日刊鹿島アントラーズニュース

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2013年10月24日木曜日

◆リトル日本3発快勝で決勝T/U17W杯(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/japan/news/p-sc-tp2-20131023-1207856.html



<U-17W杯:日本3-1ベネズエラ>◇1次リーグD組◇21日◇シャルジャ

 若き日本代表が南米予選2位突破のベネズエラに快勝し、2連勝で2大会連続の決勝トーナメント進出を決めた。18日の初戦ロシア戦(1-0)から先発を8人変更しながら、素早いパスワークからFW杉本太郎(17=帝京大可児高)、FW渡辺凌磨(17=前橋育英高)がゴールした。GKを除くフィールドプレーヤー18人の平均身長は169・2センチという小兵軍団。エース不在を逆手に、個人に頼らぬ組織力を武器とし、日本史上最高の8強越え、そして決勝進出を狙う。

 ヤングジャパンが世界を驚かせるパスサッカーで、あっさり16強入りを射止めた。鹿島入団が決まっている杉本がまずは魅せた。前半7分、右クロスをFW渡辺が触ったところに詰めて、右足で先制点を奪取。1-1で迎えた同44分には再び素早いパスワークから、渡辺が決勝点を挙げた。

 初戦の欧州王者ロシアに続き、ブラジルを上回る南米2位通過のベネズエラからも勝ち点3をつかみ取った。それでも「ファイナリスト(決勝進出)」を合言葉にするチームに慢心はなく、吉武監督は「たくさんチャンスはつくったが、最後の精度に課題は残った」と冷静に分析した。

 ロシア戦から先発を8人も変更。公式戦では異例の采配だが、チームは躍動し、ボール試合率はロシア戦を上回る68%。巧みなパスワークに、シュート数23本というゴールへの意欲も加わった。外国メディアからも「洗練されてセンセーショナル」と驚きの声が上がったほどだった。

 「日本流」を突き詰めた吉武サッカーの真骨頂だった。メンバーには160センチ台がずらり。GKを除いた平均身長は169・2センチと、文科省発表の17歳男子の平均身長170・7センチにも及ばない。だが指揮官の「1対1が日本は弱いと言われている。その弱いことをストロングポイントにしたい」という方針で強化。エース不在を逆手に、技術の高い選手が判断の速さを生かす。「相手にぶつからないようにする」(吉武監督)というパス&ムーブを連続させる戦術が浸透し、世界相手にも通用した。

 「この年代は自分の判断、責任で行動するという部分が弱くなっているので、ピッチ上だけでもそれをやってもらいたい」。吉武監督の意向から、選手は自分の判断で相手のスペースを見つけて攻め込む。「ニューローテーション・ポリシー」とチーム内で称される試合中の一時的なポジション交代も特徴だ。この日もボランチとサイドのMFが10分間だけポジションを交代。新鮮な視野でプレーさせることで、選手たちは「ここが空いているということなどが分かる」と言う。

 決勝点をアシストしたMF鈴木ら97年生まれは、20年東京五輪の世代だ。体格面で世界の強豪に劣るというのはA代表でも永遠の課題とされる部分だが、現時点での吉武ジャパンは高い技術、機動力に発想を加えた「日本らしさ」で対抗。パス回しにこだわるだけでなく、シュートへの意欲も忘れない。吉武監督は「前回のベスト8を1つでも越えたい」。未来へつながる、新たな歴史作りに挑む。

◆【U17】杉本、2戦連発で1位通過だ!24日1次L最終戦(報知)


http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/japan/news/20131023-OHT1T00179.htm

 ◆U―17W杯 ▽1次リーグD組 日本―チュニジア(24日、UAE・シャルジャ) U―17(17歳以下)W杯で決勝トーナメント進出を決めた日本は、24日午後5時(日本時間同午後10時)からアラブ首長国連邦のシャルジャで1次リーグD組最終戦のチュニジア戦に臨む。勝つか引き分けで1位通過が決まる。23日は最終調整。4強以上を狙う吉武ジャパンは身長162センチのFW杉本太郎(17)=岐阜・帝京大可児高=を中心に全勝突破を目指す。

 3戦全勝のカギを握るのは“小さな巨人”だ。杉本は、18日のロシア戦では、途中出場で不発だったものの、21日のベネズエラ戦では、前半7分に右足で先制弾。チームの2連勝に貢献した。

 昨年はU―16アジア選手権(イラン)で3得点を挙げ、大会MVPにも輝いた。2月にはフランスリーグのモナコに練習参加し、経験を積んだ。8月には、来季入団が内定している鹿島にも練習参加。先輩たちから「太郎」と呼ばれ、若手選手には、焼き肉に連れて行ってもらうなど、早くも溶け込んでいた。小柄ながら抜群の技術を誇り、鹿島幹部は「ドリブルも得意。ウチにはいないタイプ。香川みたい」と期待する。プロの世界を体験し、「入る前に来られて良かった。プレッシャーや距離感も高校生だったら余裕を持ってできる」と同年代との対戦に自信を深め、UAEに乗り込んだ。

 今大会の目標は前回大会(11年)の8強を上回る4強以上だ。勝ち点で並ぶチュニジアだが、1位突破を決めれば、決勝トーナメント1回戦で他グループの3位と当たる。逆に2位通過だと、強豪アルゼンチンなどが含まれるEグループの1位との対戦となる。既に1次リーグ突破は決めているが、吉武博文監督(53)は「1回戦に自信を持っていけるような試合にしたい」と消化試合にするつもりはない。杉本も「次も勝ちたい」と意気込んだ。「将来は海外でやりたい」と話す背番号8が、日本をけん引する。

 ◆杉本 太郎(すぎもと・たろう)1996年2月12日、岐阜・多治見市生まれ。17歳。前所属は岐阜VAMOS。11年に帝京大可児高入学。12年のアジアサッカー連盟(AFC)男子最優秀ユース選手の候補にも選出。11年U―15日本代表、12年U―16日本代表、13年U―17日本代表。来季鹿島入団内定。162センチ、59キロ。家族は両親と姉。

◆内田 フル出場も3失点完敗…チェルシーに脱帽(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2013/10/24/kiji/K20131024006866570.html

欧州CL1次リーグE組 シャルケ0―3チェルシー (10月22日)



 22日に8試合が行われ、E組では日本代表DF内田篤人(25)のシャルケがホームでチェルシーに0―3で完敗し、同組2位に後退。内田は右サイドバックでフル出場した。

 完敗に唇をかんだ。シャルケのDF内田は右サイドバックでフル出場。自身が持つ欧州CL本大会の日本人最多出場記録を19に更新したが、現在プレミアリーグ2位の強豪に0―3で敗れ「セットプレーで先に点を取られると…。前半のうちに追いつけなかったら厳しくなる」とうなだれた。

 前半5分にCKから失点。その後はホームの声援を受けて内田も積極的に攻めた。同26分にはボランチのノイシュテッターのロングパスに反応。スライディングしながらシュートを放った。枠を捉えられなかったが再三、裏への飛び出しを見せた。しかし、得点を奪えずに後半さらに2失点。「チェルシーは本当によく耐えた。前半終わった時は悪くないなと思った。でも点を取らせないからね。強いチームってなんか勝つじゃん、そうやって。勉強になります」と振り返った。

 1次リーグは半分の3試合を終えて2勝1敗。「やるからには負けたくないのはあるし。ここからっしょ」。準決勝まで勝ち上がった10~11年シーズンの再現へ。ザックジャパン不動の右サイドバックは、決勝トーナメント進出に前を向いた。

◆【欧州CL】内田「差」体感!チェルシーに完敗も「俺がなんとかしなきゃ」(報知)


http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/world/news/20131024-OHT1T00002.htm

 ◆欧州チャンピオンズリーグ ▽1次リーグE組 シャルケ04 0―3チェルシー(22日・ゲルゼンキルヘン・シュタディオン) 各地で1次リーグの8試合が行われ、内田篤人(25)が所属するE組のシャルケ04(ドイツ)はホームで昨季の欧州リーグを制したチェルシー(イングランド)に0―3で完敗した。右サイドバックでフル出場した内田は、攻撃面で世界トップとの差を感じ日本代表のためにも改善に乗り出す決意を見せた。

 珍しく感情を表に出した。試合後、内田はベンチ前で、ソックスの下からすね当てを取り出し、右手で地面に投げつけた。

 「けっこうフリーになっていたんだけどね。あそこで決定的な仕事ができると、もう少し自分も(レベル)アップしていくと思う。今日は良いパスが来ていたから、俺が何とかしなきゃダメだった」。振り返ると、大きくため息をついた。

 0―1で迎えた前半26分。ゴール前右45度の位置でフリーでボールを受け、勢いをそのままに右足スライディングシュート。「押さえようと思ったけど、浮いてしまった」。その後、豊富な運動量で再三攻撃に絡んだ。対面したドイツ代表シュールレを封じるなど役割は果たした。ただ、世界トップクラブに勝つためには、プラスアルファを出さなければいけない。

 相手には、11月に日本代表で対戦するベルギー代表MFアザールがいた。1度だけマッチアップしたが、突破を許さなかった。だが、「1対1を抑えた上で何かできれば…」という。攻撃に優れるアザールは守備でも存在感を示した。合格点のプレーだけでは劣勢を、世界を乗り越えられない。守備をした上で決定的な仕事を求めている。

 「チェルシーは点を取らせないからね。強いチームってなんか勝つじゃん、そうやって。すごい。勉強になります」。今回は完敗を認めた。ただ、内田は鹿島で守備力を改善し、ポゼッションを学び、ドイツに渡ってからは1対1に強くなった。体も6キロ増と大きくした。「差」を感じてからの巻き返しが、内田最大の持ち味。「次だね」という言葉には、そういう意味が込められている。

 日本代表でもブラジルW杯で世界と対戦することになる。世界トップクラスのブンデスリーガを含め、この経験が低迷する日本代表復活の一助となることは間違いない。「そういう差を感じるために、ドイツまでやってきたからね」。ブラジルW杯まで8か月。負けてもなお、内田の前進は続く。

◆シャルケ完敗 内田「勉強になった」(デイリー)


http://www.daily.co.jp/soccer/2013/10/24/0006442985.shtml



 「欧州CL・1次リーグ、シャルケ0-3チェルシー」(22日、ゲルゼンキルヘン)

 8試合を行い、E組でDF内田篤人(25)のシャルケ(ドイツ)はホームでチェルシー(イングランド)に0‐3で大敗、首位から陥落して2位に後退した。内田は右サイドバックとしてフル出場した。F組はFW宮市亮(20)の首位アーセナル(イングランド)がホームで昨季準優勝のドルトムント(ドイツ)に1‐2で敗れて初黒星。宮市はベンチ入りしなかった。H組は首位バルセロナ(スペイン)が敵地でACミラン(イタリア)と1‐1で引き分けた。

 シャルケがホームでまさかの完敗を喫した。前半5分にCKからスペイン代表FWフェルナンドトレスに先制ゴールを浴び、歯車が狂った。

 チェルシーは無理をせずに守りを固め、機を見て攻撃に打って出るというプラン。シャルケは何とか追いつこうと必死になったが、相手ゴールは遠かった。内田も右サイドでアップダウンを繰り返し、チャンスをつくり出したものの結局は実を結ばなかった。

 攻めあぐねて迎えた後半、チェルシーのカウンターの餌食となり、2点を追加されたシャルケ。勝利を期待して詰めかけた地元サポーターはため息をつくしかなかった。

 相手の術中にまんまとはまってしまっての痛い敗戦。内田は素直に「チェルシーは強かった。勉強になった」と完敗を認め、「前半のうちに追いつけなかったらもうダメだよね」と反省した。自身のプレーについて話が及ぶと、「前半は結構フリーになっていた。あそこで決定的な仕事ができると、もう少し自分(のレベル)もアップしていくと思う」と分析。淡々とした口調の中にも悔しさをのぞかせていた。

◆【鹿島】セレーゾ監督続投!1年契約更新へ(報知)


http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/jleague/news/20131023-OHT1T00173.htm

 鹿島がトニーニョ・セレーゾ監督(58)に来季続投のオファーを出したことが23日、分かった。同監督は今季、8季ぶりに鹿島の監督に復帰。クラブ関係者によると、1年契約を更新する形で打診。正式受諾はまだだが、既に来季へ向けて編成等の話し合いが進められており、近日中にも受諾するものとみられる。シーズン序盤は、戦術理解度の高いベテラン勢を先発に使い、チームの方向性を固めた。その後、徐々にDF山村、MF土居ら若手を起用するなど、世代交代を進めながら、昨季11位だったチームを立て直してきた。

 今季は19日に浦和に敗れるまで、昨季11月から続くホーム連続無敗を「15」まで続けた。4月には、外国人監督史上最速(189試合目)となるJ1通算100勝も達成。「200勝までいければ」と意欲を見せていた。リーグ戦残り5試合で首位の横浜Mと勝ち点6差の5位と優勝争いを続けている。

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