日刊鹿島アントラーズニュース

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2017年7月21日金曜日

◆柴崎のヘタフェ加入をスペインメディアはどう伝えた?「ファイナルサードの魔法」(GOAL)




ヘタフェは18日にMF柴崎岳の獲得を正式に発表している。

18日にMF柴崎岳のヘタフェ移籍が正式に発表された。スペインメディアは柴崎の加入をどのように伝えたのだろうか。

スペイン『マルカ』は電子版で「ガクは2部リーグの終盤戦で最も際立った選手だった。ファイナルサードで見せる魔法と突破力。それを武器にテネリフェを1部昇格プレーオフ決勝に導いた。その夢を打ち砕いたのが、まさにヘタフェだったのである」と柴崎のヘタフェ入りを伝えている。

スペイン『ムンド・デポルティボ』電子版は「ガク・シバサキは負けるのが嫌いだ。それ故に、ヘタフェ移籍が発表されたのである。(中略)そもそもシバサキがスペイン移籍を決めたのは、彼の負けず嫌いに起因する。2016年12月にクラブ・ワールドカップ決勝でレアル・マドリーに敗れ、それからテネリフェ移籍を果たしたのだ」と記載した。

スペイン『EFE通信』は柴崎が鹿島アントラーズでプレーしたキャリアに触れ、2016年クラブ・ワールドカップでブロンズボールに選出されたこと、昨季スペイン2部リーグで16試合出場2得点を記録したことなどを紹介。スペイン『アス』は柴崎移籍に際して『EFE通信』の情報をソースとして伝えている。


柴崎のヘタフェ加入をスペインメディアはどう伝えた?「ファイナルサードの魔法」

◆元スペイン代表モリエンテス氏、柴崎活躍太鼓判「結果出すよ」(スポニチ)




 スペインリーグのアンバサダーを務める元スペイン代表のフェルナンド・モリエンテス氏(41)が20日、東京都文京区のJリーグを表敬訪問し、2部テネリフェから1部ヘタフェへの移籍が決まったMF柴崎岳(25)の活躍に太鼓判を押した。

 22日の明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ鹿島―セビリア戦(カシマ)のPRなどが目的の来日。現役時代にレアル・マドリードやバレンシアなどで活躍し、スペイン代表として47試合27得点を挙げた名ストライカーは「柴崎はテネリフェでの経験もあるので、ヘタフェでも良い結果を出すだろう」と語った。

http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2017/07/21/kiji/20170720s00002000441000c.html

◆ビデオアシスタントレフェリー勉強会、鹿島戦で開催(ニッカン)




 日本サッカー協会(JFA)審判委員会の小川佳実委員長は19日、都内で行われたレフェリーブリーフィングで、将来的なビデオ判定の導入に備え、22日の国際親善試合鹿島アントラーズ-セビリア(カシマ)でビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の勉強会を行うことを明かした。

 電子機器メーカーの協力で、本番さながらのカメラなどが設置され、リプレーなどの手順や操作などを学ぶという。VARは6月のコンフェデレーションズ杯(ロシア)で試験導入されたが、小川委員長は審判員の教育や機材の整備など課題も多いことも説明した。

https://www.nikkansports.com/soccer/news/1858549.html

◆シャルケの中国ツアー初戦、内田が後半出場でトルコ王者に3-2勝利! 次戦は長友所属インテル(ゲキサカ)




 中国ツアー中のシャルケ(ドイツ)は19日、珠海市で最初のテストマッチとしてベシクタシュ(トルコ)と対戦し、3-2で勝利を収めた。15日のパーダーボルン(ドイツ3部)との練習試合でフル出場した日本代表DF内田篤人は後半開始から途中出場している。

 高温、高湿度の中で行われた試合は両者ともに精彩を欠き、前半42分にようやくシャルケが均衡を破る。MFウェストン・マッケニーのスルーパスにMFアミーヌ・アリが抜け出し、右足で流し込んで先制ゴールを挙げた。

 前半を1-0で折り返すと、シャルケは後半から内田を含めた9名の選手交代を行う。すると後半12分、交代出場の若手有望株MFルーク・ヘンメリッヒがスピードに乗ったドリブルから左足を一閃し、追加点。同18分にはMFイェブヘン・コノプリャンカが3点目を決め、リードを広げた。

 後半23分、30分とベシクタシュFWジェンク・トスンに立て続けに2得点を決められたものの、シャルケは逃げ切りに成功。リーグ戦2連覇を果たしたトルコ王者に3-2で勝利した。

 シャルケは中国ツアー2試合目として、日本時間21日20時より日本代表DF長友佑都所属のインテルと対戦。ライブストリーミングサービス『DAZN』にて中継が予定されている。

http://web.gekisaka.jp/news/detail/?221490-221490-fl

◆ペドロ・ジュニオールとベン・イェデル…鹿島とセビージャのストライカーを徹底比較(GOAL)




22日に行われる『明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017』で、鹿島アントラーズとセビージャ(スペイン)が対戦する。両チームのエースであるペドロ・ジュニオールとベン・イェデルを、サッカージャーナリスト河治良幸が比較分析する。

Jリーガーたちが世界トップレベルの選手に挑む――。

鹿島アントラーズは22日の『明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017』でスペインのセビージャと対戦する。

チームとしての激突も去ることながら、注目されるのが“個と個のぶつかり合い”だ。ヨーロッパリーグを計5回制覇した実績を持つ強豪には、世界トップレベルのプレーヤーが在籍している。彼らと対じし、鹿島の選手たちはどんなプレーを見せるのか?



■異なるラストパスまでの過程

ペドロ・ジュニオールが主に2トップで、相棒のFWと組むのに対し、セビージャのエースであるベン・イェデルはホルヘ・サンパオリ監督(現アルゼンチン代表監督)が率いた昨季、主に1トップで起用されてリーグ11得点を記録している。17日に行われたセレッソ大阪との試合では、エドゥアルド・ベリッソ新監督の採用する[4-3-3]のシステムで1トップを担い、2得点と得点力を見せ付けた。

1トップと言っても170センチと小柄。クサビのパスをリターンするようなポストプレーはしばしばこなすが、前線でディフェンスと駆け引きしながら、周りがボールを運ぶ間に鋭く角度のある動きでスルーパスやスペースを突くショートパスに合わせることを得意としている。シュートの数は1試合平均1.4本。FWとしては多くないが、59パーセントという枠内シュート率は、シュート力だけでなく、ゴール前でマークを外してラストパスを受けられるポジショニングによるところが大きい。

C大阪戦ではワルテル・モントーヤのミドルシュートをGKキム・ジンヒョンが弾いたこぼれ球を押し込んで1点目を奪うと、後半には途中出場のホアキン・コレアが獲得したPKをきっちりと決めた。ペドロ・ジュニオールと違い、中央でドリブルを仕掛けてシュートまで持ち込む回数は少ない。

ただし、C大阪戦の40分に左サイドを突破し、フランコ・バスケスの惜しいヘディングシュートを演出したように、ワイドに流れた場合は、単独のドリブルからクロスに持ち込むような形もオプションとしている。

両者の比較で興味深いのは、セビージャのドリブルが1試合平均19.1本で、同15.3本の鹿島より多いこと。セビージャは周りの選手がドリブルを織り交ぜて切り崩し、最後はベン・イェデルが少ないタッチでフィニッシュする形を持っている。それに対して鹿島は、周りは少ないタッチのパスで、最後にペドロ・ジュニオールがスピードに乗ったドリブルからシュートという王道パターンがあるのだ。

ただし、リーグ内の順位を見ると鹿島のドリブル回数は3位で、セビージャは8位。このデータから、全体としてスペインのクラブの方がチャンスメイクにドリブルを使う傾向が強いことが分かる。そうした違いもあり、2人のストライカーにラストパスが渡る過程に注目しても面白いはずだ。

文=河治良幸

ペドロ・ジュニオールとベン・イェデル…鹿島とセビージャのストライカーを徹底比較

◆Jリーグ王者・鹿島アントラーズはセビージャFCの「流動性」と「個の力」を押さえ込めるか(サッカーキング)




7月22日(土)、鹿島アントラーズが「明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017」でスペインのセビージャFCと対戦する。ヨーロッパリーグ3連覇の実績を誇り、17日に行われた親善試合では現在J1首位のセレッソ大阪に2ー1で勝利。リーガ・エスパニョーラ屈指の強豪クラブに対し、Jリーグ王者の鹿島はどのように立ち向かうのだろうか。

文=戸塚 啓

セレッソ大阪を撃破したスペインの強豪

セビージャFCは近年の欧州サッカーシーンでトップクラスの成果をあげているクラブの一つだ。欧州各国リーグの上位チームが集うヨーロッパリーグ(EL)で2013ー14シーズンから3連覇を達成し、昨シーズンはチャンピオンズリーグ(CL)でベスト16入り。新シーズンもCLに予選プレーオフから出場する。

リーガ・エスパニョーラでの優勝経験は一度しかないが、レアル・マドリードやバルセロナが同居する競争力の高いリーグにおいて、14シーズン連続で一桁順位をキープしているところにセビージャの価値がある。昨シーズンもホームでレアル・マドリードを下す健闘を見せ、リーグ4位に食い込んだ。

7月17日に行われたセレッソ大阪との一戦は、セビージャにとってプレシーズン最初のゲームだった。コンディションもコンビネーションも調整段階にもかかわらず、結果は3ー1の勝利。試合後、セレッソ大阪の尹晶煥監督や選手たちが口をそろえて「質が高かった」と話したように、チームとしての連動性を保ちながら個々が高い技術を発揮し、ハードワークも怠らないそのサッカーは、J1で首位を走るチームを圧倒した。

今シーズンからチームを率いるエドゥアルド・ベリッソは、攻守にアグレッシブなサッカーを標榜するアルゼンチン出身の監督だ。昨シーズンはセルタを率いてELでベスト4に進出。準決勝でイングランドのマンチェスター・ユナイテッドを苦しめた戦いは世界に強い印象を与えた。47歳の指揮官はセルタで評価されたスタイルをセビージャにも持ち込んでいる。

セレッソとの実戦を通して戦術的な修正ポイントが明らかになり、新加入選手を含めた連係を確認することができた。22日に控える鹿島アントラーズとの一戦では、さらに高いパフォーマンスが期待できるだろう。選手たちの体が日本の気候になじんでいることも、ピッチ上でのパフォーマンスに好影響を与えるはずだ。

鹿島が警戒すべきはチームの流動性と個の力の融合

4ー4ー2システムを採用する鹿島に対し、セビージャは3バック、4バック、5バックを巧みに使い分ける。セレッソ戦では4バックでスタートしたが、持ち前の可変性を生かしてくるかもしれない。チームの心臓は背番号15のスティーヴン・エンゾンジだ。チームの特徴である可変システムも、アンカーポジションにもダブルボランチにも難なくフィットするこのセントラルMFが立ち位置を変えることで成立していると言っていい。


そのエンゾンジにボールを自由に配給させないためにも、鹿島にはFWのプレスバックやダブルボランチの素早いアプローチが欠かせない。ペドロ・ジュニオールや金崎夢生にはいつもどおりの献身性が求められるが、より重要な役割を担うのはレオ・シルバだろう。Jリーグ屈指のボール奪取能力を誇るブラジル人ボランチは、エンゾンジの攻撃への関わりに対して常に目を光らせておく必要がある。

サイドバックのポジショニングもセビージャの攻撃の特徴の一つだ。彼らは攻撃参加の局面でタッチライン際ではなく、中央に絞ってMFのようにプレーする。サイドバックに限らず、チーム全体としてマーカーがつかみにくい動きをしてくる。鹿島としては相手の流動的な動きに混乱をきたすことなく、守備組織を整えられるかどうかが勝敗のポイントになるはずだ。

セビージャは「個」の力も際立っている。セレッソから2ゴールを奪ったウィサム・ベン・イェデル、途中出場でダメ押し点を挙げたルイス・ムリエルはもちろん、フランコ・バスケスやパブロ・サラビアらは相手の急所に飛び出していくのがうまい。セレッソ戦では途中出場だったアルゼンチン代表MFのエベル・バネガ、ブラジル代表経験を持つMFガンソも、攻撃に違いを生み出すことができるタレントだ。さらにマンチェスター・シティからの獲得が決まったFWノリートもチームに合流した。日本代表センターバックの昌子源を中心とした鹿島守備陣が、セビージャの攻撃をどこまでしのげるのかは興味深い。

鹿島が世界の強豪相手に群を抜く勝負強さを見せつけるのか。したたかさと巧さを併せ持つセビージャがリーガの強豪としての実力を示すのか。カシマスタジアムで両チームのプライドが正面からぶつかり合う。


https://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20170720/615052.html?cx_cat=page1

◆王者・鹿島、EL3連覇の強豪セビージャ戦へ…西大伍「独特の雰囲気をスタジアムで」/独占インタビュー(GOAL)




鹿島アントラーズは、22日の『明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017』でスペインの強豪、セビージャと対戦する。

鹿島アントラーズは22日、『明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017』でスペインの古豪セビージャと対戦する。2016年、FIFAクラブワールドカップで“世界2位”の快挙を成し遂げたJリーグの常勝軍団はどのような戦いを見せるのか? 試合を前に西大伍に思いを語ってもらった。

■スタジアムでしか見られない駆け引き

――スペインの古豪・セビージャとの対戦が迫っています。欧州のクラブとの対戦は楽しみですか?

そうですね。普段できない相手と試合ができるということもあるし、レベルは高いと思うので楽しみです。

――海外のクラブと対戦するとき、具体的にはどういうところが楽しいですか?

僕個人で言えば、やっぱり予想外のプレーとか、自分が100パーセントの対応をしても、やられたりするとやっぱりおもしろい。ディフェンスなんで相手にやられたらダメなんですけど、こっちの対応を上回ることをやられると嬉しいというか「そういうアイデアもあるんだ」っていう感じです。自分の知らないプレーというのを見られたときは嬉しいです。

――DFがやられたときには慌ててしまうと思いますが、そうではなく「おぉ!すげえな、こいつ」という感じになるわけですか?

なんとなく、ちょっと笑っちゃう、みたいな感じです。でも、次はこっちがやるよ、みたいに、お互いに良さを出していける試合になればいいかなと思います。

――FIFAクラブワールドカップ決勝のレアル・マドリード戦ではとても楽しそうにプレーしていたのが印象に残っています。

決勝という舞台もそうですし、相手も素晴らしい相手だったので楽しんでいました。ああいう試合をやって、さらに知らない相手とやる楽しさというのも感じました。



――Jリーグとの違いはありますか?

やっぱりうまい人とやると面白いですね。一つ一つのプレーに駆け引きが必要です。油断したらやられる駆け引きが、90分間ずっと続くというのはやっぱり楽しいです。試合中はいろんな駆け引きをしているのですが、見ていてもなかなかわかりにくいかもしれません。ちょっとしたポジション取りで駆け引きしてくる選手もいるし、なんとなく嫌な位置に入ってくる選手もいます。そういう部分はテレビでは画面に映らないこともあるので、ぜひスタジアムに足を運んで欲しいですね。

――スペインサッカーの全体的な印象は?

普段はレアルとかバルセロナとかの試合を見ることが多いので、そこに限られてしまうのですが、スピード感はもちろんありますし、技術がしっかりしたイメージというのはあります。個人的には好きなタイプのサッカーです。

■「勝たなきゃいけない」ではなく「勝ちに行く」

――シーズン途中で就任した大岩監督は、どういう人柄ですか?

思ったことをそのまま伝えられる監督です。これを言ったらどう思われるかとか関係なしに意見を伝えられる。コーチ時代から一緒にやっているからかわからないですけど、それはとても大切なことだと思います。剛さんは選手のときからサッカーを本当に考えてやってきたというのが喋っているとわかります。

――試合中もサイドラインに立って意見交換をしている姿をよく見ます。どんな話をしているのですか?

別にたいした話じゃないです。『今夜、なに食べに行くの?』とか(笑)

――そんなはずはないと思いますが(笑)、監督の言葉で印象に残っているものは?

印象に残っている言葉というよりは「やらなきゃいけない」というような言葉を使わないところですね。「勝たなきゃいけない」じゃなく「勝ちに行く」という言葉の選び方をするな、というのは感じます。「やらなきゃ」という言葉が出てくると、僕は「違うな」と思ってしまう。そういう選手にかける言葉はすごく気を付けているなと思います。だから、選手にもしっかり入って来るんだと思います。

――では、最後にセビージャ戦に向けてサポーターにひと言お願いします。

Jリーグと違って独特の雰囲気というのはあると思うので、それをぜひスタジアムで味わってもらいたいですし、テレビでは僕がずっと映ってないので、スタジアムに来て僕をずっと目で追ってもらいたいかな(笑)。楽しい試合になるかどうかはやってみないと分からないですけど、見て楽しんで欲しいので、皆さんを楽しませられるように僕らも頑張ります。







王者・鹿島、EL3連覇の強豪セビージャ戦へ…西大伍「独特の雰囲気をスタジアムで」/独占インタビュー

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