日刊鹿島アントラーズニュース

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2016年10月31日月曜日

◆日本人対決は大迫に軍配! ケルン、モデスト3発で酒井高フル出場のHSV下す(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/world/ger/20161031/509599.html?cx_cat=page1



 ブンデスリーガ第9節が30日に行われ、FW大迫勇也所属のケルンと日本代表DF酒井高徳所属のハンブルガーSVが対戦した。

 ケルンはここまで4勝3分け1敗と好調。対するハンブルガーSVは未だ白星がなく、2分け6敗で最下位に沈んでいる。大迫はリーグ戦8試合連続で先発に名を連ね、左サイドに入った。一方の酒井はボランチの位置でリーグ3試合ぶりに先発し、日本人対決が実現している。

 序盤はハンブルガーSVがやや押し気味に進めながらも、最後のところでパス精度を欠くなど、チャンスを活かすことができない。

 一方のケルンは34分、右サイドからの折り返しをエリア手前中央の大迫が右足ダイレクトで狙ったが、このシュートはDFにブロックされた。

 ケルンに最大のチャンスが訪れたのは41分。左サイド深くでボールを持った大迫がドリブルを仕掛けてエリア内に侵入すると、DFに倒されてPKを獲得。しかし、キッカーを務めたアントニー・モデストがこれを左ポストに当ててしまい、先制点とはならなかった。

 このまま0-0で前半を折り返す。

 後半に入り55分、ケルンはアルチョムス・ルドニェスフに代えてシモン・ツォラーを投入。ツォラーが左サイドに入り、大迫が最前線にポジションを移した。

 この交代直後の57分、ハンブルガーSVのボビー・ウッドがボールとは関係のないところでドミニク・ハインツに肘打ちを見舞い、一発退場となった。

 すると数的優位に立ったケルンが61分に試合を動かす。左サイドのツォラーが右足で低い弾道のクロスを入れると、走り込んだモデストがわずかに触れたボールがそのままゴール右隅に吸い込まれ、先制点となった。

 リードを得たケルンは72分、高い位置でルーズボールを拾った大迫がディフェンスラインの裏に絶妙な浮き球のパスを通す。抜け出したモデストが胸トラップから右足ボレーで狙ったが、シュートはわずかにゴール左へ逸れた。

 決定機を逃したケルンだったが82分、右サイドからマルセル・リッセが上げた鋭いクロスをニアサイドに走り込んだモデストがヘディングで合わせて貴重な追加点をマーク。さらに86分、浮き球のパスでエリア内に抜け出したモデストがGKの股下を抜くシュートを決めてハットトリック達成。ケルンのリードが3点に広がった。

 試合はこのまま3-0で終了。好調ケルンがエースのハットトリックでハンブルガーSVに快勝した。なお、大迫と酒井はともにフル出場している。

 11月5日に行われる次節、ケルンは敵地で日本代表MF長谷部誠所属のフランクフルトと、ハンブルガーSVはホームで同MF香川真司所属のドルトムントと対戦する。

【スコア】
ケルン 3-0 ハンブルガーSV

【得点者】
1-0 61分 アントニー・モデスト(ケルン)
2-0 82分 アントニー・モデスト(ケルン)
3-0 86分 アントニー・モデスト(ケルン)

◆大迫、“一人三役”で勝利貢献!!ボランチ高徳のHSVは今季未勝利の苦境続く(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?202127-202127-fl

[10.30 ブンデスリーガ第9節 ケルン3-0ハンブルガーSV]

 ブンデスリーガは30日、第9節3日目を行い、FW大迫勇也の所属するケルンはホームでDF酒井高徳の所属するハンブルガーSVと対戦し、3-0で快勝した。大迫、酒井はともにフル出場。右ウイングで先発した大迫は左サイドハーフ、2トップの一角と“一人三役”をこなし、勝利に貢献した。

 今季は2トップを基本布陣としてきたケルンだが、この日は右から大迫、FWアントニー・モデスト、FWアルチョムス・ルドニェフスの3トップを採用。前線は流動的に動いたが、前半12分にDFドミニク・マローが負傷交代すると、4-4-2にシステムを変更し、モデストとルドニェフスの2トップで、大迫は左サイドハーフにポジションを下げた。

 リーグ戦3試合ぶりの先発となった酒井は25日のDFBポカール2回戦・ハレシャー戦(4-0)に続いてボランチでプレー。本職ではないポジションながら守備で体を張ると、前半24分には左CKのセカンドボールを右足ボレーで狙ったが、大きく枠を外れた。

 ケルンは前半40分、左サイドのスローインを受けた大迫が鋭いターンからドリブルでPA内に進入。DFアシュトン・ゲッツに倒され、PKを獲得した。ところが、モデストのキックは左ポストを直撃し、先制点とはならず。スコアレスのまま折り返した後半11分にはルドニェフスに代わってFWジモン・ツォラーが左サイドに入り、大迫とモデストの2トップに変わった。

 すると直後の後半13分、ハンブルガーSVはボールがないところのポジション争いでFWボビー・ウッドがDFドミニク・ハインツの腹部をひじ打ちしたとして一発退場。数的優位に立ったケルンは同16分にツォラーが左サイドから右足で入れたクロスがモデストの右足をかすめてゴール右隅に吸い込まれ、先制点を奪った。

 10人のハンブルガーSVに対し、試合を優位に進めるケルンは後半37分、MFマルセル・リッセの右クロスをモデストがヘディングで押し込み、追加点。同41分にもリッセのロングフィードに抜け出したモデストがGKとの1対1から冷静に右足で流し込み、3-0と勝利を決定づけた。

 前節のヘルタ・ベルリン戦(1-2)で今季初黒星を喫したケルンだが、2試合ぶりの白星で勝ち点を18に伸ばし、順位も4位に浮上。一方のハンブルガーSVは7試合連続の無得点で2連敗となり、開幕から2分7敗の未勝利が続いている。

2016年10月30日日曜日

◆鹿島3連敗も収穫 昌子「手応えかなり感じている」(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/1731041.html



<明治安田生命J1:鹿島0-1川崎F>◇第2ステージ第16節◇29日◇カシマ

 鹿島が川崎Fとのチャンピオンシップ(CS)前哨戦に敗れ、今季2度目の3連敗を喫した。

 前節、完敗した東京戦の反省を受けて前線からの守備を整備。相乗効果で攻撃陣も躍動し、試合の主導権は握ったものの、後半に唯一といっていい連係ミスを突かれて失点した。

 攻撃陣はMFファブリシオ、DF昌子、FW赤崎のシュートがクロスバーをたたくなど、不運もあって無得点だったが、DF西大伍(29)が先発復帰するなど明るい話題も。石井正忠監督(49)は「選手が90分間、質の高いサッカーを見せてくれた。今日の内容をベースにリーグ戦の最終節、天皇杯、CSにつなげたい」。DF昌子源(23)は「手応えはかなり感じている。(失点に絡んだ選手には)守備の真ん中のセンターバックとして、注文させてもらった。チームに対しても、もっと危機感を持ってほしいと言わせてもらった」と引き締めた。

◆鹿島 シュート17本もCS“前哨戦”勝てず…今季2度目3連敗(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2016/10/30/kiji/K20161030013625660.html

明治安田生命J1第2S第16節  鹿島0―1川崎F (10月29日  カシマ)

<鹿島・川崎F>前半、パスを出す鹿島・昌子

 鹿島は、チャンピオンシップで対戦する可能性のある川崎Fとの“前哨戦”で今季2度目の3連敗を喫した。シュート17本を放ちながら、前半16分のMFファブリシオをはじめ、3度もクロスバーに嫌われた。 

 前節のFC東京戦は完敗を喫したが、29日は前半から試合を支配するなど押し込んでいただけに、石井監督は「いい内容のゲームをしながら失点してしまった。本当にそこだけ」と悔しさをにじませた。

◆鹿島・石井監督、好機生かせず肩落とす「いい内容でゲームを進めていたが…」(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20161029/jle16102918290007-n1.html

 明治安田J1第2ステージ第16節(29日、鹿島0-1川崎、カシマ)ゴール前での決定力が明暗を分けた。鹿島は前半20分ごろ、金崎がGKとの1対1の決定機でシュートを防がれた。その後も好機を生かせず、石井監督は「敵陣でパスを回したが、最後で決められなかった」と肩を落とした。

 チャンピオンシップ(CS)でも当たる可能性がある相手との一戦。押し込みながら敗れ、監督も「いい内容でゲームを進めていたが、一瞬で失点してしまった」と、なかなか気持ちを切り替えられない様子だった。

鹿島・昌子
「もったいない試合。情けないが、プラスに捉えられる部分もあった」

◆J1鹿島、力負け(茨城新聞)


http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=14777483276382

明治安田J1第2ステージ第16節(29日・カシマスタジアムほか=9試合)鹿島は川崎に0-1で敗れ、今季2度目の3連敗を喫した。通算成績は6勝2分け8敗。勝ち点20で11位に順位を下げた。年間順位は3位のまま。

鹿島は序盤から主導権を握って試合を進めたが、好機を逸し続けた。後半20分に失点した後も攻め続けたが、1点が遠かった。

浦和は磐田を1-0で下し、6連勝で勝ち点を40に伸ばして第2ステージ優勝を決めた。

■圧力かけボール奪取 鹿島・石井監督
押し込まれる形を想定したが、自分たちがプレッシャーをかけてボールを奪えた。チャンスを決め切れないところがきょうのポイント。選手は質の高いサッカーを見せてくれた。これをベースに残りの試合を戦いたい。

■失点場面は直すべき 鹿島・西
個人的には先を見据えて様子を見ながらやった。失点した場面は直さないといけない。チャンピオンシップは勝つだけ。

◆2016明治安田生命J1リーグ 2ndステージ 第16節(オフィシャル)


http://www.so-net.ne.jp/antlers/games/51823

明治安田J1 2nd 第16節

鹿島、ホームで完封負け。川崎Fに屈してリーグ戦3連敗。

鹿島が3連敗を喫した。J1 2nd 第16節、川崎フロンターレとカシマスタジアムで対戦すると、何度も決定機を作りながらゴールを奪うことができずにスコアレスでハーフタイムへ。後半もチャンスを活かせずに65分に失点すると、ビハインドを最後まで挽回できなかった。スコアは0-1。ホームで完封負けを喫した。

鹿島は前節、FC東京とのアウェーゲームで1-2と敗れた。前半のシュートはわずかに1本にとどまり、不甲斐ない内容で90分を終えてしまった。これでリーグ戦は2連敗。ビジタースタンドをアントラーズレッドで染めたサポーターからはブーイングが飛んだ。

敗戦翌日のオープンスタジアムを経て、気持ちを新たに迎える1週間。勝利だけを目指してトレーニングを積み、10月最後の一戦に臨む。チャンピオンシップの前哨戦とも言える試合を前に石井監督は「自分たちがボールを奪う形を作ったとしても、相手にボールを保持される時間は長くなる。どう耐えながら自分たちのペースに持っていくのかを考えていきたい」と展望。「手の内を隠したりはしない」と言い切った。

指揮官は先発メンバーを3名変更。右サイドバックに西、ボランチに小笠原を復帰させ、前線には鈴木を起用した。GKは曽ケ端、最終ラインは西のほか、ファン ソッコと昌子、山本が並ぶ。小笠原のパートナーは永木、2列目は前節から引き続き、遠藤とファブリシオのペアに。前線は鈴木と金崎が2トップを組む。そしてベンチには、GK櫛引と植田、伊東、三竿、中村、杉本、そして赤崎が控えている。





穏やかな青空の下、ホームでの勝利を渇望するサポーターがカシマスタジアムに熱い声援を降り注ぐ。背番号12の後押しを受け、鹿島は14時4分にキックオフを迎えた。



開始直後、小笠原が相手のキーマン・中村に激しいタックル。2試合ぶりに先発復帰したキャプテンが、連敗中のチームを目覚めさせるかのように気迫に満ちたプレーを見せた。背番号40は鹿島の羅針盤となって試合を支配し、縦横無尽にピッチを駆けた。

鹿島は開始1分、ファブリシオのポストプレーから金崎が右足ボレーで狙う。直後の右CKからセカンドボールを拾って二次攻撃を仕掛け、遠藤が得意の左足を振り抜く。ネットを揺らすことはできなかったが、ゴールへの意欲を全面に押し出していった。前節とは見違えるような立ち上がりとなった。

攻撃サッカーを持ち味とする川崎Fに対して、鹿島は自陣に引く場面とプレスを掛けるプレーをうまく使い分けながら試合を進めた。ボールを奪った後は鈴木や金崎が身体を張って起点となり、右サイドでは遠藤と西が滑らかなパス交換で鹿島にリズムを与えていく。そして、最初の決定機は16分だった。ファブリシオがペナルティーエリア左手前で縦パスを出し、鈴木の落としを受けて右足を一閃。強烈なミドルシュートが枠を捉えたが、クロスバーを直撃してしまった。

続いてのチャンスは19分。相手の最終ラインでミスを突いてボールを奪った金崎がドリブルで敵陣を独走し、ペナルティーエリアへ。相手GKと1対1となってシュートを放ったが、惜しくも阻まれた。そして24分には、左CKのセカンドボールを拾った昌子が思い切りよく右足を振り抜き、ロングシュートを放つ。唸りを上げるような強烈なボールは相手GKの手をかすめ、クロスバーを直撃してしまった。

チャンスを活かせないまま、前半は終盤へ。鹿島は川崎Fに決定機を作らせず、充実の内容でハーフタイムを迎える。しかし、内容が良くともリードを奪えなかった事実が、最後にのしかかることとなる。

0-0で迎えた後半も、鹿島は出足の早いプレスと積極的な突破でチャンスを作り出していく。50分、金崎のパスを受けた遠藤がペナルティーエリアに入って右足シュート。枠を捉えたが、相手GKに阻まれた。52分には右サイドからのパスを受けた鈴木がペナルティーエリア内を縦へ突進。相手と交錯して倒れたが、PKを告げる笛は鳴らなかった。

















鹿島は後半立ち上がりのチャンスも活かせず、試合は次第に拮抗した展開に。そして65分、先制ゴールは川崎Fのものだった。ペナルティーエリア左側へスルーパスを通されると、エウシーニョのシュートを曽ケ端が弾いたところに詰めた森本に押し込まれてしまった。

ビハインドを負った鹿島は65分に中村を投入して反撃を期す。70分にはペナルティーエリア中央でこぼれ球に反応した遠藤が強烈な左足シュートを放ったものの、またも相手GKに弾かれた。石井監督は73分に赤崎をピッチへ送り出し、前線を活性化させてゴールを目指した。

鹿島は終盤もチャンスを作り出した。78分、左サイドで得たFKを小笠原がファーサイドへ蹴り込み、ソッコがダイビングヘッド。ゴール方向へ飛んだボールがラインを越え、カバーに戻った相手DFのクリアがゴールネットを揺らす。同点ゴールかと思われたが、オフサイドの判定で得点は認められなかった。さらに81分、西がグラウンダーのクロスを供給し、赤崎がニアサイドへ飛び込む。右足で合わせたシュートはクロスバーを直撃。またも決定機をゴールへ結び付けることはできなかった。

4分と表示されたアディショナルタイムも、鹿島のゴールは生まれなかった。0-1。ホームで完封負けを喫し、これでリーグ戦3連敗となった。





















それでも、ゴール裏からはチームを鼓舞するコールが飛んだ。セカンドステージは残り1試合。次節は5日後、11月3日のヴィッセル神戸戦だ。再び迎えるホームでの一戦で、天皇杯とチャンピオンシップへつながる勝利を掴みに行く。



【この試合のトピックス】
・西が8月27日のJ1 2nd 第10節横浜FM戦以来リーグ戦6試合ぶり、鈴木が9月10日のJ12nd 第11節柏戦以来リーグ戦5試合ぶりの先発出場を果たした。
・小笠原が2試合ぶりの先発出場、杉本が2試合ぶりの途中出場を記録した。


監督コメント

[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:石井 正忠
・守備は良い形はできている。後半も続けること。
・相手陣内に攻め込んだら、テンポ良くボールを動かし、背後を狙っていこう。
・後半も立ち上がりから集中力を切らさず戦おう!前線からしっかり相手にプレーを制限していこう。


川崎フロンターレ:風間 八宏
・守備は正しいポジションからコンパクトな形で。
・自信をもって仕掛けて崩していこう。


[試合後]
鹿島アントラーズ:石井 正忠
今日も非常に大勢の方がカシマスタジアムに試合を見に来てくれた。テレビの前でも多くの方が注目された試合で、本当にいい内容のゲームをしながら、簡単に失点をしてしまった。ある程度押し込まれる形を想定したが、自分たちがしっかりプレッシャーをかけてボールを奪う形ができていた。攻撃でも相手陣内にボールを運んで、自分たちでボールをつなぐ形ができていた。チャンスで決められなかったことが、今日の試合のポイントになってしまった。今日は90分間、選手が質の高いサッカーを見せてくれたので、これをベースに、この先のリーグ戦1試合、天皇杯、チャンピオンシップへと進んでいきたい。

Q 前節、遠藤選手、今節、西選手が復帰したが、2人の評価は?

A ヤスは2試合目、大伍は久しぶりの先発だったが、今までと同じようなパフォーマンスを見せてくれたと感じている。同じ右サイドで、動き出すタイミング、コンビネーションは変わらなかったと思う。非常にいい動きをしてくれた。


川崎フロンターレ:風間 八宏
全体とすれば、勝つために、チームのために、選手たちがよくやってくれた。サッカーは1人でも自信を持たなかったり、技術を持って相手に向かっていかないということになるとリズムが悪くなる。最終的には、フォーメーションというものは崩してなんぼのものだが、特に前半は、すべてしっかりと受け止めてしまった。点を取ったところは我々が武器を持っている証拠。しっかり、準備をする。成功だけではなく、失敗も理解した上での準備。それを選手がよくやってくれて、結果を出してくれているので、しっかり続けて質の部分を高めていきたい。


選手コメント

[試合後]

【永木 亮太】
失点以外は相手を抑えることができて、狙っていた守備をすることができた。ただ、最後の部分をしっかりと決めないとワンチャンスでやられるという典型的な試合だった。自分たち主導で試合を進めて、手応えを感じた。結果がついてこなくて残念だけど、リーグ最終節とチャンピオンシップに向けて良い流れを作れた。

【昌子 源】
情けない試合をしてしまった。みんなが危機感を持ってやらないといけない。その中で勝たないと意味がない。こちらは上も下も関係ない状況だが、チャンピオンシップに向けてこの状況の中で勝ち切ることが必要。チャンピオンシップに向けて勝つのと負けるのとは違うけど、手応えは感じた。次の試合でチャンピオンシップに向けての覚悟を見せたい。サポーターも次と言ってくれたが、リーグ最終節の神戸戦ではサポーターと一緒に戦って、最後に笑いたい。

【西 大伍】
個人的にはチャンピオンシップに向けての準備という一面もあった。相手は年間1位という高いモチベーションを持ってきたと思うが、試合を終えて手応えは感じている。やられた場面は抑えないといけないシーンだった。チャンピオンシップで勝てばいいと思うが、全員が全ての試合を観られる訳ではないので、神戸戦も観に来た人に何かを感じ取ってもらえるようにしたい。

【赤崎 秀平】
前節があのような試合だっただけに、今日は決定機も多かったし内容的には良い部分があった。相手の出来が良くなかっただけにかなり悔しい負け。また対戦するかもしれない相手として、イメージは悪くない。ロッカールームでは、「次はしっかり勝とう」という話があった。

2016年10月29日土曜日

◆歴史を作るための最高のリスタート。U-19日本代表がアジアの準決勝で誇示した「2チーム分の戦力」(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?201889-201889-fl



[10.27 AFC U-19選手権準決勝 日本 3-0 ベトナム]

「すごく嬉しい。誰が出ても点を取れて、自分たちのサッカーができて……」

 そう言って相好を崩したのは、この日1分も出場していないMF坂井大将(大分)だった。24日(日本時間25日)に行われたAFC U-19選手権準決勝・ベトナム戦。内山篤監督はこの一戦で先発メンバー10名を刷新。冒険的とも言える采配でこれまで出場時間0分の選手3名を含むメンバーをピッチに送り出し、そして3-0の勝利をつかみ取ってみせたのだ。

 大会直前に行った選手ミーティングの席上、坂井は「出場時間の長い選手もいれば、短くなってしまう選手もいると思う」と率直に語ったという。その上で「チームのためにやってほしい」と語りかけていた。もちろん、選手は人の子。出られなければ悔しいし、フラストレーションがたまらないはずもない。モチベーションを常に最高潮に保てていたかと言えば、そうでないときもあっただろう。「試合に出られないメンバーは、イライラしていた部分はある」とMF長沼洋一(広島)は率直に言う。ただ、「マチ(町田浩樹=鹿島)とかが(出られない悔しさを)顔に出すことなくやってくれていた」と坂井が振り返ったように、出場機会のない選手たちもチームのために戦うという思いは共有し続けていた。

 そして迎えた準決勝は、そうした選手たちを一気に起用する機会となった。これを指揮官の温情采配と見るのはお門違いだろう。「『勝つ』という大前提の下で、4試合を戦ってのコンディション、メンタルのいろいろなものを総合して判断した」と内山監督は言う。世界切符という最大目標を獲得した直後のモチベーション、そしてフィジカルコンディションを考えての決断だった。裏を返して言えば、試合に飢えている選手たちのモチベーションは高く、フィジカル的に消耗していないということである。「みんなに機会を与えるという安易なものではない」という内山監督の言葉は、建前ではなくて本音だろう。

 試合前日の練習前のミーティングで発表されたこの日のスタメン。「やってやろうという気持ちだった」と長沼が言うように、士気は抜群に高かった。実戦感覚という意味では一抹の不安があったが、準々決勝からメンバーを代えずに臨んできたベトナムとは、この一戦に懸ける思いに天地の差があったことは間違いない。立ち上がりから圧倒しての3-0という勝利は、「この代表には2チーム分の戦力があることを証明した」(長沼)ものだった。

「今日は(廣末)陸、マチ、(板倉)滉といった出場0の選手たちがみんなを引っ張ってくれた」と主将の坂井は言う。試合に出続けていた選手たちにとっても、大いに刺激となる結果だったことは間違いない。「準々決勝で(10年ぶり世界大会出場という形で)歴史を変えられたので、次は今まで優勝したことのない大会を23人とスタッフ全員の力で優勝して、歴史を作ろうと思います」(坂井)。次の相手は、大会でこれまで当たったチームとはちょっとレベルの違うサウジアラビア。圧倒的攻撃力を誇る難敵に対してチーム一丸で戦い抜いて初優勝をつかみとる。世界切符をつかんだチームは、新たな歴史を作るための最高のリスタートを切ってみせた。

(取材・文 川端暁彦)

◆U19日本初V王手 坂井主将「新たな歴史作りたい」(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/japan/news/1730697.html

<U-19アジア選手権:日本3-0ベトナム>◇準決勝◇27日◇バーレーン

 日本がベトナムに3-0で快勝し、5大会ぶりに決勝に進んだ。U-20W杯(17年5月20日開幕、韓国)の出場権を獲得した準々決勝から先発を10人入れ替え、立ち上がりに岸本武流(たける、19=C大阪)が先制。中村駿太(17=柏U-18)の2得点で突き放した。初優勝を目指して30日(日本時間30日午後11時半開始)の決勝でサウジアラビアと対戦する。

 5大会ぶり7度目の決勝で初優勝を狙う主将のMF坂井は「決勝で負けると台無し。新たな歴史をつくりたい」と意気込んだ。

 準々決勝から先発が10人入れ替わったが、格下を抑え込んだ。5戦連続の無失点と堅守は健在。初先発のDF板倉は「ここで無失点を崩したら自分たちのせい」と重圧をかけ、意地で失点ゼロをつないだ。

 センターバックは初戦から中山と冨安で固定され、板倉、町田は出番がなかった。だが2人は不満を漏らさずに雰囲気づくりに腐心。町田は選手ミーティングで「国歌を大きな声で歌おう。落選した選手の気持ちも背負って戦う。ぼそぼそと歌っては駄目」と呼び掛けた。控えでふてくされるようでは仲間に面目が立たない。そんな意識も共有させた。

 選手としての自負もあり、町田は「自分はあの2人(中山、冨安)より迫力がある。それを見せたい」との思いでピッチに立った。切磋琢磨(せっさたくま)して力を高め、初優勝まであと1歩にこぎつけた。

◆負傷のケルン大迫勇也、指揮官はハンブルガーSV戦での起用に慎重「様子見」(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?201923-201923-fl



 ケルンに所属するFW大迫勇也は、30日に行われるブンデスリーガ第9節のハンブルガーSV戦で復帰する可能性があるようだ。もっとも、ペーター・シュテーガー監督は状態次第で起用を見送る可能性もあると示唆している。

 大迫は第8節のヘルタ・ベルリン戦で負傷交代し、26日に行われたDFBポカール2回戦のホッフェンハイム戦を欠場していた。

 指揮官は大迫の状態に関して「ユウヤは昨日、ランニングを始めた。日曜日までに間に合うかどうかは様子見といったところだ」とコメント。直前まで状態を見て、起用を決めると明かした。

 また、対戦相手については「順位は我々のほうが上だが、侮れない相手だ」と話している。

◆本山雅志、プロ19年目で初体験の“プレッシャー”。故郷・北九州で挑むJ2残留争い(フットボールチャンネル)


http://www.footballchannel.jp/2016/10/28/post181917/

今シーズンからギラヴァンツ北九州でプレーする本山雅志

 通算19シーズン目を迎えたプロサッカー選手人生で、37歳の大ベテラン、MF本山雅志は初めて経験する“プレッシャー”の真っただ中にいる。

 高校サッカー史上で初めてとなる三冠獲得の勲章を引っさげ、東福岡高校から鹿島アントラーズに入団したのが1998シーズン。神様ジーコが礎を築いた常勝軍団で5年目から栄光の背番号「10」を託され、前人未到のリーグ戦3連覇を含めた14個ものタイトル獲得を経験してきた。

 一転して、今シーズンから完全移籍で加入したJ2のギラヴァンツ北九州は、残り5試合となったリーグ戦で最下位に甘んじている。このままシーズンを終えれば、J3降格の憂き目にあう。ひとつ順位を上げて21位になっても、ホーム&アウェイ形式で行われるJ3の2位との入れ替え戦が待つ。

 これが20位に滑り込めば残留を果たせる。現時点で21位のFC岐阜との勝ち点差はわずか「1」で、20位のツエーゲン金沢とは「3」。ツエーゲンと勝ち点36で並び、得失点差でわずかに上回るカマタマーレ讃岐が19位につける。痺れるような状況に、百戦錬磨の経験をもつ本山も苦笑いを隠せない。

「後がない感じは優勝争いと似ているかもしれませんけど、頂点へ向かっていくときに感じるプレッシャーと、下に落ちるかもしれないというプレッシャーは、やっぱりまったく異なるものなので。その部分では難しいですけど、だからこそモチベーションをどれだけ上げられるか。(優勝争いと)似たような感じだと言い聞かせながら(プレッシャーを)いい方向に変えて、目の前の試合で自分のプレーをしっかりとすることだけを考えています」

「1試合、1試合がめちゃくちゃ疲れます」

 アントラーズ時代で唯一、「降格」の二文字がちらついたのは本山が加入して2年目の1999シーズンくらいだろうか。この年は開幕から低空飛行が続いた末に、セカンドステージ途中でゼ・マリオ監督を解任。ジーコが総監督として急きょ指揮を執り、最終的には年間総合順位を9位で終えた。

 当時の本山はまだ途中出場が多く、リーグ戦におけるゴールも記録していなかった。それだけに、37歳にして初めて経験する残留争いは、逆の意味で新鮮に感じられるのだろう。1試合を終えたときに覚える感覚が「まったく違いますね」と、再び苦笑いしながらこう続ける。

「1試合、1試合がめちゃくちゃ疲れます。勝った試合ももちろんですけど、負けたらどこが悪かったのかをすぐに考えるので。何よりも『勝たなきゃいけない』という状況が、やっぱり疲れますよね」

 昨シーズンはわずか6試合、合計139分間のプレーに終わった。先発出場はセカンドステージ第5節のサガン鳥栖戦だけ。リーグ戦終了後にフロントと話し合いの場をもち、退団が決まった。当時のアントラーズのオフィシャルサイトには、本山のこんなコメントが綴られている。

「今後を考えるうえで自分のキャリアを振り返ったとき、いろいろな情景や感情が沸いてきました。しかし、最後には『まだピッチに立ち続けたい』という気持ちが残りました。試合に出場して、チームに貢献したい。プロ選手としてあるべき姿を追い求めたいという願いから、退団を決意しました」

 いくつかのオファーを受けたなかで真っ先に声をかけてくれて、柱谷幸一監督が茨城県鹿嶋市へ足を運んで熱意も伝えてくれたギラヴァンツを選んだ。カテゴリーがJ2となることに、何も不安もなかった。むしろ北九州市で生まれ育ち、サッカーを始めた本山は原点に戻る思いを胸中に募らせていた。

「10」番を背負うことも状況次第では可能だった

鹿島では長年にわたり10番を背負った

 たとえば背番号。今シーズンはチーム内でもっとも大きな「43」を背負っているが、これは登録が遅れたからではなく、本山自身が望んでつけたものだ。ギラヴァンツ側は当初、アントラーズにおける本山の功績に敬意を表して、背番号に関してこんな言葉をかけてきた。

「10番をつけたいのならば、コテに聞いてみて」

 コテとは大分トリニータから加入した2013シーズンから、背番号「10」を託されてきたMF小手川宏基。アントラーズ時代に続いて「10」番を背負うことも状況次第では可能だったが、本山はギラヴァンツへの移籍が決まったときから「43」しか考えていなかった。

 北九州市立二島中学校から、全国の猛者たちが集まる名門・東福岡高校へ進んだ1995年。練習試合に臨むために手渡されたユニフォームに記されていた番号が、実は「43」だった。

「東福岡は僕が飛躍したチームでもあるので。そこで付けた最初の背番号のもとで、原点に戻ってサッカーをやりたいな、という気持ちですね。なので『10』に関しては何も考えていませんでした」

 迎えた今シーズン。昨シーズンはJ1を戦ったモンテディオ山形をホームの北九州市立本城陸上競技場に迎えた2月28日の開幕戦で、ギラヴァンツはJ2に加盟して7シーズン目にして初となる白星発進を果たす。本山も後半24分から途中出場し、歓喜の瞬間をピッチのうえで味わった。

 しかし、J3から初めて昇格したレノファ山口に初勝利を献上した第2節を境に、風向きが大きく変わる。第13節のFC町田ゼルビア戦まで実に11試合も勝ち星から見離され、松本山雅FCに苦杯をなめた第16節終了時には2010シーズン以来となる最下位に転落した。

 本山自身も後半途中からの出場が多くなった。しかし、自身のコンディションと、何よりもチームが置かれた状況と戦力とを考えたときに、それが指揮を執って4シーズン目となる柱谷監督の考えうるベストの戦略だと受け止めて、与えられたチャンスでベストを尽くしてきた。

「けが明けという時期もありましたけど、チームとして守備を重視する戦い方が多くなってきたので、その部分で後半に勝負をかける途中交代だったと思っています」

ベテランの自問自答。いまの自分に何ができるか

 アントラーズ時代に培った濃密な経験と、Jクラブのなかでも希有な強さを誇る「勝者のメンタリティー」を、生まれ故郷に産声をあげたギラヴァンツに伝授したいという思い。なかなか勝ち星をあげられずに、もがき苦しんでいる現実。そのはざまでいまの自分に何ができるかを、本山は自問自答してきた。

「もちろん勝つための試合をしたい。けれども、鹿島とはまた違った色があるチームなので、そこは監督がやりたいサッカーや、みんなができるサッカーというものに準じていかなきゃいけない。その部分では難しい部分がありましたけど、前半戦に比べればそういう状況にも慣れてきましたし、もっと違う部分も出していけるのかな、と思っています。

 やっぱりこのチームは前からボールを奪いにいくというよりは、(自陣に)引いてボールを奪ってカウンターという形が多いので。引いてボールを奪ったときに、しっかりとボールをつないで起点になる、あるいは自分たちがボールをもつ時間を長くすることが僕にはできると思うので。そういうプレーを、もっとやっていきたいですね」

 厳しい状況に置かれても泰然自若としているオーラを発しているのは、アントラーズ時代の経験がなせる業なのかもしれない。コンディションも上がり、8試合連続で先発に名前を連ねた23日の清水エスパルス戦。敵地で0‐2と苦杯をなめ、5試合ぶりに黒星を喫しても、後半23分にベンチへ退いた本山の口調は穏やかだった。

「勝ち点1でも取って帰ろう、というプランで臨んだんですけど。先に点を取られて、それでも粘り強く攻めていくなかでチャンスを作れればと思って試合を進めていきましたけど、向こうがボールをもつ時間が長くなってくるにつれて難しい状況になりましたね。僕自身のコンディションはいいですよ。今日もまだまだできる感じだったので」

 J1昇格プレーオフ圏内につける京都サンガ、首位を快走する北海道コンサドーレ札幌とスコアレスドローにもちこんで勝ち点1を稼ぎ、前節では残留を争うカマタマーレに3‐0で快勝。ツエーゲンに代わって最下位を抜け出したが、1試合で逆戻りしてしまった。

どうしても残留したい理由。新スタジアムのオープン

地元北九州に帰り、現在は実家から練習に通っているという本山

 残りは5試合。ギラヴァンツにはどうしてもJ2に残留したい理由がある。悲願でもあった新スタジアムである、建設中の北九州スタジアムが来年3月12日に正式オープンすることが決まったからだ。

 JR小倉駅から北へわずか500メートル、徒歩約7分に位置する、いわゆる「街中スタジアム」は約1万5000人収容の球技専用で、J1規格をも満たしている。2014シーズンには5位に食い込みながら、現在の北九州市立本城陸上競技場の不備でJ1ライセンスが付与されなかったがゆえに、J1昇格プレーオフに出場できなかった。

 念願がかなって、今年9月には来シーズンのJ1ライセンスが交付された。人口約96万人を抱える北九州のサッカー界にとって、新スタジアムのこけら落としとともに新たな歴史が幕を開ける2017年。象徴をなすギラヴァンツがJ3で迎えるわけにはいかないと、本山も力を込める。

「僕たちにはもう(J2に)残留するしかないので。(来年は)J1へはいけないので、残留に向けてしっかりやらなきゃいけないので。結果が伴ってくれば、北九州市は人口も多いので、どんどんサポーターも増えてくるはずなので。それを目指して頑張っていきたい」

 アントラーズ時代の晩年は1年契約を続け、目の前の試合に集中してきた。一転してギラヴァンツに移籍した際には2年契約を結んだ。そこにはチームが待ち焦がれてきた真新しいスタジアムで、新たな歴史を作っていく一員になりたいという熱き思いが込められている。

 移籍を決めてからは単身赴任の形で、北九州市内で鮮魚店を営む実家から日々の練習に通っている。実家住まいの37歳のJリーガーという現状に照れ笑いする姿からも、ボールを追いかけ始めたころの原点に戻り、愛してやまないサッカーに夢中になっている本音が伝わってくる。

「僕の部屋ですか? 残っていたといえば、残っていたという感じですね。親と話す時間も多くありますし、本当に“超”がつくほどの地元なので、いろいろな友だちにも会える。懐かしい感覚のなかで、楽しくしています」

 30日の次節はホームにFC岐阜を迎える。J2残留を争うチームとの直接対決はこれが最後。勝てば最下位を再び脱出し、ツエーゲンとカマタマーレの結果次第では、一気に19位にまで順位を上げることができる。文字通りの大一番で、自然体を貫く大ベテラン、本山の存在感がますます大きくなる。

(取材・文:藤江直人)

【了】

◆鹿島石井監督、初代王者貢献サントス氏に勝利贈る(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/1730691.html

 鹿島が今日29日の川崎F戦でレジェンドに勝利を贈る。

 92~95年に在籍し、93年の第1ステージ初代王者に貢献した元ブラジル代表MFのサントス氏(55)が駆けつける。当時、ボランチで組んでいた石井監督は「シンプルだけど勝つ鹿島のスタイルを続けて、と言ってもらった」。MF柴崎、FW土居をともに右足痛で欠く、チャンピオンシップの前哨戦だが、同監督は「手の内は隠さない。真っ向勝負」と意気込んだ。

◆鹿島・永木 “古巣”との一戦で憲剛を意識(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2016/10/29/kiji/K20161029013619860.html

 鹿島の日本代表MF永木が“古巣”との一戦に燃えていた。

 川崎FのU―15、U―18出身。特に意識しているのが「ユースの時、トップ(チーム)にいてよく見ていた」というMF中村だ。同じボランチだったこともあり、「まねしたり、試合会場にもよく見に行っていた」。プロになってからも交流は続き「今でも凄く尊敬している」という。チームは2連敗中だが、勝利に貢献してチャンピオンシップへつなげる。

◆【鹿島】鈴木、9得点で柳沢超えるぞ!…日本人高卒2年目のクラブ最多得点記録(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20161028-OHT1T50246.html

 鹿島は2年目のMF鈴木が川崎戦で「柳沢超え」を目指す。

 負傷のFW土居に代わり、2トップの一角で先発見込み。今季は8得点を記録し、FW柳沢(現鹿島コーチ)が97年に記録した日本人高卒2年目のクラブ最多得点記録に肩を並べている。

 柳沢コーチから「早く超えてくれ」とハッパをかけられた若きストライカーは「出たら点を取れる自信がある」と意気込んだ。

◆【鹿島 vs 川崎F】 ウォーミングアップコラム:「やっと来たという感じですね。いまから楽しみで仕方ないです」(J"s GOAL)


http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/n-00020301/



体を揺らしながら、少し上目遣いの目つきは獲物を狙う肉食獣のそれ。ちょっと目を離せば舌なめずりしていそうな雰囲気さえ漂わせる。草食系全盛の時代に、こんなストライカーっぽいストライカーが生息していること自体貴重なことだ。

5試合ぶりの先発は待望のFW起用。鈴木優磨(写真)は、ゴールを渇望する飢餓感を滾らせていた。

前節のFC東京戦は先発する予定でいた。本人もそのつもりで準備を続け、「いま自分のなかではすごく自信が持てている。タイに行ったことがでかい」と意欲に満ち溢れて試合を待っていた。しかし、直前でメンバー変更。ベンチスタートとなり、後半頭から出場し、チームを引っ張る活躍を見せたが終盤のアシストに留まり、チームも1-2の完敗に終わった。

試合後、鈴木は「先発を外れた悔しい気持ちをぶつけようと思った。試合結果に反映できずに残念です」と肩を落とした。

わずか2年目の選手だが、気持ちを前面に出したプレーはチームメイトだけでなく、スタンドから見る者にも熱い気持ちが伝わるほど。練習でも、一番に目が行くのは鈴木だ。

1stステージで3得点だったゴール数も、2ndステージに入り5点を加算。柳沢敦コーチが2年目に記録した8得点に肩を並べている。

「ヤナさんから『早く越えてくれ』と言ってる」

これまで、ゴールパフォーマンスはクリスティアーノ・ロナウドやネイマールを真似したものが多かったが、次の得点は柳沢コーチを意識したものを考えているという。

「絶対、勝ちます」

そう言い切れてしまう若さと勢い。いま鹿島を引っ張っているのは20歳の肉食系ストライカーである。

文:田中滋(鹿島担当)


明治安田生命J1リーグ 2nd 第16節
10月29日(土)14:00KO カシマ
鹿島アントラーズ vs 川崎フロンターレ

◆【鹿島vs川崎プレビュー】CSで対戦濃厚な両者が激突 主軸の代役が勝負の分かれ目に(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20161028/508817.html?cx_cat=page1



■鹿島アントラーズ 柴崎欠場のボランチは小笠原の出場が濃厚

 中断明けとなった前節のFC東京戦では1-2で敗戦。試合はスコア以上の差があった。中断期間にはタイ遠征で強化を図るなど、チームも手応えを得ていた中での敗戦に、選手も大きなショックを受けていた。その中で迎えるホーム川崎戦。2ndステージも残り2試合となり、鹿島としてはチャンピオンシップに向けて状態を上げていくためにも勝ち点3を手にしたいところだ。

 川崎戦ではメンバー変更が行われる見込み。柴崎岳が右足を痛めて離脱し、欠場する可能性が高い。代わりに小笠原満男が先発復帰する。石井正忠監督は柴崎の欠場でファーストチョイスの11人を選べなくなったかもしれないが、必ずしもマイナスなことばかりではない。今のチーム状態を見た時、百戦錬磨のベテランが入ることでチームが生き返る可能性がある。後半から、もしくは先制されてから目を覚ますことが多く、トップギアでスタートできない試合も多いが、その中で攻守にスイッチを入れる小笠原は、良い変化をもたらすだろう。試合に出られないことを嫌う男が、先発復帰戦で魂のこもったプレーを見せることは想像に難くない。

 さらに負傷明けの遠藤康、中村充孝も復帰2戦目で、ともにコンディションを上げてきている。土居聖真が練習中に負傷するなど、アクシデントに見舞われた鹿島。チーム状態も決して良いとは言えず、不安要素があるのも事実だ。ただ、流れが変わる時とは、こういう時でもある。(totoONE編集部)

■川崎フロンターレ 守備陣のパフォーマンスが白星獲得の大きなポイントに

 鹿島とはチャンピオンシップで対戦する可能性が高く、その意味では前哨戦とも言える一戦となりそうだ。「勝って嫌なイメージを与えておきたい」と話す選手はいるものの、そのことを過度に意識する雰囲気は感じられない。これまで同様、あくまでリーグ戦の1試合として戦うスタンスだ。

 チーム事情に目をやると、今節もGKチョン・ソンリョンは欠場が濃厚。さらに今週の練習で大島僚太が左足を痛めており、今節の出場を見合わせる決断を下している。中盤は、前節に途中交代でのミドル弾で勝利に貢献した森谷賢太郎がトップ下に入り、中村憲剛がボランチでプレーする形でのスタートと見られている。前節は沈黙した大久保嘉人と小林悠の2トップの爆発とともに、中村による卓越したゲームコントロール、そして「ゴールに近い位置なので、結果が求められると思っている」と話す森谷の決定力で、攻撃陣の活性化を期待したいところだ。

 守備面では8試合ぶりとなる無失点勝利を飾ったのは好材料。劣勢を強いられることとなった入り方の悪さは反省点だが、我慢の展開でも失点しなかったことに守備陣は手応えを口にする。2トップが流動的に仕掛けてくる鹿島攻撃陣にも、どれだけ冷静に対処できるか。守備陣の真価が問われる。

 2ndステージ優勝は現実には難しくなったとはいえ、勝ち点1差の状況で追いかける年間1位の座を譲れない気持ちは強い。「勝ち点を取らないと始まらない。浦和がどうとかじゃないので」と中村。1stステージでは残り2節で順位をひっくり返された。今回は残り2連勝で朗報を待つ。(いしかわごう)

2016年10月28日金曜日

◆湘南ベルマーレJ2降格の背景にある移籍モラルの崩壊(THE PAGE)


https://thepage.jp/detail/20161025-00000004-wordleafs



 湘南ベルマーレのJ2降格が決まった。22日の大宮アルディージャ戦で敗れたことで、セカンドステージの2試合を残して、年間総合順位で降格圏の17位以下となることが確定した。

 2013シーズン以来、通算4度目のJ2降格は北海道コンサドーレ札幌、京都サンガ、すでに来シーズンの降格が決まっているアビスパ福岡と並ぶ、不名誉なリーグワーストタイ記録となった。

 曹貴裁(チョウ・キジェ)監督のもとで2度目のJ1に挑んだ昨シーズンは、年間総合順位で8位と大躍進。鹿島アントラーズから2勝をあげ、セカンドステージでは川崎フロンターレやFC東京も撃破するなど、内容をも伴わせて悲願の残留を果たした。

 一転して今シーズンは、開幕から大苦戦を強いられた。ファーストステージこそ最後の4試合で2勝2分けの星を残して上向きになったものの、セカンドステージ第3節からは泥沼の10連敗。7月23日の第5節以降は一度も降格圏から脱出できないまま、無念の終戦を迎えた。

 2シーズン連続のJ1残留を果たせなかった最大の原因は、得点力不足に帰結される。32試合を終えた段階での総得点「26」は、年間総合順位で最下位の福岡の「25」に次ぐリーグワースト2位で、昨シーズンの同時期より「12」も少ない。無得点に終わった試合は2つのスコアレスドローを含めて半分近くの「15」を占め、1点差で泣いた試合も「12」を数えている。

 チーム得点王は新加入のFW端戸仁(前横浜F・マリノス)の4ゴールで、キャプテンのFW高山薫、副キャプテンのMF菊池大介がそれぞれ3ゴールで続いている。もっとも、端戸と高山は主に2列目のシャドーを、菊池は左ワイドを主戦場としている。

 ヘッドコーチから昇格した曹監督に率いられた2012シーズン以降、湘南は「3‐4‐2‐1」を基本布陣として戦ってきた。しかし、今シーズンは最後まで1トップを固定できなかった。

 昨シーズン途中に復帰したキリノはコンディションを上げられず、昨年から通算して10試合無得点のまま、7月にJ3の大分トリニータへ期限付き移籍した。代わりに獲得したジネイ(前鹿島アントラーズ)が初ゴールを含む2得点をあげたのは、降格が決まった大宮戦だった。

 必然的に藤田祥史と大槻周平の日本人選手が1トップを務めるケースも多かったが、前者は12試合1得点、後者は27試合2得点にとどまっている。大槻は守備面で奮闘したが、取るべきポジションの選手が合計5得点に終わっていては、いくら攻守を素早く切り替え、積極的に縦パスを入れる「湘南スタイル」のもとでチャンスを作っても、チームは上向きに転じない。

 ゴールと勝ち星を奪えない状態が続き、やがて自信までも失う悪循環に陥るのでは、という危機感はシーズン開幕前からあった。昨シーズンの躍進を支えたMF永木亮太(鹿島)、DF遠藤航(浦和レッズ)、GK秋元陽太(FC東京)、DF古林将太(名古屋グランパス)が一気に完全移籍で抜けたからだ。

 2013シーズンからキャプテンを務めていた永木は3年連続で、リオ五輪でキャプテンを務めた遠藤には2年連続でオフにオファーが届いていた。それでも愛着深い湘南で目に見える結果を残したいという思いで契約延長を決断し、実際に昨シーズンにはJ1残留を勝ち取った。

 移籍が秒読み段階に入っていた昨年末も、2人を引き留めるために最後の交渉を行う時間がわずかながら残されていた。しかし、オフ恒例のブンデスリーガ視察中だった曹監督は、状況を報告してきたフロントに対して「頑張ってほしい、と言ってあげてください」と伝えている。

 選手たちから厚い信頼を寄せられる指揮官が直接出馬して説得すれば、永木も遠藤も翻意していたかもしれない。しかし、2人のサッカー人生を考えたとき、さらに成長するためには新たなステージへ挑むべきだと考えた曹監督は、メッセージを介して背中を押した。

 本来ならば契約を残す選手を完全移籍で手放せば相応の違約金が発生し、送り出した側はそれを元手に新戦力を補強するポジティブなサイクルが生まれる。しかし、いま現在のJリーグでは、クラブ側と選手の契約にも関わる代理人及びマネジメント会社の間で「移籍に関するモラルが崩れている」と、湘南の眞壁潔代表取締役会長は指摘したことがある。

「誰が決めたのかはわからないけど、違約金の設定が年俸の1年分という訳のわからない暗黙のルールがある。大きな資本のクラブに寄り添う世界ができあがっている。代理人だってそっち(ビッグクラブ)に寄っていたほうが、商売になるわけだからね」

 湘南は以前から育成に比重を置いてきた。
 例えば高崎経済大学附属高校までは無名だったFW石原直樹(現浦和)を6年かけてエースへ成長させ、大宮へ完全移籍で送り出した2008シーズンのオフには、1億円の違約金が支払われている。

 翻って昨シーズンのオフは、前出の4人に期限付き移籍を完全移籍に切り替えたリオ五輪代表DF亀川諒史(福岡)を加えた5人の主力候補が湘南を去った。しかし、違約金の合計額は石原一人のケースと「ほとんど変わらなかった」と眞壁会長は続けた。

「これが日本の中小クラブが選手を育てる現実ですけど、ヨーロッパは違う。選手を育てるクラブにはちゃんとした額のお金が入る。選手が『移籍したい』といえば喜んで送り出すし、獲得する側も値段を崩してまで取ろうとはしない。代理人に理由を聞くと『だいたいの常識がそうですから』という言葉が返ってくるけど、日本の常識とは誰が作ったのか。(違約金の)ハードルを下げたままなら、日本に育成型クラブなんてできるわけがない」

 今シーズンの湘南の年間運営予算は約15億円。言うまでもなくJ1では少ない側から数えた方が早いが、親会社をもたない市民クラブとしては精いっぱいの金額でもある。選手たちの年俸も、必然的に低く抑えざるを得ない。それでも時間と愛情を込めて、選手たちの心技体を鍛え上げてきた。

 その象徴が年代別の代表と無縁だった永木、中学までは無名だった遠藤のハリルジャパン経験者となる。しかし、日本独自の暗黙のルールのもとに主力を有力クラブに引き抜かれ、育ててきた労力に見合わない違約金が支払われ続ける限りは、Jリーグ内における“格差”はどんどん開いていくだろう。

 湘南はJ2を戦う来シーズン以降も、育成を重視するスタンスを変えない。眞壁会長もお金がない状態に甘んじるのではなく、ヴァンフォーレ甲府やアルビレックス新潟に代表される地方クラブに倣い、経営規模を拡大させる努力を至上命題と掲げることで捲土重来を誓っている。

 ぶれない姿勢に敬意を表するとともに、世界基準とは乖離した違約金設定に導かれた“格差”が、日本代表にも寄与している湘南がJ2へ降格する一因をなした事実を、Jリーグをはじめとする日本サッカー界は努めて重く受け止めるべきだと切に思う。(金額はいずれも推定)

(文責・藤江直人/スポーツライター)

◆U-20W杯へ向けた生存競争の第一歩、日本は準決勝で10人を入れ替え。廣末、町田、初瀬らが先発へ(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?201827-201827-fl



 10月26日、AFC U-19選手権に参加中のU-19日本代表は翌日の準決勝・ベトナム戦に向けた前日練習を実施した。世界切符獲得を決めた準々決勝から中2日、日本は先発メンバーを刷新してこの試合に臨むこととなりそうだ。

 もともと厳しい日程の大会の上、世界大会出場という一つの目標を達成した直後となる準決勝はフィジカル面でもメンタル面でも位置づけが難しい。過去の大会ではこのステージから極端にパフォーマンスを落とす国もあった。先月にインドで行われたAFC U-16選手権でも、日本チームはやはり準決勝へ持っていく心理面の準備に苦しんだ部分がある。内山篤監督は「コンディションの問題もある」と率直に認めた上で、「(選ばれた選手は)試合をするために来ていますから、なにも問題はない」とメンバーの入れ替えを示唆した。

 フォーメーション練習とその後の10対10の紅白戦から推測されるメンバーは、GK廣末陸(青森山田高)、DFは右から岩田智輝(大分)、板倉滉(川崎F)、町田浩樹(鹿島)、初瀬亮(G大阪)、ボランチは原輝綺(市立船橋高)と市丸瑞希(G大阪)、両翼には右に遠藤渓太(横浜FM)、左に長沼洋一(広島)が入り、2トップは中村駿太(柏U-18)と岸本武流(C大阪)という組み合わせになりそうだ。

 第1戦に先発したものの、その後はベンチスタートとなっている岸本は「早く試合がしたい。試合に飢えまくっていますし、自分も燃えまくっています」と意欲満々。初出場となる町田も「みんな『やってやろうぜ!』という気持ちになっている」と前向きに語り、ここまでフラストレーションもあった控え組がこの一戦に懸ける気持ちがひしひしと伝わってきた。

 試合前々日の練習では準々決勝でベンチスタートとなった選手たちを集めて2対2というバチバチとした接触プレーが頻発するトレーニングも実施。実戦の感覚が薄くなっている選手たちにそれを取り戻させるような意図も見えた。

 ベトナムは「個々のテクニックもありますし、狭い局面で人数をかけてからサイドを変えてくる」(内山監督)チーム。「日本と似ている部分がある」と岸本が言うように、異質なスタイルだった中東勢よりもやりやすい部分はある。「前からうまくハメて、(カウンターで)攻められれば」というイメージも持ちやすい。問題はむしろ心理面だろう。板倉、町田、廣末といった完全に初出場の選手もいるだけに、特に立ち上がりは難しいことになる可能性もある。主軸選手がピッチに不在の中で、リーダーシップを取る選手が出てくることを期待したい。

 あえて控え組を投入することになりそうな準決勝。ある種の博打にも思えるが、U-20W杯まで見据えての戦略でもあるのだろう。「準決勝、決勝でどれだけアピールできるかだと思っている」と長沼が燃えていたように、この準決勝は「世界大会」という明確な目標がある中で始まった生存競争への第一歩という位置づけにもなるからだ。もちろん、「あくまでチームが勝つこと」を第一目標とした上でのアピールである。左SBで先発濃厚の初瀬も「自分が怪我で出遅れる中で、ここまで(舩木)翔が頑張ってくれていたので」と、先発してきた選手たちの分まで戦う覚悟はできている様子だった。

 日本時間10月27日25時15分、次なる目標である初のアジア制覇を目指して臨むベトナムとの準決勝は、U-20W杯へ向けた最初の一歩ともなる。

(取材・文 川端暁彦)

◆神戸がレナトに触手 鹿島移籍濃厚のペドロ代役(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/1729719.html



 神戸が元川崎Fのブラジル人FWレナト(28=中国リーグ広州富力)の獲得に動いていることが26日、分かった。

 関係者が「獲得リストの上位にいる」と明かした。12~15年途中まで川崎Fに所属したレナトは、今オフにJリーグ復帰を希望しているという。川崎F時代はJ1通算104試合で37得点の決定力が魅力だ。神戸はFWペドロ・ジュニオール(29)が契約満了で鹿島への移籍が濃厚となり、今季10得点の助っ人の代役としてレナトに白羽の矢を立てた。広州富力とはまだ契約が残っており、今後クラブ間で交渉を進める見込み。

◆鹿島・柴崎 右足に違和感で欠場も…復帰のめど「分からない」(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2016/10/28/kiji/K20161028013613620.html

明治安田生命J1第2S第16節  鹿島―川崎F (10月29日  カシマ)

 鹿島MF柴崎が29日の川崎F戦に欠場する可能性が浮上した。右足に違和感があり、全体練習を欠席。スタッフによると「無理を避けるため」の措置だが、前日26日から2日連続でクラブハウス内での別調整となった。 

 本人は状態について「大丈夫」としながらも、復帰のめどについては「分からない」と返答。年間勝ち点2位の川崎Fとは、チャンピオンシップの準決勝で再び対戦する可能性が高い。叩いておきたい“前哨戦”を前に、背番号10に黄色信号がともった。

2016年10月27日木曜日

◆「ニューヨーカー×鹿島アントラーズ 」コラボのオリジナルブランケットを限定発売!(PRTIMES)


http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000378.000003270.html

衣料事業の主力ブランド NEWYORKER を中心とした紳士服・婦人服の企画販売を行っている株式会社ニューヨーカー(本社:東京都千代田区/代表取締役:上條浩之)は、2008年よりオフィシャルサプライヤーとして、オリジナルスーツを提供し、J1鹿島アントラーズを応援しています。2016年秋冬は、オリジナルアイテムのブランケットを11月3日(木・祝)カシマスタジアム限定で販売します。



■限定200個のブランケット(ワイン100個、ネイビー100個)



試合会場を始め、お部屋やオフィスなどにも
冬場の凍える寒さや夏場のキツイ冷房などの冷え対策に便利なひざ掛け。
季節を問わず使えるとっても有能なアイテムです。フリース素材は軽いのに肌触りも良く暖かい!
上質な肌触りに寒い冬でもほっこり気分に。
お部屋やオフィス、車の中にも、シーンを選ばないワイン色とネイビー色は1枚あるととっても便利です。

ひざにかけたり、肩から羽織ったり腰に巻いたりと調整ボタンが付いて使い方もたくさん!
寒さ対策にはこのフリース素材のひざ掛けで。

■ブランケット用ケース付き



ブランケットを収納できるケース付きなので、アウトドアなどの野外への持ち込みも便利。
使用しない時は、ケースに入れれば保管も簡単です。


金額:¥6.000+税
サイズ:約80×125cm
素材:ポリエステル100% 別布:コットン100%
原産国:中国



■11月3日(木・祝) カシマスタジアム限定販売
カシマサッカースタジアム
特設会場にて限定販売
2ndステージ第17節 11/3(木・祝)鹿島アントラーズ×ヴィッセル神戸戦
TEL:0299-84-6622
茨城県鹿嶋市神向寺後山26-2
http://www.so-net.ne.jp/antlers/?utm_source=newssite&utm_medium=pr


 ■ NEWYORKER について
ハイクオリティを背景に、ベーシックでありながらも時代の空気やトレンドのエッセンスをプラスしたスタイル提案を行なっている「NEWYORKER」。牧場経営、衣料品の製造・販売までを自社グループで行なう企業、ダイドーリミテッドの歴史とノウハウがもの作りの姿勢に活きています。NEWYORKERは、オリジナルタータン=「ハウスタータン」をブランドシンボルに、より一層の"上質"を追求してまいります。
http://newyorker.co.jp/?utm_source=newssite&utm_medium=pr


 ■ 株式会社ニューヨーカーについて
株式会社ニューヨーカーは1964年、 まだ日本のアパレル市場の黎明期に純国産ブランドとして産声をあげました。 以来「NEWYORKER」を基幹ブランドとして、 “着心地・品質・見栄え”という本質から生まれる高品質な製品を提供し続けてきました。 洋服を通じて「心の豊かさ」「ゆとり」をもたらす大きな力でありたいと考えています。 お客様の一番であるために、 これからも本質を追及し続けてまいります。 2016年3月末現在、 全国主要百貨店を中心に直営店を展開、 店舗数201店舗、 従業員数755名。
 http://www.newyorker-corp.jp/


 ■ 会社概要
社 名 株式会社 ニューヨーカー
代 表 代表取締役社長 上條 浩之
本社所在地 東京都千代田区外神田三丁目1番16号
創 業 1964年1月11日
設 立 2006年8月21日
資 本 金 3億円(株式会社ダイドーリミテッド 100%出資)

■ お問い合わせ先
info@newyorker.co.jp
0120-17-0599 受付時間10時~18時
土日祝祭日・年末年始、夏季休暇期間中はお休みをいただいています。

◆神戸伊野波クラブ最高順位へ「勝たないといけない」(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/1729656.html

 神戸の元日本代表DF伊野波雅彦(31)がクラブ史上最高順位のフィニッシュを誓った。

 26日は神戸市内で練習を実施。神戸は前節仙台に敗れ、第2ステージ優勝が消滅した。現在、年間順位では過去最高タイの9位につけている。天皇杯の結果次第でACLプレーオフ出場の可能性がある年間4位大宮とは、勝ち点4差。残り2試合でクラブの歴史を塗り替えることが目標だ。

 伊野波は29日の名古屋戦に向けて「優勝を逃して難しい戦いになるけれど、4位までいける可能性もあるし、(クラブ史上)最高の順位で終われるよう、勝たないといけない。クラブとして成長するためにはここを乗り越えないといけない」とキッパリ。特に第2ステージはホーム負けなし(5勝2分け)と強さを見せている。本拠地最終戦となる名古屋戦では「無敗で終わることが大事」と言い切った。

◆ハリル監督決断、大迫呼ぶ!W杯最終予選サウジ戦の救世主だ(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20161027/jpn16102705020002-n1.html

約1年半ぶりの代表復帰が濃厚な大迫。ハリルジャパンの救世主になる 

 日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督(64)が、11月のホーム2戦(11日、親善試合オマーン戦=カシマ、15日、ロシアW杯アジア最終予選サウジアラビア戦=埼玉)にFW大迫勇也(26)=ケルン=を招集する決断を下したことが26日、関係者への取材で分かった。試合出場が少ない欧州組にあって、今季のブンデスリーガ8戦2得点と結果を残している大迫に約1年半ぶりに白羽の矢を立てた。

 ハリルホジッチ監督が“ジョーカー”の招集に踏み切る。今季ブンデスリーガで活躍するFW大迫の代表復帰が、明らかになった。関係者によると指揮官は、今季リーグ戦8戦2得点の大迫の招集を決断したという。

 日本はロシアW杯アジア2次予選8戦で27得点を挙げたが、9月に始まった最終予選では強豪相手に4戦6得点。得点力不足に嘆き、B組の3位(2勝1分け1敗)に甘んじている。そんな決定力問題を解消すべく、昨年6月以来となる大迫に白羽の矢を立てた。

 大迫は21日の練習で右ふくらはぎを痛め、22日のヘルタ戦は前半で退いた。ただ、「試合に出たので(大丈夫)」と大事には至っていない様子。ハリルホジッチ監督は、大迫を日本に呼び寄せ、その目で直接状態を確認し、問題がなければ実戦で起用する考えだ。

 FW本田、MF香川ら日本の主力となる欧州組が軒並み所属チームで出場機会を失っている中、大迫は現在、7試合連続先発出場。9月に2戦連続弾を決めた際も指揮官は、「(代表の)リストには入っていない。(活躍を)続ければ競争に入れる」とハッパをかけていた。

 2014年ブラジルW杯メンバーだった大迫が再び輝きを放つのか。最終予選で出遅れたハリルジャパンの救世主として、期待がかかる。

大迫 勇也(おおさこ・ゆうや)
 1990(平成2)年5月18日生まれ、26歳。鹿児島・加世田市(現南さつま市)出身。3歳でサッカーを始める。鹿児島城西高3年時の全国高校選手権で、1大会最多記録の10ゴール。2009年にJ1鹿島入り。14年1月に1860ミュンヘン(ドイツ2部)へ。同年6月にケルン(同1部)へ移籍。13年7月の中国戦でA代表デビュー。リーグ戦今季8試合2得点。代表通算15試合3得点。1メートル82、71キロ。

◆CS前哨戦!鹿島・昌子、川崎に「勝ってうちが強いという印象植え付ける」(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20161027/jle16102705010001-n1.html

 チャンピオンシップ(CS)前哨戦を鹿島が制す。チームは29日に川崎と対戦(ホーム)。引き分け以上でリーグ年間3位が決定し、11月23日のCS準決勝で川崎と再戦する。日本代表DF昌子は「勝ってうちが強いという印象を植え付けたい」と決戦を前に相手を牽制(けんせい)した。26日の調整では、紅白戦でFW土居がDFと接触して右足を負傷。途中で練習を切りあげた。 (鹿嶋市)

2016年10月26日水曜日

◆スタジアム 住民に開放…J鹿島、コーチらトーク(読売・茨城)


http://www.yomiuri.co.jp/local/ibaraki/news/20161024-OYTNT50263.html

スタイル維持のこつを語る(左から)石井監督、大岩、柳沢、羽田の各コーチ

 J1鹿島アントラーズの本拠地、県立カシマサッカースタジアム(鹿嶋市)が23日、サポーターや住民らに開放された。「オープンスタジアム」として、訪れた人たちはグラウンドの周りを自由に出入りし、選手らと交流した。

 トークショーでは、石井正忠監督と大岩剛、柳沢敦、羽田憲司の3コーチが参加。サポーターから「スタイルの維持はどうしているのか」と尋ねられ、石井監督は普段、バランスボールを椅子の代わりに使っていることを明かした。

 コーチ3人は日常的に走っているといい、石井監督は「僕は現役時代に走りすぎたので、走りたくない」と苦笑。昼休みにスタッフでミニゲームをすることもあるという石井監督は「ほかのチームと比べて、うちのスタッフは現役時代と体形があまり変わっていない」と胸を張った。

 一方、GK川俣慎一郎、FW赤崎秀平、DF伊東幸敏の3選手は、サポーターとともに、試合前に選手が整列するウォーミングアップスペースでヨガに取り組んだ。インストラクターから指導を受け、川俣選手は「結構きつかった」と汗をぬぐった。

 カシマスタジアムは東日本大震災の影響で、3か月にわたって公式戦が開催できなくなった。その復旧を記念に企画されたオープンスタジアムは地域住民と「スタジアムがある幸せ」を共有しようと、2011年から毎年続いている。

◆J2なのに異例 !町田の人気5選手がゲームのキャラクターに(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?201738-201738-fl



 FC町田ゼルビアは25日、株式会社サイバード(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:内海州史)様が運営するApp Store及びGoogle Playにて好評配信中の思考型シミュレーションサッカーゲーム『BFB チャンピオンズ~Global Kick-Off~』(以下、『BFB チャンピオンズ』)において、タイアップがスタートすると発表した。

 GK高原寿康とDF深津康太、MF李漢宰、FW鈴木孝司、FW中島裕希の5名が3D選手となってゲーム内に登場するほか、ユニフォームなどタイアップアイテムがもらえるキャンペーンとなる。

 BFBシリーズはスマートフォン用のアプリゲームで、あのアルゼンチンの伝説的選手マラドーナがイメージキャラクターを務める。さらに世界的に人気のある漫画「キャプテン翼」ともコラボレーション。昨年は浦和レッズの選手たちが登場している。

 2016シーズンは何とJ2の町田がJリーグクラブでは唯一、コラボレーションとなった。通常、サポーターの絶対数が多いJ1クラブ、それも昨年の浦和のようなビッグクラブがゲーム化されるのが一般的だが、町田の担当者によると「サッカーどころの町田だけに、サッカーが大好きなサポーターが多いのではないか、そういう人にゲームをしてもらいたいという理由からコラボレーションしようとお話をいただきました。またJ2で一時首位に立つなど、奮闘している点も評価されたようです」という。

 町田は4年ぶりにJ2復帰した今年、現在7位と好成績を残している。1万5千人収容のスタジアム、天然芝の練習場、専用のクラブハウスを持たないためにJ1ライセンスを有しないため、昇格は出来ないし、プレーオフにも出場できないが、「市民やサッカーファンなど広く、この状況を知ってもらいたいのでプレーオフ圏内の6位以上を目指して残り試合を戦いたい」と担当者。選手のゲームキャラクター化もPRに役立て、町田を、町田の状況をより多くの人に知ってもらう策略だ。

以下、ゲーム概要

■クラブ公式サイト:http://www.zelvia.co.jp/news/news-87752/

■『BFB チャンピオンズ~Global Kick-Off~』基本情報
『BFB チャンピオンズ~Global Kick-Off~』は、プレイヤーがサッカークラブの監督として、世界各地を巡りながらキャリアを磨き、様々な監督ライセンスを取得し、自らのチームを世界一へと導いていく思考型シミュレーションサッカーゲームです。
また、現在配信中の『BFB 2016』でご好評いただいたゲームシステムを格段に進化させ、今までにないスケールでパワーアップした"BFB"を提供します。また、本作のイメージキャラクターにディエゴ・マラドーナ氏が就任しました。
『BFB チャンピオンズ』は、マラドーナ氏と共に世界を熱狂させるフットボールゲームを目指します。

■App Store URL:
https://itunes.apple.com/jp/app/id1047566421

■Google Play URL:
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.cybird.bfb.champ

■『BFB チャンピオンズ~Global Kick-Off~』公式サイト:http://www.bfbchamp.com

◆ヘルタ戦で負傷の大迫、リーグ次節に照準か 指揮官が言及、カップ戦欠場へ(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/world/ger/20161025/507747.html?cx_cat=page1



 ケルンのペーター・シュテーガー監督が、FW大迫勇也について言及した。クラブの公式ツイッターがコメントを伝えている。

 大迫は22日に行われたブンデスリーガ第8節のヘルタ・ベルリン戦で先発メンバーに名を連ねたものの、前半途中に負傷。ハーフタイムで交代することとなった。

 シュテーガー監督は大迫について「我々は(起用しようと思えば)彼を使うことはできる。だが、明日(の出場)は彼にとっては厳しい日程になると思っている」とコメント。26日にホームで迎えるDFBポカール2回戦のホッフェンハイム戦に同選手を起用しない意向を示した。

 ケルンはホッフェンハイム戦の後、30日のブンデスリーガ第9節でハンブルガーSVと対戦する。今シーズンは開幕からブンデスリーガ全8試合に出場している大迫は、ミッドウイークの出場を回避し、週末のリーグ戦に向けて調整を進めるものと見られている。

2016年10月25日火曜日

◆内田 年内復帰へ!右膝回復順調「行けと言われれば行く」(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2016/10/25/kiji/K20161025013598770.html

年内の実戦復帰が見えてきた内田

 シャルケDF内田篤人(28)が年内にも戦列に復帰する見通しとなった。23日に行われたマインツとのリーグ戦はベンチ外だったものの、試合後、昨年6月に手術した右膝が順調に回復していることを強調。日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督(64)も期待を寄せる右サイドバックが復帰への強い意欲を示した。

 長い長いトンネルに、ようやく光が差した。手術から1年と4カ月あまり。内田は珍しく自身の膝の状態について雄弁に語り、復帰へ強い意欲を見せた。「俺はもう、監督が“行け”って言ったら行くけどね。どれくらいかかるかは監督次第って感じっす。“GO”って言われれば“GO”」。さらには「俺は11月狙ってるけどね…代表」とジョークまで飛ばすほど、心まで軽やかだった。

 昨年6月に右膝膝蓋(しつがい)腱を手術。膝の状態は一進一退を繰り返し、リハビリには異例の長期間を費やした。そんな中、10月に受けたMRI(磁気共鳴画像装置)検査で状態が改善していることが判明。練習には完全合流できるほど回復している。連戦が続く今はチームの練習が軽いため、あえて個人で調整中だ。

 今季就任したワインツィアル新監督には、戦列復帰を“直談判”したという。反射神経を鍛えるトレーニングで「チームで一番だったら練習復帰させてくれ。試合に出させてくれ」と打診。1位を獲ってみせた。「ちゃんとトップ獲れるからね、俺。そこまで(膝の状態が)戻ってきてるからね。良い感じなのは良い感じだよ」と笑った。

 ジョークで流したが、実は11月のW杯アジア最終予選で日本代表に復帰するシナリオを本気で描いていた。「(代表に招集されるためには)それまでに(シャルケで)試合に出なきゃダメだから。逆算して、逆算して、いつチーム練習に復帰して、ベンチ入って…って考えてたけどね。どう考えても間に合わなかった。でもそう考えるほうがさ、だいぶ変わってくるからね、自分の中で」

 関係者によれば、クラブは再発を恐れ慎重にタイミングを見計らっているが、年内には復帰する見通し。W杯最終予選で現在、B組3位と苦戦を強いられている日本代表にとっても、17年に組まれている残り5試合で戦力になるのは大きい。クラブも代表も待望する右サイドの復活は確実に近づいている。

◆シャルケ内田、復帰間近「監督に行けって言われたら行く」(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/world/20161024-OHT1T50144.html



 ◆ブンデスリーガ第8節 シャルケ04 3―0 マインツ(23日・ゲルゼンキルヘン)

 シャルケ04は3―0でマインツに快勝した。試合後、昨年6月に手術した右膝負傷からの復帰を目指すDF内田篤人(28)が近況を報告。今月4日に受けた検査では前向きな結果が出ており「いい感じ」と語った。

 ―練習は?

 「もうだいぶやれているかな。早くチームとやらせてくれって言っているんですが。今週は、ヨーロッパリーグが入ってくるとチーム自体の練習が軽くなるんで。その軽い練習に俺が参加してもという感じ。チームには合流していて、できるけど、別(メニュー)で状態を上げている感じ」

 ―もう完全に練習に入ってる?

 「完全に入れるけど、チームの練習が軽いから入れない(笑)。みんなと一緒にサッカーテニスをやってもしょうがないですから」

 ―けっこう負荷をかけられる?

 「そうですね。ただ、事故的なことがあるからね、サッカーは。自分のタイミングじゃないタイミングで動いたり、滑ったりとか、相手が乗ってきたり。そうなったら手術をした、しないは関係なくケガをする。今のところ、自分の頭の動きの中では戻ってきている。あとはそういう事故とか、思った以上の負荷に耐えれるかという感じ。もう練習はやっているので」

 ―まだ試合復帰まではいかない?

 「いや、俺は監督に行けって言われたら行くけど。でもこちらの人は、けっこう気にするからね。長く休んだりすると。どれくらいかかるかは監督次第。『GO!』って言われればGOだけどね」

 ―監督がけっこう気にしてくれているのを感じる?

 「これだけ長く休んでる選手ってのは、なかなかいないですから。そんな細かくニュアンスが伝わるわけじゃないし、おれのドイツ語じゃ。痛いか、痛くないかぐらいだからね(笑)。1回練習中に、地面に数字が置かれてパッと写された数字のところに行ってタッチする練習があった。で『あれで一番だったら試合出させてくれ』とトレーナーに言った(笑)。それでも、ちゃんとトップ取れるからね、俺。そこまでもう戻ってきてるから。いい感じは、いい感じ」

 ―もどかしさはある?

 「ありますよ。早く復帰させてほしいなって思うけど、ドクターとかトレーナーの意見は、ゆっくり、ゆっくり。でも、彼らの言ってることはすごく理解している。これだけ(復帰に)時間がかかっているからね」

 ―年内にどうかというところ?

 「いやぁ、俺は11月を狙ってるけどね」

 ―来月?

 「代表(笑)」

 ―それはチームが許さないでしょ(笑)。

 「本当は狙ってたの。そこで出たいから。それは試合に出なきゃだめだから。逆算して逆算して、いつチームの練習に復帰して、ベンチ入って、と考えていたけどね。どう考えても間に合わない(笑)。でも、そうやって考えることができるのは、長い間離れる中で自分の考え方が、だいぶ変わってきたからかな」

◆G大阪が鹿島DF昌子獲得へ 下部組織で宇佐美同期(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/1728492.html



 G大阪が来季の新戦力として鹿島の元日本代表DF昌子源(23)の獲得を検討していることが23日、分かった。クラブ関係者が「代表レベルのセンターバック(CB)が必要」と明言。昌子は中学時代にG大阪の下部組織で育ち、FW宇佐美(アウクスブルク)やMF大森と同学年のため「ガンバに愛着があるようだ」とも明かした。

 G大阪は来季の補強ポイントとしてFWとCBを挙げていた。既に川崎Fの日本代表FW小林の獲得に動いており、CBは横浜のDFファビオの獲得が濃厚。一方でDF金に横浜が興味を持っていることも判明。流出する可能性が浮上し、さらなるCBの即戦力が必要となった。

 今後は契約条件を提示して話し合いを進めていく。昌子は鹿島と複数年契約を結んでいるが、G大阪側は移籍金を払ってでも獲得を目指す見込みだ。G大阪は、今季既にルヴァン杯(旧ナビスコ杯)とリーグ優勝を2年連続で逃し、ACLも1次リーグで敗退した。残るタイトルは3連覇の懸かる天皇杯のみとなった。2年前に国内3冠を達成した栄冠をもう1度つかむためにも、長谷川体制5年目の来季は攻守で再建していく。

 ◆昌子源(しょうじ・げん)1992年(平4)12月11日、兵庫県生まれ。神戸フレスカU12からG大阪ジュニアユース入り。高校は鳥取・米子北に進学、11年に鹿島入団。J1通算105試合6得点。国際Aマッチ2試合無得点。182センチ、74キロ。

2016年10月24日月曜日

◆B級グルメや ステージ発表 鹿嶋まつり 23日まで(茨城新聞)


http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=14771547678841

B級グルメ選手権は19店が出店し、多くの人が訪れた=鹿嶋市神向寺

第26回鹿嶋まつりが22日、鹿嶋市神向寺のカシマスタジアム周辺で開幕。B級グルメ選手権やメインステージでの発表、出店ブースに大勢の親子連れなどが詰め掛けた。23日まで。

B級グルメ選手権は19店が登場し購入者の投票でグランプリが決まる。潮来市の夫婦は「2人で3品買い、食べ比べている。どれもおいしそう」と話した。

ステージではJ1鹿島アントラーズの若手選手のトークショーやのど自慢があり来場者の注目を集めた。市立カシマスポーツセンターでは環境展・消費生活展が同時開催。大型滑り台・ジャンボスライダーが子どもたちの人気を集めた。

市商工観光課は「昨年は2日間で16万5000人が訪れた。今年はそれ以上を期待したい。皆さん足を運んでほしい」と話している。

◆G大阪、鹿島昌子を獲得へ「代表レベルのCB必要」(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/1728448.html



 G大阪が来季の新戦力として鹿島の元日本代表DF昌子源(23)の獲得を検討していることが23日、分かった。

 クラブ関係者が「代表レベルのセンターバック(CB)が必要」と明言。昌子は中学時代にG大阪の下部組織で育ち、FW宇佐美(アウクスブルク)やMF大森と同学年のため「ガンバに愛着があるようだ」とも明かした。

 ◆昌子源(しょうじ・げん)1992年(平4)12月11日、兵庫県生まれ。神戸フレスカU12からG大阪ジュニアユース入り。高校は鳥取・米子北に進学し、11年に鹿島に入団した。J1通算105試合6得点。国際Aマッチ2試合無得点。182センチ、74キロ。

2016年10月23日日曜日

◆原口フル出場のヘルタが上位対決制す 大迫は負傷で前半のみの出場(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/world/ger/20161023/506516.html?cx_cat=page1



 ブンデスリーガ第8節が22日に行われ、日本代表FW原口元気が所属するヘルタ・ベルリンとFW大迫勇也が所属するケルンが対戦した。原口は左サイドハーフで、大迫は2トップの一角でともに先発出場している。

 ここまで4勝2分け1敗で4位につける好調のヘルタ・ベルリン。前節はドルトムントと引き分けたが、好調を続けている。同じく4勝3分け無敗という好調ぶりを見せるケルンは、前節インゴルシュタットと対戦。FWアントニー・モデストの2ゴールで2-1の勝利を収め、2位に浮上した。上位対決を制してどちらが首位バイエルンを追走するのか、注目が集まる。

 最初にチャンスを作ったのはケルン。6分、大迫が右サイドへ展開すると、マルセル・リッセがエリア右横から折り返しのボールを入れる。これを受けた大迫が右足でコントロールしたシュートを狙ったが、ここは枠の右に外れてしまった。

 一方のヘルタ・ベルリンは9分に相手ゴールへ迫る。左サイドでボールを持った原口がドリブルでエリア左横に進入。切り返してグラウンダーのクロスを入れると、これを受けたヴェダド・イビシェヴィッチがターンして左足シュートを放ったが、ここはGKティモ・ホルンが好セーブで防いだ。続く13分、ミッチェル・ヴァイザーが中盤でボールを奪うと、右サイドを突破して中央へ折り返す。これをゴール前のイビシェヴィッチがゴール左下に蹴り込み、ヘルタ・ベルリンが先制に成功した。

 リードを得たヘルタ・ベルリンはその後も積極的に攻める。16分、中盤でボールを持った原口がミドルシュートで相手ゴールに迫ると、17分には再び原口が左サイドを突破。深い位置から相手DFをかわして中央のサロモン・カルーへつなぐと、カルーが右足でカーブシュートを狙ったが、ここはGKホルンがキャッチした。

 その後は両チームともに決定機までつなげることができず、1-0でヘルタ・ベルリンがリードしてハーフタイムを迎えた。

 ケルンは後半開始から選手交代。前半終了間際に相手選手と接触した大迫を下げ、レオナルド・ビッテンコートを投入した。65分、エリア手前左でボールを持ったビッテンコートが左サイドのコンスタンティン・ラウシュへ展開すると、ラウシュがグラウンダーの折り返しを入れる。ニアに走り込んだビッテンコートが受けて、さらに中央へ鋭いボールを入れる。これがGKヤースタインの脇を抜けると、ゴール前でフリーになっていたモデストが押し込み、ケルンが同点に追いついた。

 ヘルタ・ベルリンは71分にセットプレーからジョン・ブルックスがヘディングシュートでケルンのゴールを脅かしたが、GKホルンがビッグセーブでCKに逃れた。続く74分、右サイドでFKを獲得すると、ヴァイザーのクロスをファーサイドのユリアン・シーバーが頭で折り返す。中央のニクラス・シュタルクがヘディングで押し込み、再びヘルタ・ベルリンがリードを奪った。

 追いつきたいケルンは終盤に決定機。87分、途中出場のシモン・ツォラーが放ったシュートは左ポストを直撃。さらに後半アディショナルタイム3分には、途中出場のアルチョムス・ルドネフスがゴール左下にシュートを突き刺し、追いついたかに思われたが、直前にファウルがあったとして得点は認められなかった。このままヘルタ・ベルリンが2-1で逃げ切り、今シーズン5勝目。一方、ケルンは初黒星を喫した。なお、原口はフル出場、大迫は前半のみの出場となっている。

 次節、ヘルタ・ベルリンは敵地でホッフェンハイムと、ケルンは日本代表DF酒井高徳が所属するハンブルガーSVと対戦する。

【スコア】
ヘルタ・ベルリン 2-1 ケルン

【得点者】
1-0 13分 ヴェダド・イビシェヴィッチ(ヘルタ・ベルリン)
1-1 65分 アントニー・モデスト(ケルン)
2-1 74分 ニクラス・シュタルク(ヘルタ・ベルリン)

◆J1通算100得点達成のFW興梠、一番印象に残るゴールは「怒られるかもしれないけど…」(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?201479-201479-fl



[10.22 J1第2ステージ第15節 新潟1-2浦和 デンカS]

 節目となる一発でチームに劇的な勝利をもたらした。

 試合前、浦和レッズFW興梠慎三がJ1で積み上げてきたゴール数は98だった。そして、新潟戦の前半7分に自身J1通算99得点目となる先制点を奪取する。最終ラインからDF遠藤航がロングボールを蹴り出すと、「オフサイドかなと思ったけど、航から良いボールが来た」と興梠が反応。鮮やかなトラップでボールを落ち着けると、「ディフェンスが来ていないのが分かったので、持ち替えてGKを見て冷静に決められた」と落ち着いて左足で流し込んだ。

 前半15分に同点に追い付かれて1-1のまま試合は進み、引き分けかと思われた終盤の後半45分に再び興梠がネットを揺らす。左サイドからMF関根貴大が切れ込んでゴール前にボールを送ると、ニアサイドに走り込んだFW李忠成がスルー。「関根がサイドから切れ込んだときに、チュン(李)がニアでつぶれてくれたおかげで僕がフリーになった」。李がスルーしたボールをきっちりと左足で蹴り込み、劇的な決勝点を奪った。

 このゴールが自身J1通算100得点目。史上12人目の快挙となった。「今年は100ゴールを個人的な目標にしていたので、達成できて良かった」と安堵の表情を見せた点取り屋は、100点の中で記憶に残るゴールを「これを言ったら申し訳ないけど」と苦笑しながらも挙げた。

 そのゴールとは09年12月5日、J1第34節鹿島対浦和。当時鹿島に在籍していた興梠が、DF内田篤人のクロスをダイビングヘッドで合わせてネットを揺らし、チームを史上初の3連覇へと導いたものだった。

「鹿島のときに、浦和相手にヘディングを決めたゴールだけど、これを言っちゃうと怒られるかもしれない」とおどけつつも、「でも今年、大事な試合、チャンピオンシップ決勝で決めて、それが一番印象に残るゴールと言えるようにしたい」と浦和を頂点に導くゴールを決めたいと力強く語った。

(取材・文 折戸岳彦)

◆浦和興梠J1通算100得点 尊敬する柳沢目指す(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/1727997.html



<明治安田生命J1:新潟1-2浦和>◇第2ステージ第15節◇22日◇デンカS

 浦和はFW興梠慎三(30)が2得点で、チームを公式戦10連勝に導いた。

 前半7分にDF遠藤のパスに抜け出し、左足で決めた。相手の最終ライン前にいったん戻り、すぐに反転して裏に抜ける巧みな動きだし。ボールを運びながら左足に持ち替え、右後方から迫るDFを背中で制してのシュートも技ありだった。

 同点の後半終了間際には、MF関根の左からのパスに飛び込み、GKの鼻先で押し込んだ。カウンター攻撃の場面で、センターサークル付近から左サイドを走るMF関根に配球。自ら起点になると、そのまま敵陣を駆け上がり、MF李がスルーした関根からのリターンパスを決めた。

 興梠はこれでJ1通算100得点に到達。「目標にしてきたので、達成できてよかった。到達しているのはすごく有名な選手ばかり。そこに名が刻まれるのはうれしい。次は尊敬する柳沢さんの108ゴールを目標にします」と話した。

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