日刊鹿島アントラーズニュース

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2022年12月4日日曜日

◆柴崎岳、選手と森保監督との関係は「選手の意志を尊重してくれてバランスは非常に良い」8強へいい方向へ向かっていると強調【カタールW杯】(中スポ)






 サッカー日本代表は3日、W杯カタール大会決勝トーナメント1回戦のクロアチア戦(日本時間6日)に向け、ドーハ市内で冒頭以降は非公開でトレーニングした。日本史上初の8強入りに向け、MF柴崎岳(30)=レガネス=は「ついにその挑戦権を得た。歴史をつくる場を自分たちで勝ち取ったなという思い」と神妙に語った。

 1次リーグ3試合は出場機会がなかった。柴崎は「今は日本代表チームが次の試合に勝つことだけにフォーカスしている」とフォアザチームの精神を強調。森保監督やコーチ陣、選手たちが忌憚(きたん)なく議論しながら、戦い方を固めていくスタイルについて、柴崎は「森保監督と選手の関係から言えば、今のバランスは非常に良いものなんじゃないかなと思う。自分の言ったことを全てやってくれという監督ではなくて、ともに何かをつくっていきたいという選手の意志を尊重してくれる監督なので、それは大きくプラスに作用していると思う」と話した。





◆柴崎岳、選手と森保監督との関係は「選手の意志を尊重してくれてバランスは非常に良い」8強へいい方向へ向かっていると強調【カタールW杯】(中スポ)





◆【W杯】3試合出番のない柴崎岳「きれいな物語というか、作業ではないところだけはある」(ニッカン)






日本代表MF柴崎岳(30=レガネス)が、独特な表現で、今の心境を語った。日本はドイツ、スペインを撃破。コスタリカに敗れたものの、史上初の2大会連続の決勝トーナメント進出を決めた。歓喜に沸く中で、ここまで柴崎の出番はない。過去の大会でも、サポート役を担う選手はいた。ただ、柴崎の感覚は違う。「メディアが見えないところでやっていることが、チームにプラスになっているのでは?」という問いに、笑顔で答えた。

柴崎 そういう風にポジティブに想像してくれたら、非常に助かるんですけど。実際はそんないいものではなくて。見てる周りの人が、自分のやっていることをどう見るかは自由なので。でも、僕は僕として、やっぱり自分が、チームにとってプラスだったりとか、自分にとってプラスのことをやりたいですし。そんなきれいな物語というか、作業ではないところだけはありますし。まあ、歴代の先輩方がやっていたからというわけで、もちろんそういう姿を見てきているのもありますけど、あくまで自分のパーソナリティーの中で、できることをしっかりやって、チームのことと、個人のことを考えてやっていきたいです。

続けて「孤独ではないですけどね」と言った。メンバーは26人。試合に出られる椅子は限られている。現実には厳しい物語が、存在している。





◆【W杯】3試合出番のない柴崎岳「きれいな物語というか、作業ではないところだけはある」(ニッカン)





◆迷いを断ち切った上田綺世「結果に貪欲になりたい」(ゲキサカ)






 後悔のない試合にする。先発でW杯デビューとなった第2戦のコスタリカ戦(●0-1)でハーフタイムに交代した日本代表FW上田綺世(セルクル・ブルージュ)はスペイン戦(○2-1)で出番なし。チームが2つの金星を挙げたドイツ戦、スペイン戦はいずれも出場機会がなかった。

 5日の決勝トーナメント1回戦・クロアチア戦を前に改めてコスタリカ戦について振り返った上田は「戦術を含めて攻撃も守備も明確に自分のタスクを果たせなかった」と指摘。「守備ならどこでスイッチを入れるか曖昧なところがあって、イージーミスもあって悪循環というか、自分の中で守りに入ったところがあった」。率直にそう反省した。

 W杯初出場の緊張感や重圧の中、5バックで守備を固める相手に難しさもあった。クロアチア戦で出番が来れば、同じ失敗を繰り返すつもりはない。「自分の特徴を出して、結果に貪欲になりたい」と迷いは断ち切った。

 一発勝負の決勝トーナメント。「120分、PK戦を含めて勝たないといけない。より総力戦になる。スタメンの選手、スタメン以外の選手を含め、全員で準備しないといけない」と力を込めた。

(取材・文 西山紘平)





◆迷いを断ち切った上田綺世「結果に貪欲になりたい」(ゲキサカ)





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