日刊鹿島アントラーズニュース

Ads by Google

2016年5月8日日曜日

◆松本FW高崎が“パーフェクト・ハット”!!移籍後初ゴール含む3発で大勝劇の主役に(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?188944-188944-fl

[5.7 J2第12節 東京V 0-4 松本 味スタ]

 ストライカー冥利に尽きる1日だった。松本山雅FCのFW高崎寛之は敵地で行われたJ2第12節の東京ヴェルディ戦で移籍後初ゴールを含むハットトリックの大活躍。しかも、右足、左足、頭で決めるパーフェクトな形での3得点とし、4-0の快勝に大きく貢献した。

 高崎は前節のC大阪戦(0-1)で左手首を負傷し、この試合は同箇所をテーピングで固定しながらプレー。試合後の会見で高崎の怪我の状態を問われた反町康治監督は、「ドクターから聞いたんですけど忘れちゃいました」と会場の笑いを誘って煙に巻いたが、高崎本人によると実際は骨折しており、痛み止めを飲んでピッチに立っていたという。

 しかし、試合中はそれをおくびにも出さず、最前線でタフに競り合い続けた。前半8分にMF宮阪政樹の直接FKで松本が先制に成功すると、1-0の同27分にはDF當間建文が送ったショートバウンドの縦パスを、中盤に降りてきた高崎が頭で前線へフリック。PA内に抜け出したMF岩間雄大がつぶされ、そのこぼれ球を拾ったMF工藤浩平が相手に倒されてPKの判定となった。

 毎試合、PKのキッカーを指揮官が指名しているという松本。この日に選ばれていたのは高崎だった。3月30日に鹿島から期限付き移籍で加入して以降、無得点が続いていた高崎は、相手GKの動きを冷静に見ながら右足でゴール右隅へ決め、後半28分に移籍後初ゴールを記録。リーグ戦では徳島に所属していた2014年の第21節・新潟戦(2-1)以来の得点となった。

「これまで自分が点を取れなくて悔しかったですし、シュートチャンスも少なかったり多かったりバラつきがあったので、いいところで取れて良かったです」と振り返った高崎。期待に応えられずにいたプレッシャーから解放されると、後半はさらに躍動した。

 立ち上がりの後半6分、相手陣内で東京Vの不用意なパスミスを見逃さず、奪ったボールを味方に預けてゴール前へランニング。そのまま右から中央へ走りながらPA内で工藤のスルーパスを呼び込むと、ダイレクトで左足を振り抜き、ゴール左に流し込んだ。同14分にはMF田中隼磨が右サイドから送ったクロスに飛び込み、豪快なヘディングを叩き込んで自身3得点目。水戸でプレーしていた2009年以来、7年ぶりとなるハットトリックを達成した。高崎は同32分にFWオビナとの交代でお役御免。チームはそのまま4-0の快勝を飾った。

「右、左、頭と、今日は自分の特長を出せた」。大勝を導く3ゴールに充実した表情を見せたが、松本の新ストライカーはここで立ち止まるつもりはない。「ハットトリックもいいですけど、際どい0-0の試合で1点を取るとか、負けている試合で点を取るとか、FWとしてもっともっと厳しい戦いでも点を取って勝ち切れるようにしていきたいです」と、点取り屋としての矜持をのぞかせた。

(取材・文 阿部哲也)

◆大迫、ホームシックじゃない!報道を否定(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/world/20160507-OHT1T50011.html



 ドイツ1部リーグ、1FCケルンに所属するFW大迫勇也(25)が6日、ドイツ紙が報じたホームシックを否定した。「家族も一緒にケルンで住んでいるし、ホームシックにはなっていないですよ」と妻、子どもとともに暮らしていることを明かすとともに、「今も、これからも、もっとゴールに絡んで、チームに貢献できるように成長していきたい」とケルンへの貢献を誓った。

 ビルト紙は6日付で、昨年12月、ケルンで同僚だったMF長澤和輝がJ2千葉に移籍したことなどを理由に、ホームシックを訴え、移籍希望を持っていると報じていた。

◆久保建英が1ゴール…FC東京U-18が鹿島ユース撃破で4連勝、首位キープ(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/youthstudent/20160507/438941.html



 高円宮杯U-18サッカーリーグ2016プレミアリーグEAST第5節が7日に行われ、東京ガス武蔵野苑多目的グランドではFC東京U-18と鹿島アントラーズユースが対戦した。

 昨シーズン5位のFC東京U-18は、開幕戦こそ清水エスパルスユースに0-1と完封負けを喫したものの、第2節からは3連勝を記録。流通経済大学付属柏高校に2-1、大宮アルディージャユースに5-2、そして前節では柏レイソルU-18に1-0と競り勝った。3勝1敗の勝ち点9で首位に立っている。一方の鹿島ユースは昨シーズン、プレミアリーグEASTを初制覇。ガンバ大阪ユースとのチャンピオンシップも制した。前年王者として迎える今シーズンは開幕戦で大宮ユースに2-1と競り勝ったものの、第2節では柏U-18に2-3と敗戦。第3節の市立船橋高校戦と第4節のアルビレックス新潟U-18戦はスコアレスドローに終わり、1勝2分け1敗の勝ち点5で6位となっている。

 快晴に恵まれる中でキックオフを迎えた一戦。開始15分は互いに拮抗した展開でシュートまで持ち込む場面はほとんどなかったが、次第にFC東京U-18がボールポゼッション率を高めていく。両サイドのスペースを突き、左サイドのMF生地慶充が縦への突破でゴール目へ迫ると、FW半谷陽介も右サイドへ流れて起点となり、鹿島ユースの最終ラインを押し下げた。

 なかなか前線で起点を作れない鹿島ユースは38分、右サイドでのパス交換から最後はMF井村瞭介がミドルシュートを放ったものの、枠の右へ外れた。

 そして40分、均衡を破ったのはFC東京U-18だった。MF内田宅哉が左サイド深くまで突破して中央へ折り返すと、ゴール前でクリアを試みた鹿島ユースのオウンゴールを誘発。先制に成功した。FC東京U-18はゴール直後にも内田が強烈なミドルシュートで枠を捉え、43分には左CKからDF蓮川壮大がクロスバー直撃のヘディングシュートを放つなど、攻勢をかけていった。前半は1-0で終了した。

 1点ビハインドの鹿島ユースは後半開始時からDF中村勇太をピッチへ送り出し、センターバックとして先発した篠崎輝和を前線に配置転換。さらに2列目にはMF須藤翼を投入して反撃を期す。56分にはDF白井亮のクロスボールから篠崎がヘディングシュートを放ったが、大きく枠を外れた。

 対するFC東京U-18は前半と変わらずボールポゼッション率を高め、相手のプレスをパスワークで外しながら攻勢をかけていく。59分には右サイドを突破してMF伊藤純也が決定機を迎えたがシュートは枠を越え、61分にも内田が強烈な左足シュートでゴールに迫った。

 そして63分、FC東京U-18が追加点を奪った。右CKのこぼれ球に反応したDF岡庭愁人がシュートを放つとゴール前の混戦で鹿島ユースの選手に当たってコースが変わり、ゴールネットを揺らした。

 2点ビハインドを負った鹿島ユースは65分、右サイドからのFKにファーサイドの中村が頭で合わせると、ゴールライン上でFC東京U-18がクリア。微妙なラインジャッジとなったが、得点は認められなかった。

 以降もFC東京U-18の攻勢は変わらない。80分には途中出場のMF久保建英が右サイドからの巧みなドリブル突破でカットインし、シュートを決めて3点目。リードを3点に広げ、勝利を決定付けた。

 試合は3-0で終了。完封勝利を収めたFC東京U-18は4連勝で勝ち点を12に伸ばし、首位をキープした。一方の鹿島ユースは4試合勝ちなしとなった。第5節を終え、リーグ戦は1カ月半の中断に突入する。次節は6月26日、FC東京U-18は青森山田高校とアウェーで対戦。鹿島ユースは流通経済大学付属柏高校と対戦予定だが、試合日程は未定となっている。

【スコア】
FC東京U-18 3-0 鹿島アントラーズユース

【得点者】
1-0 40分 オウンゴール(鹿島アントラーズユース)
2-0 61分 岡庭愁人(FC東京U-18)
3-0 80分 久保建英(FC東京U-18)

取材・文=内藤悠史

◆【磐田vs鹿島】ウォーミングアップコラム:指揮官として鹿島と対戦する名波浩の心境とは(J'sGOAL)


http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/n-00011569/

「ウォーミングアップコラム」は、試合に向けてのワクワク感を高める新企画。ホームクラブの担当ライターが、いろんな視点から、いろんなテイストでみなさんに情報をお届けします!



「相当強いよね」

鹿島戦ということで思い入れもあるのでは?という問いに名波浩監督が返した言葉だ。現役時代、磐田の攻撃を自在に操った天才レフティは、好敵手・鹿島と幾多の激闘を繰り広げてきた。

1990年代後半から、リーグの覇権は常に両者の間で争われ、そこから数々の名勝負も生まれた。これまでのJリーグを見れば、他にも“2強”が存在する時期はあった。しかし、磐田vs鹿島(鹿島vs磐田)以上の黄金カードは後にも先にも存在しなかった、というのはさすがに言い過ぎか。いや、そんなことは決してないと思う。

彼らのバトルは、日本サッカーの歴史においても特別な瞬間だった。そんなJ最高レベルの戦いをピッチ上で経験してきた名波監督は今、古巣を率いるリーダーとなった。

ライバルとして切磋琢磨してきた間柄。鹿島について話をする時、名波監督の言葉の端々か相手へのリスペクトの気持ちが伝わってきた。

鹿島と激突する磐田がどのようなサッカーを見せるかは気になるところだ。そして、チームとしてはとにかく連敗は避けたい。前節の神戸戦は1-4で敗れている。「点差ほどの内容ではなかった」と名波監督が話した通り、磐田がチャンスを作るシーンもあったのは事実。しかし、ほんのわずかな差がスコアに直結するのがJ1の舞台だ。

10試合を終えて勝点15は「悪くない数字」と、名波監督はチームのここまでの歩みを評価している。ここから先、磐田がどう成長していくのか。まずは今節、鹿島を相手にどこまで戦えるのか、早くこの目で確認したい。そう思っているサポーターはたくさんいるはずだ。

文:青木務(磐田担当)


明治安田生命J1リーグ 1st 第11節
5月8日(日)19:00KO ヤマハ
ジュビロ磐田 vs 鹿島アントラーズ

Ads by Google

日刊鹿島

過去の記事