日刊鹿島アントラーズニュース

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2022年7月30日土曜日

◇清水がアイスタで確認された浦和サポの違反行為を報告…禁止場所での喫煙、威嚇行為、違法駐車「誠に遺憾に思います」(ゲキサカ)






 清水エスパルスは29日、16日にホームのIAIスタジアム日本平で行われたJ1第22節の浦和レッズ戦で浦和サポーターによる重大な違反行為が認められたと報告した。

 清水によると、試合前には、開催方針・観戦方法(運営プロトコル)の情報を事前に両クラブから発信していたが、浦和サポーターによる複数の違反行為を確認。「観戦ルールの順守および新型コロナウイルス感染症防止への協力が得られず、誠に遺憾に思います」とし、本件については、Jリーグで定める統一基準に照らし合わせ対処していくという。

以下、確認された違反行為

●Jリーグ新型コロナウイルス感染症対応ガイドラインへの違反行為
-サポーター中央の集団でマスクを着用せず応援を続ける行為。
※ビジター内スタッフが注意しても聞き入れられず、浦和レッズスタッフから注意頂くも試合終了後まで改善されることはなかった
●喫煙禁止場所(場内)にて喫煙、吸い殻の投げ捨て行為
※スタジアム場内全面禁煙
●弊クラブ選手・スタッフに対しての威嚇行為(罵声・怒声など暴言)・運営妨害行為
●おもいやりシャトルバス(※.1)内での乗車のお客様に対して危険・挑発行為
●通行を認めていない車両2台が試合日管理エリアへの不法侵入、違法駐車。対応した警備員の制止を振りって進入した危険行為
-その後、同サポーター2台が、近隣の私有地駐車場に許可なく駐車し、通報を受ける。
●ごみの不法投棄(場外指定電子喫煙所内の灰皿上部を外し、灰皿内にゴミの廃棄を行う)
●ビジター2階席最前列中央部で、クラブパートナー看板に横断幕を掲出し覆う行為

※1、おもいやりシャトルバスとは、昨年7月に導入したサービスで、対象が車椅子使用者、歩行時に松葉杖等の杖が必要な方、妊婦等、歩行が不自由な方を対象として提供しているサービスとなります。

 清水は「各違反行為を防止できず、運営体制につきましても十分でなかったこと、当行為に対してご迷惑をおかけしたご来場者の皆様に改めてお詫び申し上げます」とコメント。「今後も、試合開催方針・観戦方法(運営プロトコル)をしっかり周知し、ご来場される皆様が、安心・安全な観戦を行えるようクラブとしても努めて参ります」と伝えている。





◇清水がアイスタで確認された浦和サポの違反行為を報告…禁止場所での喫煙、威嚇行為、違法駐車「誠に遺憾に思います」(ゲキサカ)


◆「首位に食らいついていく力強さを見てほしい」。鹿島・土居聖真、横浜FM戦に向けての思い(GOAL)






Jリーグで30年続いている伝統の一戦がある。横浜F・マリノスvs鹿島アントラーズ。J発足時のオリジナル10である両クラブは30年もの間、日本を代表する強豪として、トップリーグに君臨し続けている。


リーグ戦中断明けとなる30日、『The CLASSIC 』と銘打たれた公式戦84回目となる試合が日産スタジアムで行われる。

アウェイに乗り込む鹿島は今季からスイス人のレネ・ヴァイラー監督が就任。クラブとして初めて欧州出身の監督を招聘し、スタイルの変更を行いながらもチームは現在2位につける。首位・横浜FMとの対戦について、アカデミー出身でありキャプテンを務める土居聖真に話を聞いた。





■勝つために何をしなきゃいけないか


――シーズン当初は監督が来日できず難しいスタートだったと思います。今は2位につけており、タイトルを狙える状況です。これをどう捉えていますか?

ここからが本当の勝負だと思います。頂上対決でお互いに落とせない一戦ということは、誰もが思っているところです。ここから上にどれだけ食らいついていけるか、それともズルズル順位を落としていくのかが、タイトルを獲れるか獲れないかに関わってくると思います。

――監督交代の初年度ということは意識しますか?

選手たちはまずは監督がやろうとしていること、求めていることを忠実にやろうとしています。いきなり臨機応変にあれもこれもというより、求められるプレーを再現、しっかり体現し、その結果がこの順位につながっているのだと思います。

――キャプテンであり、日本人最年長選手としてチームをまとめる立場にもなってきていると思います。レネ監督が来て出場機会が少なくなっている現状もあります。スタートから今までどんなことを意識してプレーされてきましたか?

チームとして「ちょっとズレてるな」と感じる時は、チームとしてブレている時だと思います。それがいいか悪いかじゃなくて、まとまるという意味では目標に向かって同じベクトルを向かなきゃいけない。だからそこをチームとしても、僕自身としても正す、同じ方向を向こうとしています。ちょっと引いた位置で見てみて「あの選手もがいているな」といったことを感じたときは、さりげなく声を掛けたりするようにはしています。

でも、ある程度はみんなが同じ方向を向けていると思います。アントラーズというクラブの伝統でもありますが、全員が意識高く、勝つために何をしなきゃいけないかを考える選手が多いので。僕はサポートするぐらいです。

岩政(大樹)コーチが代行監督をしていた時、「優勝への舵が切って取られた」と表現してくれました。「全員が船に乗ってスタートして、全員ゴールで降りなきゃいけない」と。「途中で降りようとしている人がいれば手を引っ張って一緒に乗っていこうぜ」と。その言葉が心に響きました。一人も欠けちゃいけないですし、(1年経ったあとに)そういうことだったんだなと感じることも、プロ生活をやっていて感じています。誰かがいなくなればなるほど厳しくなっていくので、そこは一人でも、けが人も含めて全員が必要になってくるのだと思います。





■レアル・マドリーをよく見る


――先程からお話いただいているように、チームは今季から欧州路線に舵を切りました。「海外目線」という部分で少しお話をお聞かせください。海外のサッカーをご覧になりますか?

僕は、2018年にクラブワールドカップ(CWC)でレアル・マドリーと対戦しました。その2年後にもまたCWCでレアルと対戦したんですが、それまではバルサ(バルセロナ)派、ファンとかまではいかないですけどバルサのサッカーに触発されていました。でも対戦してからは、レアルの試合を見ることが自然と多くなっています。あとはマンチェスター・シティをよく見ています。

――参考にする選手はいらっしゃいますか?

ポジションが違うんですけど、モドリッチ選手は見ますね。ポジションも違いますし求められていることも違うんですが。あとはグリーリッシュ選手。左サイドからの仕掛けですね。ベンゼマ選手もタイプが違うのですが、駆け引きの部分がすごくうまいので参考にさせてもらっています。

――欧州のフットボール文化の流れでお話をお聞かせください。横浜FM戦はJで唯一30年続くカードです。その国を代表するチーム同士のダービーでは、レアル・マドリーとバルセロナの「エル・クラシコ」、バイエルンとドルトムントの「デア・クラシカー」などが有名です。こういったナショナル・ダービーをご覧になったことはありますか?

はい、現地ではないですがあります。

――どういったことを感じられますか?

(選手目線で見ると)意外と冷静にプレーをしているなと思います。気持ちは熱いんですけど、やみくもにファウルしまくるといったプレーはなくて。選手たちはプレーに、グラウンドに集中しているという印象を受けます。

――負けられないゆえに、冷静になることもあるのかもしれませんね。30年続く横浜FMとの対戦は日本の「エル・クラシコ」になれるのではと思うのですが、そういった観点で考えられたことはありますか?

僕自身、正直ありませんでした。そう言われて「30年間やっていたんだ」という印象です。こういうふうにメディアさんたちがどんどん取り上げてくれることで、定着したり、根付いてくのかなと思います。Jリーグが始まって時間が経ち、歴史といえるような年数を重ねてきたということでもありますね。もちろんヨーロッパに比べればまだまだなのかもしれないですけど、Jリーグを楽しむ一つのトピックでもあると思います。たくさんの新しい新規ファンを取り入れるためにもいいのではないでしょうか。





■クラブのアイデンティティ

――歴史という意味でいうと、土居選手はワンクラブマンとしてジュニアユースから17年間ずっと鹿島です。ご自身の歴史の中で、レジェンドといえる鹿島の先輩はいらっしゃいますか?

もう、たくさんい過ぎて分からないですね。曽ケ端(準)GKアシスタントコーチもそうですし、小笠原(満男)さん、柳沢(敦)さん、内田(篤人)さんもそうです。名前を言わなかった人に怒られそうなので、みんな言っておこうかな(笑)。優勝を経験している人たちが本当に多いので。個人的には「レジェンド」の重みが強い、一人挙げるとすれば…下部組織の大先輩なので曽ケ端さん。あえて一人選ぶなら、曽ケ端さんです。

――選べないほどレジェンドがいることがクラブの歴史、文化なのかなと思いました。鹿島にはジーコさん、レオナルドさん、ジョルジーニョさんの頃からブラジルという国との関わりがあって、Jの中でも明確に「海外との接点」をずっと持ってきたクラブだと思います。そういったクラブのアイデンティティを意識されたことはありますか?

ありますね。僕は中学生、ジュニアユースから鹿島でプレーしていますが、ジュニアユースの時もジーコさん主催の「ジーコカップ」という日本とブラジルの交流カップに参加しました。ブラジル色を要所要所で感じてプレーすることができました。ジーコさんも「(土居が)その大会出身者だ」という発信をしてくれています。同い年で言えばコウチーニョ(バルセロナ→アストンヴィラ)と試合をしたんですよ。そういうのも含めて、自慢というか思い出です。ブラジルとは切れない縁で繋がっているんじゃないかと自然と感じています。

――ありがとうございます。再び横浜FM戦についてお聞かせください。今季第3節はホームで敗れています。

(横浜FMは)攻撃サッカーを続けてきて、変わろうとしたタイミングで順位を落とした年もありましたが、辛抱強く続けていった結果がここ数年の実績に繋がっていると思います。それが今年やった時は完全に熟成されたというか、完成形に近いんじゃないかと思わされた試合でした。

――今回は鹿島のどこを見てほしいですか?

現状で言えばマリノスさんが首位で僕らが2位。追いかける立場です。チャレンジャー精神を持って戦いたいです。首位に食らいついていく力強さだったり、アグレッシブさをぜひ見てほしい、というか見せなきゃいけないと思います。また、日産スタジアムのウチの試合では、いつも多くのファン・サポーターの方々がスタジアムに足を運んでくれる印象があります。アウェイではありますが、今回も応援してくれる方々の力をパワーに変え、必ず勝ち点3を持ち帰りたいです。

■プロフィール
MF 8 土居 聖真 Shoma DOI
1992年5月21日生まれ、30歳。172cm/63kg。山形県山形市出身。OSAフォルトナ山形FC→鹿島JY→鹿島Yを経て2011年トップ昇格。J1リーグ戦291試合出場50得点。(7月22日時点)

【試合情報】
明治安田 J1 リーグ 第 23 節 リミックスでんき DAY
横浜 F・マリノス vs 鹿島アントラーズ
2022 年 7 月 30 日(土)19 時キックオフ/日産スタジアム DAZN 独占配信

【イベント情報】

◎「横浜 F・マリノス 30 周年記念 OB マッチ supported by #命つなぐアクション」開催
◎Presented by Owltech レジェンドトークショー
「横浜 FM:波戸康広アンバサダー・栗原勇蔵クラブシップ・キャプテン/鹿島:中田浩二クラブ・リレーションズ・オフィサー」
※その他詳細は横浜 F・マリノス公式サイト をご覧ください。





◆「首位に食らいついていく力強さを見てほしい」。鹿島・土居聖真、横浜FM戦に向けての思い(GOAL)


◆横浜FM×鹿島、「いつもご馳走になった」「尊敬」…意気投合の“同期対決”に注目 宿命の一戦「THE CLASSIC」が30日開催(FOOTBALLZONE)






J1第23節の“THE CLASSIC”は両クラブに所属したSBに注目


 J1で唯一、30年間、Jリーグのトップリーグに在籍し続けるチームがある。それが、横浜F・マリノスと鹿島アントラーズだ。ともに多くの日本代表選手を輩出し、J1でも多くのタイトルを獲得している。そんな両クラブが相まみえるのが、“THE CLASSIC”と呼ばれる伝統の一戦だ。2022シーズンは7月30日、J1第23節で実現する。(取材・文=藤井雅彦)

   ◇   ◇   ◇

 前所属が鹿島で、現在は横浜FMに在籍するDF永戸勝也。

 前所属が横浜FMで、現在は鹿島に在籍するDF広瀬陸斗。

 利き足は左右の違いこそあれ、ポジションは同じサイドバック(SB)。鹿島でチームメイトだった時期は永戸曰く「お昼ご飯はいつも一緒に食べに行っていたし、オフの日にも一緒に出掛けるような仲」という間柄だ。

 同じ1995年生まれ。ただし広瀬の誕生日は9月、永戸は1月生まれでいわゆる早生まれになる。そのため学年が1つ下にあたる広瀬は「食事はいつもカツくんにご馳走になっていました」とニヤリ。先輩から可愛がられるキャラと憎めない笑顔は横浜FM時代からまったく変わらない。

 両選手は同じ20年に鹿島に加入した、いわゆる“同期”でもある。永戸はベガルタ仙台から、広瀬は冒頭で述べたように横浜FMから、タイトル数で他の追随を許さない強豪へ新天地を求めた。

 年齢も境遇も近い2人は、すぐに意気投合。当時の印象をそれぞれに聞いた。

「陸斗は試合に出られない時でもひたむきな姿勢で練習に取り組んでいる姿は尊敬していますし、自分も見習わないといけないと感じました」(永戸)

「カツくんはマイペースというか、自分のペースで動くタイプの性格ですね。でもサッカーになると、周りを見ながらタイミングやバランスを考えてプレーするタイプ。どちらかというと自分に似ているタイプかなと」(広瀬)

「常勝」を掲げる鹿島において、SBは重要な役割を担う。DFとしての守備の堅さや強度をベースにしつつ、攻撃参加した際にはゴールに関わる仕事を求められる。プレーエリアは比較的オーソドックスでも、要求されるレベルがとにかく高い。

「OBの選手たちが凄すぎることもあって、求める基準が高いと感じた」と在籍時代を振り返ったのは永戸だ。

 鹿島は相馬直樹氏や名良橋晃氏など日本代表でも活躍した名SBを輩出する、いわばSB王国だ。2020年8月に現役引退した内田篤人氏もその1人で、長きにわたって日本代表の右サイドを支えた。永戸と広瀬は約半年間という短い時間ではあるがチームメイトとしてプレーした経験がある。

 いずれも「特別な存在」として名前を挙げた内田氏から、たくさんの学びを得た。

「マインドの部分で見習う部分が多かったです。海外で長く活躍できた理由に、ミスを恐れないメンタルがあると感じました。『前へ出て行く時は後ろのことを気にせず思いきり行ったほうがいい』と言われて、それは当時の自分にない考え方でした。トップレベルでやっていた理由が分かる思いきりと思考があって、だからこそできるプレー選択に感じました」(永戸)

「自分から何かアドバイスするというよりも、こちらから聞きに行くと一言、二言くれるんです。それがすごく響く。オーバーラップするタイミングやボールをもらう位置はすごく勉強になりました。何気ないプレー選択にもしっかりとした意図があって、そこは自分のサッカー人生にはない感覚というか、新たな発見でした」(広瀬)

 偉大な先人から新しいサッカー観を吸収し、SBとしての成長スピードを加速させていった。

 迎えた今季、永戸はかつて広瀬がプレーしていた横浜FMへの移籍を決意する。ピッチ内外で共鳴していた両選手は、チームメイトから対戦相手に関係を変えた。

 同じSBでも鹿島と横浜FMでは求められる要素が大きく異なるため、適応に少なからず時間がかかった。それぞれのスタイルを一言で表現するならば、鹿島は「オーソドックス」(永戸)。横浜FMは「攻撃に特化している」(広瀬)。

 加入当初こそ慣れない景色に戸惑いを隠しきれなかったが永戸だが、ある試合をきっかけに手応えを掴んでいく。3-0で快勝したアウェーの鹿島戦だ。

「相手に掴まれないようなポジションを取りながら、ウイングの選手と上手く絡んで攻撃参加することができました。タフな試合のなかでだいぶ手応えを感じるのことのできた試合で、コーナーキックから貴重なゴールをお膳立てできたのも嬉しかった。チームとしてもいいきっかけを掴んで、その後のACL(AFCチャンピオンズリーグ)へ向かうことのできた試合だと思います」

 横浜FMのSBはタッチライン際にこだわらず、インサイド寄りのポジションにも進出していく。時にはボランチのような立ち位置でビルドアップに関わり、アタッキングエリアに侵入すればストライカーと同じようにゴールを狙う。移籍加入した選手の多くが新鮮さに目を輝かせる一方で、正解を求めて急ぐあまり“迷子”になってしまうケースも少なくない。


2019シーズン以来のJ1優勝を目指す首位・横浜FMに2位の鹿島が迫る


 かつて加入直後からスムーズにフィットした選手がいた。広瀬である。

「SBにも柔軟な立ち位置が求められるサッカーで、言い方が正しいのか分からないですが、自由にプレーさせてもらいました。SBは使われる側になることが多いけど、マリノスでは自分がスルーパスを出す場面もあって、使われる側と使う側が半々くらいの感覚でした」

 サッカーセンスの高さをいかんなく発揮していた広瀬。鹿島ではここ数試合、左SBでも違和感なくプレーしているように、与えられた役割や仕事を難なく表現できてしまう適応能力の高さが大きな魅力だ。

「試合に出られる幸せと試合に出られない悔しさ、その両方を味わってきました。だから試合に出られるなら左SBでも、ポジションはどこでもいいです。センターバックでもいいですし、FWでもやります」

 涼しい表情で言ってのける強心臓ぶりも相変わらずだが、いい意味でポジションにこだわらない発想は横浜FMで培ったエッセンスが大きいのかもしれない。

 前回はアウェーに乗り込んで古巣に勝利した永戸だが、今回はホームに迎え撃つ立場に変わる。チームは現在、首位。3シーズンぶりのリーグ制覇に向けた歩みは順調そうに見えるだけに、ここでオリジナル10のライバルチームを叩けば大きな弾みが付く。

「自分が小さな頃から見ていた両チームで、そのJリーグ開幕からずっとJ1にいるチーム同士の戦いに関われるのは選手として幸せなこと。ただ、プレーするのと客観的に見るのでは大きく違いますし、選手としては勝たなければいけないプレッシャーもあります。首位と2位という立場で対戦できるのはとても嬉しいですし、選手冥利に尽きます」

 広瀬もこの試合に並々ならぬ気合いで臨む。鹿島移籍後、日産スタジアムで開催された過去2年のリーグ戦に広瀬の姿はなかった。もし今回、試合会場である日産スタジアムに立つとすれば2019年12月7日以来で、横浜FMが15年ぶりにリーグ優勝を決めたあの日以来となる。

「2019年はチームの一員として優勝に貢献できましたし、僕自身もサッカー人生の中で最も充実した1年でした。応援の雰囲気、サポーターの雰囲気、スタジアムの雰囲気、すべて素晴らしいので特別です。でも鹿島は勝たなければいけないチームなので、そこだけは譲れません。引き分けで終わった試合後のロッカールームは、負けてしまったような雰囲気になります。2位ではいけない。1位にならないといけない。だから絶対に負けられない一戦です」

 勝たなければいけないプレッシャーと、負けられないプレッシャーと。

 古巣への愛着を一度忘れ、エンブレムを背負う責任を示す。

 両チームのSBが激戦必至の一戦に彩りとプライドを散りばめていく。

(藤井雅彦 / Masahiko Fujii)




◆横浜FM×鹿島、「いつもご馳走になった」「尊敬」…意気投合の“同期対決”に注目 宿命の一戦「THE CLASSIC」が30日開催(FOOTBALLZONE)





◆鹿島・広瀬 首位横浜戦へ必勝宣言「目の前の相手にやらせないことが大事」(スポニチ)






 鹿島は30日に首位・横浜との大一番を迎える。19年に在籍した古巣との対戦となるDF広瀬は「直接対決で勝たないと上には行けないと思っている。必ず勝ちたい」と意気込んだ。

 4月はホームで0―3と完敗。横浜の戦い方を熟知している26歳のサイドバックは「目の前の相手にやらせないことが大事。横浜はよく走るし、インテンシティーも高い。そこで負けないこと」と勝利のポイントを挙げた。





◆鹿島・広瀬 首位横浜戦へ必勝宣言「目の前の相手にやらせないことが大事」(スポニチ)


◆J1鹿島、30日に横浜M戦 首位肉薄へ 背後突く攻撃仕掛けたい(茨城新聞)






明治安田J1第23節第1日は30日、各地で8試合が行われ、暫定2位の鹿島は横浜市の日産スタジアムで、首位の横浜Mと対戦する。キックオフは午後7時。鹿島の今季通算成績は11勝7分け4敗、勝ち点40。タイトル奪還に向け、勝ち点差を縮めたい。この試合を含め、残り12試合。鹿島が勝てば横浜Mとの勝ち点差は2に縮まる大一番だ。

鹿島は16日の神戸戦からの2週間で、新型コロナウイルスの陽性者が相次いだ。今季途中から合流したバイラー監督にとっては、初めての長い中断期間だったが、思うように準備は運ばなかった。それでも、指揮官は「言い訳はしたくない」と言い切った。

鹿島の勝利へのポイントは、いかに相手の組み立てを効果的に防いでいけるかだろう。28日の練習では、守備に時間を割いた。自陣でスペースを与えないことを徹底しながら、相手の背後を突く攻撃を仕掛けていきたい。

横浜Mは東アジアE-1選手権を戦った日本代表に7人が招集され、27日の韓国戦では6人が先発した。横浜Mにとっては厳しい状況だが、選手層は厚く、誰が出ても一定の質を発揮できる。鹿島が0-3で敗れた前回対戦では、エウベルが途中出場し、展開を一変させた。

一昨季、昨季とも序盤戦につまずき、優勝争いに食い込めなかった鹿島だが、ようやく佳境に向けての本来のあるべき戦いが続く。広瀬は「必ず勝ちたい」と意気込みを語った。

■DF 広瀬陸斗 サイドの裏を狙いたい

サイドの攻防だけでなく、ポジショニングの巧みさや配給能力の高さで影響を及ぼす。能力を遺憾なく発揮し、相手の高い最終ラインの背後を突くことで、試合を優位に進められるだろう。「サイドの裏を狙うことを意識したい」とポイントを見据えた。

古巣対決になる。相手の戦い方はよく知っており、「つかみにくい」と評する。相手の動きを捉えるためにも、走り負けないことや球際の争いが重要になると踏む。「組織的というよりも、目の前にいる相手にやらせないのが大事」と戦う姿勢を示す。





◆J1鹿島、30日に横浜M戦 首位肉薄へ 背後突く攻撃仕掛けたい(茨城新聞)





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