日刊鹿島アントラーズニュース

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2016年8月28日日曜日

◆大迫途中出場のケルンはホームで開幕白星飾る(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?197307-197307-fl

[8.27 ブンデスリーガ第1節 ケルン2-0ダルムシュタット]

 ブンデスリーガは27日、第1節2日目を行い、FW大迫勇也の所属するケルンはホームでダルムシュタットと対戦し、2-0で快勝した。ベンチスタートの大迫は2-0の後半25分から途中出場した。

 ケルンは前半11分、左サイドのスローインを受けたMFレオナルド・ビッテンコートがドリブルでPA内に切れ込み、強引な突破からマイナスのクロス。これをMFマルセル・リッセが右足で流し込み、先制点を奪った。

 1点リードで折り返した後半16分にも追加点。リッセが右サイドに展開し、FWアルチョムス・ルドニェフスが切り返して左足でシュート性のクロスを入れると、ゴール前のFWアントニー・モデストが左足で角度を変え、ゴールネットを揺らした。

 2-0とリードを広げたケルンは後半25分からルドニェフスに代えて大迫を投入。そのまま2トップの一角でプレーしたが、得点に絡むことはできなかった。チームは2-0で逃げ切り、完封勝利。ホームでの開幕戦を白星で飾った。

◆スタメン奪還を目指す2年目の武藤嘉紀 内田篤人はゆっくりと歩みを進める(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/world/ger/20160827/485551.html?cx_cat=page1



 長引く右ひざのケガからの復帰を目指す内田篤人は、ゆっくりと歩みを進めている。日本でのリハビリを終えた内田は7月に渡独。シャルケのオーストリア合宿ではセカンドチームで全体練習に部分的に合流したそうだが、症状が悪化したことで8月下旬に一度日本へ帰国し、2週間ほど治療を受けることになった。順調に回復すれば、渡独後トップチームの練習に部分的に合流する予定だという。

 復帰が遅れ、最後の出場となった2015年3月のチャンピオンズリーグ・レアル・マドリード戦からは1年半近くの時間が経ってしまった。クラブは昨シーズン、ジュニオール・カイサラ、ザシャ・リーターと2人の右サイドバックを補強したが、クリスティアン・ハイデルSDとマルクス・ヴァインツィール監督が就任し新たな船出となる今シーズンはセビージャからDFコケを獲得した。欧州の舞台でも経験豊富なコケの加入は内田の不在を十分に埋めうる補強であったが、そのコケも右ひざの靭帯を痛めて長期離脱が決まってしまった。クラブとしても内田の早期復帰を望んでいるのが本音だろう。内田が戦列復帰を果たせば、カイサラとリーターの2人とポジションを争うことになる。長らくピッチから遠ざかっていたことを考えればまだ時間は掛かるだろうが、これまでの実績を考えればポジションを奪う可能性は十分にあるといえるだろう。

文=山口裕平

◆バルセロナ、マンチェスター・Cが1位でグループ突破/U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ2016(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/youthstudent/20160827/485311.html?cx_cat=page1



 8月26日、『U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ 2016』の大会2日目が行われ、予選リーグの各グループ1位、2位で決勝トーナメントに進む8チームが決定。海外から参加するバルセロナ、マンチェスター・CはグループA、グループBでそれぞれ1位通過を果たした。

 初日に続いての酷暑となったこの日、グループA、グループBは残り1試合、グループCとグループDは2試合が行われた。

 グループAは、バルセロナとU-12熊本県選抜が対戦すると、序盤からバルセロナがゴールを重ねていく。2分に10番のパブロ・パエスが決めて先制すると、その後も相手を圧倒して8-1で3連勝。ただ熊本県選抜は試合終盤、8番の清永賢志郎がドリブル突破からGKの頭上を抜く鮮やかなループシュートを放ち、最後に意地を見せた。同時に行われた試合、川崎フロンターレU-12とサンフレッチェ広島ジュニアの戦いは、30番・山田新己の2得点で勝利した川崎が2位通過を果たした。

 接戦続きのグループBは、マンチェスター・Cがバディサッカークラブと対戦。20分にようやくマンチェスター・Cが先制したものの、試合終盤まで1点を争う展開に。迎えた47分、左サイドから中央へとつなげたボールを11番のカルロス・ボージェスが決めて、2-0でマンチェスター・Cが逃げ切った。

 同組のガンバ大阪ジュニアとヴァンフォーレ甲府U-12の戦いも拮抗し、スコアレスで試合を折り返したが、均衡を破ったのは甲府。28分に9番の内藤大和のゴールで先制すると、直後の30分には3番の志村ぼんのミドルシュートが決まって2-0で勝利。マンチェスター・Cと甲府が2勝1分で勝ち点が並んだが、得失点1差でマンチェスター・Cが上回った。

 グループCは、東京ヴェルディジュニアが2戦目で柏レイソルU-12を3-0で破ると、続く3戦目は田村MARSを8-0で圧倒。3連勝で1位通過を果たした。2位争いは、最終戦で名古屋グランパスU12と柏の直接対決となったが、スコアレスで迎えた28分に11番の伊藤優作のゴールが決まり、名古屋が勝利を収めた。

 グループDは、2戦目でアルビレックス新潟U-12を7-0で下した東京都U-12と、鹿島アントラーズジュニアを2-0で下した大宮アルディージャジュニアによる、連勝同士の直接対決。終盤までスコアが動かない手に汗握る攻防を繰り広げたが、大宮が44分、7番の馬場卓未がクロスバーをたたく豪快なシュートを決めて1点をもぎ取り、接戦をモノにした。

 この日は予選リーグの他に、「街クラブ選抜セレクション」から選出された36名によって構成される「大和ハウスDREAMS」(監督:中西哲生)、「大和ハウスFUTURES」(監督:鈴木隆行)が参加するエキシビションも行われ、DREAMSがバルセロナと、FUTURESがマンチェスター・Cと対戦。

 DREAMSは、バルセロナにリードを広げられる苦しい展開の中、随所に相手を圧倒する攻撃を見せるなど輝きを放ったものの0-6で敗戦。一方のFUTURESは、0-0で迎えた34分に當間元斗のゴールで先制すると、45分に同点に追い付かれたものの、その2分後には宮川咲良が値千金の勝ち越し弾を放ち、2-1でマンチェスター・Cに勝利した。

 大会は2日目を終えて得点王争いも沸騰中。川崎の山田が4得点で単独首位に立つが、熊本県選抜の11番・植田稔真、G大阪の9番・南野遥海、東京Vの33番・西谷亮、名古屋の7番・西凜誓、東京都の17番・俵積田晃太、バルセロナの21番、イケル・アルメナの6選手が3得点で続いている。

 大会3日目の27日は、各グループ1位、2位の8チームによる決勝トーナメントと、グループ3位、4位の8チームによる順位決定戦が行われ、バルセロナは甲府と、マンチェスター・Cは川崎と準々決勝で対戦する。

■『U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ 2016』第2日目結果
●グループA
バルセロナ 8-1 U-12熊本県選抜
サンフレッチェ広島ジュニア 0-2 川崎フロンターレU-12

●グループB
マンチェスター・C 2-0 バディサッカークラブ
ガンバ大阪ジュニア 0-2 ヴァンフォーレ甲府U-12

●グループC
田村MARS 0-3 名古屋グランパスU12
柏レイソルU-12 0-3 東京ヴェルディジュニア
田村MARS 0-8 東京ヴェルディジュニア
柏レイソルU-12 0-1 名古屋グランパスU12

●グループD
東京都U-12 7-0 アルビレックス新潟U-12
鹿島アントラーズジュニア 0-2 大宮アルディージャジュニア
東京都U-12 0-1 大宮アルディージャジュニア
鹿島アントラーズジュニア 5-0 アルビレックス新潟U-12

●エキシビションマッチ
バルセロナ 6-0 大和ハウスDREAMS
マンチェスター・C 1-2 大和ハウスFUTURES

■『U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ 2016』グループリーグ順位
グループA
1位 バルセロナ
2位 川崎フロンターレU-12
3位 サンフレッチェ広島ジュニア
4位 U-12熊本県選抜

グループB
1位 マンチェスター・C
2位 ヴァンフォーレ甲府U-12
3位 ガンバ大阪ジュニア
4位 バディサッカークラブ

グループC
1位 東京ヴェルディジュニア
2位 名古屋グランパスU12
3位 柏レイソルU-12
4位 田村MARS

グループD
1位 大宮アルディージャジュニア
2位 東京都U-12
3位 鹿島アントラーズジュニア
4位 アルビレックス新潟U-12

■『U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ 2016』準々決勝組み合わせ
バルセロナ(グループA 1位) vs ヴァンフォーレ甲府U-12(グループB 2位)
東京ヴェルディジュニア(グループC 1位) vs 東京都U-12(グループD 2位)
マンチェスター・C(グループB 1位) vs 川崎フロンターレU-12(グループA 2位)
大宮アルディージャジュニア(グループD 1位) vs 名古屋グランパスU12(グループC 2位)

◆カイオとドウグラスのアル・アインがドロー、ソウルは快勝/ACL準々決勝第1戦(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/acl/20160827/484052.html?cx_cat=page1

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)の準々決勝ファーストレグが23日、24日に各地で行われた。

 鹿島アントラーズからブラジル人MFカイオが加入し、元サンフレッチェ広島のブラジル人FWドウグラスも所属するアル・アイン(UAE)はホームにロコモティフ・タシュケント(ウズベキスタン)を迎えた。両選手は先発メンバーに名を連ねたが、ゴールを奪うことはできず。0-0の引き分けに終わった。また、上海上港(中国)と全北現代モータース(韓国)の一戦もスコアレスドローに終わっている。

 ラウンド16で浦和レッズをPK戦の末に破ったFCソウル(韓国)はホームに山東魯能(中国)を迎え、3-1と快勝。準決勝進出に前進している。また、アル・ナスル(UAE)は敵地でアル・ジャイシュ(カタール)に3-0と勝利を収め、ベスト4入りに向けて優位に立った。

 ACL準々決勝ファーストレグの結果は以下の通り。セカンドレグは9月13日と14日に行われる。

■ACL準々決勝ファーストレグ結果(23日、24日開催)

▼西地区
アル・アイン(UAE)0-0 ロコモティフ・タシュケント(ウズベキスタン)

アル・ジャイシュ(カタール)0-3 アル・ナスル(UAE)
0-1 45分 ヴァンデルレイ(アル・ナスル)
0-2 55分 ジョナサン・ピトロイパ(アル・ナスル)
0-3 86分 ヴァンデルレイ(アル・ナスル)

▼東地区
上海上港(中国)0-0 全北現代モータース(韓国)

FCソウル(韓国)3-1 山東魯能(中国)
1-0 19分 デヤン・ダムヤノヴィッチ(FCソウル)
2-0 31分 パク・チュヨン(FCソウル)
2-1 35分 ワルテル・モンティージョ(山東魯能)
3-1 69分 アドリアーノ(FCソウル)

◆鹿島・石井監督に退任の可能性…鈴木常務、29日にも「決断する」(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2016/08/28/kiji/K20160828013248430.html

20日の湘南戦で交代を告げられ、石井監督(左)に対して激高する金崎

 鹿島の石井正忠監督(49)が退任する可能性が27日、浮上した。心労による体調不良のため26日の練習を欠席。この日の朝9時前に鈴木満常務取締役強化部長(59)のもとに「体調が優れないので、(試合に)行くのは無理です」と、連絡があり、敵地での横浜戦は大岩剛コーチ(44)が指揮を執った。

 鈴木常務は試合後、「月曜日(29日)に石井と話をする。その結果で(続けるか退任か)決断する。(このままの状態で)ズルズルいかないように」と、タイムリミットを定めたことを明かした。

 石井監督は昨年7月にシーズン途中で退任したトニーニョ・セレーゾ前監督の後を受けて、キャリアで初めて監督に就任した。いきなりナビスコ杯を制し、今季も第1ステージで優勝と順風に見えたが、第2ステージは滑り出しから低調。7月27日の浦和戦から8月10日に行われたインディペンディエンテ(コロンビア)とのスルガチャンピオンシップまで、公式戦4連敗を喫した。その後は2連勝していたが、一体感の欠ける試合運びに悩んでいたという。20日の湘南戦では途中交代を命じたFW金崎から不満をぶつけられ、試合中にベンチ前で口論に発展していた。

 クラブが監督交代を決断した場合、リーグ戦は残り7試合と少ないことから、チームのことをよく知る人物に白羽の矢を立てる可能性が高く、大岩コーチの昇格が濃厚。「チームを停滞させたくない」という鈴木常務。最大の目標である年間王者に向けて、決断を迫られている。

◆石井ショックで鹿島ドロー…金崎、“改心”アシストも問いかけには無言(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20160828/jle16082805040003-n1.html

先制ゴールをアシストした金崎(下は横浜MのGK榎本)。石井監督の休養にも無言を貫いた

 明治安田J1第2ステージ第10節最終日(27日、日産スタジアムほか)鹿島に緊急事態-。第1ステージを制した鹿島・石井正忠監督(49)が過度の心労により退任する可能性が高くなった。この日の横浜M戦(日産ス)は大岩剛コーチ(44)が急きょ、指揮を執ったものの、2-2で引き分けた。指揮官は29日にクラブ側と話し合うが、復帰が不可能な場合は同コーチが昇格する見通しだ。首位川崎は柏に2-5で大敗し、浦和も神戸に1-2で敗れた。日本代表のW杯アジア最終予選で中断し、次節は9月10日に行われる。

試合を見守る鹿島・大岩コーチ(右)

 第1ステージ(S)を制した結束力はどこに。最近の成績不振や試合内容が振るわないことから石井監督が過度の心労に陥った。横浜M戦も体調不良を理由にベンチ入りせず。大岩コーチがタクトを振るうも2-2のドローに終わった。

 「(クラブから)最悪の事態も想定して準備してくれと言われていた。選手には主にメンタル的な部分を指示した」

 大岩コーチは気丈に話したが、引き分けに持ち込むのがやっとだった。

 前日26日の練習も欠席した石井監督は昨年7月、シーズン途中で就任。今季は第1Sを制したが、第2Sは途中3連敗を喫するなど調子が上がらなかった。20日の湘南戦では後半に途中交代を指示したFW金崎夢生(27)が激高。監督の握手を拒否し、ベンチ内の物を蹴るなど悪態をついた。

 「いろいろなことが蓄積され、そういうところから精神的に体調不良になったと思う」

前半、先制ゴールを決めた鹿島・鈴木(左)=日産スタジアム

 強化責任者の鈴木満常務は指揮官の不在を説明したが、金崎へのペナルティーはなし。謝罪したとして、この日も先発に名を連ねた。石井監督の胸中を代弁するかのように、日本代表のハリルホジッチ監督が25日のロシアW杯アジア最終予選メンバー発表で「彼の態度は受け入れがたい。この先のこと(復帰時期)はまったく考えていない」と代表から無期限の追放を示唆した。

 この日の横浜M戦で先制点をアシストした金崎は、試合後も報道陣の問いかけに無言を貫いた。

 クラブ側は29日に石井監督と会談する予定。回復すれば続投させる方針だが、深まった溝が埋まる可能性は低い。体調が戻らなければ大岩コーチが昇格する見通しで、後任監督探しも始まる。予断を許さない状況だ。 (一色伸裕)

★金崎造反VTR

 ホームで行われた前節の湘南戦(20日)で、後半25分にFW金崎がブラジル人MFファブリシオと途中交代し、ピッチを退いた。石井監督はベンチ前で金崎を出迎え、握手をしようと手を差し伸べたが、金崎がその手を振り払うようにして拒否。その後も指揮官に対して大声で不満を口にし、スタッフがこれを制止するなどした。

◆心労ダウンの鹿島石井監督は指揮執らず 大岩C指揮(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/1701221.html



 鹿島の石井正忠監督が心労による体調不良のため、27日に日産スタジアムで行われた第2ステージ第10節、横浜戦でベンチ入りしなかった。代わって、大岩剛コーチが指揮を執った。

 クラブによると、石井監督は最近の成績や試合内容が振るわないことで心労を重ね、26日の前日練習も欠席した。

◆鹿島石井監督心労ダウン 金崎ショックか 帰宅静養(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/1700868.html



 鹿島の石井正忠監督(49)が、26日の練習を休んだ。クラブ関係者によると心労でダウン。7~8月の公式戦4連敗、20日の湘南戦で起きたFW金崎との口論、その影響による日本代表落選などショッキングな出来事が重なった。クラブは、この日だけ休養を与えて様子を見る方針だが、今日27日の横浜戦で指揮できるか未定だ。

 鹿島の練習場に石井監督の姿がなかった。翌日の横浜戦に向けて、本来は監督の声が響き渡り、セットプレーの確認に時間を費やすはずだったが、大岩コーチが代わって陣頭指揮。クラブハウスには訪れたものの、調子が悪そうだったために帰宅して静養した。

 この日、都内のJFAハウスで開かれた日本協会の技術委員会を欠席し、対応に当たった鈴木常務によると「体調不良。責任感の強い男なので、うまくいかない最近の状況に心労もあったようだ」と説明した。第1ステージを優勝に導いたが、第2ステージは9位。スルガ銀行チャンピオンシップを含め一時は公式戦で4連敗した。20日の湘南戦では交代タイミングをめぐって金崎から握手を拒否される造反に遭い、指導者として責任を痛感していた。

 金崎から翌21日に謝罪があり、チームメートにも頭を下げたことで沈静化。クラブも厳重注意はしたが、追加処分はなく一件落着し、金崎は今日の横浜戦も先発の見通し。しかし、25日の日本代表発表で10カ月ぶりに落選。ハリルホジッチ監督から「日本代表の選手が、あのような態度を取ってはいけないし、受け入れがたい」と“追放”された。鹿島側は「直接的な要因ではない」としているが、教え子のW杯アジア最終予選出場が奪われた形になり、石井監督がさらに責任を感じた可能性もある。

 石井監督は1人で車に乗り、しっかりとした足取りで帰宅した。鈴木常務から「今日は休んで、明日はやってくれ」と伝えられており、横浜戦を指揮するため回復に努めた。監督交代の可能性については、鈴木常務は「考えていない」と明言した。【木下淳】

◆鹿島・金崎“みそぎ”アシストも引き分け…ブチギレ“造反”反省(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2016/08/28/kiji/K20160828013246670.html

明治安田生命J1第2S第10節  鹿島2―2横浜 (8月27日  日産ス)

<横浜・鹿島>前半、シュートを放つ金崎

 明治安田生命J1第2ステージ第10節8試合が27日、各地で行われた。心労による体調不良のため石井正忠監督(49)がベンチ入りしなかった鹿島は、前節の試合中に石井監督に激高したFW金崎夢生(27)が先制点をアシスト。試合は2―2で引き分けた。川崎Fは柏に2―5で大敗し、浦和も神戸に1―2で敗れた。ともに勝ち点22のままで、総得点で上回る川崎Fが首位を守った。なお、9月1日にW杯アジア最終予選UAE戦が行われるが、国内組の日本代表選手はゴールを奪うことができなかった。

 鹿島の金崎が“みそぎ”のアシストを決めた。前半28分、前線に飛び出したMF鈴木にスルーパスを通し、先制点をお膳立てした。20日の湘南戦では途中交代を命じた石井監督にたてついて、大きな問題に発展。クラブからは厳重注意を受けて、指揮官に謝罪した。

 この日は両チーム最多の7本のシュートを放つなど一人気を吐いた。だが改心した姿を見せたかった相手は不在。試合後は取材に応じることなくスタジアムを後にした。この日の指揮を執った大岩コーチは「うちには欠かせない存在」と改めてその存在感を評価した。

 湘南戦を見た日本代表のハリルホジッチ監督が石井監督に対する態度を問題視したことにより、9月1日から始まるW杯アジア最終予選の日本代表メンバーから外れたが、再び返り咲くべく真摯(しんし)にまい進していく。

◆【鹿島】体調不良…石井監督退任へ、後任は大岩コーチ有力…第1S王者が異例の事態に(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20160828-OHT1T50030.html



 ◆明治安田生命Jリーグ J1第2ステージ第10節 横浜M2―2鹿島(27日・日産スタジアム)

 鹿島の石井監督が退任することが27日、決定的になった。この日のリーグ横浜M戦(日産ス)では心労による体調不良のため、ベンチ入りすることができなかった。すぐに現場復帰できる状態ではなく、シーズンを戦うクラブは近日中に退任を決める。後任は大岩コーチの昇格、就任が有力視されている。

 同監督は昨年7月、コーチから昇格する形で就任。約3か月で15年ナビスコ杯優勝し、今季は第1Sを制した。だが、7~8月に公式戦4連敗を喫し、その後も浮上のきっけかをつかめないでいた。さらに途中交代を巡って金崎と言い合いになるなど、チーム運営もうまくいかず、自信を喪失。横浜M戦が近づいた26日に体調不良で練習を休んでいた。

 クラブとしては「第1S優勝している監督だし、シーズンを全うしてもらいたい」(鈴木満常務)という希望を持っているが、「チームが停滞することは避けたい」(同)と2試合連続監督不在は避ける方針。29日に石井監督と会談の場を設ける予定。チャンピオンシップで7年ぶりのリーグ制覇を目指す鹿島が苦渋の決断を下す。

◆鹿島ドロー 横浜Mと2-2(茨城新聞)


http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=14723068439913

横浜M-鹿島 前半28分、先制のゴールを決める鹿島・鈴木(34)=日産スタジアム、菊地克仁撮影

明治安田J1第2ステージ第10節の鹿島は27日、横浜市の日産スタジアムで横浜Mに終了間際のゴールで追い付き、2-2で引き分けた。通算成績は4勝2分け4敗、勝ち点14で、順位は9位のままで、年間順位3位も変わらなかった。

鹿島は前半28分、金崎のスルーパスを受けた鈴木が3試合連続となるゴールで先制した。1-1で迎えた後半に勝ち越されたが、途中出場のファブリシオが後半40分、ゴール前でつないだパスを落ち着いて決め、同点に追い付いた。

次節は9月10日、千葉県柏市の日立柏サッカー場で柏と対戦する。

◆絶妙な連係見せた鹿島DF西&DF伊東 サイド攻略で同点弾演出(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?197301-197301-fl

[8.27 J1第2ステージ第10節 横浜FM 2-2 鹿島 日産]

 鹿島アントラーズ右SBのDF西大伍が後半19分に警告を受ける。対面には切れ味鋭いドリブルを武器に脅威となっていた横浜F・マリノスMF齋藤学が構えていた。

 ここで、鹿島ベンチが動く。石井正忠監督が体調不良のため、代わりに指揮を執った大岩剛コーチは「齋藤学選手への対応、西のイエローカードも含めて、そこをうまく改善させたいと思った」と、同28分にFW赤崎秀平に代えてDF伊東幸敏を投入。伊東が右SBの位置に入り、西が右サイドハーフへとポジションを移した。

 齋藤へのケアも当然あったが、大岩コーチが「攻撃の強度を高めたかった」と語ったように、伊東は果敢に右サイドを攻め上がって攻撃に厚みを加えた。ポジションを上げた西が「大岩さんからサイドを使えと言われた。伊東は走ることができるから、うまく僕が使って、中途半端な位置にいられればいいなと思った」と語ったように、西が右から中央に移動してボールを受けることで、右サイドには伊東が駆け上がるスペースが生まれる。このスペースに走り込んだ伊東が西からボールを呼び込み、クロスを供給しては好機を生み出した。

 後半35分に齋藤に勝ち越しゴールを奪われながらも、同40分に右サイドからの崩しで同点に追い付く。サイドチェンジを受けた伊東が右に流れた西にボールを預けると、猛然と前線へと駆け上がる。西も伊東の動きを見逃さずにパスを送り、PA内に進入した伊東がダイレクトでグラウンダーのクロスを供給。これをファーサイドのFW鈴木優磨が落とすとMFファブリシオが蹴り込んで同点ゴールが生まれた。

 大岩コーチは「試合前から伊東に対しては、ああいう場合もあると伝えていた。プラン通りと言いますか、伊東が活性化してくれたと評価しています」と背番号24の働きを称賛し、西は「久し振りに前をやって楽しかったですね」と振り返った。

(取材・文 折戸岳彦)

◆石井監督不在の鹿島、終盤に追いつき横浜FMとドロー 代表落選の金崎はフル出場も不発(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20160827/485598.html?cx_cat=page1



 2016明治安田生命J1リーグ・セカンドステージ第10節が27日に行われ、横浜F・マリノスと鹿島アントラーズが対戦した。

 前節、FC東京に敗れてセカンドステージ初黒星を喫した5位の横浜FMは、ステージ優勝に向けて勝ち点3獲得が必須となる。先発にはMF齋藤学、FW伊藤翔らが起用された。対する鹿島はセカンドステージで苦戦を強いられ、現在9位。前節、途中交代を命じられた際に石井正忠監督に対して激高したことを問題視され日本代表から落選したFW金崎夢生がスタメンに名を連ねた一方、石井監督は体調不良によりベンチ入りせず、この試合は大岩剛コーチが指揮を執る。

 最初に決定機を作ったのは横浜FM。10分、エリア内でボールを受けた齋藤がドリブルで右方向へ流れてDFを引きつけ、右足でクロス。ゴール前でフリーとなった伊藤が右足ボレーで合わせたが、シュートは惜しくもクロスバーを叩いた。

 対する鹿島は11分、小笠原満男のスルーパスでエリア内左に抜け出した金崎がGKと一対一となったが、ここはGK榎本哲也に阻まれた。

 試合が動いたのは28分。金崎からのスルーパスでディフェンスラインの裏を取った鈴木優磨がワントラップから左足でゴール右隅に流し込み、鹿島が先制に成功した。鈴木にとっては3試合連続ゴールとなった。

 横浜FMは42分、セットプレーの混戦から金井貢史が押し込んでネットを揺らしたが、ここはオフサイドの判定でノーゴール。それでも45分、左サイドからドリブルでカットインした齋藤がシュート性のクロスを入れると、ゴール前の伊藤が右足で合わせ、前半のうちに試合を振り出しに戻した。

 後半に入り61分、鹿島はエリア内でルーズになったボールを金崎が左足でループシュートを放ったがクロスバーの上へ外れた。75分には、高い位置でボールを奪うと、鈴木が飛び出していたGKの位置を見てループシュートを選択。しかしわずかに枠の上に外れた。

 次のゴールが決まったのは終盤に差し掛かった81分。カウンターを仕掛けた横浜FMは、敵陣でボールを持った齋藤がドリブルで持ち上がると、DFをかわしてエリア内に侵入。最後はGKとの一対一を制してゴール右にシュートを流し込んだ。

 だが、逆転に成功した横浜FMはリードを守り切ることができない。85分、右サイドからのクロスがファーに流れると、鈴木が折り返したボールをゴール前のファブリシオが右足で押し込み、鹿島が同点に追い付いた。

 試合は結局このまま2-2で終了。互いに譲らず勝ち点1を分け合うこととなった。

 次節、横浜FMはベガルタ仙台と、鹿島は柏レイソルとそれぞれ敵地で対戦する。

【スコア】
横浜F・マリノス 2-2 鹿島アントラーズ

【得点者】
0-1 28分 鈴木優磨(鹿島)
1-1 45分 伊藤翔(横浜FM)
2-1 81分 齋藤学(横浜FM)
2-2 85分 ファブリシオ(鹿島)

◆2016明治安田生命J1リーグ 2ndステージ 第10節(オフィシャル)


http://www.so-net.ne.jp/antlers/games/51812

明治安田J1 2nd 第10節

鈴木の3試合連続弾、ファブリシオの初ゴールも2-2のドロー。鹿島、横浜FMと痛み分け。



序盤、ホームながら引き気味の横浜FMに対し、鹿島はボールポゼッションを高めていく。石井監督が体調不良で欠場という非常事態の中、是が非でも勝ちたい鹿島は中盤で小笠原、柴崎らがゲームを組み立て前線の金崎、鈴木へとボールをつなぐ。







だが少し攻め急いだのか、横浜FMのカウンターに遭う回数も少しずつ増えてしまう。特に危なかったのは、10分。カウンターから齋藤にドリブルで持ち込まれ、最後はフリーの伊藤にボレーシュートを放たれる。しかしこれは幸運にもクロスバーに直撃。運も味方し、先制点を献上せずにすんだ。





そして逆に待望の先制点を得る。28分、金崎のスルーパスから鈴木が巧みにゴール前へ入り、絶妙のシュート。これが横浜FMゴールに吸い込まれ、鈴木の3試合連続弾で1-0とした。







だがこのリードも前半のうちに潰えてしまった。45分、齋藤のシュート気味のクロスから伊藤に決められ、1-1。齋藤という横浜FMで最も注意しなければいけない選手にいいようにやられ、同点のまま、前半45分を終えた。





後半に入ると今度は横浜FMに攻め込まれる場面が多くなる。だがここは石井監督の代行として指揮を執った大岩コーチがすぐさま永木を土居に代えてピッチに送り出し、中盤の守備に厚みを持たせた。







その後も大岩コーチは積極的な選手起用を見せる。73分には西を前に上げ、赤崎に代えて伊東を右サイドバックに起用するなど今までにない選手起用で横浜FMゴールに迫った。

だが80分、攻め上がっていたところもまたしても齋藤にドリブルで持ち込まれ、逆転ゴールを許してしまう。これで勝利への執念も失われるかと思われたが、選手たちもベンチも最後まで諦めることはなかった。





83分、小笠原に代え、ファブリシオをピッチに送り出すと大岩コーチは攻めの姿勢を徹底させた。そしてその2分後、西からのパスを伊東がグラウンダーのクロスで入れ、それを鈴木が折り返し、ファブリシオがファーストタッチで同点ゴールを決める。ファブリシオの初ゴールで勢いづく鹿島はここから総攻撃をかけた。







だが逆転ゴールは遠かった。終了間際にも永木がFKから狙ったが、これも僅かに外れる。この直後に試合終了のホイッスルが鳴り、鹿島は横浜FMと2-2の痛み分けでこの第10節を終えた。

悔しさはつのる。しかし選手たち、そしてベンチが一丸となって最後まで勝利のために戦った。その姿勢がある限り、また前を向ける。天皇杯も開幕となり、リーグタイトルと天皇杯の2冠へ向けてもう一度歩みを進めなければならない。



【この試合のトピックス】
・石井監督が体調不良のため、大岩コーチが指揮。
・ファブリシオがアントラーズ初ゴール。
・鈴木が3試合連続ゴール。

監督コメント

[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:監督代行:大岩 剛
・チャンスは作れているが、同じだけピンチを招いている。イメージを共有してミスを減らそう。
・攻から守への切り替えをもっと早く。全員でスイッチを入れよう。
・相手のカウンターを受ける場面では、仕掛けられてから迷わないように事前にしっかり準備しておこう。

横浜F・マリノス:エリク モンバエルツ
・守備はコンパクトに、そして辛抱強く。
・攻撃はスピードを上げていこう。
・強い意思を持って戦おう!

[試合後]
鹿島アントラーズ:監督代行:大岩 剛
悪天候のなか、アウェイにもかかわらずたくさんのサポーターに来ていただき、大きな声援を送っていただいたことに感謝を伝えたい。試合に関しては、失点した時間帯、2失点目のやられ方は、反省すべきところ。試合へのアプローチは私が考えていたものと少し異なる入り方になってしまった。私の力不足でなかなか修正できなかったが、後半になって選手がメッセージを素早く解釈して、ピッチで表現してくれたことがうれしかった。あとは、最後のひと押し。もう1点取ることができなかったのは、私の力不足だと感じている。

Q 赤﨑選手に代えて伊東選手を入れた狙いと評価は?
A 齋藤選手への対応、西のイエローカードも含めて、右サイドをうまく回転させたかった。試合前から伊東には伝えていた形で、赤﨑が負傷したということもあったが、プラン通りともいえる。伊東が活性化してくれたと評価している。

Q ファブリシオ選手を入れたことでどのようなシステムになったか?
A 彼に指示したのは2トップのトップ下の形。あとは両サイドが開く形もあるし、内側に絞る場合もある。そこにサイドバックが絡む形もある。

Q 石井監督に代わって指揮を執ったが、試合前、どのタイミングで決まったか?
A 昨日、石井監督が体調不良であることは聞いていた。最悪の事態として、石井監督が指揮できない事態も想定して準備するように言われていた。そういうなかで選手にはアグレッシブに強度を上げて前から行くことを再確認した。選手には主に精神的な部分を伝えた。

Q 金崎選手へのアプローチが難しかったと思うが、今日のプレーの評価は?
A アプローチが難しかったということはまったくない。彼自身の行動に関しては評価する立場になく、クラブで解決すること。それは解決していると認識している。彼の選手としての評価は、すごく信頼しているし、彼のプレースタイル、勝負に対するこだわり、ボールへの執着心、そういうものがこのチームに欠かせないと感じている。当然、石井監督も同じ考えで準備を進めていた。信頼を置いていることを伝えた。


横浜F・マリノス:エリク モンバエルツ
非常にハードなゲームだった。チャンスも多く、ゴール前のシーンも多かった。前半、チャンスは何度かあったが、鹿島に苦しめられた。後半は非常にいいスタートを切って、鹿島にプレッシャーをかけていくことができた。先に2点目を取ることができたが、リードをキープするための守備の組織を作ることができなかった。


選手コメント

[試合後]

【伊東 幸敏】
最初、試合に入れていなく、みんなから「やれ」と言われていた。大伍さんは右SBの気持ちが分かるので、いいタイミングでパスが出る。パスにしてもクロスにしても結果は出ていない。ファブリシオのゴールもアシストになっていない。3-2で勝っていれば、この内容でも満足できたかもしれない。

【西 大伍】
前半から押し込むことは出来ていたが、カウンターで何度かやられた。後半は人数をかけてきたので、上がることが出来なかった。失点は良くないやられ方だった。もっと出来ると思う。久しぶりに前をやって楽しかった。剛さんからはサイドを使う事を意識しろという指示があった。ユキは走る事が出来るので、それを使った。今日に限らず勝ちたいが、試合に入るのは難しかった。気にしないつもりでも、みんな、良くやったと思う。

【土居 聖真】
チームがどういう状況であれ、勝つためだけに試合する。試合の入り方も良かった。先制点もいい流れから取れた。カウンターを何度か受けて、幸いにも失点につながらなかったシーンも何回かあったので、みんなで修正しようと話はしていた。球際も戦っていたし、気持ちを見せて戦っていた。距離感、パスのテンポも良く守備でもみんなが助け合っていたと思う。

【鈴木 優磨】
勝てない事は悔しい。剛さんが以前のように前からいこうと明確な指示を出してくれていたので、全員で行けていたけど、結果が伴わなかった。石井さんの事はみんなが動揺していたけど、切換えて結果を出そうと話していた。改善しなくてはいけないところは多い。

【昌子 源】
どういう状況であれ、やる事は変わらない。石井さんに勝っていい報告をしたかった。失点は自分たちの悪いパターン。自分自身も思うようなプレーが出来なかった。修正していきたい。こちらがチャンスで決められなかったのもある。監督が不在という状況を乗り越えてこそ、アントラーズという話もあった。スタッフを100%信頼しているし、溝はない。一体感は見せられたと思う。


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