日刊鹿島アントラーズニュース

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2015年12月31日木曜日

◆仙台、34歳MF野沢が契約更新…今季は29試合4得点(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?179813-179813-fl



 ベガルタ仙台は30日、MF野沢拓也(34)との契約を更新した発表した。野沢は昨季29試合4得点の記録を残している。

◆4年ぶりJ2昇格の町田、山形から31歳のFW中島を完全移籍で獲得(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20151230/384441.html



 FC町田ゼルビアは30日、モンテディオ山形からFW中島裕希を完全移籍で獲得したことを発表した。

 現在31歳の中島は、2003年に鹿島アントラーズに入団。その後ベガルタ仙台を経て、2012年に山形に加入した。プロ生活13年間でJリーグ通算352試合出場、60得点を記録している。

 町田は今季J3リーグ2位で、2015明治安田生命J2リーグ21位の大分トリニータとの2015 J2・J3入れ替え戦に進出。2戦合計3-1と勝利を収め、4年ぶりのJ2昇格を決めている。

 完全移籍に際し中島は、クラブを通じて以下のようにコメントしている。

「来シーズンからFC町田ゼルビアでプレーすることになった中島裕希です。自分の特徴でもあるスピードと裏への飛び出しを活かし、町田のJ2残留、そして、その先を目指して全力で頑張りたいと思います! 皆さん、よろしくお願いします! 一緒に闘いましょう!!」

 また、山形の公式サイトを通じて以下のようにコメントしている。

「4年間支えてくれたサポーターのみなさん、ありがとうございました。この度、FC町田ゼルビアに移籍することになりました。みなさんとともに闘えたことを一生忘れません。これからも応援よろしくお願いします」

◆全日本少年サッカー アントラーズJr. 惜しくも準優勝(トーチュウ)


http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/list/201512/CK2015123002000140.html

写真

 第39回全日本少年サッカー大会(日本サッカー協会など主催)は二十九日、鹿児島市の県立鴨池陸上競技場で決勝を行い、4年連続12回目の出場となる鹿島アントラーズJr.(鹿嶋市)が準優勝した。
 アントラーズJr.は大会初日、2日目の予選リーグでは苦戦しながらも2勝1分けの勝ち点7を挙げグループリーグ2位通過で決勝トーナメントに進出すると、徐々に調子を上げた。レジスタFC(埼玉県)との決勝では、攻撃力に勝るレジスタに0-2で力尽きた。
 小谷野稔弘監督は「予選リーグは難しかったなか、よくここまで戦ってくれた」と選手たちをねぎらった。

◆【U23】残り2枠豊川&三竿、最終予選23人決まる(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/japan/20151230-OHT1T50197.html



 リオ五輪を目指すU―23(23歳以下)日本代表は30日、9日間の石垣島合宿を打ち上げた。帰京した手倉森誠監督(48)は都内で会見を開き、残り2枠の最終予選メンバーにMF豊川雄太とDF三竿健斗を選出。また合宿中に左足を負傷したGK中村航輔に代わり、GK牲川歩見を招集した。23人が出そろったチームは来年1月2日にカタールへ出発し、6大会連続五輪切符が懸かるアジア最終予選に挑む。

 ようやく最後の2人が決まった。手倉森監督は「良いキャンプを送り、整理することができた。MFとして豊川、DFとして三竿。この23人でアジア最終予選に挑んでいく」と、吹っ切れた表情で追加招集する2人の名を読み上げた。

 最後まで頭を悩ませた。29日の紅白戦では豊川らが猛アピールする一方、天皇杯では関根や鎌田が活躍。同日夜、自らとコーチ陣の意見を集約し“補欠合格者”を決めた。

 12月に中東で行われたイエメンとウズベキスタンとの親善試合で2試合連続無得点。一時は守備陣の枚数を減らし攻撃的選手を増やすことも示唆したが、イラクや韓国など格上との対戦を見据え攻守のバランスを重視した。指揮官は「豊川のスペースに抜け出す能力やクロスに飛び込むガッツは必要。また三竿はスタメンレベルではないが、あの高さは期待できる」と選考理由を述べた。豊川は「五輪切符を必ず取れるように、精いっぱい頑張る」と喜び、三竿も「日の丸を背負うことは非常に責任あること。ピッチ内外で自分のできることを出し切りたい」と意気込んだ。

 正守護神候補だったGK中村が左第5中足骨とひ骨筋腱(けん)の炎症で、GK牲川を追加招集。指揮官は「本当にスッキリした。もうやるしかない。前に進むことのみ考える」と6大会連続五輪切符に意気込んだ。(田中 雄己)

◆関根&鎌田は落選…手倉森監督が豊川&三竿を選んだ理由(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?179866-179866-fl



 無念の落選となった――。浦和レッズでレギュラーを張り、J1リーグ32試合6得点と結果を残し、チームの第1ステージ優勝に貢献したMF関根貴大。そして、高卒ルーキーながらもJ1第2ステージで一時はレギュラーの座をつかみ、21試合3得点の結果を残したサガン鳥栖FW鎌田大地。2人はインパクトを残すシーズンを過ごしながらも、リオ五輪アジア最終予選メンバーに選出されることはなかった。

 18日に発表された最終予選メンバーは21名。4-4-2のシステムに各ポジション2名ずつを選出する中、サイドハーフとCBが1人ずつ足りない状況となっていた。指揮官は18日の会見で「無得点に終わったカタール遠征の際に攻撃の武器、特長のある選手を入れるべきか考えました。CBが1枚少ない状況ですが、その分を前に入れるかどうかをもう少し考えたい」と語り、残り2名の発表は30日に先送りとなった。

 そして、迎えた30日。サイドハーフにMF豊川雄太(鹿島)、ボランチとCBでプレー可能なDF三竿健斗(東京V)を残り2名のメンバーとして発表。そこに、関根と鎌田の名前はなかった。

 手倉森監督は「2列目と前線には特長のある選手がいますが、俊敏性があり、ドリブルができる選手がたくさんいます。コンビネーションの部分で関根や鎌田も持ち味を出せると思いますが、似たような持ち味になるなと思いました」と2人が外れた理由を説明した。

 そして豊川の選出理由について、「石垣島合宿の2、3日目から好調でした。飛び出しや相手をはがせるランニング、クロスに対して突っ込んでいける体を張るプレー、(ゴール前に)入っていくタイミングとヘディングが強いということで豊川を選びました。彼の活動量というのは、長い1か月の戦いの中で必要になってくると感じました」と説明。三竿に関しては「(U-22代表の)ボランチには高さがないので、彼のような高さがある選手に成長してもらいたいという思いがありましたし、バランサーとしての能力と身体能力がある」と選出理由を語り、2人に期待を寄せた。

 五輪最終予選を兼ねるAFC U-23選手権でグループBに入っているU-23日本代表は1月13日に北朝鮮、16日にタイ、19日にサウジアラビアと対戦。グループステージを突破し、上位3チームに与えられるリオデジャネイロ五輪出場権獲得を目指す。

(取材・文 折戸岳彦)

◆五輪最終予選メンバー、残り2名は鹿島の豊川と東京Vの三竿…GK中村から牲川に変更(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/national/20151230/384469.html



 日本サッカー協会(JFA)は30日、来年1月に行われるAFC U-23選手権カタール2016(オリンピック・アジア最終予選)に臨むU-23日本代表の登録メンバーに追加招集する2名を発表した。

 チームを率いる手倉森誠監督は、14日に行われた最終予選登録メンバーの発表記者会見で21名のみを発表し、石垣島キャンプ終了後の30日に再度2名を追加招集すると明言していた。追加で招集を受けたのは鹿島アントラーズのMF豊川雄太と東京ヴェルディのDF三竿健斗の2名。さらに負傷したアビスパ福岡GK中村航輔に替わり、ジュビロ磐田GK牲川歩見が招集された。なお、事前に発表されていたメンバーには、A代表の出場経験もあるMF遠藤航(湘南ベルマーレ→浦和レッズ)や海外組のMF南野拓実(ザルツブルク)、FW久保裕也(ヤング・ボーイズ)も選出されている。

 リオデジャネイロ・オリンピックのアジア最終予選も兼ねている同大会は、16チームが4つのグループに振り分けられ、1回戦総当りの試合を行う。各グループの上位2チームが決勝トーナメントに進出し、上位3チームにリオ大会の出場権が与えられる。日本はサウジアラビア、北朝鮮、タイと同じグループBに所属し、1月13日に北朝鮮、同16日にタイ、同19日にサウジアラビアと対戦する。

 発表された登録メンバー23名は以下のとおり。※が追加招集メンバー

▼GK
1 櫛引政敏(清水エスパルス)
22 杉本大地(京都サンガF.C.)
23 牲川歩見(ジュビロ磐田)※ 中村航輔(アビスパ福岡)に替わって招集

▼DF
2 松原健(アルビレックス新潟)
6 山中亮輔(柏レイソル)
15 亀川諒史(アビスパ福岡)
13 奈良竜樹(FC東京)
12 室屋成(明治大)
4 岩波拓也(ヴィッセル神戸)
5 植田直通(鹿島アントラーズ)
17 三竿健斗(東京ヴェルディ)※

▼MF
8 大島僚太(川崎フロンターレ)
3 遠藤航(湘南ベルマーレ → 浦和レッズ)
7 原川力(京都サンガF.C. → 川崎フロンターレ)
21 矢島慎也(ファジアーノ岡山)
10 中島翔哉(FC東京)
18 南野拓実(ザルツブルク/オーストリア)
19 井手口陽介(ガンバ大阪)
14 豊川雄太(鹿島アントラーズ)※

▼FW
11 久保裕也(ヤング・ボーイズ/スイス)
9 鈴木武蔵(水戸ホーリーホック → アルビレックス新潟)
16 浅野拓磨(サンフレッチェ広島)
20 オナイウ阿道(ジェフユナイテッド千葉)

2015年12月30日水曜日

◇明日開幕の高校サッカー 注目の逸材4人(THE PAGE)


http://thepage.jp/detail/20151228-00000002-wordleafs

 新春の風物詩のひとつ、全国高校サッカー選手権が30日から首都圏を舞台に開催される。5年後に迫った東京五輪の主役を担う、1997年1月1日以降に生まれた未来の日の丸候補生たちが集うヒノキ舞台。1月11日の決勝戦(埼玉スタジアム)を目指し、熱き戦いに挑む4人の有望株をピックアップする。

■星キョーワァン
[DF/栃木・矢板中央高3年/184cm、77kg]

 サッカーを始めたのは、中学生になってから友人に誘われたのがきっかけだった。それまでは1ヶ月ほど陸上を、あとはカードゲームに夢中なごく普通の小学生だった。
まさに荒削りの星がCBの基本を本格的に学んだのは、地元の強豪校・矢板中央に入学してから。それでも空中戦における無類の強さ、スピード、長いリーチを含めた身体能力の高さを存分に生かし、星キョーワァンは大会屈指の存在に成長した。

 コンゴ人の父と日本人の母との間に東京都内で生まれ、栃木県で育った。キョーワァンは父の母国で「賢い」を表す言葉だ。

「顔はサニブラウンに似ていると言われますけど、いまはオコエといじられています」
 屈託なく笑う18歳は、2015年のスポーツ界に大旋風を巻き起こした2人に続けとばかりに、「自分も結果を残して、ハーフブームに乗りたい」と2回戦で敗退した前回大会の雪辱を期している。

 鹿島アントラーズなどJクラブの練習に参加して、「ヘディングではある程度戦えた」とさらに自信を深めた。自慢の空中戦に挑むときには、「うおぁぁぁ!」と星の低く、太い大声が常に会場に響く。
 アントラーズと日本代表で最終ラインを支え続けた秋田豊が、空中戦で競り合うときに「どうだっ!」と叫びながら、心身両面で相手を圧倒していた光景を思い出さずにはいられない。

 鉄人と呼ばれたレジェンドに通じるメンタルの強さを見込まれ、キャプテンとして臨む最後の冬。中学時代からの盟友で、同じくコンゴを父方のルーツにもつ187cmの長身ストライカー、森本ヒマンと攻守の柱が躍動すれば、ベスト4に進出した2009年度を超える旋風を巻き起こしそうだ。

■神谷優太
[MF/青森・青森山田高3年/178cm、69kg]

 異色の経歴から、メンタルの強さが伝わってくる。山形県で生まれ育った神谷は、小学生のときにテレビ越しに見た東京ヴェルディジュニアのテクニックの高さに一目惚れし、卒業とともに母親と上京。東京ヴェルディのジュニアユースの門を叩いた。

 3年次にU‐16日本代表に選出された神谷は、狭き門を突破してユースに昇格。2013年には東京都国体選抜を優勝に導くなど、トップチーム昇格へ向けて順調に成長していた。しかし、今年1月に突然退団を決意。青森山田へ転入する。

 同じくテレビで毎年のように見てきた、全国選手権への憧憬の念が頭をもたげたのか。神谷自身は「もっと大きく成長したかった」と振り返るが、黒田剛監督の厳しい指導のもと、中高一貫の強豪校の厚い壁に高校2年生の終盤から食い込むには、想像を絶する困難を伴ったはずだ。

 迎えた最初で最後の冬。神谷が託された背番号10にはヴェルディ伝統の多彩なテクニックと、わずか10ヶ月あまりの間に一番下からはい上がってきた努力の跡、その過程でチームメイトたちから勝ち取った信頼感が凝縮されている。

 卒業後には湘南ベルマーレ入りが内定。ミドルシュートに加えてラストパスのセンス、ドリブルでの突破力、正確なFKと得点につながるすべての要素を搭載する司令塔は、憧れの柴崎岳が背負ったエースナンバーに、先輩もなし遂げられなかった優勝という彩りを添えるつもりだ。

■一美和成
[FW/熊本・大津高校3年/183cm、77kg]

 素質を見込まれてポジションをコンバートされる選手は少なくない。高校2年の夏にCBからFWへ転向した大津の一美和成も、その一人だ。
 もっとも、不慣れなポジションというハンデを克服し、今年4月にJ2のロアッソ熊本でJFA・Jリーグ特別指定選手として登録。さらには卒業後のガンバ大阪入りを内定させた右肩上がりの軌跡を見るだけで、計り知れないほど大きなポテンシャルを秘めていることがわかる。
 
 長身を生かし、やや不利な体勢からでも空中戦で強引にシュートにもっていく姿勢がガンバからは評価された。加えて、中学時代は週末にクラブチームのエスペランサ熊本でプレーする一方で、平日にはJFAアカデミー熊本宇城に通って「ボールを止めて、蹴る」の基本をしっかり学んだ。
 いわば「剛」と「柔」を恵まれた体に搭載するストライカーは、中学時代から務めてきたセンターバックの経験を振り返りながら不敵に笑う。

 「相手ディフェンダーが何をされたら嫌なのかが、よくわかりますから」
 帝京で高校日本一に輝いた経歴をもち、生まれ故郷の熊本で1993年に大津の監督に就任。県内屈指の強豪に育て上げた平岡和徳監督は、一美を「変態系FW」と呼んではばからない。ここぞという場面で規格外のプレーを見せる荒削りのエースへの、最大級の褒め言葉といっていいだろう。
 熊本県の常連となった大津の最高位は、2008年度のベスト8。同じくガンバへの入団を内定させているキャプテンのDF野田裕喜とともに、チームの歴史を変える戦いに挑む。

■川中健太
[FW/和歌山・初芝橋本高3年/170cm、56kg]

 小柄な体に群を抜くスピードと多彩なテクニックを搭載し、3年連続出場を果たした初芝橋本の攻撃をけん引する川中は、卒業後の進路をたずねた友人からのツイートにこんな返信を残している。
「大学いかないです!来年の1月からオーストリアのSVホルンってゆうチームにいきます」

 オーストリア3部リーグに所属するSVホルンは、日本代表FW本田圭佑のマネジメント事務所である『HONDA ESTILO』が経営権をもつクラブ。いわば本田が実質的なオーナーであり、今年6月と12月には日本国内でトライアウトを実施している。

 川中が友人へツイートを返したのが9月。さらに「本田のとこちゃうの?」と聞かれた川中は、「そーです!」と返している。

 6月のトライアウトは書類選考、日本国内でのトライアウトを経て、7月には本田立会いのもとで現地オーストリアでの選考と3段階にわかれて実施。その結果として、コンサドーレ札幌のFW榊翔太の完全移籍が発表されている。
 川中も国内選考に参加していて、選考には漏れたものの、その後に状況が変わったのか。ホルン側からはまだ何も発表されていない。謎に満ちた進路を含めて、注目される選手権となりそうだ。

 (文責・藤江直人/スポーツライター)

◆レジスタFCが初優勝…全日本少年サッカー(BIGLOBE)


http://news.biglobe.ne.jp/sports/1229/ym_151229_2877041753.html

画像:試合終了間際、レジスタFCの篠田大輝がゴール(GK沼田)(29日)=長沖真未撮影

 サッカー・全日本少年大会最終日(29日・鹿児島県立鴨池陸上競技場)——決勝(20分ハーフ)が行われ、レジスタFC(埼玉)が鹿島アントラーズ(茨城)を下し、初優勝を飾った。
 レジスタFCは36分にFW山崎が先制点を決めると、試合終了間際にもFW篠田が追加点を挙げ、粘る鹿島アントラーズを突き放した。

◆山形MF宮阪&DF當間が松本へ完全移籍(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/1585417.html

 来季J2の山形は28日、MF宮阪政樹(26)とDF當間建文(26)がJ2松本へ完全移籍すると発表した。

 宮阪は明大から12年に入団し、14年にはJ2で42試合に出場し8得点でJ1昇格に貢献した。當間は14年に加入し、今季リーグ22試合に出場した。クラブを通じ宮阪は「4年間ありがとうございました」、當間は「特に印象深い山形での2年間になりました」。

◆山形がDF石川竜也ら3選手と契約更新(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?179739-179739-fl



 モンテディオ山形は29日、DF山田拓巳、DF石川竜也、GK中村隼の3選手と契約を更新したことを発表した。今季もリーグ戦34試合に出場、今月25日に36歳を迎えた石川も、無事契約書にサインした。

◆豊川 U22生き残りへのアシスト 指揮官「常に前向く姿勢いい」(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/12/30/kiji/K20151230011775710.html

U22石垣島合宿 紅白戦  主力組4―1控え組 (12月29日)

紅白戦でボールを奪う豊川(手前)

 来年1月のリオデジャネイロ五輪アジア最終予選(1月12日開幕、カタール)に向けて合宿中のU―22日本代表は29日、沖縄県石垣市内で調整した。予選メンバーの残り2枠の座を争うMF豊川雄太(21=鹿島)が、紅白戦で1アシストして生き残りへアピールした。 

 試合開始から20分、控え組が右CKを得るとキッカーは豊川。右足で狙い済ましたボールは、ゴール前で競り合いを制したオナイウの頭にドンピシャで合った。最終予選メンバー23人の残り2枠を争い、重要な紅白戦で1アシストと結果を出し「(セットプレーが)チームの得点源になれば助けになる。やれることはやった」と充実感をにじませた。既に決定しているメンバー21人の中でキッカーは右足の矢島、左の山中がいるが、手薄な状況。メンバー入りへ大きなアピールとなった。

 終盤には左サイドのライン際を原川と競り合いながらドリブル突破。最後は止められたが、技術と強さを見せ「ああいう姿勢だったり、ゴールに向かう姿勢は出せた」と手応えを口にする。手倉森監督も「体を張れるし、相手のギャップに入っていける。常に前を向く姿勢は良かった」と評価した。残り2枠の発表は30日。やるべきことをやり、吉報を待つ。

◆U-22・豊川、リオ五輪メンバーの残り2枠へ猛アピール(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20151230/jpn15123005010001-n1.html

 サッカー・U-22日本代表合宿(29日、沖縄・石垣市内)来年1月のリオ五輪アジア最終予選(カタール)に臨むメンバーで保留となっている2枠の選考も兼ね、50分1本の紅白戦を行い、主力組が控え組に4-1で勝った。控え組ではMF豊川(鹿島)が0-2の20分に右CKからFWオナイウの得点を演出。「いいところに上げられた」と胸を張った。手倉森監督も豊川を「(ドリブルで)前を狙う姿勢はよかった」と評価した。2枠は合宿最終日の30日に発表される。

◆U22メンバー絞り込み、豊川、前田、荒野から2人(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/japan/u23/news/1585293.html

U22メンバー絞り込み、豊川、前田、荒野から2人

 サッカーU-22(22歳以下)日本代表のサバイバル紅白戦が今日29日に行われる。リオデジャネイロ五輪アジア最終予選を兼ねたU-23アジア選手権(来年1月12日開幕、カタール)の未発表メンバー2人を決める沖縄・石垣島合宿。得点力不足解消のため2選手とも攻撃陣から選ばれるとみられ、MF豊川雄太(21=鹿島)MF前田直輝(21=松本)FW荒野拓馬(22=札幌)が最終試験を受ける。

 2つのイスを奪い合う選手が事実上、3人に絞られた。手倉森監督はセンターバックを削って攻撃の枚数を増やすとみられ、豊川、前田、荒野が運命の紅白戦に臨む。3月の1次予選で3試合中2試合に出場し、最終予選進出に貢献した豊川は「今回は候補だけど、常に自分が選ばれたものと思ってプレーしている」と意欲的。駒不足のキッカーとしても幅を広げられる存在で、滑り込みを目指す。

 新鋭と常連も負けていない。7月のコスタリカ戦で初めて招集された前田は今月の中東遠征にも参加。「個で打開できる部分をテグさん(監督)に見せつけたい」と、同部屋の豊川としのぎを削る。荒野は14年の手倉森ジャパンから名を連ねる古株。24日に同じ常連の金森が右太もも裏痛で離脱し「残り2枠は俺と金森で、と話していたのに」。友の分まで意地を見せる。

 ほかの候補、浦和MF関根はチームが天皇杯準決勝に進んだため合宿に参加できない。鳥栖FW鎌田は準々決勝で敗退したが、追加招集されなかった。残る2枠は関根+石垣組か、2人とも石垣組か-。個人の特長と、発表済みメンバーとの連係面の両方を紅白戦で見極める手倉森監督は「最後の最後まで悩みたい」。代表の公式戦5戦2発の豊川、3戦0発の前田、14戦3発の荒野が最後のふるいにかけられる。【木下淳】

◆【鹿島】U23代表・植田が残留決断「鹿島で勝負したい」(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20151230-OHT1T50017.html

 U―23日本代表DF植田が残留を決断した。J1鳥栖などから期限付き移籍のオファーを受けていたが、「鹿島で勝負したい」とクラブに申し入れた。今季はリーグ戦12試合と出場機会が得られず、今後の成長を見据え、鹿島との話し合いの上で他クラブに出ることも選択肢に入れていた。来季は持ち味の身体能力でDF昌子、ファンソッコの牙城を崩す。

2015年12月29日火曜日

◆来季J2を戦う清水…チーム得点王FW大前、MF本田ら4選手と契約更新(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?179662-179662-fl



 清水エスパルスは28日、DFヤコヴィッチ、MF本田拓也、FW大前元紀、DF松原后の4選手との契約更新を発表した。今季のJ1リーグで大前は32試合でチーム最多となる11得点を奪い、ヤコヴィッチは16試合0得点、本田は23試合1得点、松原は7試合0得点の記録を残している。

◆湘南キャプテンMF永木が鹿島に完全移籍「自分の全てを出す」(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?179645-179645-fl



 鹿島アントラーズは28日、湘南ベルマーレMF永木亮太(27)の完全移籍加入を発表した。

 永木はクラブを通じて、「伝統ある鹿島でプレーできることを嬉しく思います。今まで培ってきた自分の全てを出し、タイトル獲得のためチームに貢献できるように全力を尽くします。また、カシマスタジアムでサポーターの皆さんと一緒に戦えるのを楽しみにしています。ひとつでも多くのタイトルを獲得できるように、共に頑張りましょう」とコメントしている。

以下、プロフィール
●MF永木亮太
(ながき・りょうた)
■生年月日
1988年6月4日(27歳)
■出身地
神奈川県
■身長/体重
173m/72kg
■経歴
川崎F・U-18-中央大-湘南

◆湘南MF永木 鹿島に完全移籍「タイトル獲得のため全力尽くす」(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/12/29/kiji/K20151229011766450.html

鹿島へ完全移籍することになった湘南MF永木

 鹿島が湘南のMF永木亮太(27)が完全移籍で加入することを発表した。

 正確無比なFKと豊富な運動量が持ち味で、今月20日のハリルジャパンのミーティングに“初招集”された期待のボランチ。複数クラブから獲得オファーを受けながら鹿島に決断した逸材は「今まで培ってきた自分の全てを出し、タイトル獲得のためチームに貢献できるように全力を尽くします」とコメントした。

◆鹿島、湘南からMF永木を完全移籍で獲得「1つでも多くのタイトルを」(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20151228/381545.html



 鹿島アントラーズは28日、湘南ベルマーレからMF永木亮太が完全移籍で加入することを、クラブ公式サイトで発表した。

 現在27歳の永木は川崎フロンターレのユースから中央大学へ進学すると、4年生時に湘南の特別指定選手として登録され、Jリーグデビューを果たした。その後、2011年から正式に湘南の一員となると、2013年からはキャプテンに就任。今季は2015明治安田生命J1リーグ32試合に出場し、3得点を記録している。また、日本代表選出経験はないものの、今月20日に行われた国内組の代表候補ミーティングに招集された。

 移籍が決まった永木はサイトを通じて、「この度、湘南ベルマーレから鹿島アントラーズに加入することになりました、永木亮太です。伝統ある鹿島でプレーできることを嬉しく思います。今まで培ってきた自分の全てを出し、タイトル獲得のためチームに貢献できるように全力を尽くします。また、カシマスタジアムでサポーターの皆さんと一緒に戦えるのを楽しみにしています。1つでも多くのタイトルを獲得できるように、共に頑張りましょう」とコメントしている。

 また、湘南のクラブ公式サイトを通じて以下のようにコメントしている。

「この度、鹿島アントラーズに移籍することになりました。湘南では、2010年の特別指定選手の時を含め、プロのキャリアをスタートさせてから今まで育ててもらい、反町監督、曺監督をはじめ、今まで指導してもらった現場のスタッフ、並びにフロントスタッフの皆さんにも、サッカー選手としてだけでなく、人間としても成長させてもらったことを本当に感謝しています。2013年からは曺監督のもと、キャプテンを3年間務めさせてもらい、良い時も苦しい時もありましたが、自分にとっては本当に素晴らしい経験になりました。鹿島からオファーをいただいて以来、移籍を決めるまでは本当に悩みましたが、一番の決め手となったのは、鹿島という伝統ある常勝軍団のスタイルの中に入り、また新しい経験をしたいということ、また今までJ1でたくさんのタイトルを獲ってきたチームの中に自分も入り、色々なことを学びながらチームに貢献し、タイトルを獲りたいという気持ちになりました」

「サポーターの皆さんには、大学生の時から本当に温かく応援してもらい、近年では湘南スタイルをサポーターの皆さんと共に作り上げているということを感じながら、サッカーができていましたし、常に声を絶やさず共に戦ってくれたことを本当に感謝しています。勝った後の勝利のダンスは本当に大好きでした。来年からチームは変わりますが、湘南ベルマーレのことはこの先、永遠に大好きだし、自分の中で湘南でタイトルを獲るというのは1つの大きな夢なので、また湘南ベルマーレに関わって、タイトルを取れる日が来るように、今まで以上に選手としても人間としても成長して帰ってこれたら幸せだと思っています。本当に今までありがとうございました。来年は、日本代表のユニフォームを着ることがでるように、頑張ります。チームは変わりますが、来年も一緒にJリーグを盛り上げていきましょう」

◆鹿島、”湘南スタイル”支えた主将永木を獲得「タイトルを獲りたい」’(フットボールチャンネル)


http://www.footballchannel.jp/2015/12/28/post129766/

鹿島、”湘南スタイル”支えた主将永木を獲得「タイトルを獲りたい」

 鹿島アントラーズは28日、湘南ベルマーレのMF永木亮太が完全移籍で加入すると発表した。

 永木は1988年6月4日生まれの27歳で、2011年に湘南でプロキャリアをスタートさせた。今季はリーグ戦32試合に出場し3ゴール2アシストを記録。守備的ミッドフィールダーとして、さらにキャプテンとして“湘南スタイル”を牽引した。

 永木は鹿島の公式ウェブサイトを通じて、「伝統ある鹿島でプレーできることを嬉しく思います。今まで培ってきた自分の全てを出し、タイトル獲得のためチームに貢献できるように全力を尽くします」とコメントしている。

 また、特別指定選手として加わった期間も含めて5年を過ごした湘南のファンに対しては、公式サイトを介して感謝の意を伝え、悩み抜いた末での決断だったことを告白した。

「鹿島という伝統ある常勝軍団のスタイルの中に入り、また新しい経験をしたいということ、また今までJ1でたくさんのタイトルを獲ってきたチームの中に自分も入り、色々なことを学びながらチームに貢献し、タイトルを獲りたいという気持ちになりました」

 さらに、湘南への変わらぬ愛情と将来的な帰還を示唆しながら、日本代表入りへの意欲を見せて別れの言葉を結んでいる。新天地で心機一転、永木は常勝軍団の一員として飛躍を遂げることができるだろうか。

【了】

2015年12月28日月曜日

◆高円宮杯全日本ユース(U-15) 準決勝 ガンバ大阪vs鹿島アントラーズ(JFA)


https://www.youtube.com/watch?v=OCLZuaWhXuk

◆GKシュミットが抜けた熊本、来季は広島や鹿島でプレイしたGKでJ1昇格を目指す(the WORLD)


http://www.theworldmagazine.jp/20151227/03domestic/34357



J通算76試合に出場

ロアッソ熊本は25日、鹿島アントラーズの退団が発表されていたGK佐藤昭大の獲得を発表した。
佐藤はサンフレッチェ広島ユース出身で、クラブユースカップや高円宮杯優勝に正GKとして貢献。2005年にはトップチームに昇格し、同年にJリーグデビューを果たした。2007年に出場機会を求めてJ2愛媛FCに期限付きで加入。同クラブで28試合に出場し、広島に帰ってきてからはレギュラーを奪った。しかし怪我による長期離脱を余儀なくされ、守護神として長く広島のゴールを守ることはなかった。
2010年に鹿島に完全移籍で加入。2015シーズンは正GK曽ヶ端準の不調もあり8試合に出場したが、結果を残すことができなかった。
佐藤は熊本公式サイトを通して、新天地での意気込みを語っている。
「ロアッソ熊本の一員となれたことは光栄であり、新たなチャレンジの場を与えていただけたことに感謝しています。今は、自分のサッカー人生における次なる挑戦を前に心を躍らせています」
「ロアッソがJ1昇格を実現できるよう、自分ができることはすべてぶつける覚悟でいます」
さらに6年間在籍した鹿島には、クラブ公式フェイスブックを通して「鹿島アントラーズで学んだことを、新たな挑戦の場である熊本でもしっかり表現したいと思います。アントラーズには最後まで真摯に接していただき、改めて感謝の気持ちでいっぱいです。これまで本当にありがとうございました。そして、僕はこれからもアントラーズを応援しています!」と最後のメッセージを送った。

2015年12月27日日曜日

◆浦和、準決勝見据え余裕の逃げ切り 興梠が先制弾(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/1584205.html

浦和、準決勝見据え余裕の逃げ切り 興梠が先制弾

<天皇杯:神戸0-3浦和>◇準々決勝◇26日◇ヤンマー

 浦和が序盤から主導権を握った。

 前半22分には、中盤の底まで下がってボールを受けたMF武藤が、縦パスで攻撃の起点に。FW興梠がMF李とのワンツーで抜け出し、左足でゴール右隅に決めた。同25分にはダイレクトパスで神戸守備陣を崩し、MF柏木がMF宇賀神のパスをスルーした後方に走り込んだ李が、左足で決めた。

 神戸は同32分、DF三原が2回目の警告を受けて退場。浦和は同44分、李の右サイドから斜めのパスを中央の武藤がスルーし、後方に左から走り込んだ宇賀神が右足で決めた。

 浦和は後半、早い時間帯に武藤、宇賀神、DF那須を交代。中2日で臨む29日の準決勝を見据える余裕を持ちつつ、無失点できっちりと逃げ切った。

◆[全日本ユース選手権]トップ、ユースの雪辱!G大阪JYが鹿島JYをPK戦撃破!!決勝は大阪ダービーに(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?179492-179492-fl



[12.26 高円宮杯U-15 全日本ユースサッカー選手権準決勝 鹿島アントラーズジュニアユース 0-0(PK4-5) ガンバ大阪ジュニアユース 味フィ西]

 高円宮杯U-15 第27回全日本ユース(U-15)サッカー選手権大会の準決勝が26日、味の素フィールド西が丘で行われ、第2試合ではガンバ大阪ジュニアユースが鹿島アントラーズジュニアユースを0-0から突入したPK戦を5-4で制し、3年ぶりの決勝へと駒を進めた。セレッソ大阪U-15との“大阪ダービー”となる決勝は28日、同会場で13時にキックオフする。

 拮抗した前半になった。個の能力に勝るG大阪がややボールを持つ時間を作るが、なかなか決定機を作り出すまでは至らない。前半22分にMF足立翼が強引なドリブル突破からゴール前に侵入するが、DFに寄せられたために、シュートは枠外へと外れていった。流れを変えようとG大阪は後半開始からMF茨木諒佑に代えてFW久保勇大を投入。リズムに変化を求めた。

 鹿島も徐々にチャンスを作っていく。しかし後半15分、MF小沼樹輝が中央に切り込んで左足で強烈ミドルを狙うが、わずかに枠右に外れる。直後には立て続けにCKを獲得するなど、セットプレーのチャンスを得たが、ものにすることはできなかった。

 そして両チーム守備は相変わらず固い。後半28分にはG大阪が交代で入ったばかりのFW大谷優斗が裏に抜け出して決定機を迎えるが、GK木村謙一が前に出てプレッシャーをかけたためか、シュートは枠左に外れる。同29分には左クロスを合わせたMF奥野耕平のヘディングシュートが枠内を捕えるが、GK木村がビッグセーブで弾きだし、得点を許さなかった。

 試合は第1試合同様、80分では決着が付かず延長戦に突入。だが、互いに迎えた決定機は決められず、交代枠も使いながらゲームを進めたがスコアは動かず、勝敗の行方はPK戦に委ねられることになった。

 PK戦は先攻の鹿島が4人目のDF大川健が左に外してしまったのに対し、後攻のG大阪は全員が成功。5人目のDF岡治秀明がゴール右隅に決めると、イレブンの歓喜の輪ができた。

 ガンバ大阪はナビスコ杯決勝でトップチームが鹿島アントラーズに敗戦。U-18世代の日本一決定戦、高円宮杯チャンピオンシップでもユースチームが敗れていた。ジュニアユースチームがPK戦ながら、雪辱を果たした。

(取材・文 児玉幸洋)

◆鹿島痛っ!金崎ポルトガル復帰 チーム公式サイトが発表(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/12/27/kiji/K20151227011755710.html

来季はポルトガル2部ポルティモネンセに復帰する金崎

 期限付き移籍で今季鹿島でプレーした日本代表FW金崎に関し、レンタル元のポルトガル2部ポルティモネンセが25日、チームに復帰すると公式サイトで発表した。

 クラブは「金崎の獲得に、日本の3クラブ、中国の1クラブ、ポルトガル4クラブを含む欧州の6クラブがオファーを提示している」と公表し、今冬に再び移籍する可能性を示唆。移籍金は200万ユーロ(約2億6400万円)に設定しているという。鹿島は金崎の完全移籍での獲得を目指していた。

◆金崎に欧州複数クラブが熱視線。争奪戦かレンタル元復帰の可能性も(フットボールチャンネル)


http://www.footballchannel.jp/2015/12/26/post129312/

金崎に欧州複数クラブが熱視線。争奪戦かレンタル元復帰の可能性も

 今季鹿島アントラーズでセンセーショナルな活躍を披露し、日本代表やJリーグの年間ベストイレブンにも選出された金崎夢生の去就に注目が集まっている。

 レンタル元のポルトガル2部ポルティモネンセは公式サイト上で、金崎に対し日本の3クラブと中国の1クラブ、そしてポルトガル国内4クラブを含む欧州6クラブ、合計10クラブが関心を示していると明かした。今季は期限付き移籍だったため、来年1月から所属元に復帰するプランも残されている。

 ブラジル代表FWフッキと同じ代理人の顧客である金崎を完全移籍で獲得するためには200万ユーロ(約2億6000万円)の違約金が必要になるという。Jリーグクラブも例外ではないため、獲得にはそれなりの資金力が求められる。

 現在2部で8位のポルティモネンセにとって、金崎を1月からチームに加えて1部昇格への起爆剤にするか、売却で得た利益を他の選手の獲得に使うかの二択を迫られることになる。日本代表初招集を受けた金崎本人にとってもトップレベルでの継続的な試合出場が重要になるため、今冬の決断は非常に重要なものとなりそうだ。

【了】

◆本山選手「地元で第2のプロ人生」 ギラヴァンツに加入(読売新聞)


http://www.yomiuri.co.jp/local/fukuoka/news/20151226-OYTNT50134.html

 サッカーJ2・ギラヴァンツ北九州は26日、元日本代表で、J1・鹿島アントラーズを今季限りで退団したMF本山雅志選手(36)が完全移籍で加入すると発表した。


 本山選手は北九州市若松区出身。地元の二島小・中学校を卒業後、1998年に東福岡高から鹿島に入団した。J1リーグ戦で通算365試合に出場し、38得点。日本代表として2000年~06年、国際Aマッチ28試合に出場した。

 本山選手は「ギラヴァンツに加入できたことを大変光栄に思うと同時に、地元で第2のプロ人生を歩めるのは夢のようです。J2優勝、J1昇格を実現できるよう、自分の持っている力をすべて出し切りたい。サポーターと一緒に北九州を盛り上げ、地域貢献にも役立てるよう頑張るので、応援よろしくお願いします」とのコメントを出した。

◆鹿島MF本山雅志が北九州へ移籍「地元で第2のプロ人生は夢のよう」(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20151226/383041.html



 ギラヴァンツ北九州は26日、鹿島アントラーズから元日本代表MF本山雅志が完全移籍で加入することを発表した。

 本山は加入に際し、クラブを通じて以下のようにコメントしている。

「ギラヴァンツ北九州に加入できたことを大変光栄に思うと同時に、この地元で第2のプロ人生を歩めるのは夢のようです。J2優勝、そしてJ1昇格を実現できるよう、自分の持っている力をすべて出し切りたいと思います。サポーターの皆さんと一緒にこの地を盛り上げ、地域貢献においても役に立てるよう頑張りますので、応援のほどよろしくお願いいたします」

 また、移籍元の鹿島に対してもクラブを通じて以下のようにコメントしている。

「僕にとっての第2のプロ人生の場が、ギラヴァンツ北九州に決まりました。地元でサッカーができるのは大きな喜びであり、本当に夢のようです。鹿嶋からは少し遠いかもしれませんが、ぜひ北九州に遊びへきてください。僕も時間がある時は、アントラーズのクラブハウスに遊びへ行きます!皆さん、長い間、本当にありがとうございました」

 現在36歳の本山は1998年に東福岡高から鹿島に入団。同年7月に行われたJリーグ1stステージ第14節のジェフユナイテッド市原(現・ジェフユナイテッド千葉)戦でJリーグ初出場を飾った。また、世代別日本代表にも選出され、1999年のワールドユース(現・U-20ワールドカップ)では大会得点王を獲得し、日本の準優勝に貢献。2000年にはシドニー・オリンピックに出場し、A代表にも選出された。鹿島でも主力として同年のリーグ優勝、翌年の連覇にも貢献。その後も鹿島一筋でプレーを続け、2014年7月の浦和レッズ戦では公式戦通算500試合出場に到達したが、11月26日に鹿島からの退団が発表されていた。鹿島での総獲得タイトルは6度のリーグ優勝を含む21個で、リーグ戦での成績は365試合出場で38得点となっている。

2015年12月26日土曜日

◆元日本代表GKの高桑氏 U16日本代表GKコーチに就任へ(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/12/26/kiji/K20151226011750030.html

U―16GKコーチに就任する高桑氏

 来季U―16日本代表のGKコーチに、元日本代表GKの高桑大二朗氏(42)が就任することが分かった。

 既に8~12日に行われたU―15日本代表の熊本合宿で指導に当たっている。現役時代は横浜、鹿島、仙台などに所属。09年に引退後は横浜の下部組織でGKコーチを務めた。現在は横浜ジュニアユースを指導しながら日本協会ナショナルトレセンコーチとしても活躍する。

 来季のU―16日本代表は、17年U―17W杯インド大会の出場権を懸けたU―16アジア選手権インド大会(来年9月10日~10月1日)を控えており、指導体制を強化して臨む。

◆熊本にDF薗田GK佐藤加入、仲間は讃岐へ完全移籍(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/1583761.html

 J2熊本は25日、J2札幌からDF薗田淳(26)、鹿島からGK佐藤昭大(29)が加入、2015年に讃岐へ期限付き移籍していたMF仲間隼斗(23)が、来季讃岐へ完全移籍すると発表した。

 薗田はクラブを通じて「けがの多いイメージが強いかと思いますが、もっともっと継続してプレーすることでまだまだ成長できると思っています」。

 佐藤も「ロアッソ熊本の一員となれたことは光栄であり、新たなチャレンジの場を与えていただけたことに感謝しています。今は、自分のサッカー人生における次なる挑戦を前に心を躍らせています。ロアッソがJ1昇格を実現できるよう、自分ができることはすべてぶつける覚悟でいます」と意気込んだ。

 また仲間は「熊本では、サッカー選手として1から学ばせてもらえて、とても大切な時間を過ごすことができました。熊本での経験を糧にこれからサッカー人生をもっと充実させていけたらと思います」と感謝の言葉をつづった。

◆小笠原、遠藤、小野、稲本、本山…79年生まれの“黄金世代”が輝き続ける理由(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20151225/382794.html



 2011年8月4日に急性心筋梗塞により34歳の若さで急逝した松田直樹。彼を取り巻く人々の記憶は約4年半が経過したも全く色あせていない。23日に群馬県の正田醤油スタジアム群馬で行われた「ドリームマッチ群馬2015・Remember松田直樹」に集まった中田英寿、宮本恒靖(現ガンバ大阪U-13コーチ)らかつての盟友たちが、亡き旧友への熱い思いをピッチ上でぶつけ合った。

 その試合に大挙して集まったのが、79年生まれの“黄金世代”の面々だった。99年FIFAワールドユース ナイジェリア大会(現FIFA U-20ワールドカップ)で準優勝に輝いたメンバーである小笠原満男、本山雅志、曽ヶ端準(いずれも鹿島アントラーズ)、中田浩二(鹿島CRO=クラブ・リレーションズ・オフィサー)、小野伸二、稲本潤一(ともにコンサドーレ札幌)、播戸竜二(大宮アルディージャ)、永井雄一郎(ザスパクサツ群馬)、南雄太(横浜FC)、氏家英行(群馬ヘッドコーチ)、高田保則(JFAユメセンスタッフ)と、当時の登録選手18人中、実に11人が一堂に会したのだ。残念ながら現在も日本のトップを走り続ける遠藤保仁(G大阪)やエースFWだった高原直泰(沖縄SV監督兼選手)らはスケジュールの都合で不参加となったが、稲本が「久しぶりにこれだけ同い年の選手が集まったんで、すごく楽しかった」としみじみ語ったように、彼らの一挙手一投足は観衆の目を引いていた。

 前半は小笠原と本山が中盤を形成。途中から播戸や南もプレーした。この中で負けじ魂をひと際強く押し出したのが小笠原。国内17冠を誇る常勝軍団のキャプテンは頭抜けた存在感を遺憾なく発揮し、前線からガツガツとボールを取りに行き続けた。試合後には「ヒデさんが『真剣に勝ちに行こう』って言ったから、ボスの指令です。マツさんは勝ちたい気持ちをガムシャラに出す人だった。やっぱり失礼なプレーはできないと思った」と語っているが、同世代が揃う場所では絶対に負けなくないという気持ちは少なからずあったはずだ。ユース時代は小野や本山、稲本の後塵を拝することが多かっただけに、激しく燃えるものがあるのだろう。

 後半は最終ラインに氏家と中田浩が入り、小野と稲本がダブルボランチを形成。最前線に永井が陣取ったが、小野のパスワークは見る者を大いにうならせた。これには小笠原も「伸二はやっぱり見ててうまいなと。俺はうまさは見せられないからガツガツ行くしかないと思った。本音を言えば、俺ら同世代で一緒にやりたかったね」と悔しがるほどの華麗なプレーの連続。中田浩のロングパス、稲本の攻め上がり、永井のドリブルとそれぞれが個性を強く発揮したのも黄金世代らしい点。ユース年代ながら傑出したタレントたちが世界大会でファイナリストとなり、シャビ(アル・サッド/カタール)を擁するスペインに敗れたものの、準優勝という偉業を果たした日本サッカー界における重要な歴史の1ページを改めて再認識する絶好の機会となった。

「36〜37歳になると、他の世代(のプロ選手)は数人しかいないけれど、俺らの世代は多くの選手が現役で試合に出続けている。それがレベルの高い証拠だと思います。今のユース年代は4大会連続で世界に出ていないけど、俺らの時はアジアではぶっちぎりに強かった。そうじゃないと世界では勝てない。自分がこの中でやれたのは本当に大きな財産だと思います」

 当時の正守護神・南雄太はしみじみ話してくれたが、79年生まれの“黄金世代”は今も本当に日本サッカー界のトップを走り続けている。10月31日のヤマザキナビスコカップ決勝を戦った鹿島の小笠原、G大阪の遠藤という両キャプテンの激しいバトルは、まさにその象徴だったと言っていい。

「今の若い選手はホントにうまいけど、気持ちの強さや闘争心とかが俺らとはちょっと違う気がする。ワールドユースに出てないけど、大学経由してプロになったツボ(坪井慶介=湘南ベルマーレ)や羽生(直剛=FC東京)、平川(忠亮=浦和レッズ)とかも能力が高い。(小笠原)満男がナビスコでMVPを取ったり、ヤットが最近まで代表入ってたりするのを見ると、ホントに自分も頑張らなあかんって思うよね」

 播戸は今の若手との違いを指摘してくれたように、凄まじい競争意識の高さが、30代後半になってもハイレベルに居続けられる最大の要因かもしれない。実際、播戸は練習生としてG大阪に加入し、エリートだった高原や小野の背中を追いかけ続けてどん欲に這い上がってきた。同年代の多くがJ2やJ3で戦う中、彼は大宮の一員として再びJ1に参戦するチャンスを手にした。そういう劇的なキャリアを描けたのも、黄金世代のプライドがあるから。彼らにはそのメンタリティを後輩たちに伝えていく責務がある。

「俺らの世代を超えられるものならやってみろってのがありますけどね」

 小笠原がヤマザキキナビスコカップ決勝後にこう話していたとおり、黄金世代がピッチ上で確かなパフォーマンスを示しているうちに、彼らを超える若手が出てこなければならない。日本サッカーの発展のためにも、そういう時がいち早く来ることを多くの関係者がサポーターが願っている。

文・写真=元川悦子

◆Jリーグ・スカパー!ニューイヤーカップの出場12クラブが決定(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20151225/382922.html

 スカパー!は2016年1月24日(日)から沖縄、宮崎、鹿児島で順次開催する『Jリーグ・スカパー!ニューイヤーカップ』に出場する12クラブが決定したことを発表した。

 スカパー!では、3ラウンド全試合独占生中継する。『Jリーグ・スカパー! ニューイヤーカップ』は、2015年よりスタート。2016年大会は宮崎ラウンド・鹿児島ラウンドに、沖縄ラウンドが追加された。参加クラブも前回の7クラブから12クラブへ増加。出場チームは、各ラウンドごとに優勝を争う。新加入選手や新シーズンの戦術など、リーグ戦開幕前のチーム状況をチェックする貴重なプレトーナメントとなっている。

 各ラウンドの出場チームは以下のとおり。

■沖縄ラウンド(1月24日~1月29日)
FC東京
コンサドーレ札幌
東京ヴェルディ
FC琉球

■宮崎ラウンド(1月31日~2月4日)
鹿島アントラーズ
ジェフユナイテッド千葉
アビスパ福岡
ロアッソ熊本

■鹿児島ラウンド(2月3日~2月10日)
ジュビロ磐田
清水エスパルス
ギラヴァンツ北九州
鹿児島ユナイテッドFC

◆金崎夢生、移籍期間終え鹿島退団か…レンタル元クラブが復帰と発表(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/world/world_other/20151226/382971.html



 ポルトガル2部のポルティモネンセは25日、鹿島アントラーズへ期限付き移籍中の日本代表MF金崎夢生が今冬に復帰するとクラブ公式HPを通じて発表した。

 同HPは金崎が復帰すると紹介した上で「日本の3クラブ、中国の1クラブ、ポルトガルの4クラブ、その他ヨーロッパの6クラブが興味を示している。金崎には200万ユーロ(約2億6000万円)の移籍金がつけられている」と、復帰後に再度移籍する可能性を含めて伝えた。

 現在26歳の同選手は2007年に大分トリニータに入団。名古屋グランパスを経て、2013年1月には初の海外移籍を決意し、ニュルンベルクに加入した。その同年の9月にポルトガル2部のポルティモネンセに移籍。今年の2月に鹿島アントラーズへ期限付き移籍を果たした。

 今季は明治安田生命J1リーグで27試合に出場し、9得点を挙げて自身初のベストイレブンに輝いた。10月31日に行われたヤマザキナビスコカップ決勝でもゴールを決め、鹿島の優勝に貢献していた。

2015年12月25日金曜日

◆第27回高円宮杯全日本ユースU-15選手権 準々決勝ダイジェスト(JFA)


https://www.youtube.com/watch?v=0N6-f8i3B9Q

◆内田「明石家サンタ」で空き巣被害告白「100万ちょっと」(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/12/24/kiji/K20151224011745890.html

シャルケの内田篤人

 シャルケのDF内田篤人(27)が24日深夜、不幸エピソードを披露するフジテレビ「明石家サンタの史上最大のクリスマスプレゼントショー2015」に生出演。空き巣被害に遭っていたことを明かした。

 内田は同局の「すぽると!」に生出演し、そのまま「明石家サンタ」のスタジオにも登場。不幸なエピソードとして「試合頑張って、(家に)帰ったら空き巣に入られていました」と告白。「100万ちょっと」と被害額も明かすと、司会の明石家さんま(60)は「うそやろ!」と驚き即座に合格の鐘を鳴らした。

 内田が賞品として引き当てたのは「エクササイズ機器」。比較的高額な賞品だが不満げな表情を浮かべ、「毎日(右膝の)リハビリで乗っている」とぼやいた。

 その後もう1ネタ披露。空き巣被害の数日後引っ越ししたところ「近所の子供に『シンジカガワ』と言われました」。また合格を勝ち取ったが、当てた商品は5月6日出発の豪華客船の旅。シーズン真っ最中で利用できないとあって、エクササイズ機器とともに返上した。

2015年12月24日木曜日

◆内田篤人、右ひざの回復は「順調」も復帰は焦らず「まずはちゃんと治す」(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/national/20151223/382242.html



 シャルケに所属する日本代表DF内田篤人の写真展『ATSUTO UCHIDA PHOTO GALLERY supported by HUBLOT』が23日より開催。同日、内田が会場を訪れてトークショーを行った。

 トークショーには内田篤人オフィシャルモバイルサイト『atsuto mobile』の会員から幸運にも抽選で選ばれた30名が参加。参加者からの質問にも答えた。

 内田は6月に右ひざの手術を行って以降、今シーズンの公式戦での出場がないまま、年内を終えた。軽いランニングをする姿などがクラブからは伝えられているが、「筋力的にも強くなっていて順調に来ているので、あとはいつ合流できるのかというのをチームと話し合いながら決めていく感じです」と、復帰に近づいていることを示唆する一方、ウインターブレイク明けの復帰には「それを決めるとどうしても自分のひざの都合に関係なく合わせちゃうので、あまり言わないように様子を見ながら」と慎重な姿勢を示す。

 長期の離脱については、「お金が入ってこない…(笑)」と冗談を交えつつ、「サッカーをやりたいと思えるようになってきています」とコメント。「リハビリは同じことの繰り返しなんです。それで進歩もあんまりないんです。きついし。だからストレスがたまりますね」と、過酷なリハビリ生活について語る。今年一番の思い出については「清武(弘嗣)とよくご飯に。帰りにカラオケに行こうとなって清武のレパートリーを全部覚えました。ドラえもんの映画の歌(ひまわりの約束/秦基博)を歌っていましたね」と話し、同時期に右足の骨折でリハビリをともにした清武との交流とともに、ストレスを発散したようだ。

 負傷箇所は「筋力に関してはW杯前より全然強くなっている。自分でもびっくりするくらいパワーはついてきた」と、リハビリの成果を口にした内田。「けがを治してチームで試合に出ないとその先もないと思いますから。まずはちゃんとけがを治して、チームで活躍すること」と、クラブでの活躍を個人として目標に掲げるとともに、「チャンピオンズリーグ圏内に入り込みたい」と、現在ブンデスリーガで6位に位置するシャルケの浮上に貢献することも誓っている。

 同イベントは23日から25日までの3日間、東京都表参道の『BA-TSU ART GALLERY』にて開催。入場は無料となっている。

◆内田 来年3月W杯予選で代表復帰目指す「筋力は強くなってる」(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/12/24/kiji/K20151224011738670.html

ボードにサインとメッセージを書き込み笑顔の内田

 シャルケのDF内田篤人(27)が、都内で写真展開催を記念したトークショーを実施。6月に手術した右膝膝蓋(しつがい)腱は現在もリハビリ中だが、筋力は負傷前よりパワーアップしていることを明かした。「あとちょっとですね。筋力は(14年の)W杯前よりも全然、強くなっている。自分でもびっくりするぐらい」と話した。

 具体的な復帰時期の明言は避けたが、冬季休養明けの実戦復帰が目安となりそうだ。「来年は欧州CL圏内には入りたい。W杯予選もあるし、まずチームで活躍して(日本代表に)呼んでもらえれば」と日本代表への思いも口にした。

 5月に結婚したばかりで、トークショーでは新婚生活について「楽しく、のほほんと生活してます」とのろけた。また今年一年を1文字で表現したら?との質問には「膝」と答え笑わせた。写真展にはオープン前から女性ファンが殺到、相変わらずの人気ぶりだった。

◆「雨が降るだけで痛い」右膝の状態語る内田、復帰時期は明言せず(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?179274-179274-fl



 シャルケのDF内田篤人が23日、都内で自身の写真展「ATSUTO UCHIDA PHOTO GALLERY supported by HUBLOT」に出席し、トークショーを行った。

 6月上旬に右膝膝蓋腱の手術を受け、今季の前半戦はすべて欠場した内田。右膝の状態について「筋力的には戻っているし、炎症もいい感じ。あとちょっとです」と、実戦復帰に向けて順調に回復していると話す一方、「その『あとちょっと』が長いんだけど」と慎重に語った。

 ウインターブレイクに入ったブンデスリーガは来年1月24日のブレーメン戦から再開するが、復帰時期については「それを決めると、どうしても膝の都合に関係なく決めちゃうことになる。様子を見ながらですね。(膝の状態も)日によって違うので、俺も分からない」と明言を避けた。

「大きなケガで、場所も良くなかった。前十字(靭帯の負傷)ならみんな経験しているけど、膝蓋靭帯は人間の中で一番大事みたいで、症例も少なくて難しいらしいので」

 ケガの重度をあらためて語った内田はトークショーに集まった観客や報道陣に向かって「膝と腰(をケガをするの)はやめたほうがいいですよ」と呼びかけ、「雨が降るだけで痛い。朝、起きて膝が痛いと、だいたい雨が降っている」と明かした。来場者からの「今年1年を漢字1文字で表すと?」という質問には「膝」と回答。「いい友達ができました。うまく付き合っていきます」と語った。

 今年3月10日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦第2戦のレアル・マドリー戦を最後に、9か月以上も実戦から遠ざかっている。「最後の試合はチャンピオンズリーグのレアル戦かな。だいぶ長いこと離れているので、(出場給などの)お金が入ってこない」とジョークをまじえながらも、「サッカーをやりたいなと思うようにもなってきている」と、実戦復帰への意欲を口にしていた。

「内田篤人写真展 by HUBLOT」は23日~25日の期間限定で、表参道の「BA-TSU ART GALLERY」で開催される。

(取材・文 西山紘平)

◆内田篤人、新婚生活は「のほほんと」 トークショーで“内田節”(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?179275-179275-fl



 シャルケのDF内田篤人が23日、都内で自身の写真展「ATSUTO UCHIDA PHOTO GALLERY supported by HUBLOT」に出席し、トークショーを行った。

 今年5月に結婚した内田は司会者から新婚生活について聞かれ、「人と生活できるのかなというのがあったけど、意外にというか、のほほんと暮らしています」と答えた。

 6月上旬に右膝膝蓋腱の手術を受け、今季の前半戦はすべて欠場。日本でのリハビリ中は国立スポーツ科学センター(JISS)で、やはり6月に右足第5中足骨の補強手術を受けたMF清武弘嗣(ハノーファー)と一緒だったという。

「リハビリ中に清武とよくご飯を食べに行ったんですが、帰りにカラオケに行こうとなって。清武のレパートリーを全部僕も覚えました。ドラえもんの歌を彼は歌ってましたね」と、プライベートの一端も明かした。

 トークショーには内田篤人オフィシャルモバイルサイト「atsuto mobile」の会員約30人が招待され、事前に受け付けた質問に内田が答える質疑応答のコーナーも設けられた。

「今までに行った海外で一番良かった国は?」という質問には「カナダのビクトリア」と回答。“調子乗り世代”の一員として16強入りした07年U-20W杯の開催都市を挙げ、「良かったですね。きれいだったし、大会もそこそこ良い成績を残せたので」と、その理由を語った。

 ジュビロ磐田がJ1復帰を果たしたことについては「静岡県民の僕としてはジュビロもエスパルスもJ1にいてほしいけど、ちょっと清水がね……」と、清水エスパルスのJ2降格に声を落とした清水東高出身の内田。「ジュビロは名波さんが監督で、試合に出ちゃえばいいのにって思う。名波さんが監督なら、ちゃんと言うことを聞くけど」と冗談交じりに話した。

 また、「J1で気になる選手」を聞かれると、古巣である鹿島アントラーズからMF柴崎岳の名前を挙げ、「もうちょっと自分を出せるようになれば。僕もああいうタイプだったけど、もう少し必死感が出ればいいのかなと思う。彼は上手いから余裕があるので、一歩引いてやっているけど、もう少し追い込まれる環境になれば、必死にやるしかないので」と、内田らしい表現でエールを送っていた。

「早く良くなって、もう一回復活したいと思います」。最後は、集まったファンにそう力強く宣言した内田。「内田篤人写真展 by HUBLOT」は23日~25日の期間限定で、表参道の「BA-TSU ART GALLERY」で開催される。

(取材・文 西山紘平)

◆北九州が地元出身の元日本代表MF本山を獲得へ(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/1582966.html

北九州が地元出身の元日本代表MF本山を獲得へ

 J2北九州が元日本代表MF本山雅志(36)を獲得することが23日、クラブ幹部の話で分かった。

 2017年にJ1のスタジアム要件を満たす新本拠地が完成するクラブは来季、昇格に挑める見通しで、北九州市出身の本山に白羽の矢を立てた。本山は1998年から鹿島でプレーしたが、今季は6試合出場に終わり、現役続行を希望して退団を表明していた。

 本山はドリブル突破などを武器に、東福岡高時代に主力選手として史上初の全国高校総体、全日本ユース選手権、全国高校選手権の3冠を達成した。99年世界ユース選手権では日本の準優勝に貢献してベストイレブンに輝き、翌年のシドニー五輪にも出場。J1通算365試合出場で38得点をマークし、日本代表として国際Aマッチ28試合に出場した。

◆鹿島退団の本山、J2北九州入り!“故郷”で現役続行へ(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/12/24/kiji/K20151224011740560.html

今季限りで鹿島を退団したMF本山

 J2北九州が元日本代表MF本山雅志(36)を獲得することがクラブ幹部の話で分かった。

 17年にJ1のスタジアム要件を満たす新本拠が完成するクラブは来季、昇格に挑める見通しで、北九州市出身の本山に白羽の矢を立てた。本山は98年からJ1鹿島でプレーしたが、今季は6試合出場に終わり、現役続行を希望して退団を表明。北九州はオファーを出していた。


2015年12月23日水曜日

◇Jリーグ、来季CSの大会方式を変更…年間成績上位チームの優位性を確保(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20151222/381941.html



 Jリーグは22日、Jリーグチャンピオンシップについて2015年の実施実績を踏まえ、2016年より大会方式および試合方式の一部を変更することを決定した。

 今回の変更では組み合わせをより分かりやすく、また、リーグ戦成績上位チームの優位性を確保することを目的に、明治安田生命J1リーグ年間勝点1位チームの決勝へのシードは変わらず、年間勝点2位と同3位チームが1回戦のホームチームとなる。

 また試合方式において、1回戦と準決勝では、90分間で勝敗が決しない場合、年間勝点上位チームを勝者とし、決勝(ホーム&アウェー方式)では、2試合を終えた時点で勝敗、得失点差、アウェーゴール数が同じ場合、年間勝点1位チームを勝者とする。

 大会方式および試合方式の詳細は以下のとおり。

■シード順
▼2015年
①明治安田J1年間勝点1位
②明治安田J1ステージ優勝で年間勝点上位
③明治安田J1ステージ優勝で年間勝点下位
④明治安田J1年間勝点2位
⑤明治安田J1年間勝点3位

▼2016年
①明治安田J1年間勝点1位
②明治安田J1年間勝点2位
③明治安田J1年間勝点3位
④明治安田J1ステージ優勝で年間勝点上位
⑤明治安田J1ステージ優勝で年間勝点下位

■勝敗決定方法
▼2015年
・1回戦、準決勝
90分間(前後半各45分)の試合を行い、勝敗が決しない場合は、30分間(前後半各15分)の延長戦を行い、それでも勝敗が決しない場合は、PK方式によって決定。
・決勝
ホーム&アウェー方式で、アウェーゴールを採用。勝敗が決しない場合、30分間(前後半各15分)の延長戦を行い、それでも勝敗が決しない場合は、PK方式によって決定。(延長戦のアウェーゴールは考慮しない)

▼2016年
・1回戦、準決勝
90分間(前後半各45分)の試合を行い、勝敗が決しない場合は、年間勝点上位チームを勝者とする。(延長、PKなし)
・決勝
ホーム&アウェー方式で、アウェーゴールを採用。勝敗が決しない場合、年間勝点1位チームを勝者とする。(延長、PKなし)

◆インドでタイトルを逃したジーコが吠える!「なぜ日本人審判を任命したのか分からない」(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?179231-179231-fl



 インド・スーパーリーグ(ISL)でタイトル獲得を逃した元日本代表監督ジーコ氏は、プレーオフの試合でのジャッジに不満の声を上げるとともに、日本人審判団が割り当てられたことにも異議を唱えている。

 10月から12月までの短期決戦で行われるISLは、20日に今季のファイナルが開催された。ジーコ監督率いるFCゴアを3-2で破って優勝を飾ったのは、マルコ・マテラッツィ監督率いるチェンナイインFCだった。

 タイトルを決める重要な試合で笛を吹いたのは、日本から招かれた山本雄大主審。2人の副審も含めた日本人審判団が試合を担当したが、ジーコ監督は納得できないようだ。日本をよく知る同監督は、試合後に次のように不満を述べている。

「審判たちは配慮に欠けていたと思う。なぜ3人の日本人審判が割り当てられたのが分からない。力を持った者たちが、最後の重要な3試合にこの審判たちを任命したんだ。私は彼らのような日本人審判たちの考え方を知り尽くしているよ」

「プレーの規律面についての話だ。(プレーオフ準決勝で対戦した)デリーは22回のファウルを犯し、我々は6回だった。こちらの選手は何度もやられていたが、レッドカードが出ることはなかった。チェンナイの監督は審判を親友のようにハグしていた。ルールによれば、審判に触ればレッドカードが出てもいいはずだ。サッカーをプレーして勝つことができないのか? そのほかのやり方があるのか?」

 サッカー界全体に、プレーと直接関係のない部分での問題が増えすぎているとジーコ監督は指摘する。

「私はチームに対してただサッカーをするよう要求しているが、間違っているだろうか? 残念ながらサッカーはこういうことばかりだ」

「UEFAの会長(ミシェル・プラティニ)は8年間サッカー関係の活動を禁じられたし、ブラジル連盟の会長(ジョゼ・マリア・マリン)は収監されている。インドのサッカーではこういうことが起こらないよう願いたいね」

 準優勝に終わったFCゴアの選手たちやジーコ監督は、試合後の表彰式や会見への参加をボイコットした。クラブの決定によるものであり、本意ではなかったと指揮官は語った。

「会長の指示によるものだよ。逆らうことはできないからね。セレモニーと会見には出席しないよう言われたんだ。私は賛成しなかったが、決定に逆らってもらうわけにはいかないと言われたよ」

「気づかれていたかどうか分からないが、我々は選手たち全員を20分間ベンチに残して、セレモニーを見ていたよ。グラウンドを去ったわけではない。オーナーたちは選手起用に口は出さず、私の決断を尊重してくれていたので、彼らの決断を尊重しない理由はない。正しかろうか間違っていようが、いつも上の者を尊重しなければならない」

◆“金狼”鈴木氏が語った本音…ストイックすぎる自分に苦笑(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20151222/jle15122211300001-n1.html

現役を引退した元日本代表の鈴木隆行氏 

 【No Ball,No Life】

 サッカー元日本代表FW鈴木隆行氏(39)が今年限りで現役を引退した。1995年シーズンに茨城・日立工高から鹿島へ入団。21年の現役生活で延べ11度の移籍を経験した孤高のFWだった。

 「そんなにしていたんだね。数えたこともなかった。それだけ引っ越しが大変だった、ってことだよ」

 7日の引退会見を終えた鈴木氏は笑った。現役時代は、いつでもどこでも前を向いていたという。過去を振り返ったことはない。自分の選択に後悔したこともないという。だからこそ、「やり残しはまったくない。走りきった気持ちが強い」と、すがすがしい表情で語った。

 鈴木氏とは鹿島時代から付き合いがあるが、引退会見で忘れられない言葉を口にした。現役時代について、「21年間は苦しかった」と振り返ったのだ。2002年日韓W杯のベルギー戦でゴールを決めるなど、輝く時期があっただけに意外だった。だが、常に何かを追い求める鈴木氏にとっては活躍した喜びよりも、所属クラブで出場機会に恵まれない苦しさ、試合に出ても結果を求められる重圧など、乗り越えるべき壁と向き合っていた経験の方が“濃密”だった。

 「プロに入る前から苦しい環境にいることを望む性格だったと思う。これでいいや、と満足することは絶対にだめだと考えていたから」

 常に飢えていた。W杯ベルギー戦のゴールですら、「うれしかったのは一瞬。まだ同点だったし。むしろ、大会期間中も(重圧で)苦しくて、早く終わってほしいと思っていたくらい」。W杯での得点という“偉業”もかすんでいた。

 今年、鈴木氏は日本代表の仲間で、同氏と同じくベルギー戦でゴールを決めたMF稲本(現J2札幌)と当時のことを話す機会があり、苦しかった心境を伝えたという。「イナ(稲本)は『マジっすか? 俺は活躍して目立って海外のビッグクラブに行くことばかり考えていましたよ』と驚いていた。確かにシンジ(小野伸二、現札幌)なんかもそうだったね。苦しいなんて思っていたのは俺だけだったかもしれない」。ストイックすぎる自分に苦笑した。

 思わず私は尋ねてみた。あの頃は髪を派手な色に染め、“銀狼”や“金狼”と呼ばれていた。それはW杯で目立ち、海外移籍への足がかりにするためではなかったのか、と。すると鈴木氏は「別に。かっこいいと思っていただけ」。ひょうひょうとした返答に、肩すかしを食らった心境になった。

 今後は指導者を目指すという。自身は泥臭く、球際で激しく、闘争心を全面に出すタイプだった。どんな選手を育てたいのか。「自分のようなタイプにプラスして華麗にプレーできる。そういう選手が海外で活躍できるんじゃないですか。(泥臭さと華麗さの)両方がないと海外で活躍することはできない。そういうことを教えることはできます」。

 まずは来年中にプロの監督に必要な日本サッカー協会のS級ライセンス取得を目指すという。私は将来、“金狼塾”から飛び出したストライカーが、世界の舞台で活躍する日を心待ちにしている。

湯浅大(ゆあさ・だい)
1997年入社。サッカーをはじめ、芸能、野球を担当。現在は再びサッカーの現場を中心に取材活動中。サッカーでは鹿島の年間3冠、日韓W杯、野球では西武の日本一、日本のWBC連覇、レッドソックスのワールドシリーズ制覇など担当チームが快進撃したのがプチ自慢の42歳

◆年末から年始にかけてロシア遠征行うU-18日本代表メンバー発表(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?179242-179242-fl

 日本サッカー協会(JFA)は22日、12月31日から1月14日までロシア遠征を行うU-18日本代表を発表した。遠征中には第28回バレンティン・グラナトキン国際フットボールトーナメントに出場。グループAに入っている日本は、1月3日にU-18スロバキア代表、4日にU-18サンクトペテルブルグ選抜、7日にU-18リトアニア代表、9日にU-18ベラルーシ代表と対戦する。

以下、U-18日本代表メンバー
GK
1大迫敬介(広島ユース)
18若原智哉(京都U-18)

DF
19舩木翔(C大阪U-18)
2長谷川巧(新潟U-18)
4森下怜哉(C大阪U-18)表
5冨安健洋(福岡U-18)
3森岡陸(磐田U-18)
12田中陸(柏U-18)

MF
7宮崎幾笑(新潟U-18)
10佐々木匠(仙台ユース)
16梶山幹太(名古屋U18)
15西本卓申(鹿島ユース)
6渡辺皓太(東京Vユース)
14齊藤未月(湘南ユース)
17伊藤洋輝(磐田U-18)
20藤本寛也(東京Vユース)

FW
9吉平翼(大分U-18)
11狩土名禅(桐生第一高)
13菅大輝(札幌U-18)
8中村駿太(柏U-18)

◆アントラーズ最後のプラチナ世代、梅鉢貴秀が山形へ武者修行(the WORLD)


http://www.theworldmagazine.jp/20151222/03domestic/33398



華の92年組

鹿島アントラーズは19日、MF梅鉢貴秀がモンテディオ山形にレンタル移籍で加入することを発表した。

梅鉢は2011年にMF柴崎岳、DF昌子源、MF土居聖真とともに鹿島に加入。プラチナ世代と呼ばれる92年組の1人として、クラブからは大きな期待を受けていた。しかし同期の選手たちが中心選手になっていくなかで、梅鉢は5年間で27試合の出場に留まっている。現役時代は名ボランチだったトニーニョ・セレーゾ監督は梅鉢の素質を評価していたが、指揮官が石井監督に変わってからはベンチ入りすら日々が続いていた。

梅鉢は鹿島公式サイトを通して、入団からの5年間を振り返り、サポーターに感謝を伝えた。

「まずは、これまで5年間、本当にお世話になりました。多くの人の支えのおかげで、サッカーだけに集中できる素晴らしい環境でした。試合で自分の不甲斐ないプレイにブーイングしてくださったサポーター、それでも頑張れと応援してくれた方たち、皆さまの熱い気持ちに心から感謝いたします」

「また、練習最終日にはクラブハウスに約2000人の方々が来てくださり、とても感動的な1日になりました。改めてアントラーズとファンの皆さまの強い結びつきを感じました」
J2の山形へレンタルすることが決まった梅鉢は、来季は山形の地から鹿島を応援すること、そして成長して鹿島に帰ってくることを誓っている。

「山形でも日々努力を重ね、今以上に『応援したい』と思われるような選手になれるよう頑張りたいと思います。シーズンを通して貢献できるよう全力を尽くし、必ず競争力をつけて戻ってきます。その間、アントラーズが来季全てのタイトルを取れるよう、山形の地から応援しています」

さらに梅鉢は、1年でのJ1復帰を目指す山形の公式サイトで、鹿島在籍時に対戦した時の山形の印象を語った。

「モンテディオ山形は、地域との一体感がある温かいクラブという印象があります。アウェイで対戦した時、チームは粘り強く、最後まで決して諦めない強い気持ちがあり、サポーターの声援も熱いと感じました」

山形を一体感のあるクラブと話す梅鉢は続けて、「新しい挑戦にワクワクした気持ちです。一日も早くピッチの上でチームに貢献できるよう、様々な環境の変化に素早く対応していきたいと思います」と新天地での意気込みを話している。

山形には2015シーズンにも鹿島からFW高崎寛之が期限付きで加入。さらに過去にはMF増田誓志やFW田代勇三といった選手たちがレンタル移籍を行っており、山形が鹿島から期限付きで獲得した選手は梅鉢で7人目となる。同じボランチの増田が鹿島復帰後に日本代表に選ばれるまでに成長を遂げたように、梅鉢も殻を破ることができるだろうか。

2015年12月22日火曜日

◆ケルン大迫 FW復帰へ「前で出られるようにアピールしていく」(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/12/22/kiji/K20151222011727330.html

 ケルンFW大迫も香川と同便で帰国した。8月16日、シュツットガルトとの開幕戦でいきなりゴールを決めたが、その後は本職ではないMF起用が増え、伸び悩んでいる。

 それでも、「やり続けることで、つながっていく。前で出られるようにアピールしていかないと」と前向きだった。

◆元鹿島の3名が功労者賞に…柳沢敦氏は「積み重ね」への評価に感謝(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20151222/381755.html



 21日、Jリーグの年間表彰式「2015 Jリーグアウォーズ」が行われ、現役時代に鹿島アントラーズで多くのタイトル獲得に貢献した柳沢敦氏、中田浩二氏、新井場徹氏が、宮本恒靖氏や藤本主税氏とともに功労選手賞を受賞した。授賞式に出席した柳沢氏と中田氏が取材に応えた。

 現役初年度に新人王を獲得し、キャリアを通じて3度のベストイレブンに輝いた柳沢氏。「今までは選手としてその年の評価だったが、今まで積み重ねた結果を評価していただいき、本当に感謝したいと思います」とコメント。中田氏も「17年間やった結果としてこういう場に呼ばれていると思うので、非常にありがたいですし、嬉しく思っています」と口を揃えた。

 柳沢氏、中田氏、新井場氏は、今年7月5日に合同引退試合『ENCORE』を開催。同試合には、鹿島の現役選手やOBのほか、中山雅史や三浦知良といった3選手と親交の深い選手らが参加した。「出ていただいた方にはサッカーを楽しんでいただけた。浩二がなかなか点を決められない中でも本当にサポーターの方には盛り上げていただいて、あの場を選手と関係者の方々に手伝っていただき、サポーターも含めて本当に良い時間を過ごせたと思っています」と振り返った。

 中田氏は、今年から鹿島のクラブ・リレーション・オフィサー(CRO)として、ビジネス面でクラブをサポートした。「現場ではなく、また違った分野で1年間サッカーに携わらせていただいて、本当に違った視野、角度で勉強させていただいた。本当に楽しかったです」と述べた。

 また、鹿島のコーチとして1年を過ごした柳沢氏は、自身を「コーチとしてはど素人」としながらも「ただ、サッカーを始めた時と同じようにやっぱりこれから1つ1つを積み重ねなければいけないですし、レベルアップしてコーチとしても大きな舞台に立てるよう、まい進していきたいと思っています」と今後の目標を口にした。

◆G大阪・宇佐美「爆発的な成長のきっかけをもらえる一年だった」(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20151221/jle15122121330014-n1.html

ベストイレブンを受賞した、(後列左から)浦和・西川、浦和・槙野、FC東京・太田、FC東京・森重、広島・塩谷、(前列左から)鹿島・金崎、G大阪・遠藤、広島・青山、川崎・大久保、G大阪・宇佐美、広島・ドウグラス=東京都港区(撮影・中井誠)

Jリーグの年間表彰式「2015 Jリーグアウォーズ」が21日、東京都内で行われた。受賞者が喜びを語った。

G大阪・遠藤の話
「自分としては満足のいくシーズンではなかった。先輩方も頑張っているし、存在感を示している。そういう方に続きながら頑張っていければと思う」

広島・青山の話
「試合に出続けて、勝利に貢献できる選手でありたいと思ってやってきた。いつも苦しいときは逃げたくなるが、今できることをやるしかないと思っていた」

広島・ドウグラスの話
「監督とスタッフの言うことを、しっかり理解してプレーできた。チームはいいときも悪いときも団結して戦えた」

川崎・大久保の話
「(3度目の得点王に)何回取ってもうれしい。得点王は取れたが、チームのタイトルが取れなかったのが悔しい」

G大阪・宇佐美の話
「自分の中の満足度は高くないが、こういう賞はありがたい。(今季は)いろいろなことを経験し、感じることができた。爆発的な成長のきっかけをもらえる一年だった」

浦和・槙野の話
「前回ベストイレブンを取った後、広島からドイツ(のクラブ)に移籍して日本に帰り、いろいろな経験をした。次はMVPを狙い、日本代表の柱になりたい」

浦和・西川の話
「自分一人でゴールを守るわけではないので、チームメートに感謝している。(受賞を)続けられるよう来季もしっかりとゴールを守っていきたい」

FC東京・太田の話
「うれしく思うと同時に、たくさんの方に支えられて取れたものだと思う。ただ、チームが優勝してこういう場に来たかったので、悔しさの残るシーズンだった」

FC東京・森重の話
「素直にうれしい。チームメート、監督、スタッフ全ての人に感謝したい。ただ、どうしてもリーグタイトルが欲しかった。足りないものを探しながら、考えながら2016年を戦っていきたい」

広島・塩谷の話 
「やっぱりうれしい。(広島に来て4季目。若手も増えたが、)そういうことは意識せず、普段通りやればいいと思っていた」

鹿島・金崎の話
「うれしい。ありがとうございます。(前線に活躍の場を移したプレースタイルの変化については)勝ちたいということしか考えていなかったので、よく分からない」

◆鹿島金崎が初ベスト11 同僚に感謝/Jアウォーズ(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/1582237.html

<Jリーグアウォーズ>◇21日◇都内

 初のベストイレブンに選出された鹿島MF金崎夢生(26)も喜びをかみしめた。

 今季、鹿島に移籍し27試合で9得点と活躍した。普段は寡黙な男だが、この日ばかりは「うれしいです。チームメートがすごいよかった。そのおかげです。楽しくできました」と満面の笑みだった。今年は日本代表にも選出されたが「運がよかったです」とほほを緩ませた。

 サポーターにも「いいときも悪い時もスタジアムに来てもらって、声をからして応援してくれたことは自分たちの力になった」と感謝した。

 式典後に行われたテレビ用のベストイレブンのインタビュー取材では唯一、スーツではなく、私服姿で登場。親しみですよね? と問われると「こっちの方がいいかなと思って」と笑っていた。

◆初ベスト11の鹿島・金崎、極度のメディア嫌いは“健在” 同席選手から失笑も(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20151221/jle15122122140015-n1.html

ベストイレブンを受賞した、(後列左から)浦和・西川、浦和・槙野、FC東京・太田、FC東京・森重、広島・塩谷、(前列左から)鹿島・金崎、G大阪・遠藤、広島・青山、川崎・大久保、G大阪・宇佐美、広島・ドウグラス=東京都港区(撮影・中井誠)

 Jリーグの年間表彰式「2015 Jリーグアウォーズ」が21日、東京都内で行われた。初のベストイレブンに選ばれた鹿島の金崎はドイツ、ポルトガルでのプレーを経て3季ぶりにJリーグに復帰し、得点源としてヤマザキナビスコ・カップ制覇に貢献。日本代表にも5年ぶりに選ばれ、充実のシーズンとなった。

 ただ、極度のメディア嫌いはこの日も“健在”だった。記者会見で感想を問われて「うれしいです。ありがとうございます」とぶっきらぼうに答えると、同席した選手たちから失笑が漏れた。(共同)

◆ベスト11に広島から最多3選手!!ドウグラスと鹿島MF金崎が初受賞(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?179159-179159-fl



 Jリーグは21日、都内のホテルで「2015 Jリーグアウォーズ」を開催し、ベストイレブンを発表した。Jリーグチャンピオンのサンフレッチェ広島からはMF青山敏弘、FWドウグラス、DF塩谷司の3人を選出。青山は2年ぶり3回目、塩谷は2年連続2回目、ドウグラスは初受賞となった。

 チャンピオンシップ決勝で広島に敗れたガンバ大阪からは歴代最多12回目の受賞となるMF遠藤保仁、2年連続2回目の選出となるFW宇佐美貴史の2人が選ばれた。

 さらに史上初の3年連続得点王に輝いた川崎フロンターレFW大久保嘉人のほか、浦和レッズのGK西川周作、DF槙野智章、FC東京のDF太田宏介、DF森重真人を選出。鹿島アントラーズのMF金崎夢生も初受賞となった。

< ベストイレブン >(数字は受賞回数)
GK西川周作(浦和)4
DF槙野智章(浦和)2
DF太田宏介(F東京)2
DF森重真人(F東京)3
DF塩谷司(広島)2
MF金崎夢生(鹿島)初
MF遠藤保仁(G大阪)12
MF青山敏弘(広島)3
FW大久保嘉人(川崎F)3
FW宇佐美貴史(G大阪)2
FWドウグラス(広島)初

◆J1鹿島 石井監督ホーム5市行脚 地域と絆、取り戻せ(茨城新聞)


http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=14506101745396

「発足時の熱気を」

神栖市役所を訪れ、職員や市民に笑顔で迎えられた石井正忠監督=同市溝口

深紅の旗とサッカーの話題であふれた、かつてのにぎわいを取り戻したい-。サッカーJ1、鹿島の石井正忠監督(48)は、強い思いを胸にホームタウンである鹿行5市の小学校や市役所を巡り歩いている。鹿島の監督自ら出向くのは近年なかった取り組みだ。「強いだけでなく地域に愛されるチームにしなければ」。Jリーグも過渡期を迎え、クラブが地域でどうあるべきか、石井監督は真摯(しんし)に答えを探している。(鹿嶋支社・三次豪)

■独自の取り組み

1993年のJリーグ発足時、ジーコらスター選手を陰で支え、選手として常勝チームを築いた石井監督。当時の地元の盛り上がりを肌で覚えている。

そんな石井監督が7月にコーチから急きょ監督に就任後、ナビスコ杯優勝、リーグ戦第2ステージ2位とチームは躍進。その傍らで鹿嶋、行方、潮来、鉾田、神栖のホームタウン5市の全59小学校や幼稚園にサッカー教本を寄贈しながらチームの応援を求め歩いた。クラブとしても以前から、選手によるサッカー教室での訪問など続けている。ただ、訪問は石井監督独自の取り組み。一人でもサポーターを増やしたい一心の“草の根運動”だ。

また、今月にはナビスコ杯の優勝カップを手にホームタウン5市の市役所を訪問。「来季はリーグ優勝してホームタウンをもっと盛り上げる」と各市長に誓い、地域の話題にも花を咲かせながら、来季のさらなる支援協力に向け頭を下げた。

■自分たちのチーム

今シーズン最後の練習日にも石井監督の思いは表れた。集まった大勢のサポーターを見て「チームがあるのはファンのおかげ」と、練習直前に自らの提案で予定変更し、全ての時間をファンサービスに充てた。約2千人のサポーター全員に嫌な顔一つせず、全選手と石井監督が約2時間半かけサインに応じた。子どもたちとのミニゲームも行った。

石井監督は「自分たちはサッカー以外の活動もしなければいけない。選手、チームが自ら地域に関わって距離を縮め、まず地域の1人としてあること。それが自分たちのチームと思っていただくことにつながる。あのころの熱気を再び取り戻したい」と思いを語る。

■地元に期待感

ホーム戦の日にカシマスタジアムにも出店する鹿嶋市宮中のレストラン「やまびこ」の伯耆すゑよさん(67)は「以前のまちはアントラーズ一色で、勝てばみんなで喜んだ。でも今は優勝した日すら閑散としている」と肩を落とす。

だが、諦めてはいない。「人柄も良く、選手時代からずっと見てきた身近なわれらが石井さんが監督になり、再びにぎわいを取り戻せる期待感がある。選手も身近になればそれがチケット1枚、にぎわいにつながる。チームも地域ももう一度考えなければ。まち全体で盛り上げたい」

地域密着のスポーツ振興を掲げて始まったJリーグ。来季を見据えクラブも地域もJリーグの理念を見つめ直す時が来ている。

2015年12月21日月曜日

◇広島が“金満軍団”広州恒大に逆転勝ち(デイリー)


http://www.daily.co.jp/newsflash/soccer/2015/12/20/0008662489.shtml

後半、ヘディングで勝ち越しゴールを決める広島・ドウグラス=横浜国際総合競技場(撮影・堀内翔)

 「クラブW杯・3位決定戦、広島2-1広州恒大」(20日、日産スタジアム)

 開催国代表のJ1王者・広島がアジア代表の広州恒大(中国)に逆転勝ちし、07年の浦和、08年のG大阪に続きJリーグ勢3チーム目の3位に輝いた。

 広島は開始4分に広州恒大のMFパウリーニョに押し込まれ先制を許したが、0-1で折り返した後半の25分にFWドウグラスがゴール前のこぼれ球を頭でたたき込み同点。ドウグラスは同36分にも、MF柏のクロスに合わせたFW浅野のシュートを相手GKがはじいたところに頭で合わせて勝ち越した。

 今季21ゴールとJ1得点ランク2位のドウグラスは、後半13分にFW佐藤に代わって出場し価値あるヘッド2発。柏も後半22分から途中出場するなど、森保一監督(47)の采配も光った。

 試合後、森保監督は「先制されましたが、選手は本当に試合をあきらめることなく我々のサッカーをやって逆転してくれたと思います。広島のサッカーだったと思います」と、感慨深げ。続けて「開催国枠でこの素晴らしい大会に出させていただいて、そこでJリーグ代表、日本代表として戦おうと言ってきましたが、選手達は意地を見せてくれた。そして我々広島代表として、全世界に中継がある中、平和都市ヒロシマを勝利をもって、世界3位をもって発信できたと思います」と、価値ある勝利の意義をかみ締めた。

 中国スーパーリーグ5連覇の王者・広州恒大は、年間予算100億円を超えるといわれる金満軍団。日本チームが何度もはね返されてきた厚い壁を、広島が破った。

◆鹿島アントラーズ昌子源、スター・ウォーズ最新作「見てきました!」(CYCLE)


http://cyclestyle.net/article/2015/12/20/31040.html

J1・鹿島アントラーズに所属するDF昌子源が12月19日、インスタグラムを更新した。

12月18日18時30分に全国一斉公開された映画「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」を早速、映画館で観賞したことを報告する昌子。作品の中で登場する武器のライトセーバーを手に持ち、ポーズを決める写真を載せている。

映画スター・ウォーズシリーズの最新作となる本作は、新たなる3部作の1作目となり、「スター・ウォーズ/ジェダイの帰還」から約30年後が描かれている。砂漠の惑星ジャクーで暮らす孤独な女性レイを中心に、フォースを巡る新しい ‘家族の愛と喪失の物語’が描かれる作品だ。

ファンからは、「カッコ良く決まってますね!」「源ちゃん、少年みたい」「スター・ウォーズ、観に行ったんだね!」「リフレッシュできましたか?」などのコメントが寄せられていた。

2015年12月20日日曜日

◆香川フル出場のドルト、終盤2失点でケルンに劇的逆転勝利許す…大迫出番なし(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/world/ger/20151220/381186.html



 ブンデスリーガ第17節が19日に行われ、FW大迫勇也とMF長澤和輝の所属するケルンと、日本代表MF香川真司の所属するドルトムントが対戦した。

 ブンデスリーガは今節がシーズン前半の最終戦で、終了後に約1カ月のウィンターブレイクに入る。10位につけるホームのケルンは、ここ4試合勝利なし。5試合ぶりの白星で前半戦を締めくくりたいところ。大迫は同2試合ぶりのベンチスタート。浦和レッズへの完全移籍(2016シーズンはジェフユナイテッド千葉に期限付き移籍)が発表された長澤はメンバー外となった。

 一方、3連勝中の2位ドルトムントは、首位バイエルンとの勝ち点差が「5」。アウェーでの年内最終戦で4連勝を狙う。香川はリーグ戦3試合ぶりの先発出場。18ゴールで得点ランキグトップのFWピエール・エメリク・オーバメヤン、MFユリアン・ヴァイグル、MFイルカイ・ギュンドアンらがスタメンに名を連ねた。

 試合は18分、ドルトムントの先制で動く。左CKから、ヘンリク・ムヒタリアンのボールに中央でソクラティス・パパスタソプーロスが頭で合わせてゴール右隅に決めた。先制点を喫したケルンは31分にチャンスを迎える。右サイドで得たFKから、中央のフレデリク・セーレンセンが頭で合わせると、シュートはゴール右下隅を突くが、GKロマン・ビュルキの好セーブに阻まれた。前半はドルトムントの1点リードで折り返す。

 ドルトムントはマッツ・フンメルスとパク・チュホに代えて、スヴェン・ベンダーとマルセル・シュメルツァーを投入して後半を迎える。55分には、エリア内右に抜け出したマティアス・ギンターのクロスに、中央でフリーだった香川が頭で叩きつけるが、シュートは枠の左に外れた。ケルンは61分、セカンドボールに反応したシモン・ツォラーがエリア内中央で右足シュートを放つが、ベンダーのブロックに阻まれた。

 ケルンは70分、パヴェウ・オルコフスキとドゥシャン・シュヴェントに代えて、アントニー・モデストとレオナルド・ビッテンコートを投入。ドルトムントは75分、ヨナス・ホフマンを下げてアドリアン・ラモスをピッチに送り出した。

 終盤に突入し、ドルトムントにミスが目立ち始めると、ケルンが攻勢に出る。79分、ヤニック・ゲルハルトがエリア手前中央で左足を振り抜くが、シュートはGKビュルキにわずかに触れられ、右ポストに阻まれた。すると82分、同点ゴールが生まれる。ビュルキのミスキックをカットしたツォラーが、そのままエリア内に侵入し、左足シュートをゴール右隅に沈めた。

 勢いに乗るケルンは90分に逆転ゴールを奪う。ドルトムントのロングボールを右サイドのセーレンセンが頭で弾き返す。するとボールはそのままゴール前に流れると、反応したモデストがダイレクトで右足シュートを放ち、ゴールネットを揺らした。

 試合はこのままタイムアップ。ドルトムントは1-2で敗れ、今シーズン3敗目で連勝が3で止まった。劇的な逆転勝利を収めたケルンは5試合ぶりの勝利で年内最後の試合を締めくくった。なお、香川はフル出場、ベンチスタートの大迫に出番は訪れなかった。

 ケルンは次節、1月23日にホームでシュトゥットガルトと対戦。ドルトムントは同日にボルシアMGとのアウェーゲームで後半戦初戦を迎える。

【スコア】
ケルン 2-1 ドルトムント

【得点者】
0-1 18分 ソクラティス・パパスタソプーロス(ドルトムント)
1-1 82分 シモン・ツォラー(ケルン)
2-1 90分 アントニー・モデスト(ケルン)

◆内田はベンチ外「右膝痛み出るなら意味ない」復帰へ慎重期す(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/12/20/kiji/K20151220011716140.html

シャルケの内田篤人

 右膝手術からの復帰を目指すシャルケDF内田は、ホームでのホッフェンハイム戦でベンチ外となり、試合出場のないまま年内最終戦を終えた。

 試合後、「もう“やれ”と言われればやれるけど、痛みが出るなら意味がない」と患部の状態を説明。今後はオフを挟みリーグ再開戦となる1月23日のブレーメン戦での復帰を目指していくことになるが「(キャンプは)一緒に行くけど、いきなり合流じゃなくて、別メニューかもしれない。様子を見ながら」と慎重だった。

◆「今以上に『応援したい』選手に…」鹿島MF梅鉢が山形へ期限付き移籍(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?178993-178993-fl



 鹿島アントラーズは19日、MF梅鉢貴秀がモンテディオ山形へ期限付き移籍することを発表した。期間は来年2月1日から17年1月31日まで。同選手は今季リーグ戦に8試合出場していた。

 11年から所属する鹿島を通じて梅鉢は「これまで5年間、本当にお世話になりました。多くの人の支えのおかげで、サッカーだけに集中できる素晴らしい環境でした。山形でも日々努力を重ね、今以上に『応援したい』と思われるような選手になれるよう頑張りたいと思います。シーズンを通して貢献できるよう全力を尽くし、必ず競争力をつけて戻ってきます。その間、アントラーズが来季全てのタイトルを取れるよう、山形の地から応援しています」と挨拶。

 また、山形を通じては「新しい挑戦にワクワクした気持ちです。一日も早くピッチの上でチームに貢献できるよう、様々な環境の変化に素早く対応していきたいと思います。サポーターの皆さまの熱い声援に勝利という形で応え、J2優勝をみんなで喜べるよう精一杯戦いますので、応援のほどよろしくお願いいたします」とコメントしている。

 以下、クラブ発表のプロフィール

●MF梅鉢貴秀
(うめばち たかひで)
■生年月日
1992年6月8日(23歳)
■身長/体重
176cm/67kg
■出身地
大阪府
■経歴
関大一高-鹿島
■通算出場記録
J1リーグ:27試合2得点
ナビスコ杯:10試合1得点
天皇杯:4試合
ACL:3試合

◆【北九州】鹿島の元日本代表MF本山獲得へ(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20151220-OHT1T50002.html

 J2北九州が、鹿島を退団する元日本代表MF本山雅志(36)に獲得オファーを出したことが19日、分かった。北九州関係者によると持ち前の技術、戦術眼は衰えていないと判断したという。また、鹿島での18年間で14個のタイトルをもたらした経験は、J1昇格を目指すクラブにとって大きな力になると見込んでいる。

 北九州は本山が生まれ育った地元のクラブで、縁もある。「選手としてピッチで輝きたい。まだまだやれると思う」と話していた本山。今後は他クラブからのオファーが出そろうのを待って、近いうちに決断を下す意向だ。

◆北九州、鹿島退団の本山に獲得オファー 上位進出へ白羽の矢(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/12/20/kiji/K20151220011716230.html

鹿島を今季限りで退団するMF本山

 J2北九州が鹿島を今季限りで退団するMF本山に獲得オファーを出したことが分かった。

 北九州は今季、7位と昨季の5位を下回った。来季の上位進出を目指すべく、鹿島で数多くのタイトルを手にしたベテランに白羽の矢を立てた。本山は今季、リーグ戦わずか6試合の出場にとどまり、契約満了が発表されたが、現役続行を表明している。

2015年12月19日土曜日

◆U22代表やべっちFCでリオ五輪“壮行試合”(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/japan/u23/news/1580656.html

 リオデジャネイロ五輪を目指すU-22(22歳以下)日本代表が、歴代の五輪戦士と真剣勝負した。

 テレビ朝日系「日本サッカー応援宣言!~やべっちFC」のクリスマススペシャル(20日深夜0時10分)にGK櫛引、DF植田、MF遠藤、大島、FW鎌田の5人が出演。アトランタ五輪代表主将の前園氏らとチームを組み、司会のナインティナイン矢部、シドニー五輪代表のGK楢崎、FW高原らとフットサルで対戦した。来年1月に控えるリオデジャネイロ五輪アジア最終予選の“壮行試合”で目立ったのが植田。矢部から「テレビショーだから」と前置きされても、手を抜けない性格通りの全力プレーを見せた。

◆残り2枠に滑り込むのは…最後のアピールの場、沖縄キャンプに参加するU-22メンバー(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?178954-178954-fl



 日本サッカー協会(JFA)は18日、来年1月にカタールで開催されるリオデジャネイロ五輪アジア最終予選(AFC U-23選手権)に出場するU-23日本代表メンバー21名とともに、12月22日から30日まで沖縄県の石垣島で行われるトレーニングキャンプのメンバーを発表した。

 この日発表されたU-23日本代表メンバーは21名ということもあり、手倉森誠監督は「石垣島に呼ぶメンバーで残り2枠を決めたい」と語っている。カタール行きのチケットを手に入れていないメンバーで、石垣島キャンプに参加するのはGK牲川歩見(磐田)、DF櫛引一紀(札幌)、DF高橋祐治(讃岐)、DF安在和樹(東京V)、DF三竿健斗(東京V)、MF豊川雄太(鹿島)、MF前田直輝(松本)、MF川辺駿(磐田)、FW荒野拓馬(札幌)、FW金森健志(福岡)の10選手。GKは最終予選メンバーに3人が選出されており、牲川は負傷などによる不測の事態に備えることになる。

 また、天皇杯の準々決勝に進出している選手もバックアップメンバーとして考えられており、手倉森監督はMF関根貴大(浦和)、FW鎌田大地(鳥栖)、MF秋野央樹(柏)、中谷進之介(柏)、中山雄太(柏)、DF西野貴治(G大阪)と6選手の名前を挙げた。天皇杯準々決勝は26日に開催予定で、その試合で敗れたチームの選手は翌27日から石垣島キャンプに参加する予定となっている。

以下、トレーニングキャンプメンバー
(○はリオ五輪最終予選選出メンバー)
▽GK
○櫛引政敏(清水)
○杉本大地(京都)
牲川歩見(磐田)
○中村航輔(福岡)

▽DF
櫛引一紀(札幌)
○松原健(新潟)
高橋祐治(讃岐)
○亀川諒史(福岡)
○室屋成(明治大)
安在和樹(東京V)
○植田直通(鹿島)
三竿健斗(東京V)

▽MF
○大島僚太(川崎F)
○遠藤航(湘南)
○原川力(京都)
○矢島慎也(岡山)
豊川雄太(鹿島)
前田直輝(松本)
川辺駿(磐田)

▽FW
荒野拓馬(札幌)
○久保裕也(ヤングボーイズ)
○鈴木武蔵(水戸)
金森健志(福岡)
○オナイウ阿道(千葉)

天皇杯敗退後に合流する可能性のあるメンバー
▽DF
西野貴治(G大阪)
中谷進之介(柏)
中山雄太(柏)

▽MF
秋野央樹(柏)
関根貴大(浦和)

▽FW
鎌田大地(鳥栖)

(取材・文 折戸岳彦)

◆五輪最終予選メンバー21名発表…南野&久保ら、残り2名は石垣島合宿後に発表(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/national/20151218/380922.html



 日本サッカー協会(JFA)は14日、来年1月に行われるAFC U-23選手権カタール2016(オリンピック・アジア最終予選)に臨むU-23日本代表の登録メンバー21名を発表した。

 今回の招集メンバーにはA代表の出場経験もある湘南ベルマーレMF遠藤航や川崎フロンターレMF大島僚太などが順当に選ばれた。また、海外組のMF南野拓実(ザルツブルク)やFW久保裕也(ヤングボーイズ)も選出されている。なお、残り2名はカタール遠征に参加したメンバーと石垣島キャンプに参加するメンバーから30日に追加招集される。

 リオデジャネイロ・オリンピックのアジア最終予選も兼ねている同大会は、16チームが4つのグループに振り分けられ、1回戦総当りの試合を行う。各グループの上位2チームが決勝トーナメントに進出し、上位3チームにリオ大会の出場権が与えられる。日本はサウジアラビア、北朝鮮、タイと同じグループBに所属し、1月13日に北朝鮮、同16日にタイ、同19日にサウジアラビアと対戦する。

 発表された登録メンバー21名は以下のとおり。

▼GK
1 櫛引政敏(清水エスパルス)
22 杉本大地(京都サンガF.C.)
23 中村航輔(アビスパ福岡)

▼DF
2 松原健(アルビレックス新潟)
6 山中亮輔(柏レイソル)
15 亀川諒史(アビスパ福岡)
13 奈良竜樹(FC東京)
12 室屋成(明治大)
4 岩波拓也(ヴィッセル神戸)
5 植田直通(鹿島アントラーズ)

▼MF
8 大島僚太(川崎フロンターレ)
3 遠藤航(湘南ベルマーレ)
7 原川力(京都サンガF.C.)
21 矢島慎也(ファジアーノ岡山)
10 中島翔哉(FC東京)
18 南野拓実(ザルツブルク/オーストリア)
19 井手口陽介(ガンバ大阪)

▼FW
11 久保裕也(ヤングボーイズ/スイス)
9 鈴木武蔵(水戸ホーリーホック)
16 浅野拓磨(サンフレッチェ広島)
20 オナイウ阿道(ジェフユナイテッド千葉)

2015年12月18日金曜日

◆国内組のみの日本代表候補26名でミーティング実施…湘南MF永木が初候補入り(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/national/20151217/380803.html



 日本サッカー協会は17日、スタッフ・選手ミーティングに参加する日本代表候補メンバー26名を発表した。

 練習などは行わずミーティングのみが実施され、国内でプレーする選手が対象。宇佐美貴史や柏木陽介、FC東京からフィテッセに移籍することが決まっている太田宏介などが選出。湘南ベルマーレ所属のMF永木亮太が代表候補初選出となった。なお、FIFAクラブワールドカップ2015の3位決定戦を控えるサンフレッチェ広島からはメンバーは選ばれていない。

 メンバーは以下のとおり。

▼GK
東口順昭(ガンバ大阪)
西川周作(浦和レッズ)
六反勇治(ベガルタ仙台)
林彰洋(サガン鳥栖)

▼DF
丹羽大輝(ガンバ大阪)
槙野智章(浦和レッズ)
森重真人(FC東京)
太田宏介(FC東京)
米倉恒貴(ガンバ大阪)
藤春廣輝(ガンバ大阪)
丸山祐市(FC東京)
昌子源(鹿島アントラーズ)

▼MF
柏木陽介(浦和レッズ)
永木亮太(湘南ベルマーレ)
武藤雄樹(浦和レッズ)
米本拓司(FC東京)
柴崎岳(鹿島アントラーズ)
遠藤航(湘南ベルマーレ)

▼FW
興梠慎三(浦和レッズ)
小林悠(川崎フロンターレ)
遠藤康(鹿島アントラーズ)
金崎夢生(鹿島アントラーズ)
永井謙佑(名古屋グランパス)
齋藤学(横浜F・マリノス)
宇佐美貴史(ガンバ大阪)
杉本健勇(川崎フロンターレ)

2015年12月17日木曜日

◆磐田退団の伊野波、鹿島訪れ強化部長と1時間会談(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/1579847.html

 磐田を契約満了で退団した元日本代表DF伊野波雅彦(30)が15日、08年から11年途中まで在籍した古巣である鹿島のクラブハウスへあいさつに訪れた。

 スーツにマスク姿で現れ、鈴木満常務取締役強化部長(58)と約1時間話した。伊野波はコメントしなかったが、鈴木常務取締役強化部長は「あいさつです。(伊野波が)こういう状況になったので」と説明した。

◆昇格を目指す愛媛FC、香川真司を輩出したFCみやぎバルセロナ出身選手を獲得(the WORLD)


http://www.theworldmagazine.jp/20151216/03domestic/32340



中学時代にFCみやぎバルセロナでプレイ

愛媛FCが15日、鹿島アントラーズを退団して無所属になっていたDF鈴木隆雅と契約を結んだことを発表した。

先日、高円宮杯を制した鹿島ユース出身の鈴木は、2012年にトップチーム昇格。ユース時代には世代別日本代表でも活躍をした。しかし鹿島トップチームでは出場機会を得られず、加入翌年からはジェフユナイテッド千葉、栃木SCに期限付きで移籍し、2シーズンJ2で戦った。

鹿島に帰ってきて勝負のシーズンとなった2015年は、Jリーグ開幕前に行われたニューイヤーカップでアシストを記録するなど結果を残すが、シーズンが始まるとベンチ入りすらできない日々を過ごす。チームの指揮官が石井監督に変わってからはチャンスを貰ったが、それを生かすことができず。シーズン終了後、契約満了につき退団が発表された。
愛媛への加入が決まった鈴木はクラブ公式サイトを通じて、J1昇格を願うサポーターに対して強い意気込みを語った。

「愛媛FCに加入できたことを大変嬉しく思います。愛媛はクラブとサポーターの距離が非常に近く、地域を含めともに戦っているイメージがあります。そのサポーターの皆様とともに多くの喜びを分かち合い、J1昇格を目指していきたいと考えています」

「日々の練習から努力を重ね、一日も早くホームのピッチに立ち、チームに貢献したいと思います。勝利、そして昇格のため、自分の持っている力を全て注ぎこみますので、応援よろしくお願いいたします」

さらに鈴木は鹿島公式ツイッターを通して、「ユニフォームの色は変わりますがアントラーズは僕の心のふるさとです。これからも応援いただけると嬉しいです」と鹿島サポーターに向けて最後のメッセージを送っている。


◆高円宮杯で未来のA代表CB発見! 優勝の鹿島ユース、町田浩樹への期待。(Number Web)


http://number.bunshun.jp/articles/-/824746

町田浩樹は2016年シーズンから鹿島のトップチームに昇格する。日本代表にはいるなれるのか……楽しみである。

 高さがあって、左利きのCB。

 今、日本のどのクラブも欲しがっている存在だ。近代サッカーにおいて、CBに求められる要素は多岐にわたる。フィジカルの強さや、空中戦で相手を凌駕できる高さとバネはもちろんのこと、高いDFラインをカバーする瞬間的な判断力、スプリント力や、攻撃を組み立てるビルドアップ能力、そして正確なフィードや縦パス……。

 ただ守れればいいという考えはもはや通用しない。中盤の攻勢から、全体攻撃のスイッチを入れる役割まで、幅広くこなさないといけない。

 ところが日本サッカー界では、CBというポジションで、すべてを兼ね備えた大型選手がなかなか出てこない。そもそも、ボランチがCBに転向するケースが多いという事実もある。日本代表において、今野泰幸、吉田麻也、森重真人がCBをこなしているが、3人とも本職はボランチだ。今野は東北高校時代、トップ下とボランチをこなし、吉田は名古屋U18時代にシャドーの一角とボランチを、森重は広島皆実高校時代はボランチとしてプレーしていた。全員がプロになってからのコンバート組なのだ。

 ゆえに……近年の日本には「生粋のCB」がいない。さらに冒頭で述べたように、大型で左利きという条件がつくと尚更いない。

左利きのCBが求められるのはなぜか。

 では、なぜ左利きがいいのか?

 それはビルドアップや攻撃のスイッチを入れるパスを出すとき、右利きのCBが左CBとしてプレーをすると、ボールを持ち出して右サイドに大きな展開を入れるときに、余計なボールタッチとステップが必要になり、ワンテンポ、ツーテンポ遅れてしまうからだ。

 このワンテンポ、ツーテンポの誤差が、レベルが上がれば上がるほど、チャンスやスペースを一瞬にしてふいにしてしまう原因になる。右に右利きのCB、左に左利きのCBを置くことで、ビルドアップやミドルパスやロングパスの精度は格段に上がる。ゆえに左利きのCBは重宝されるのだ。

  大型の、生粋の、左利きのCB――これをすべて兼ね備えているのが、鹿島アントラーズユースの町田浩樹だ。

 188cmの高さを持ち、空中戦の強さとラインコントロール、左足のフィードを得意とするCBだ。

CBという「天職」。

「中学1年生のときにCBを任せられるようになって、そこからずっとCBをやっています。個人的にはCBと言うポジションが大好きで、『守備の要』だし、責任が凄く重い。そこにやりがいを感じますし、相手FWとの駆け引きが凄く楽しいんです」

 小4で鹿島アントラーズつくばジュニアユースに入り、左利きということもあって左MFでプレーしていた。中学入学時、クラブが主導となって選手それぞれの成長予測(身長が何センチまで伸びるかなど)をする骨の検査を行うと、町田少年は「185~186cm」という数値を叩き出した。彼の父親の身長が191cmあるということもあり、将来的なことを考えて、鹿島アントラーズつくばジュニアユース昇格と同時に、CBにコンバートされたのであった。

 中学の3年間でCBというポジションの楽しみをすぐに見つけ出し、「天職」として成長を欲し始めた。鹿島ユースに昇格すると、1年目にして早くも頭角を現し始め、着々とCBとしてのキャリアを積んでいった。その過程で、鹿島だからこその環境が彼に大きな刺激を与えたことは間違いない。

 鹿島ユースはトップチームと同じクラブハウスを利用し、練習もすぐ隣りのグラウンドで行っている。ゆえに交流も深く、トップチームの練習や紅白戦にすぐに参加できるなど、恵まれた環境にあるのだ。

中田浩二、小笠原満男の大きなアドバイス。

 町田はその環境の恩恵を大きく受けたと言える。トップチームの練習に参加すると、中田浩二(現クラブ・リレーションズ・オフィサー、サッカー解説者)や小笠原満男に価値観を変えるようなアドバイスを何度ももらったという。

「自分の中でCBは『相手を止めること』、『空中戦で勝つこと』、『攻撃の起点になること』だけが重要だと思っていた。でも、もう1つ重要なことがあることを教えられたんです」

 あるとき、中田からラインコントロールについて指摘を受けた。「ただラインを揃えてオフサイドに掛けるだけでなく、相手にプレッシャーをかけたり、スライドしながらスペースを消すなど、ただ周りを操るだけでなく、相手との駆け引きをしながらやるように」と指摘を受けたのだ。

 なかでも彼の中で一番大きく影響を受けたのが、小笠原のアドバイスだった。今年2月、トップチームの宮崎キャンプに帯同した彼は、Jクラブとの試合にCBとして出場。動き出した敵FWにパスが出た瞬間、町田は「奪える」と判断し、猛ダッシュをかけたが次の瞬間、ワンタッチで入れ替わられ、ピンチを招いてしまったのだ。

 「そこは奪いに行くんじゃない。コースを切るところだ」と小笠原に一喝された。試合後、話を聞きに行くと「CBの仕事はボールを奪うことだけじゃない。相手の流れを切ることも重要な仕事なんだ」とアドバイスを受けたという。この言葉を聞いた瞬間、これまでの自分の考え方が間違っていたことに気がついた。

リーグ最少失点を実現した「気づき」。

「僕はCBとして、インターセプトをするとか、ラインを統率する、良いパスを通すとか、『綺麗なプレー』ばかりしようとしていました。そうじゃなくて、切るところは切る、ボールに行くところは行くと、メリハリをつけないといけない。中田さんのアドバイスもそうですが、『綺麗なプレー』というより、もっと『賢いプレー』をしていかないといけないことに気付いた」

 この「気付き」は少年を大人にした。

 CBにとって大事なのは、格好ではなく、相手にとって嫌なことを常にすること――。

 相手との駆け引きで上回り、時には華麗に、時には激しく、時には泥臭くプレーをしないといけない。自分の考えとプレーに整理が付いた町田は、更なる成長を遂げた。

 鹿島ユースとしてプレーしている今季のプレミアリーグイーストでは、鉄壁の守備の中心にいた。カウンターのときには一気にラインを押し上げ、ここは我慢という場面ではラインを下げて強固なブロックを構築。CBとして相手に傾きかけた流れを切る守備を見せ、個としても、精度の高い左足のキックでカウンターの起点として十二分に機能した。逞しく成長したCBに牽引されたチームは、18試合でリーグ最少の12失点で、初優勝を勝ち取るに至る。

G大阪の攻撃と鹿島の堅守の勝負。

 そして、ウェストの王者・G大阪ユースとの間で行われた、高円宮杯U-18サッカーリーグ2015チャンピオンシップ。

 ユース世代の真の日本一を決めるこの一戦。G大阪ユースはFW高木彰人、MF堂安律、市丸瑞希というトップ昇格メンバーを軸に、攻撃的なサッカーを展開するチームなだけに、町田が中心となって構築する堅守との攻防は、最大の注目ポイントだった。

 試合が始まると、町田の動きが重いのがすぐに分かった。「何かがおかしい」と思いながら、試合を見ていると、ボールに対する出足が明らかに遅い。ベンチの熊谷浩二監督もすぐに異常を感じ取ったようで、アンカーの千葉健太を呼んですぐに対応策を施していた。

「試合前のミーティングで、アンカーの千葉には、ラインを高くしてDFラインに吸収されないように指示をしたが、町田のコンディションが良くなく、相手の2列目に飛び出されてしまっていたので、千葉に町田のカバーを指示しました」(熊谷監督)

 試合後、町田本人に話を聞くと「体調を崩してしまいました……。もっと出来ると思ったのですが、難しい面もありました」と、発熱によりコンディションが万全ではなかったことを告白した。

 結局、試合中に町田のコンディションが悪いことに気付いてから、その観察ポイントを「コンディションが悪い中で、どんなプレーの工夫が出来るか?」を見極めることに変えた。

将来、日本を代表するCBになれるように。

 コンディションが悪い中でも成長の跡が伺えたポイント……それが「流れを切るプレー」だった。

 いつもの鋭い出足でボールを奪うプレーができないと判断し、下がってくる千葉とのコミュニケーションを密にし、後ろが重くならないようラインコントロールする。積極的に空中で競り合い、ルーズボールやセカンドボールでは、はっきりとしたクリアをする。自分のプレーで味方がもたつかないように、はっきりとしたプレーを心がけ、敵の攻撃リズムを次々と分断していったのだ。

 1-0のまま試合終盤に入ると、彼の集中力がより研ぎ澄まされていくのが分かった。徐々に出足が鋭くなり、85分を過ぎた頃にG大阪ユースの猛攻を受けるようになると、ボールに対する鋭いプレスをかけ始めた。90分には中央をドリブルで侵入して来た選手に対し、一気に間合いを詰め、そのまま左サイドまで追いやってバックパスを選択させた。クロスに対してもほとんど競り負けること無かった完封勝利。優勝に大きく貢献した。この試合、G大阪ユースは5本のシュートしか打てず、枠内シュートはゼロだった。

「コンディションが悪いからこそ、シンプルにやろうと思った。周りも助けてくれたし、ラインコントロールとクリアだけは、自分が中心となってやろうと思った。気持ちも弱気になるのではなく、強気な気持ちを持って、頭は冷静にしてやることを意識しました」

 中田と小笠原の「教え」をきっちりと自分のものにし、高校最後の試合で逞しさを見せた町田。

「大型の、生粋の、左利きのCB」は、鹿島という素晴らしい環境でスクスクと育っているんだな、と感じた――将来、日本を代表するCBになれるように、だ。

 町田は来年には鹿島のトップチームの一員となり、小笠原、昌子源、植田直通ら周りの教えを受けながら着実に成長していくはずだ。そして、いつの日か日本サッカー界全体で重宝される存在となってくれるに違いない。

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