
日刊鹿島アントラーズニュース
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2018年10月8日月曜日
◆大迫勇也帰国、森保ジャパンを「引っ張っていく」(ニッカン)

日本代表FW大迫勇也(28=ブレーメン)が7日、12日の親善試合パナマ戦(デンカS)と16日の同ウルグアイ戦(埼玉)へ向けた代表合宿参加のため、羽田空港に帰国した。
日本代表は森保一新監督のもと、9月の親善試合から新たな船出を切った。6月のW杯ロシア大会以来の代表活動となる大迫は「監督だけでなくスタッフも替わってますし、雰囲気は違うのかなと。しっかりやる準備はできていますし、まだ(W杯の)ベルギー戦で負けた悔しい思いはあるので。新しいチームになりますけど、あの舞台でまた勝てるように、あの悔しさを忘れないように、みんなで取り組めれば」と話した。
森保監督はW杯ロシア大会でもコーチとしてチームを支えていた。監督に就任した際には電話で会話したといい、「みんなに電話してると思います。(印象は)コーチの時は後ろから見ている感じだった。個人的には西野さんやハリルのときもそうだったけど、(自分が)あんまりコミュニケーションをとるタイプじゃないので、正直まだ分からない部分はありますけど、僕のやるべきことは変わらない。気持ち的にもW杯の時と変わらず、チームを引っ張っていこうという感じでやります」と話した。
また、9月の親善試合はハイライト映像で確認したと明かし、「フレッシュな選手が多い。そこまで知ってる選手はあまりいない。新しい選手が入ってきたという意味ではこの4試合はいろんな意味で大事な試合になると、みんなが感じていると思うので無駄な時間にはしたくない。しっかりと前向きにポジティブにとらえていきたいですね」と力を込めた。
そして会話が古巣の鹿島アントラーズがACLの準決勝第1戦を戦った話題に及ぶと「頼もしかったですね」と反応。DF内田篤人(30)が後半ロスタイムに決勝ゴールを挙げる劇的な勝利に「勝ちたい気持ちは篤人さんの点を取ったあとのガッツポーズで伝わってきました」と振り返り「若い選手もああいう選手を見ることで引っ張られるというか。そういう存在がいることはチームとして大きいと感じました」と古巣の健闘ぶりを喜んでいた。
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◆大迫勇也帰国、森保ジャパンを「引っ張っていく」(ニッカン)

◆“半端ない”覚悟とともに大迫帰国「親善試合も勝つこと前提」(スポニチ)

キリンチャレンジカップ2018 日本―パナマ ( 2018年10月12日 デンカS )
ブレーメンの日本代表FW大迫勇也(28)が7日、“半端ない”覚悟を持ってドイツから帰国した。森保ジャパンでは初、W杯ロシア大会以来の招集に「フレッシュな人が多いけど代表でプレーするからには、おのおのが覚悟を持たないと。まだ(W杯の)ベルギー戦の悔しい思いはある。親善試合も勝つことを前提にやりたい」
森保監督からは監督に就任した際に、電話を受けるなど期待されている。「W杯の時のようにチームを引っ張りたい」と話す。3日には、ACL準決勝第1戦で古巣鹿島が水原(韓国)相手に、0―2からの劇的な逆転勝利を飾った。「鹿島の試合は全部見ている。勝ちに対する姿勢は(逆転弾の内田)篤人さんからも見て取れた」と大迫。最高の刺激を得ての代表合流となった。
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◆“半端ない”覚悟とともに大迫帰国「親善試合も勝つこと前提」(スポニチ)

◆豊川雄太が今季初アシストもオイペンは逆転負け(ゲキサカ)

[10.6 ベルギー・リーグ第10節 オイペン1-2アントワープ]
ベルギー・リーグ第10節が6日に行われ、FW豊川雄太の所属する10位オイペンはホームで4位アントワープと対戦し、1-2で逆転負けを喫した。2試合ぶりの黒星でリーグ戦の連勝とはならず。豊川は2試合連続でスタメン出場。前半38分の先制点をお膳立てし、今季初アシストを記録した。
上位チームを本拠地に迎えたオイペンは前半38分に先制。PA内左に流れたボールを豊川が拾うと、中央を確認して左足で折り返し、ゴール前でマークを外したMFママドゥ・ファルが右足で押し込んだ。
豊川の今季初アシストが生まれたオイペンだったが、後半24分にアントワープのMFリオル・ラファエロフにミドルシュートを決められて1-1。同29分には折り返しをFWイボ・ロドリゲスに蹴り込まれ、1-2の逆転負けとなった。
次節は中断期間を挟んで20日に開催され、アウェーでゲンクと対戦する。
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◆豊川雄太が今季初アシストもオイペンは逆転負け(ゲキサカ)
◆鹿島「諦めない」大逆転Vと4冠へ過密日程は続く…(ニッカン)

<明治安田生命J1:鹿島0-0川崎F>◇第29節◇7日◇カシマ
決定機は、川崎フロンターレの方にあった。
だが、全体を振り返れば鹿島アントラーズの術中にあった。日本代表のMF三竿健斗は「低い位置になってもみんなで我慢して、最後の最後でやられなければいいと思ってやれていたので、何の焦りもなかった。ボールは相手が握っていましたけど、全体のプランは僕たちの思い描いた通りになっていた。あとは点が取れれば良かったけど、取れなくて、残念です」と悔しがった。
我慢。前半は、これを頭に入れて臨んでいた。
8分に川崎FのFW小林悠に左ポストをたたかれ、36分には、その小林をDFチョン・スンヒョンが倒してPKを与えてしまった。
だが、ここでGKクォン・スンテが絶妙な駆け引きを見せる。PKマークに置かれたボールを見ながら、ゆっくり、ゆっくりと、大ブーイングとフラッグをはためかせてくれるサポーターの方へと下がっていく。
「ゆっくり、わざと意図的に下がりました。ホームでたくさんのお客さんがいて有利なので、わざとゆっくり時間をつくって、相手にプレッシャーをかけて、圧倒するような状況をつくろうと思ってやりました」。
それだけではない。2試合前に、キッカーの小林が真ん中にPKを蹴って外していることも、頭に入っていた。「最後まで真ん中を残しながらも、ちょっと飛びました」。後は読み。左に飛んで、止めてみせた。
アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)準決勝の水原(韓国)戦でやられた立ち上がりを特に注意し、ボールを持たれてもいい、持たせているんだとの意識を持って、前半は耐え抜いた。
そして、迎えた後半。立ち上がりからギアを上げた。主導権を完全に手中に収めた。だが、11分のMF遠藤康のシュートが相手DFの手をはじくもPKを与えられない不運や、後半だけで8本も手にしたCKなど、怒濤(どとう)のセットプレーもあとわずか、生かせなかった。主審の判定に惑わされ、リズムを崩された試合でもあった。
DF犬飼智也は「後半、行ける感じはあったので、そこで1発仕留められる力が、まだ必要だなと思った。あれだけ、セットプレーのチャンスがあったので、こういう苦しいゲームのときに仕留められれば」と悔しがった。
ACLから中3日で臨んだ試合は、過酷だった。勝てば首位川崎Fとの勝ち点差は残り5試合で「8」に縮まる。大逆転のリーグ優勝の可能性が現実味を帯びるかもしれない試合は、真夏のような日差しと気温の中で、10月の試合では異例の「給水タイム」が取られたほど。日本代表MF三竿健斗は「3日あれば回復する」と弱音を吐かなかったが、試合後の控室では誰もが「(暑さが)きつかった」と漏らしたという。
勝ち点は縮められなかった。公式戦の連勝も7で止まった。それでも、ネガティブになっている選手はいない。クォン・スンテは「まだ終わっていないです。優勝への可能性が1%でもある以上、我々鹿島アントラーズは最善を尽くす。最後まで諦めない」。DF内田篤人も「無駄な試合はない。リーグとルヴァン杯とACLと天皇杯…4つ狙えるのはうちらだけだし」。
鹿島の過密日程は、まだ続く。
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◆鹿島「諦めない」大逆転Vと4冠へ過密日程は続く…(ニッカン)

◆鹿島MF三竿健斗、過密日程も「幸せに感じている」(ゲキサカ)

[10.7 J1第29節 鹿島0-0川崎F カシマ]
J1リーグ、ACL、ルヴァン杯に天皇杯。四冠の可能性を残すチームだからこそ、シーズン終盤に過密日程を迎えている。しかし、鹿島アントラーズMF三竿健斗は厳しいスケジュールをこなす現状を「幸せに感じている」と語り、充実した表情を見せた。
3日にACL水原戦をこなし、中3日で迎えた首位・川崎F戦。序盤から押し込まれる展開となり、前半35分にはPKを献上したものの、GKクォン・スンテの好セーブで失点をしのぐ。「スンテがPKの場面を止めてくれたので、そこから得点して勝つということで恩返しをしたかった」(三竿)。だが、後半に入って徐々に盛り返し、同アディショナルタイムに数的優位に立ってからは猛攻を仕掛けたものの、得点は生まれずに0-0のまま試合終了のホイッスルが吹かれた。
過密日程が続いているチームだが、そこは言い訳にはしない。「こんなにハードなのは日本で自分たちだけ。それは四冠の可能性があるからこそなので。そのことを皆が常に意識しているし、そういうチームにいられることを幸せに感じている」と前向きに捉えている。
チームは中2日でルヴァン杯準決勝第1戦を迎え、三竿自身はキリンチャレンジ杯を戦う日本代表に合流する。「僕はこんなことを言える立場じゃない」と苦笑しつつ、「誰が出ても今のチームは同じサッカーができる。チーム一丸となって決勝に行ってほしい」と仲間にエールを贈ると、「日本が勝てるように自分ができることをやってきたい」と代表合流に向けて意気込みを示した。
(取材・文 折戸岳彦)
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◆鹿島MF三竿健斗、過密日程も「幸せに感じている」(ゲキサカ)

◆鹿島MF三竿健斗、過密日程での疲労を指摘「日本でこんなにハードなのは僕たちだけ」(GOAL)

三竿健斗もハードスケジュールでの疲労を指摘。
鹿島アントラーズはMF三竿健斗が、引き分けに終わった川崎フロンターレ戦での収穫と課題を語った。
鹿島は7日の明治安田生命J1リーグ第29節で川崎Fと0-0のスコアレスドローに終わった。得点こそ奪えなかったが、リーグ屈指の攻撃力を誇る首位・川崎Fを無失点に抑えた。
三竿は「プラン的には僕たちの思い描いた通りだった」と振り返り、「みんなで我慢して、最後の最後やられなければいいっていうふうに思っていたので。何の焦りもなかったですし、こっちのプラン通りに動いていた」と守備の面でプランを遂行できたことを強調。
その上で、誰かがミスをしてもチームメイトのために取り返すという意識が、今の鹿島には備わっていると続けた。
「誰かが代わりにミスを奪い返すとか、仲間のためにという雰囲気ができていますし、すごく一体感がある。我慢しようというのも各自が感じています。チームの雰囲気はすごく良いです」
一方で攻めの部分では、終盤に猛攻を仕掛けながらも得点を奪えず。「あとは点が取れれば良かったですけど、取れなくて残念です」と、ここぞという状況での決定力不足を嘆いた。
ACL準決勝第1戦の激闘から中3日で迎えた川崎F戦。内田篤人は「試合数が多いので、どうしても疲労が徐々に溜まってくる」と話していたが、三竿も同様に「疲れていないと言ったらウソになる。でも、こんなにハードなのは日本で僕たちだけだと思う。そのことをみんな常に意識していると思いますし、そういったチームにいられることに幸せを感じています」と、過密日程も前向きに捉えた。
三竿は8日からスタートする日本代表合宿に合流。12日にパナマ、16日ウルグアイと対戦する。「自分ができることだったり、特長を毎回出して、成長して、それを試合で長い時間出せれば」と、引き締まった表情で代表への強い思いを語っていた。
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◆鹿島の4タイトル制覇は可能か?内田篤人は諦めず「4つ狙えるのはウチらだけ」(GOAL)

鹿島の内田篤人が終盤戦に向けての展望を語った。
ホームに川崎Fを迎えた鹿島は、前半にPKを献上したが、GKクォン・スンテがスーパーセーブで阻止。徐々に流れを引き寄せると、後半に何度も迫力のある攻撃で畳み掛けたが、最後まで得点を奪えず。
31,798人の大観衆が詰めかけたものの、公式戦連勝を伸ばすことができなかった。鹿島は現在J1に加えて、ACL、ルヴァンカップ、天皇杯と4つのコンペティションを同時並行で戦っている。内田は「もちろん試合数が多いので、今日は暑いなかでピッチを走っていると、どうしても疲労が徐々に徐々に溜まってくる」と、過密日程の厳しさを口にした。
これで鹿島は、2位・サンフレッチェ広島との勝ち点差を1しか縮められず。それでも内田は「もちろん(優勝の)チャンスがあるなら狙う」と述べ、「こうやってお客さんも入ってくれている。一つのゲームの中で、Jリーグないからいいわってことはないからね。このチームにとっても。もちろんACLでも(出場権の)中に入らなきゃいけないと思うし、無駄な試合はない。リーグ、ルヴァンとACLと天皇杯、4つ狙えるのはウチらだけだし」と、すべての大会のタイトルを諦めるつもりはないと続けた。
鹿島は10日にルヴァンカップ準決勝第1戦で横浜F・マリノスと対戦する。
「ここから先が本当の勝負。これだけチームのレベルがあればいけると思う。ここから先というのは、チームのレベルとかいうよりは、勢いだったり、運というのも必要になってくる」
そう語気を強めた内田。「すべてのタイトルを獲るため、俺は呼び戻されたと思っている」。頼れるベテランが、今季こそ鹿島にタイトルをもたらす。
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◆鹿島の4タイトル制覇は可能か?内田篤人は諦めず「4つ狙えるのはウチらだけ」(GOAL)
◆西大伍が明かす…ウチダさん戻ってきて!ACL逆転劇を生んだ右サイドの程よいバランス(サカノワ)

ふたりで取った“やや攻撃的”なスタンス。
[J1 29節] 鹿島 – 川崎/2018年10月7日13:00/県立カシマサッカースタジアム
10月3日のACL準決勝・鹿島アントラーズ対水原三星戦のファーストレグ(〇3-2)、鹿島の2点目の同点ゴールは、右MFに投入された西大伍のファーストプレーとなるクロスにセルジーニョが合わせて生まれた。そして後半アディショナルタイムの3-2とする逆転弾は、ラストプレーに懸けてゴール前に上がっていた内田篤人のシュートが決まった。
鹿島で右アウトサイドを主戦場にする同学年30代の二人が、大逆転劇の立役者となってみせた。
83分の投入直後にいきなり大きな仕事をした西だが、「そのあとも全体的にバタバタして、とりあえず『落ち着けよ』と声はかけていました」と明かす。反撃に出る水原三星のカウンターも鋭く、一気に鹿島陣内にボールを持ち運ばれる回数も少なくなかった。
西がやや困惑(?)したのが、内田の攻め上がりだ。
「ウチダさんもすごい上がるから(苦笑)。え、それ取られたら俺が下がるんかい、と思いながらやっていました」
内田の持ち味のひとつが、相手ゴールラインまでしっかり走り切る攻め上がり。例え走って味方からボールが来なくても、一切気にせず再び自陣まで戻る。同点からさらに1点を決めるべく、そのアグレッシブさに目をみはった感じと言えるか。
「俺が行くからいいよ、とは思っていたんですが」と西は振り返ったが、結果的には、ふたりの“やや攻撃的”な程よいバランスが、逆転をもたらしたと言えた。
西のセンスと技術&キック精度、内田の運動量や俊敏性とパスセンス、そして二人に共通する試合全体を俯瞰できる能力。西がしっかりボールをためることで、内田のみならずチームとして、さまざまな攻撃の選択肢が生まれていた。
今季何度か組まれてきた右サイドの二人。この大一番の重要な場面でついに噛み合ったところもさすがだ。鹿島初のアジア制覇に向けて、二人のもう一仕事が不可欠だ。
まず10月7日、Jリーグ首位の川崎フロンターレと対戦する。西の先発が有力視されるが、こちらも見逃せない一戦になる。
取材・文:塚越始
text by Hajime TSUKAKOSHI
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◆西大伍が明かす…ウチダさん戻ってきて!ACL逆転劇を生んだ右サイドの程よいバランス(サカノワ)

◆首位川崎と3位鹿島の上位対決はドロー…小林悠がPKの絶好機を逃す(サッカーキング)

2018明治安田生命J1リーグ第29節が7日に行われ、鹿島アントラーズと川崎フロンターレが対戦した。
公式戦7連勝中の3位・鹿島だが、西大伍が負傷欠場となり、右サイドバックには安在幸輝が入る。一方、前節首位に立った川崎は家長昭博が出場停止。阿部浩之が右サイドハーフに回り、登里享平が左サイドハーフを務める。また、負傷離脱していた守田英正がスタメンに復帰した。
試合は膠着状態のまま推移する。36分には川崎の小林悠がPKを失敗。絶好のチャンスを逃してしまう。その後、両チームともに激しい攻防を見せるが、最後までゴールは生まれず。注目の上位対決はスコアレスドローに終わった。
次節、20日に鹿島はアウェイで浦和レッズと、川崎はホームでヴィッセル神戸と対戦する。
【スコア】
鹿島アントラーズ 0-0 川崎フロンターレ
【スターティングメンバー】
鹿島(4-4-2)
クォン・スンテ;安在、チョン・スンヒョン、犬飼、山本;遠藤(78分 内田)、三竿、レオ・シルバ、安部(59分 土居);セルジーニョ(83分 永木)、鈴木
川崎(4-2-3-1)
チョン・ソンリョン;エウシーニョ、奈良、谷口、車屋;大島、守田(66分 知念);阿部、中村、登里(85分 鈴木);小林(82分 長谷川)
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◆首位川崎と3位鹿島の上位対決はドロー…小林悠がPKの絶好機を逃す(サッカーキング)

◆【鹿島】好ゲーム展開も首位・川崎の牙城崩せずスコアレスドロー(報知)

◆明治安田生命J1リーグ▽第29節 鹿島0―0川崎(7日・カシマスタジアム)
3位の鹿島は首位・川崎とスコアレスドロー。3万1798人が駆けつけた中で一進一退の好ゲームを展開したが、勝ち点差を縮めることはできなかった。
前後半に水分補給の時間が3分ずつ設けられるなど、厳しい暑さの中で行われた一戦。
鹿島は前半8分にポスト直撃のシュートを許すなど劣勢を強いられたが徐々にペースを取り戻し、後半39分にはGKクォンスンテが川崎FW小林悠のPKをはじき出した。
後半は相手のシュートを1本に抑え、FW土居聖真、DF内田篤人、MF永木亮太を投入し攻勢を強めたが最後まで1点は遠かった。4月の対戦時に1―4で敗れた首位クラブを相手に守備面では奮闘したが、公式戦の連勝は7で止まった。
日本代表MF三竿健斗は「低い位置で我慢して、プラン通りに動けていた。戦い方は思い描いていた通り」と一定の手応えを示し、DF安西幸輝は「今日はスンテに救われた。次はスンテを救いたい」と語った。
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◆【鹿島】好ゲーム展開も首位・川崎の牙城崩せずスコアレスドロー(報知)

◆左手1本のPKストップも勝利に結び付かず…鹿島クォン・スンテ「勝たないといけない試合だった」(ゲキサカ)

[10.7 J1第29節 鹿島0-0川崎F カシマ]
ACL水原戦の激闘から中3日で首位チームを迎えた一戦。苦しい状況の中、鹿島アントラーズに勝ち点1をもたらしたのが、守護神のGKクォン・スンテだった。
最大のピンチは前半35分に訪れる。PA内に侵入したFW小林悠をDFチョン・スンヒョンが倒してしまってPKを献上。しかし、ここでクォン・スンテが立ちはだかった。キッカーを務めた小林が放った右足シュートが、クォン・スンテの左側に飛ぶが、体を思い切りよく伸ばすと左手で弾き出してゴールを守り抜いた。
「ずっと練習をしてきたし、今日の試合は絶対に勝たないといけないという集中力を持った中で、読んだコースに来たので止められた」
その後も後半24分にゴール前でフリーになったMF阿部浩之のヘディングシュート弾き出すなどゴールを守り続けた。しかし、終盤に猛攻を仕掛けたチームにも得点は生まれずに0-0のまま試合終了のホイッスルが吹かれる。勝てば首位チームとの勝ち点差を詰められただけに、「勝たないといけない試合だったし、勝てなくて残念だった」と悔しさを滲ませた。
(取材・文 折戸岳彦)
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◆左手1本のPKストップも勝利に結び付かず…鹿島クォン・スンテ「勝たないといけない試合だった」(ゲキサカ)

◆鹿島 GK権純泰がPK神ストップ「時間つくって重圧かけた」(スポニチ)

明治安田生命J1第29節 鹿島0―0川崎F ( 2018年10月7日 カシマ )
鹿島GK権純泰が神懸かったPKストップを見せた。前半38分のPKに「わざとゆっくり時間をつくってプレッシャーをかけ、相手を圧倒するような状況をつくろうと思った」。ゴールに背を向けたまま、キッカーの小林をじらすように時間をかけてゆっくり後退。シュートコースを読んで左に跳び、左手一本でかき出した。
首位との勝ち点差は残り5試合で11。それでも「優勝への可能性が1%でもある限り鹿島アントラーズというチームは最後までやり続ける」と、前を向いた。
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◆鹿島 GK権純泰がPK神ストップ「時間つくって重圧かけた」(スポニチ)
◆鹿島、V遠のくドロー 首位と勝ち点11差に(サンスポ)

明治安田J1第29節最終日(7日、鹿島0-0川崎、カシマ)主役になり損ねた鹿島のGK権純泰が落胆の色を浮かべた。「勝たなくてはいけなかった。残念な結果に終わった」。勝てば5試合を残して首位川崎と勝ち点差を8に縮め、逆転優勝に望みをつなげられた試合。前半38分にFW小林の蹴ったPKを左に跳んでセーブしたが、勝ちきれなかった。公式戦連勝も7でストップ。優勝の可能性は大きく遠のいた。
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◆鹿島、V遠のくドロー 首位と勝ち点11差に(サンスポ)

◆内田篤人が遂に判定問題に声を挙げる「これだけストレスが溜まるリーグ。本当にもったいないよ」(サカノワ)

世界最高峰を知る男が復帰1年目に実感してきた「今日に限ったことではない」。
[J1 29節] 鹿島 0-0 川崎/2018年10月7日/県立カシマサッカースタジアム
3位の鹿島アントラーズは首位の川崎フロンターレとの一戦をスコアレスドローと勝ち切れず、逆転優勝をより現実味にするための勝点3を積み上げることはできなかった。それでも連戦が続くなか、選手たちは「良い流れを継続できている」「ここからが本当の勝負。大切な試合が続く」と、この勝点1を前向きに捉えていた。
そんななか、この日途中出場した内田篤人が声を挙げた。
3万1798人と大観衆で埋まったJリーグ注目の一戦だっただけに、「にしても……ダメだよ。(何が、かは)言えないけれど」と言葉を濁しつつ、Jリーグの判定について疑問を呈した。
プレーが止まるたび、誰かが判定に首をかしげる。そんなシーンが続いた。それはこの日に限ったことではない。だからこそ、内田は指摘した。
「毎試合続いている。これだけストレスが溜まるリーグって、本当にもったいないと思うよ」
内田のその言葉がすべてだろう。
PKかどうかなど一つひとつのジャッジは、主審や審判団の判断に委ねる。ただ、Jリーグ全体として、判定基準や安定感を欠いている、選手との信頼関係を築けずにいると感じていた。
「これだけお客さんが入っていたから。試合前、『この試合、絶対に荒れるから』とは伝えていたんだけれど、笑っていたから、ダメなのかなとはちょっと感じていた。
今日の試合に限ったことではなく、リーグ全体として(レベルが)低いなと感じる。今日勝ったから、負けたから、ではなく、そこは改善しないと、本当に良くないと思う。
解説者もハッキリ言ってくれないからね。微妙な判定だって。そこらへんも厳しく言ってもらいたい」
シャルケ04、ユニオン・ベルリンと、2007年からドイツブンデスリーガで8年間戦ってきた。UEFAチャンピオンズリーグでは決勝トーナメントまで勝ち進み、ヨーロッパリーグも経験している。さらに日本代表としてアジア予選を突破し、ワールドカップの舞台にも立った。今季はAFCアジアチャンピオンズリーグでも戦っている。
世界最高峰を知る男が、Jリーグに復帰した1シーズン目に痛感した「審判のレベル」。そんな説得力のある声だからこそ、より耳を傾けるべきだろう。
試合後は両方サポーターから、審判団に向けてブーイングが鳴り響いた。もちろん審判団の主張もあるだろうし、基準に照らし合わせれば「妥当な判定」と言えるものも多いはずだ。
しかし、選手や監督など現場と審判に溝のようなものが生まれている。確かに主審が目立つ、判定が気になってしまう試合が多く、それは水を差す印象が残る。
試合全体をいかに滞りなく進めるか。選手たちが気持ちよくプレーできるか。審判が判定基準を守っているかどうかのみならず、そのあたりを含めた議論を、今後は進める時期に来ているのかもしれない。
取材・文:塚越始
text by Hajime TSUKAKOSHI
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