日刊鹿島アントラーズニュース

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2017年12月28日木曜日

◆「日本はまだまだフィジカルが足りていない」秋田豊直伝!フィジカルトレーニングセミナー(サッカーキング)




12月17日(日)にキャプテン翼スタジアム戸田で秋田豊直伝!フィジカルトレーニングセミナーが開催された。日本代表のセンターバックでも活躍してきた秋田豊氏からフィジカルにテーマを絞り直接指導をしてもらうことのできる特別なセミナーが行われた。

秋田氏は現在、株式会社サンクトジャパンの代表取締役として、国内でサンクトバンドの販売を行っている。サンクトバンドとはゴム製のチューブで、ゴムの抵抗力を利用した安全で効果の高いエクササイズとして理学療法、老人医療、リハビリテーション、フィットネス筋力トレーニングなど幅広いシーンで利用されているという。秋田氏自身も現役時代にチューブトレーニングを積極的に活用してきた経験から、サンクトジャパンを立ち上げるきっかけになったそうである。

今回のセミナーでは座学と実技の2軸で行われた。

まず行われたのは座学。理学療法士の大野有三氏にもご登壇いただき解剖学的観点の説明も含みながら、『1対1で相手に勝つために』というテーマに沿って進められた。始めに大野氏から受講者へ問いかけられたのは「重心がどこにあるか」について。1対1で相手に勝つためには『相手よりもより速く動く』こと。速く動くためには『頭を上げ、胸を張った姿勢でプレーすること』が大事である。そして、左右差があると、弱い方向で勝負した時に反応が遅れ負けてしまう恐れがあると語られた。


実技では受講者にサンクトバンドが配られ、数種類のバンドを使ったトレーニングを秋田氏の実演も行いながら進められた。まずはミニループバンドを足首につけ中殿筋を刺激するアクチベーションが行われた。数種類のアクチベーションが行われたあとパワーポジションの状態から前、後ろ、横にと秋田氏の指示のもと動くトレーニングが行われたが、これがかなりキツイと受講者は語り、必死な表情と秋田氏の楽しげな表情が印象的であった。


その後も実際にボールとサンクトバンドを使用したトレーニングが行われ、負荷をかけながらヘディングや、パスなどが行われた。ひとつひとつの動きを確認しながら進められたので自身の左右差や、中殿筋、腸腰筋などサッカーで必要とされる筋肉へピンポイントで刺激を入れていった。


秋田氏は「日本人はやはりフィジカルが絶対的に足りていない。しかし、普段のトレーニングから中殿筋や、腸腰筋など必要とされる筋肉をしっかりと鍛えることが出来ればまだまだ日本のサッカーのレベルは上がる」と語り、サンクトバンドで日本のフィジカルレベルを上げる構想を強く語った。

受講者からは『アセスメントすることで自分の弱い部分が分かり、トレーニングに対するモチベーションが高まったと思った』。や、『非常にハードでしたが、これくらい当たり前にやらないとダメなんだとわかりました。非常に全てが勉強になりました。』といった感想が挙がり、受講者にとってフィジカルトレーニングの重要性を実感できる時間となったのではないだろうか。


秋田豊(株式会社サンクトジャパン代表取締役)
愛知県名古屋市出身の元サッカー選手。鹿島アントラーズのセンターバックとして長年活躍。日本代表としても1998年 W杯フランス大会、2002年W杯日韓大会メンバーとして出場し、得意の空中戦だけでなく、スピードのあるFWも封じ込めた。引退後は指導者として京都サンガF.Cでコーチ、監督としてチームを率いた。現在はサッカー解説者として活躍しながら、子どもたちへの指導も行っている。また、自身で立ち上げた株式会社サンクトバンドの代表としてフィットネス商品の販売も展開している。

「日本はまだまだフィジカルが足りていない」秋田豊直伝!フィジカルトレーニングセミナー

◆鳥栖 高崎理貴GKコーチが退団 J3北九州入り(スポニチ)




 J1鳥栖は27日、高崎理貴GKコーチ(47)が今季限りで退団し、J3北九州のGKコーチに就任すると発表した。

 高崎コーチは鳥栖を通じ、「クラブからはありがたいオファーをいただきましたが、熟慮の末この決断に至りました。いつも父親のような大らかさで接してくださった竹原社長、そして本当によくしてくださったマッシモ・フィッカデンティ監督には感謝の言葉しかありません。ファン・サポーターの皆様、いつも一緒に戦ってくださりありがとうございました。日本一のサポーターである皆様の存在は自分にとって最高の宝物です。このクラブを離れることは本当につらいですが、これからは一人のサポーターとしてサガン鳥栖の発展を祈っています。ありがとうございました」とコメント。

 新天地となる北九州を通じては、「森下仁之監督を支え、クラブの目標を達成する為に全力を尽くします。どうぞよろしくお願い致します」と談話を発表している。

鳥栖 高崎理貴GKコーチが退団 J3北九州入り

◆鹿島GK小泉勇人、育成型期限付き移籍先の水戸に完全移籍で加入(サッカーキング)




 鹿島アントラーズは27日、GK小泉勇人が育成型期限付き移籍先の水戸ホーリーホックに完全移籍で加入することを発表した。

 現在22歳の同選手は、鹿島アントラーズの下部組織出身。2014年にトップチーム登録となり、今年5月から期限付き移籍先の水戸でプレーしていた。今季は出場機会を得られなかった。

 小泉は下部組織時代からプレーしてきた鹿島に対し、同クラブの公式HPで感謝の言葉をつづっている。

「このたび、水戸ホーリーホックに完全移籍することになりました。アントラーズにはジュニアユースの頃からこれまで10年間、人生の約半分もの期間を過ごし、お世話になりました。最高の環境、最高のチームでプレー出来たことの喜びと共に、サッカーだけでなく、人としても成長させてくれた素晴らしいクラブです。このクラブで試合に出て活躍する事こそが一番の恩返しだと思いますが、やはり日本一のチームで活躍し続けるためには、自分も日本一の選手にならなくてはなりません」

「今まで支えてくれた全ての方々への感謝を忘れず、水戸でJ1昇格を果たし、同じ舞台で戦えるよう、また鹿島に戻ってきてほしいと言われる選手になれるよう、水戸の地で全力で戦ってきます!鹿島と水戸は近いので是非水戸の試合も見に来てください。今まで本当にありがとうございました」

 一方、水戸の公式HPでは来季の活躍を誓った。

「この度、完全移籍で水戸ホーリーホックに加入することになりました!半年前に期限付き移籍で加入して以来、選手、サポーター、スポンサーの皆様、地域の皆様に凄く温かく迎え入れてもらって、水戸のことが大好きになりました!このチームでプレー出来ることの喜びを噛み締めると共に、J1昇格という目標を達成出来るように、全力で取り組んで参りたいと思います!2018シーズン、共に戦いましょう!」

 水戸は14勝12分け16敗の14位で今季のJ2を終えている。


鹿島GK小泉勇人、育成型期限付き移籍先の水戸に完全移籍で加入

◆伝説の“雪の国立”再び!?中田浩二氏と本山が激突(ニッカン)




 98年1月の、雪の国立決戦再び!? 東日本大震災の復興を支援する「東北人魂を持つJ選手の会」の活動の一環で訪れた岩手県大船渡市で、ギラヴァンツ北九州MF本山雅志(38)と元日本代表DF中田浩二氏(38)が雪上で相対した。

 2人と「雪」といえば、思い出されるのは98年1月の全国高校サッカー選手権決勝。本山は東福岡のエースとして、中田氏は帝京の主将として、雪の国立競技場で戦った。結果は2-1で東福岡が逆転勝利を飾り、高校3冠を果たした。

 そんな思い出深き雪というわけで、今回は当時のユニホームカラーをイメージしたビブスに身を包み、仲良くポーズを取っていた。

 2人は子どもらとのミニゲームでも大人げない? ほどの技術を駆使して、子どもたちを魅了していた。


伝説の“雪の国立”再び!?中田浩二氏と本山が激突

◆鹿島小笠原「良かった」大船渡で子どもの笑顔に感慨(ニッカン)




 東日本大震災の復興を支援する「東北人魂を持つJ選手の会」の発起人でもある鹿島アントラーズMF小笠原満男(38)が27日、東北人魂の活動の一環で高校時代を過ごした岩手県大船渡市を訪れて、新たに人工芝が完成した赤崎グラウンドで約100人の子どもらとミニゲームなどで交流を深めた。

 同グラウンドは、津波で被災した旧赤崎小学校の跡地。震災から2年後の13年に1度は土のグラウンドとしてつくられたが、雨や雪などの悪天候によっては活動できない状態が続いた。そこで小笠原らが立ち上がり、人工芝化を推進。関東10カ所ほどの施設を訪れて、人工芝の選定にあたってきた。日本サッカー協会や自治体、募金などの支援もあり「せっかく、いろんな方からいただいたお金でつくるなら、長く使えるいいものをと思った」(小笠原)と、耐久性の良い物を選び、ようやく完成。この日、オープンイベントが行われ、小笠原のほかに鹿島の日本代表DF山本脩斗や鹿島MF遠藤康、北九州MF本山雅志や元日本代表DF中田浩二氏らも参加した。

 実は北海道・東北地方に大寒波が訪れているとあって、例年の12月の大船渡では、あっても積雪1、2センチのところ、前日からの大雪で11センチも積もった。だが、朝8時半からの関係者の懸命な雪かきによって、グラウンドは見事に“復活”し、開催に至った。

 小笠原は「今日は土のグラウンドなら中止だったでしょうが、人工芝だからできたことに意味があるのかな。子どもたちが笑顔でサッカーをしてくれて良かった」と感慨に浸った。その上で「(人工芝化の)思いをもったのは僕らが最初ですけど、本当に多くの方の協力を得てできたもの。子どもたちも、感謝の気持ちを持って一生懸命、努力して練習してほしい」と願い、いつかこのグラウンドから日本代表選手が生まれることを望んでいた。


鹿島小笠原「良かった」大船渡で子どもの笑顔に感慨

◆大船渡に人工芝グラウンド完成 あの選手も…/岩手・大船渡市(岩手放送)




 大船渡市に人工芝のグラウンドが完成し、27日記念のサッカー教室が行われました。子どもたちを指導したのは母校が市内にある、この選手です。

(小笠原満男選手)「赤崎グラウンド、プレオープンを宣言いたします」

大船渡高校出身、鹿島アントラーズの小笠原満男選手が宣言した待望の人工芝グラウンドのオープン。4歳から小学3年生までのおよそ80人が集まり、プロ選手を先生にサッカー教室が行われました。グラウンドは小笠原選手らが「被災地の子どもたちに運動する場をプレゼントしよう」と寄付を募り、被災した赤崎小学校の跡地に整備されたものです。東北出身のJリーガー有志でつくる「東北人魂を持つJ選手の会」が協力したきょうの教室では年齢ごとに分かれて試合形式のゲームも行いました。

(女の子)「楽しかったし、もっと練習したいと思いました」
(男の子)「ゲームで2点入れれたところが楽しかった」「(将来の夢は?)日本代表サッカー選手です」
(男の子)「ちょっと寒かったけど強い選手ばかりがいてとてもいい練習になりました。鹿島アントラーズに入りたいです」
(小笠原満男選手)「普通であれば雪だと寒そうにしてしまうんでしょうけど、やっぱりこういう素晴らしいグラウンドができるんで楽しそうにやってくれますし、ぼくら選手も楽しいですけど、ただいろんな多くの人の協力を得てできたグラウンドなので感謝の気持ちっての持って続けてほしいなと思います」

グラウンドは来月下旬からサッカーやフットサル、そして少年野球に使用することができます。

大船渡に人工芝グラウンド完成 あの選手も…/岩手・大船渡市

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