日刊鹿島アントラーズニュース

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2018年10月16日火曜日

◆柴崎から堂安へ新ホットライン確立「俺のタイミング分かって」(報知)



柴崎岳 Gaku.Shibasaki





 日本代表は14日、親善試合のウルグアイ戦(16日・埼玉)に備え、さいたま市内のグラウンドで約1時間の非公開練習を行った。司令塔の役割が期待されるMF柴崎岳(26)=ヘタフェ=が、MF堂安律(20)=フローニンゲン=との新ホットライン構築に着手。2人で対話を重ね、パスのタイミングや、出し方などをすり合わせたという。また、MF中島翔哉(24)=ポルティモネンセ=が得点に意欲を見せた。

 森保ジャパンの司令塔が新ホットライン構築に動いた。ロシアW杯後、初招集となったMF柴崎は合宿が始まってからの6日間で、右MFを務める堂安と対話を重ねてきた。主に伝えたのは、柴崎独特のパスを出す体勢とタイミングについてだ。「全員攻撃、全員守備」を掲げる森保監督だが、手にする武器は1つでも多い方が良い。それがウルグアイ戦で披露される。

 新潟合宿(8~13日)でのことだった。柴崎から歩み寄った。

 柴崎「俺の持つ(パスを出す)タイミングはこうだから、と伝えた。(堂安)律も、それを分かってくれれば、良い攻撃につながる」

 堂安「岳くんとパスのタイミングの話をした。(柴崎がプレーする)スペインと(堂安の)オランダでもパスのタイミングは全然違う。岳くんの場合、足元に入り過ぎても、浮かしたりして、パスを出せる」

 狙いを定めたパスを出す場合、ボールをやや前方に出してから、蹴る選手が多い。だが、広い視野と多彩なキックを持つ柴崎は、たとえ、足元にボールが入り過ぎても、正確にパスを展開することができる。相手DFが「普通、あの体勢でパスは出せない」と準備が遅れるのは好都合だが、味方の堂安がそう感じては元も子もない。しっかりとすり合わせた。

 柴崎は「自分の考え、プレースタイルに近いという感覚がある。ウルグアイのような強豪と対戦する機会は少ない。W杯のようなマインドで試合に臨みたい。ロシアW杯と同じように、前線の選手には気持ちよくプレーしてもらうことを意識したい」と力説した。カタールW杯のエース候補の堂安と、心臓役の柴崎。ウルグアイ戦で、新たな可能性を照らす。(内田 知宏)




◆柴崎から堂安へ新ホットライン確立「俺のタイミング分かって」(報知)





◆MF三竿、海外組から刺激 一気に打ち解け「わいわい盛り上がっている」(スポニチ)



三竿健斗 Kento.Misao


 W杯ロシア大会メンバーから貪欲に知識や経験を吸収する。日本代表MF三竿健斗(22=鹿島)が15日に報道陣の取材に応じ、FW大迫勇也(28=ブレーメン)やMF原口元気(27=ハノーバー)、DF酒井宏樹(28=マルセイユ)らと積極的にコミュニケーションを取っていることを明かした。 

 森保ジャパンの10月シリーズで、海外組の合流直後は「距離感があった」と話しにくい雰囲気を感じていた。しかし「このままだと良いプレーができない」と一念発起し、食事の際には自分から同じテーブルに座るようにした。すると一気に打ち解け、今では「海外のサッカー事情やJリーグの話でわいわい盛り上がっている」と素を出せるように。百戦錬磨の先輩たちから、若きボランチは常に良い刺激を受けている。


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◆MF三竿、海外組から刺激 一気に打ち解け「わいわい盛り上がっている」(スポニチ)





◆ルヴァン杯敗退の鹿島GK曽ヶ端準が「そんなことなかった」と否定したのは…(サカノワ)



曽ヶ端準 Hitoshi.Sogahata


カップ戦は全試合で起用される39歳。「残り3つ」に懸ける。


[ルヴァンカップ 準決勝 第2戦] 横浜FM 2-2 鹿島/2018年10月14日/ニッパツ三ツ沢球技場
※2試合トータル4-3で、横浜FMが決勝進出。

「うーん……。前半は思うようにいけなかったかなと思います」

 鹿島アントラーズのGK曽ヶ端準は、横浜F・マリノスとの試合後に記者団に囲まれると、少し時間をかけて考え込み言葉を選びながら語り出した。準決勝の2試合を含むルヴァンカップ4試合、さらにこれまでの天皇杯3試合と、すべてのカップ戦で先発フル出場。しかしルヴァンカップはベスト4で敗れた。

 準決勝の第1戦は、1-2で落としていた。勝つためには2点が必要なため、普段とは異なるバランスで試合に入ったのかと問われると、「そんなことはなかったです」と否定。さらに、バタバタしてしまったのでは? という質問にも「追加点を取られてしまえばそのように見られるかもしれません。しかし、やっているほうとしては状況は変わりませんでした。もちろん、2点追加点を取られたことにより、3点を取らなければいけなくはなりましたが」と、まず基本的には普段と変わらず1点を奪うことに集中していたという。

「時間もありましたし、なりふり構わずという形にするにはまだ早かった。そういうふうにみんなが思っていたなかで、上手く剥がされて決められてしまったところはあります」

 鹿島の立ち上がりの入り方は良かった。しかし出鼻を挫かれ、横浜FMにゴールを決められてしまった。さらに追加点……。その後の反撃で2ゴールを奪って、あと一歩まで詰め寄ったが、その「一歩」が遠かった。

「(やるべきことは)変わりません。ただ、逃したのは事実。ここからどのように、残りの3つに向けて、やっていけるかということです」

 残り3つ――アジアチャンピオンズリーグ(ACL)、天皇杯、Jリーグ。鹿島の歴史を誰より知る在籍21年目になる39歳のGKは、この悔しさを晴らすに違いない。

取材・文:塚越始
text by Hajime TSUKAKOSHI




◆ルヴァン杯敗退の鹿島GK曽ヶ端準が「そんなことなかった」と否定したのは…(サカノワ)




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