日刊鹿島アントラーズニュース

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2024年10月29日火曜日

◆大岩監督ロス五輪続投へ! C大阪と口頭合意も一転…日本協会が好条件提示か(スポニチ)






パリ五輪代表監督を務めた大岩氏には、C大阪が来季監督就任を正式オファー。今月中旬までに口頭合意していたが、日本協会側がC大阪を上回る好条件を出したとみられ、状況が急転した。


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◆大岩監督ロス五輪続投へ! C大阪と口頭合意も一転…日本協会が好条件提示か(スポニチ)







 日本サッカー協会が大岩剛氏(52)に28年ロサンゼルス五輪へ向けた監督就任オファーを再提示したことが28日、分かった。パリ五輪代表監督を務めた大岩氏には、C大阪が来季監督就任を正式オファー。今月中旬までに口頭合意していたが、日本協会側がC大阪を上回る好条件を出したとみられ、状況が急転した。

 鹿島では18年ACLを制し、今夏のパリ五輪では年齢制限のないオーバーエージ枠を使用せずに8強進出。26年W杯北中米大会以降のA代表監督候補にも挙がる。五輪を2大会連続で指揮すれば史上初。22年W杯以降もA代表指揮官を務める森保監督同様の“継続路線”で、日本サッカー界の強化を進めていく可能性が高まった。

◆今季加入もリーグ戦出場0 25歳GKが大一番で抜擢に胸中吐露「信じ続けるのは難しかった」(FOOTBALLZONE)






 それでも秋葉忠弘監督は「鹿島で50試合以上守ってきた選手。なかなかチャンスがないなかでも必死にやってきた姿を見てきたので安心して任せることができた」と話す。


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清水GK沖悠哉が今季リーグ戦初出場で1-0勝利に貢献


 清水エスパルスは10月27日のJ2第36節で栃木SCと対戦して1-0で勝利。2位以内を確定させ、来季のJ1昇格を決めた。このゲームを無失点で締めくくったのが、今季初出場のGK沖悠哉だった。

 試合前時点で清水は勝利すれば間違いなく、引き分けでも他会場の結果次第でJ1昇格が決まる状態で迎えた。しかし、そのスタメン発表で正GK権田修一の名前がベンチ入りメンバーにもなかった。ワールドカップ(W杯)でも日本代表のゴールを守った守護神が、この大一番でまさかの欠場になった。そこで名を連ねたのが沖だった。今季に向け鹿島アントラーズから移籍加入していたが、出場はルヴァン杯の1試合にとどまっていた。

 それでも秋葉忠弘監督は「鹿島で50試合以上守ってきた選手。なかなかチャンスがないなかでも必死にやってきた姿を見てきたので安心して任せることができた」と話す。立ち上がりに失点かという場面があったものの相手のオフサイドでゴールは認められず、逆に後半立ち上がりに先制して清水が逃げ切り濃厚の状態に持ち込んでいた。その中で後半38分、途中出場のFW北川航也がファウルを受けた後に相手選手を蹴ってしまい退場処分になってしまった。

 そこからはロングボールを入れてくる栃木に対して清水は防戦一方に。また、ハイボールの処理を巡って味方DF住吉ジェラニレショーンと接触して大ピンチを招いてしまう場面があったが、MF原輝綺のシュートブロックで事なきを得た。このまま清水は1-0で逃げ切り、J1昇格を決めた。

 沖は「昇格の懸かった試合ではあるものの、シーズンの1試合でもある。自分としてはチャンス」と受け止めて試合に入っていたという。鹿島時代には2020年、21年と正GKとしてプレーしたが、その後の約2シーズンと今季もここまで出場機会がかなり少なかった。それでも、これまで先輩選手から「GKのチャンスは急に来るものだ」という言葉を受けてきたという沖は、「それを信じ続けるのは難しかったけど、こういうチャンスの時にできたのは、その言葉の重みや自信だったと思う」と話した。

 このゲームが今季リーグ戦の初出場だけにJ1昇格の実感はあまり湧いていない様子の沖だったが、「チームのみんなが勝ち点を積み重ねてきてくれた。1試合を勝ったのでうれしいけど、シーズンが終わっていないし2試合あるので、昇格ではなく優勝を目指した先に来年があると思うので、気を抜かずに取り組みたい」と話していた。

 シーズンを通してみれば苦しい時期とも言えそうだが、正GKが欠場した大一番で確かな実力を持つGKがチームにいることの意味を感じさせる1試合にもなった。

(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)

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