日刊鹿島アントラーズニュース
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2015年8月17日月曜日
◆途中出場の大迫が開幕弾!!ケルンは敵地で3発発進(ゲキサカ)
http://web.gekisaka.jp/news/detail/?169879-169879-fl
[8.16 ブンデスリーガ第1節 シュツットガルト1-3ケルン]
ブンデスリーガは16日、第1節3日目を行い、FW大迫勇也とMF長澤和輝の所属するケルンは敵地でシュツットガルトと対戦し、3-1で勝った。ベンチスタートの大迫は後半9分から途中出場。2-1の後半アディショナルタイムに今季初得点となるダメ押しゴールを奪った。長澤はベンチ外だった。
ケルンは前半2分、左クロスのセカンドボールをMFマティアス・レーマンがエリア外から右足で狙うが、左ポストを直撃。対するシュツットガルトも同7分、MFダニエル・ディダビの左足ミドルがクロスバーを叩いた。
シュツットガルトは前半12分にもMFクリスティアン・ゲントナーの左足ミドルが左ポストに弾かれ、わずかなところで精度を欠く。互いに決め手のないままスコアレスで前半を折り返すと、ケルンは後半開始からMFケビン・フォクト、後半9分から大迫を立て続けに投入した。
後半はシュツットガルトが攻勢を強めるが、ケルンの粘り強いディフェンスに跳ね返される。後半10分、FWマルティン・ハルニクのヘディングシュートはゴールラインぎりぎりでDFヨナス・ヘクターにクリアされ、同20分のハルニクの決定的なシュートもGKティモ・ホルンが鋭い反応で防いだ。
すると劣勢のケルンが先制に成功する。後半30分、FWアントニー・モデストがPA内でGKに倒され、PKを獲得。ホッフェンハイムから今季加入したストライカーはこのPKを自ら決め、移籍後初ゴールとなる先制点を奪った。さらに2分後の後半32分にも途中出場のFWジモン・ツォラーが追加点。連続ゴールで2-0とリードを広げた。
2点ビハインドとなったシュツットガルトも後半34分にディダビのPKで1点を返すが、ケルンは後半アディショナルタイム、カウンターからモデストがドリブルでPA内へ切れ込み、GKを引き付けて丁寧なラストパス。ゴール前でフリーの大迫はワントラップから落ち着いて右足でゴールに流し込んだ。大迫の今季初ゴールとなる開幕弾がダメ押しゴール。ケルンが3-1で快勝し、敵地で白星発進した。
◆野沢2発も及ばず…仙台 逆転負けで苦境続く(スポニチ)
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/08/17/kiji/K20150817010950250.html
J1第2S第7節 仙台2―3鹿島 (8月16日 カシマ)
仙台は前半3分と27分にいずれも野沢が決めて2点を先行したが、その後は防戦一方。終盤の連続失点でひっくり返され、渡辺監督は「少なくとも勝ち点1は取らなければいけなかった」とショックを隠せなかった。
第2ステージはこれで1勝1分け5敗と苦境が続く。古巣の鹿島相手に奮闘した野沢は「悲観することはない。次に切り替えたい」と気丈に話した。
◆【ハイライト動画】鹿島3-2仙台 0-2からの逆転劇で第2S首位に(ゲキサカ)
http://web.gekisaka.jp/news/detail/?169876-169876-fl
【J1第2ステージ第7節】(カシマ)
鹿島 3-2(前半1-2)仙台
<得点者>
[鹿]山本脩斗(42分)、土居聖真2(82分、87分)
[仙]野沢拓也2(3分、27分)
◆“勝負強さ復活”鹿島が奪首!残り8分から土居2発で逆転勝利(スポニチ)
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/08/17/kiji/K20150817010950220.html
鹿島がホームで仙台を3―2で下し、第2ステージ首位に躍り出た。2点を先行されたが、MF土居聖真(23)の2得点などで逆転勝ち。7月21日に石井正忠監督(48)が就任してから無傷の4連勝で、タイトル16冠の常勝軍団がかつての輝きを取り戻してきた。FC東京の日本代表MF米本拓司(24)はホームのG大阪戦で今季初得点。日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督(63)が視察した中、2得点に絡んだ。浦和は湘南を退け、年間勝ち点で広島から首位を奪回した。
勝負強い鹿島が帰ってきた。その象徴がこの日は土居だった。1―2の後半35分に投入されると、2分後に右サイドからの折り返しに走り込み、頭で同点弾。「監督からニアに入れと言われていた。采配が的中だったと思う」と笑った。
さらに5分後にはゴール前で日本代表MF柴崎からのワンタッチパスを受けた。「振り向いたら(柴崎)岳がいた。出てくるなと思ってシュートに集中した」。右足で強烈な一撃を叩き込んだ。柴崎は11年入団の同期。昌子らも含めた4人で食事会を行うなど絆の深い11年組の“あうんの呼吸”で勝ち越した。第1ステージ8位。第2ステージ序盤も下位相手に苦しんでトニーニョ・セレーゾ監督が解任された。苦しんだクラブが4連勝でステージ首位に立った。
悔しさを糧にした。セレーゾ監督時代、トップ下のレギュラーに固定されていた。新体制では4試合で先発は1回。石井監督は「練習で積極的にボールに絡もうとしていなかった」と説明し、7月29日の鳥栖戦では出番すらなし。それでも「腐っていたら自分のためにならない」と真摯(しんし)に練習に臨んだ姿勢が実を結び「(悪いところを)指摘してくれる人がいることに感謝です」と指揮官に頭を下げた。
偉大な先輩との対決。仙台のMF野沢は鹿島黄金期の一員で土居の前に背番号8をつけていた。その先輩が前半に2得点。しかし、自身もお返しした。「試合は勝ったけど、対決という意味では(互いに2得点で)引き分けですね」とおどけながらも「(首位を)最終節まで続けていかないと意味がない」と強調。チームの中心であるべき8番の自覚は十分だ。3年ぶりのタイトル奪取へ。鹿島が常勝軍団のあるべき姿を取り戻してきた。
◆“眠れる獅子”目覚めた!鹿島、土居の2発で逆転&4連勝奪首(サンスポ)
http://www.sanspo.com/soccer/news/20150817/jle15081705030005-n1.html
明治安田J1第2ステージ第7節(16日、鹿島3-2仙台、カシマ)途中出場で鹿島を救った。1-2の後半35分、MF土居聖真(しょうま、23)がピッチに立つと、2分後に頭で同点弾。その5分後には右足でネットを揺らし、1人で試合をひっくり返した。
「勝利に貢献できてうれしい。点を取ることしか考えていなかった」
7分間で2発の大暴れだ。7月下旬に石井監督が就任すると先発の機会が激減。それでも「後半は相手の足も止まりやすい」と流れを読んで弱点を突いた。
中1で故郷の山形に父を残し、母・栄美さんと鹿島に移住して下部組織に入った。「両親に苦労をかけた分、恩返しをしたい」との思いが実った。
指揮官は就任後、無傷の4連勝。土居投入の采配もピタリと当たり、昨年4月以来の奪首に成功だ。鹿島で指導を始めて17年。今も選手に「石井さん」と呼ばせ「監督と呼ぶと罰金だぞ」と冗談を飛ばすなど、いい兄貴分として慕われる。
前半戦は8位と出遅れたが、眠れる獅子がついに目覚めた。殊勲の土居は「最後まで首位にいたい」と誓った。 (伊藤昇)
土居 聖真(どい・しょうま)
1992(平成4)年5月21日生まれ、23歳。山形県出身。2005年から鹿島の下部組織に所属し、11年にトップチームに昇格。同年11月26日の清水戦でJ1初出場、13年9月21日の磐田戦で同初得点。世代別日本代表に選出経験あり。J1今季22試合6得点、同通算77試合16得点。1メートル72、63キロ。
◆鹿島逆転勝ちで4連勝、第2S首位浮上/鹿-仙7節(ニッカン)
http://www.nikkansports.com/soccer/news/1523627.html
<J1:鹿島3-2仙台>◇第7節◇16日◇カシマ
鹿島が2点ビハインドから仙台に逆転勝ちし、第2ステージ首位に浮上した。
先制は、アウェーの仙台だった。開始3分、相手DF昌子のパスミスをMF梁がカット。中央にいたMF野沢に送ると、カバーに来たDFを左にかわし、左足でゴール左に流し込んだ。元鹿島で、古巣相手に痛快な一撃を見舞った野沢は、サポーター席に向かって左胸のエンブレムを指しながら大喜び。高い技術で先手を取って、健在を示した。
さらに仙台がたたみかける。27分、日本代表GK六反のゴールキックを敵陣で競り合うと、こぼれ球が野沢に届く。落ちてきた球にダイレクトで左足を合わせると、ゴール右に突き刺さって2点をリードした。
追う鹿島は前半のうちに1点を返す。42分、右サイドバック(SB)の西がファーサイドに長いクロスを送ると、走り込んだ左SB山本が体を投げ出しヘディングシュート。自身初の2戦連弾がゴール右に飛び込み、ビハインドを1点に戻して前半を折り返した。
後半は鹿島が主導権を握った。開始と同時に2枚目の交代カードを切ってMF金崎を投入。しかし、6分に訪れた決定機を金崎が決め切れない。MFカイオのシュートをGKがはじき、無人のゴールに蹴り込むだけだったが、ふかしてしまった。その後もMF柴崎のワンタッチプレーなどで好機を呼ぶが、決められないまま後半30分を過ぎた。
すると37分に追いついた。左サイドからのロングパスを西が頭で折り返し、そこ飛び込んだMF土居が頭で押し込んだ。途中出場から2分後の同点弾で勢いに乗ると、43分には柴崎からのワンタッチパスを受けて最終ラインを抜け、右足を振り抜く。これがゴール左に突き刺さって勝ち越した。このまま試合終了。土居の活躍で石井監督が就任後、無傷の4連勝を飾って後半戦首位に浮上した。
◆鹿島、終盤の逆転弾で4連勝達成…途中出場の土居聖真が劇的2発(サッカーキング)
http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20150816/341055.html
2015明治安田生命J1リーグ・セカンドステージ第7節が16日に行われ、鹿島アントラーズとベガルタ仙台が対戦した。
鹿島は前節、直接対決を制し首位サンフレッチェ広島との勝ち点差を「2」に縮め2位に浮上した。監督交代以降の好調そのままに4連勝を狙う。一方の仙台はファーストステージを7位で終えたものの、セカンドステージでは苦しい戦いを強いられている。ただ、前節ようやく同ステージで初勝利を挙げ最下位を脱出しただけに、ここからの追い上げを目指す。
試合は開始早々に動く。3分、相手陣内でボールを奪った梁勇基がエリア内の野沢拓也にパスを送ると、野沢は落ち着いたボールコントロールからDF一人を交わして左足でシュート。これがゴール左に決まり、アウェーの仙台が先制点を奪った。さらに27分、仙台が一瞬の隙を突く。GKからのロングボールを金園英学が頭でそらすと、DFの裏に抜けだした野沢がエリア内左から左足でボレー。このシュートがゴール右隅に決まりリードを2点に広げた。
2失点を喫した鹿島は35分、中村充孝を下げてカイオを投入しすぐに打開を図る。すると42分、右サイドの西大伍が上げたクロスに山本脩斗がヘディングで決め、鹿島が1点を返して前半を折り返した。
後半開始と同時にダヴィに代えて金崎夢生をピッチに送り出した鹿島は61分、カイオがエリア手前から放ったミドルのこぼれ球に金崎がつめたがシュートは大きく浮いてしまい、決定的なチャンスを逃した。後半攻め込まれる時間が続いた仙台は57分、この日2得点の野沢を下げキム・ミンテを投入する。
同点ゴールを目指す鹿島は67分にカイオ、69分に小笠原満男がミドルシュートを狙うが得点には至らず、さらに72分にはスローインからエリア内右に抜けだした柴崎岳のラストパスに金崎が飛び込んだが、うまく合わせられなかった。仙台は75分に金園とハモン・ロペスを交代。さらに78分に奥埜博亮に代え藤村慶太を入れ、カードを使い切る。一方の鹿島も3人目の選手交代で赤﨑秀平を下げ土居聖真をピッチに送り出した。
攻め続ける鹿島に同点ゴールが生まれたのは82分。サイドチェンジで揺さぶるとエリア内右の西がヘディングで折り返したボールを途中出場の土居が頭で押し込み、試合は振り出しに戻った。すると87分、柴崎の絶妙な浮き球のパスに抜けだした土居が、今度はエリア内で右足を振りく。このシュートがゴール左に決まり、ついに鹿島が逆転に成功した。
試合はこのまま終了。鹿島が終盤の劇的なゴールで3-2の逆転勝利を飾った。
第8節は22日に行われ、鹿島はモンテディオ山形と、仙台は浦和レッズとそれぞれ対戦する。
【スコア】
鹿島アントラーズ 3-2 ベガルタ仙台
◆2015明治安田生命J1リーグ 2ndステージ 第7節(オフィシャル)
http://www.so-net.ne.jp/antlers/games/51604
J1 2nd 第7節 vsベガルタ仙台
0-2からの逆転劇!山本の2戦連発弾、そして土居の2ゴールで鹿島が4連勝!ステージ首位浮上!
鹿島が4連勝を果たし、ついにステージ首位に立った。J1 2nd 第7節でベガルタ仙台をカシマスタジアムに迎えると、2点を先行される苦しい展開を強いられたものの、山本のゴールで1点を返し、ハーフタイムを迎える。そして終盤、途中出場の土居が82分と87分にゴールを決め、3-2と逆転勝利を収めた。これで4連勝、ステージ首位に立った。
鹿島は8月12日の広島戦で、首位を相手に1-0と会心の勝利を飾った。シュート数はわずか5本だったが、セットプレーのワンチャンスを生かして3連勝を果たし、2ndステージ2位に浮上。勢いと自信を掴み、ホームへと帰還した。
激闘の爪痕が残る中、広島の夜から4日後に迎える今節。石井監督は「広島戦の勝利を無駄にしないためにも、無失点に抑えて勝つことを前提として考えて臨みたい」と、意気込みを語った。試合2日前には紅白戦を実施。選手たちは出場機会を目指して必死のアピールを見せ、「競争意識が良い方向に働いている」と、口々に手応えを語った。
石井監督は試合前日、クラブハウスのスタンドの前で選手の集合写真を撮れるように、ファンサービスの取り計らいをした。ポジション争いの厳しさと、和やかなムードを絶妙なバランスで保つ指揮官は、前節から先発メンバーを2人変更。ボランチに柴崎を復帰させ、前線にはダヴィを配した。GKは曽ヶ端、最終ラインは右から、西と昌子、ファン ソッコ、山本の並びで、ボランチには柴崎ともに、小笠原が入る。2列目には中村と遠藤、そして前線に赤崎とダヴィが並び立つ。
19時4分、キックオフを告げるホイッスルが鳴った。鹿島はいきなり、思いがけない形で先制を許してしまう。3分、自陣でのクリアが小さくなり、相手にカットされると、最後は野沢に左足シュートを決められてしまった。仙台移籍後、初めてカシマスタジアムのピッチに立った野沢にスコアを刻まれ、鹿島は早々とビハインドを負った。
開始早々に1点を追うこととなり、立ち上がりは落ち着かない展開となった。それでも、次第にボールキープ率を高めた鹿島は、8分に赤崎が最終ラインの背後を取ってグラウンダーのクロスを折り返すなど、少しずつ攻勢をかけていく。最終ラインを高い位置に設定した仙台に対し、鹿島はダヴィが身体を張ってポストプレーを敢行し、起点になるべく奮闘した。
しかし、次のゴールも仙台のものだった。29分、ロングボールをペナルティーエリア手前で頭で逸らされると、野沢に左足シュートを決められてしまった。またも野沢にゴールを許し、前半のうちに2点差を追う苦しい展開となった。
0-2で迎えた、前半ラスト15分。依然としてボールキープを続ける鹿島は、31分に遠藤がミドルシュートを放つ。強烈なボールはGKにキャッチされたが、反撃の狼煙を上げた。そして石井監督は、35分に1枚目のカードを切る。中村に代えてカイオをピッチに送り出し、攻撃陣を活性化した。
それでも、なかなか決定機を作るには至らなかった。「1点を返して前半を終えたい」という思いがスタジアムに生まれ始める中、待望のゴールは42分に決まった。右サイドをオーバーラップした西がクロスを上げると、ファーサイドで待っていた山本がヘディング。これがゴール右隅へと吸い込まれた。山本の2試合連続ゴールで、鹿島が1点差に詰め寄り、ハーフタイムを迎えた。
1点を追う後半開始時から、石井監督は早くも2人目の選手交代を断行。ダヴィに代えて金崎を投入し、同点、そして逆転を目指した。鹿島は立ち上がりから圧倒的にボールを支配し、シュートを連ねていく。51分にはカイオのミドルシュートをGKが弾いたところを、金崎がプッシュ。しかし、枠を越えてしまった。
決定機を逃したが、選手たちとサポーターが下を向くことはなかった。金崎がサイドからの力強い突破で推進力となり、存在感を見せた。後半に入って運動量が落ち、自陣に引いてブロックを形成していた仙台に対し、鹿島はボールポゼッション率で圧倒し、攻勢をかけていく。
80分、石井監督は最後の交代枠を使う。指名されたのは土居だった。背番号8の先代、野沢の2ゴールをベンチで見届けていた若きアタッカーが、赤崎に代わってピッチへと解き放たれる。ここから、カシマスタジアムを興奮で包む逆転劇が始まった。
まずは82分、山本が逆サイドへとフィードを通すと、ゴールライン際まで走り込んだ西が頭で折り返す。飛び込んだのは、土居だった。ヘディングシュートをたたき込み、鹿島がスコアを2-2とした。
起死回生の同点弾で、ヒートアップするスタジアム。物語はまだ終わっていなかった。87分、右サイドを突破した遠藤が斜めのパスをペナルティーエリア内へ入れると、柴崎がワンタッチで落とす。そこへ走り込んでいた土居が、気迫みなぎる強烈なシュートをゴールへ突き刺した。
3-2。逆転に成功した鹿島は、この日初めて奪ったリードをしっかりと守り切った。4連勝を告げるホイッスルが鳴り響くと、カシマスタジアムは歓喜に包まれた。
この勝利で、鹿島は2ndステージ首位に立った。次戦は1週間後、22日のJ1 2nd 第8節、モンテディオ山形戦だ。2試合連続のホームゲームで、鹿島が連勝街道を突き進む。
【この試合のトピックス】
・今季のリーグ戦で初の4連勝を果たした。リーグ戦での4連勝は、昨季のJ1 第18節から第21節で達成して以来。
・リーグ戦での今季の仙台との対戦は、2戦2勝となった。
・リーグ戦での仙台との対戦は、昨シーズン以来、4連勝となった。
・リーグ戦でのホーム仙台戦は、2013シーズン以来、3連勝となった。
・土居が2ゴール。7月11日のJ1 2nd 第1節、新潟戦以来のゴールで、今季のリーグ戦での得点数を6に伸ばした。
・山本が2試合連続ゴールを記録。リーグ戦で1シーズン2ゴールを挙げるのは、自身初。
・ダヴィが2試合ぶりに先発メンバーに復帰した。
・ダヴィと赤崎がともに先発出場したのは、初めてだった。
・杉本が、先発出場した5月2日のJ1 1st 第9節の甲府戦以来のメンバー入りを果たした。
監督コメント
[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:石井 正忠
・ 相手陣内に入ってからはより速いテンポでボールを動かすこと。
・ チャンスは必ずくる。1点とれば流れと状況はかなり変わるので、まず1点から。
・ 練習でやったことを思い出し、落ち着いて戦おう。
ベガルタ仙台:渡邉 晋
・今の状況を見極めて、守備のバランスを考え てプレーしよう。
・セカンドボールで競り勝とう。
・残り45分、集中していこう。
[試合後]
鹿島アントラーズ:石井 正忠
前半の2失点は事故のようなかたち。後半の入り方は守備ではじれずに、しっかり守ること。攻撃も相手陣内に入ることはできていたので、ボールを回して追いつこうと話していた。選手を信頼して、どうにか耐えて逆転できたので、選手に感謝したい。試合前に満男が「ホームゲームだし、しっかり勝とう」と言ったことが、選手全体の気持ちとして感じられた。たくさんのファン・サポーターの皆さんのなかで、こういう勝ち方ができたことは、ひとつの自信になると思う。
Q 交代策がことごとく当たったと思うが、特に土居選手に期待したこと、伝えたことは。
ミーティングの際、スピードもあるし、仕掛けること、前を向くプレーを続け、もう少し強引にゴール前に向かってもいいんじゃないかと伝えていた。試合に入る前には、周りとのコンビネーションを使いながら、どんどんゴールに向かって行こうと伝えた。しっかりやってくれたと思う。
Q 土居選手はセレーゾ監督では不動のレギュラーだったが、ベンチでスタートさせた意図は?
練習を見ていて聖真らしさが出ていないと感じていたので、今日のステーティングの11人には選ばなかった。
Q 交代のタイミングが特長的だったが、特に3枚目の交代のタイミングの意図は?
ダヴィの交代はよくなかったというのがあった。アツ(中村選手)も思ったようなプレーができていなかった。自分のイメージと違ったので早く代えて、早い段階で追いつけば展開も変わると思っていた。最後、聖真の交代はサイドハーフに置くか、前に置くか迷ったところもあったが、やっぱり前に置いてサイドの選手とコンビネーションをとってもらうことにした。ゴールに積極的にしかけることを求めていた。
Q 0-2になったが跳ね返す自信があったか?
失点は崩されたのではなく、自分たちの単純なミスだった。もちろん反省は必要だが、ベンチのメンバーを見ても確実に逆転できると思っていた。
Q 2ndステージ首位に立ったが。
今始めて知ったが、まだ順位は関係ない。4つ連勝できたことが一番大きい。しかし、2失点したことは非常に悔しい。順位に関係なく、しっかり反省していきたい。
ベガルタ仙台:渡邉 晋
遠いところまで駆けつけてくれたサポーターに感謝している。受け入れがたい敗戦。少なくともアウェイで勝ち点1は取らなくてはいけないゲームだった。前半をしっかりゼロで抑えることがキーポイントだった。後半は守備のバランスを整えながら、システムを変えながら、奪って出て行こうと考えていた。3失点のうち2失点がクロスから。前節もそうだった。トレーニングをしているのにこれだけやられるということは、もっとトレーニングの質を上げなくてはいけない。下を向く暇はない。しっかり前を向いて前進していくだけ。
選手コメント
[試合後]
【土居 聖真】
早い段階で苦しい状況になったけど、勝ち点3をホームで取ることができて良かった。点に絡むことしか考えていなかった。結果として勝利につながったので、良かったと思う。
【山本 脩斗】
立ち上がりが良くなくて、その中で2点を取られてしまった。前半のうちに1点が欲しかった中で、自分のシュートが良い形で決まってくれた。まだ先は長い。1試合ずつ、勝ち点3を積み上げていく気持ちでやっていく。
【西 大伍】
ホームゲームだったが、自分たちで立ち上がりにバタバタしてしまった。ハーフタイムには「必ずチャンスは来る」という話をしていた。2アシストは、どちらもゴール前の選手がよく決めてくれたと思う。今日は2失点に絡んでしまったけど、カバーしてくれるみんながいる。これからもチーム一丸で戦っていきたい。
昌子選手、曽ヶ端選手のコメントは、アントラーズモバイルをご覧ください。
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