初戦に臨んだ。ヤマザキナビスコカップA組第2節でサガン鳥栖と対戦すると、前半に先制点を許したものの、ダヴィ、梅鉢、ルイス アルベルトのゴールで、3-1と逆転勝利を収めた。

鹿島は最終ラインの山村と西が今季公式戦初出場で、ボランチのルイス アルベルト、攻撃陣の本山とカイオが今季初先発と、横浜FM戦からスターティングメンバーを5人入れ替えて臨んだ。鹿島は立ち上がりからボールをキープし、攻勢をかけていく。7分には、左サイドを突破したカイオが中央へ折り返し、本山がミドルシュート。13分にも、ダヴィのポストプレーから本山が再びミドルシュートを放つなど、1トップのダヴィと2列目の3人が流動的に絡んだ攻撃を展開した。

しかし、均衡を破ったのは鳥栖だった。22分、鹿島は右サイドから攻め込まれ、ペナルティーエリア内から山崎に浮き球のクロスを上げられる。曽ヶ端の頭上を越えたボールを、ファーサイドの早坂に押し込まれた。

これで4試合連続の先制点献上となった鹿島だが、前半のうちにしっかりと同点に追いつく。38分、山本がカイオとのワンツーで攻め上がると、鳥栖のファウルを誘発し、FKを獲得。左サイド深く、タッチライン際からのFKを柴崎が蹴り込むと、ニアサイドで山本が頭で反らしたボールを、ファーサイドで待っていたダヴィがヘディングシュートで押し込んだ。リーグ開幕戦以来となるダヴィのゴールで、鹿島がスコアを振り出しに戻し、前半を終えた。

1-1で後半を迎えた鹿島は、前半と変わらず、ボールをキープして主導権を握る。50分には、本山が複数の相手DFの合間を縫う巧みなパスを通し、遠藤がペナルティーエリア内でボールを収める。遠藤は得意の左足でシュートを放ったが、GKにキャッチされた。54分にも、ペナルティーエリア内での崩しから、最後は本山が右足シュートを放ったが、相手DFにブロックされてしまう。なかなか2点目を決めることができない鹿島は、62分に野沢、68分に梅鉢、そして73分に土居を投入し、打開を図った。

待望の逆転ゴールは、83分に生まれた。野沢が蹴り込んだ右CKに対して、中央での混戦からこぼれ球が梅鉢のもとへ。トラップした梅鉢が左足を振り抜くと、抑えのきいたハーフボレーがゴールネットに突き刺さった。さらに87分には、セットプレーの流れから梅鉢が右サイドを抜け出し、ファーサイドへピンポイントのクロスを上げる。走り込んでいたルイス アルベルトがヘディングシュートでゴールネットを揺らし、3点目。リードを2点に広げ、勝利を決定づけた。

試合は3-1で終了し、鹿島が2試合連続で逆転勝利を収めた。今季のヤマザキナビスコカップ初勝利で、公式戦2連勝となった。



【この試合のトピックス】
・ヤマザキナビスコカップでの鳥栖戦は、昨年に続いての勝利。通算では、4戦全勝となっている。
・本山が今季初の先発出場を果たした。
・今季新加入のカイオが、自身初の公式戦先発出場を果たした。
・山村と西が先発し、今季初の公式戦出場となった。
・今季初先発のルイス アルベルトは、公式戦で初めてカシマスタジアムのピッチに立ち、フル出場。加入後初ゴールを記録した。
・途中出場の梅鉢が、今季初ゴールを挙げた。この結果、1992年生まれの4選手(柴崎、昌子、土居、梅鉢)全員が、今季の公式戦でゴールを記録したこととなった。



監督コメント

[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
・集中力を高め、積極性を持ってプレーしろ!
・相手を左右に揺さぶることでスペースを生み出せ。
・戦況に応じて的確に声を掛けあい、味方を動かせ。

サガン鳥栖:尹 晶煥
・守備は良くできているが、少し遅れてきているので気をつけること。
・ボランチはもっとボールを落ち着かせること。
・お互いの距離感を大切にすること。
・自信をもって戦おう。

[試合後]
鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
・(積極的な選手交代策について)交代させた遠藤は連戦続きだったので、どこかのタイミングで交代させなければいけなかった。またカイオは初先発だったので疲れもあり、戦術的な面で実行できる時間帯と実行できない時間帯があった。本山も体力的に90分は無理であり、想定していた部分はある。しかし試合になれば、不測の事態もあり得るわけでは油断できるところではなかった。
・(交代出場した)土居はもうチームでやるべきことを完全に理解しているし、野沢は経験も豊富だし私が求めていることも分かっている。あのポジションには技術のある選手が必要だし、本山同様、野沢にはその部分で大きな期待をしている。後はフレッシュな選手がチームに変化をもたらす。梅鉢はダイナミックなプレースタイルが特長であり、時には動きすぎてチームのバランスを崩すこともある。そこはもっと成長して欲しい部分だが、練習から常に若々しくイキイキしている。ルイス アルベルトが今季初先発だったので、少し運動量も落ちてきていた。そのサポートも必要だったので、ダイナミックな梅鉢を入れた。また柴崎が前に行くことで前でタメを作られるようになった。
・梅鉢にはこのまま成長して欲しい。私もその部分を考えなくてはいけないが、彼自身も学習していくことが必要。選手としても人間としても成熟することが必要だ。梅鉢のキックは右も左もミートがうまい。後はそのダイナミックな部分をどのタイミングで、またどのように出すのかを学べば、もう1つ上に行ける。試合後のロッカールームでも、みんなに祝福された。
・(柴崎がゲームキャプテンを務めたが)私の考えでは、中盤でレフェリーの近くにいる選手が一番コミュニケーションを取った方がいいというのが、1つ。もう1つは柴崎という選手が、プロフェッショナルとしての意識が非常に高いこと。私は練習時間をしょっちゅう変更するが、彼は常に動ぜず、しかも完璧にやりこなす。日本を代表する選手であり、このクラブを背負っていくことのできうる選手だ。アントラーズでは、若手、ベテラン関係なく、このチームのために全身全霊をかたむけることができる。年下の選手がキャプテンマークをつけたからといって、年上の選手が面白くないというのは、このクラブでは全くない。
・(今季ここまで好調だが)急激にチームができあがったわけではなく、今は作っている段階。選手たちはどの練習でも意識を高く取り組んでいる。またベテランがピッチ内外で若い選手たちを支えている。もちろんプロフェッショナルとしては出場することが1番だが、それが叶わない時にもくさらずに出場する選手たちに助言を与えている。さらにこのクラブの伝統でもある競争力。選手層で言えば、負傷者が出れば駒が足りなくなるかも知れないが、全員が献身的にチームの勝利を目指し、未然に不安要素を取り除くべきやっている。シーズンは長いので、負けたり、色々な波があるだろう。ただ、今日のゲームでもそうだったが、献身的に走り、勝利のために戦った。若い選手たちはいい経験も苦い経験もしていく。しかし、このクラブの将来にとってはそれは必要なこと。みんなで力を合わせて、手を握り合ってやるしか、勝つという目標を達成する方法はないとシーズン前に全員に言っている。

サガン鳥栖:尹 晶煥
先ずは遠い鹿嶋まで来てくださったサポーターに感謝したい。負けてしまったが、失うものもあれば、得るものもある。初出場した選手たちも色々と見せてくれたと思う。山崎は公式戦デビューとなったが、大学生ながらそれなりに光るものを見せてくれた。本人もまだまだ努力が必要なのは分かっているだろうが、これから伸びていくだろう。(セットプレーの失点は)一生懸命やっている中で、どうしても集中力が足りなかった時間もあったかと思う。


選手コメント

[試合後]

【本山 雅志】
真ん中が混戦になっていたので、低い位置に下りてボールをピックアップしに行って、そうすると(相手選手が)誰か出てこなければいけなくなるので、そこに岳だったりヤスだったりが入ってきてくれていたので、うまく引き出すようにしていた。ダヴィが孤立してしまうから、近くにいてくれということで、途中からは変えたけど。我慢強く、ボールを失わずにポゼッションできたんじゃないかなと。勝点3を取らないとナビスコ杯は苦しくなるから、勝てて良かった。僕自身の課題としては、シュートは打てたし、コースを狙って打てたけど、相手に当たることが多かった。そこを決めて、チームを楽にしたかった。まあ、チームが勝てたのは良かった。その中でボールをしっかり保持して、試合を組み立てることはできた。岳が気を遣ってやってくれたので、やりやすかった。(久々の先発は)楽しかったですよ。時間も長かったし、ボールもいっぱい触れたし。まだまだ試合は続くので、勝てるようにやっていきたい。

【柴崎 岳】
逆転勝ちできたこと、勝てたことは本当に良いことだと思う。ナビスコ杯では勝てていなかったので、勝点3を積み上げられたのは大きい。満男さんがいない中だったけど、チームとして戦う姿勢を見せられたと思うし、相手の特徴のあるサッカーに対して、五分以上に競れた。技術面で僕たちが上回ることができたのは、ある意味では必然というか、目指す勝利の形だったんじゃないかなと思う。(ルイス アルベルト選手とのコンビは)特徴をわかっているので、セレーゾの指示を頭に入れながら、彼のやりたいことや、彼と僕の特徴を照らし合わせながら、バランスを取りながら(プレーしていた)。良いバランスでできたと思うし、多少リスクのあるポジショニングを取る時間帯もあったが、コンビとしては特に問題はなかったと思う。僕にない特長、守備面で貢献してくれる闘争心溢れる選手なので、そこは助かった。彼が持っていない部分を僕が出したので、そういった部分は良かった。

【曽ヶ端 準】
(競り合いに)全部が全部勝てるわけではない。競り負けることもある。そこでしっかりカバーをしていけば良い。難しい試合だったけど、しっかり勝てたのは良かった。

梅鉢選手、昌子選手、ルイス アルベルト選手のコメントはアントラーズモバイルをご覧ください。

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