
日刊鹿島アントラーズニュース
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2022年6月24日金曜日
◆初の古巣鹿島戦、“同期”鈴木優磨とも対峙…大宮MF大橋尚志「この負けを無駄にしないように」(ゲキサカ)

[6.22 天皇杯3回戦 鹿島 3-0 大宮 NACK]
元鹿島アントラーズの大宮アルディージャMF大橋尚志は2017年にクラブを離れて以来、古巣との初めての対戦を迎えた。「試合前からすごく楽しみだった」。そう明かした25歳は試合後、「いまの自分たちが鹿島相手にどれだけやれるかというところで、実際にやれるところもあったけど、差があったなというところも感じたので、この敗戦を活かしていきたい」と前を向いた。
茨城県つくば市出身の大橋は、鹿島アントラーズつくばジュニアユース出身。2015年にトップチームに昇格したが、2年間での出場機会は16年5月のナビスコカップ磐田戦のみにとどまり、翌17年からツエーゲン金沢に完全移籍し、鹿島を離れた。それでも以降、金沢ではボランチの一角でレギュラーを担い、5年間でJ2リーグ戦通算174試合に出場。今季から大宮への完全移籍を果たしていた。
そうして巡ってきた古巣対戦のチャンス。J1で優勝争いを演じる鹿島、J2で残留争いに巻き込まれている大宮と立場は対照的だったが、大橋は「すごく楽しみだった」とモチベーションを高めていた。また対戦相手にはジュニアユースからの同期で今季シントトロイデンから復帰したFW鈴木優磨も在籍。ともに公式戦のピッチに立つのは高校時代以来のことだった。
そんな大橋は前半早々、左サイドに開いた鈴木に対してあいさつ代わりの激しいチャージを敢行。その後も中盤の要所にたびたび顔を出しつつ、攻撃では両サイドハーフを活かすためのボールを供給していた。だが、落ち着いた試合運びを見せる鹿島に決定打を繰り出すことはできず、逆にチャンスを次々に決められて0-3で敗戦。大橋は「ああいう展開で自分たちもチャンスがなかったわけではなかったので、こういう試合で最終的に0-3で負けてしまうのはすごく悔しい」と振り返った。
これがJ1上位とJ2下位との差。「パス一つもそうだし、ラストパス、クロス、サイドチェンジ、フィニッシュも、そういうところの精度の差はやっていて個人としても感じた」と悔やんだ大橋は、鈴木とのマッチアップについて「こういう結果になって悔しいけど、やっていてすごく楽しかった」と感慨も。今度はより上の舞台で対戦すべく、「J1上位にいるチームと対戦していろいろ感じたこともあったし、この負けを無駄にしないよう次のリーグ戦に向けて準備できれば」と奮起を誓った。
(取材・文 竹内達也)
◆初の古巣鹿島戦、“同期”鈴木優磨とも対峙…大宮MF大橋尚志「この負けを無駄にしないように」(ゲキサカ)

◆事故死の「アントラーズファミリー」にチームが弔意 遺族の思い(毎日新聞)

22日のサッカー天皇杯3回戦、鹿島アントラーズは「アントラーズファミリー」への弔意を胸に試合に臨んだ。4日前の18日夜に、カシマスタジアム(茨城県鹿嶋市)前で発生した死亡事故。犠牲になったのは、ホームゲームの運営スタッフとして働いていた女性2人だった。遺族らはチームの気遣いに感謝しつつ、その胸中を明かした。【宮崎隆、長屋美乃里】
事故が起こったのは18日午後9時55分ごろ。京都サンガとの試合終了から約2時間後だった。運営スタッフの塙優子さん(63)と久保田朋子さん(43)は仕事を終え、スタジアム向かいの駐車場へ歩いていた。ワンボックスカーが突っ込んできたのは、横断歩道で国道51号を渡るさなかのことだった。
塙さんと久保田さんはともに、アントラーズのホームタウンの一つ、鉾田市で暮らしていた。遺族によると、塙さんはスポーツ観戦が趣味で、Jリーグ発足時からの熱心なアントラーズサポーター。運営スタッフのアルバイトを始めたのは、2年ほど前からだった。親子ほど年の離れたスタッフが多く、「お母さん」と呼ばれ親しまれていたという。久保田さんとのつき合いも、アルバイトがきっかけだ。
2人の仲の良さは、スタジアムを離れても続いた。一緒に会員制の大型スーパーに行ったり、塙さんの夫(66)が家庭菜園で育てた野菜を、久保田さんの母親(75)にプレゼントしたり。「年は離れていてもすごく気が合うの。こんなにすてきな友達ができると思わなかった」。久保田さんは母親に、ことあるごとに話していたという。
なぜ2人は命を落とさなければならなかったのか。塙さんの長女(26)は事故から2日たった20日夜、現場の交差点を訪れた。国道は片側2車線の直線で、横断歩道は押しボタン式の信号機が付いていた。「街灯もあって、見通しも良いのに」。県警は男性運転手を現行犯逮捕し、現在も自動車運転処罰法違反(過失運転致死)容疑で捜査を続けている。
塙さんの告別式が開かれた22日。夫と長女は式後、連れだって久保田さんの母親を訪ねた。「私どうしていいか分からない」。娘に先立たれて1人になった母親は、初対面の2人を前に泣きはらした。
塙さんの長女もまた思いを吐露した。「私も号泣したけど、ママはいつ帰ってくるんだろうという気持ちと交互してしまう」。夫は持参したキャベツを手に、「今度は妻の好物だったベビーコーンを持って来るからね」と慰めた。みんなが好きだった、家庭菜園の野菜だ。「もう食べる人がいないから」
この日の夜、さいたま市のNACK5スタジアムでアントラーズイレブンは喪章を腕に黙とうをささげ、試合に臨んだ。「『アントラーズファミリー』と悼んでもらって、塙さんも朋子も喜んでいるはず」。久保田さんの母親の言葉に、塙さんの遺族もうなずいた。
◆事故死の「アントラーズファミリー」にチームが弔意 遺族の思い(毎日新聞)

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