鹿島アントラーズが、東京ヴェルディからDF安西幸輝を完全移籍で獲得した。両クラブが27日に発表している。
安西は現在22歳。2014年に東京Vユースからトップチームに昇格した。プロ1年目から順調に出場を重ねてきた同選手は今季、2017明治安田生命J2リーグで40試合出場3得点を記録した。通算では、プロ4年でJ2リーグ戦150試合出場6得点の成績を残している。
移籍に際し、安西は東京Vのクラブ公式HPでコメントを発表。思いの丈を綴った。
「この度、鹿島アントラーズに移籍することにしました。小学4年生の頃からこのチームに入り、12年間自分の家のように通いました。トップに入ってからはずっとヴェルディをJ1に昇格させることだけを考えて今まで努力してきましたが、自分の力が足りず、昇格させられずにこのチームを去ることを本当に申し訳なく思っています。ただ今までもこれからもヴェルディが大好きで、このクラブが自分の家だということは変わりません。これからいち選手としてより高みを目指して頑張ります。12年間本当にありがとうございました」
また、同選手は鹿島のクラブ公式HPにもコメントを寄せ、意気込みを見せている。
「アントラーズの皆さん、はじめまして安西幸輝です。伝統のあるチームの一員になれることを嬉しく思います。一日でも早くピッチに立ち、チームに貢献したいと思います。応援よろしくお願いします!」
鹿島が東京VからDF安西幸輝を完全移籍で獲得「より高みを目指して」