日刊鹿島アントラーズニュース

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2018年3月9日金曜日

◆鹿島8人入れ替えも快勝 土居イケメン弾で突破前進(ニッカン)





<ACL:シドニーFC0-2鹿島>◇1次リーグH組◇7日◇シドニー

 H組の鹿島アントラーズがシドニーFCを2-0で下して2勝1分けでH組首位を守り、1次リーグ突破に大きく前進した。直近のJリーグG大阪戦から先発8人を入れ替え、前半40分にMF土居聖真(25)が先制し、後半42分にはDF植田直通(23)が加点した。16日間で5試合の過密日程に総力戦で臨み、敵地で勝ち点3を手にした。

 鮮やかにして華麗だった。前半40分、右CKから流れたボールを、FW鈴木が左足で振り抜いた。シュート性の弾道がゴール前に来る。その軌道を、土居は右足外側で軽やかに変えてみせた。敵地で総力戦で戦う鹿島に、勇気と勢いを与える技ありの先制弾だった。

 南半球で秋のオーストラリア・シドニー。山形市出身ながら「寒冷じんましんで手先、足先は冷え性。雪国出身とは思えないほど抵抗力がないんです」という昨年の「イケメンJリーガー選手権」王者にとって、気温20度ほどのピッチは絶好の環境だった。「素晴らしい試合」と胸を張った。

 オーストラリアAリーグの昨季覇者を相手に、大胆に挑んだ。3日のG大阪戦から中3日。過密日程を考慮してDF昌子やMF小笠原、FW金崎、ペドロ・ジュニオールは同行せず、MF遠藤、FW安部のけがもあって先発8人が入れ替わった。

 ただ「メンバーが代わって負けたと言われたくなかった。そういう意地が全員にあった」と鈴木。クォン・スンテと正GKの座を競う曽ケ端が2度の好セーブで救い、DF犬飼とFW山口は公式戦デビューを飾った。後半42分に加点したDF植田は「みんなのやる気がすごくて、今日は相手がどこでも勝つと思っていた」。価値ある勝利に、大岩監督は「出た全員を高く評価している」とたたえた。


鹿島8人入れ替えも快勝 土居イケメン弾で突破前進




◆植田“流血連勝弾”顔面負傷も闘魂ヘッドでACL首位キープ(スポニチ)


ACL1次リーグH組 鹿島2―0シドニーFC ( 2018年3月7日 )




 ACL1次リーグは7日、各地で第3節の4試合が行われ、H組の鹿島は敵地でシドニーFCに2―0で勝った。1―0の後半42分には、接触プレーで流血していた日本代表DF植田直通(23)がヘディングでダメ押しゴール。今季公式戦初得点に加え、守備でも3試合連続の完封と鹿島の首位キープに貢献した。F組の川崎Fは後半終了間際にPKを決められ、メルボルンVと2―2のドロー。今大会初勝利を逃し、最下位からの浮上はならなかった。

 こん身のガッツポーズを握った瞬間、はらりとはがれ落ちたものがあった。まるでひげのように見えたそれは、止血用の白いテープだった。後半15分すぎ、植田は鼻の下を切って流血。口の中まで赤く染まった。戦闘スイッチがさらに入ったのか。迎えた同42分の左CKだった。DF山本がそらしたボールを、ファーサイドから頭で強く押し込んだ。「みんなのやる気が凄くて、今日は相手がどこでも勝つと思った」と胸を張った。

 「血を流す」――。大半の選手が「海外で活躍する」などの将来の夢を記す中、たった一人そう書いて指導者陣を驚かせたのは、U―17日本代表の頃だった。テコンドー仕込みの身体能力を持つ武闘派で、血は“大好物”。リオ五輪前のU―23ガーナ戦ではまぶたの上を切り、流血しながら完封した。趣味もしかり。昨年の日本代表の遠征中は米国のゾンビドラマ「ウォーキング・デッド」を見て過ごしていた。

 南半球への長距離移動も含め、11日間で4試合を戦う過密日程の2戦目。昌子、金崎ら主力が遠征に参加せず、3日のリーグG大阪戦から先発8人が代わる中で唯一、今季全5試合に先発したのが植田だった。GK曽ケ端の活躍もあり、鹿島での公式戦デビューとなった犬飼とともに完封に成功。チーム全体でも攻守に層の厚さを見せつけ「一人一人いい準備ができたからこそ、こういう試合ができた」と誇った。本拠で戦う13日のシドニーFC戦に勝てば、1次リーグ突破が決まる可能性も浮上。超ハードスケジュールの中で、アジア王者への血路を開いた。


植田“流血連勝弾”顔面負傷も闘魂ヘッドでACL首位キープ




◆鹿島アントラーズVsサンフレッチェ広島 3月10日(サンスポ)





 ・鹿島は広島戦では現在5連勝中を含む、8試合連続黒星なし(7勝1分)。最後に同カードで黒星を記録したのは、2013年12月7日(0-2)

 ・鹿島は現在ホーム戦では11試合連続黒星なし(10勝1分)。同地での連続無敗記録としては、2013年9月以来の長さ(その時は15試合:12勝3分)。

 ・広島は3年ぶりの開幕2連勝。最後に同チームが開幕3連勝を記録したのは、1994年前期シーズン。同期優勝を記録している(当時は前後期制)。

 ・広島はアウェイの鹿島戦では現在4試合連続白星なし(1分3敗)。同地での直近10試合でも1勝しかしていない(3分6敗)。

 ・大岩剛が2017年6月に鹿島の監督に就任して以降、同クラブはリーグ最多の無失点試合数(14)と、リーグ最少の失点数を記録している(17)。

 ・城福浩は自身が指揮したJ1シーズンで、開幕から2連勝を記録したのは今季が初(過去7シーズン)。

 ・広島のパトリックは今季J1最多のデュエル勝利数と空中戦勝利数(25)を記録している(33)。

 ・鹿島の金崎夢生は前節のG大阪戦でチームとしては、358分ぶりの得点を記録した。

鹿島アントラーズVsサンフレッチェ広島 3月10日



◆【鹿島】貫禄白星で首位ターン 先発8人入れ替えも伏兵が存在感発揮(報知)





 ◆アジア・チャンピオンズリーグ1次リーグ ▽H組 シドニーFC0―2鹿島(7日、シドニーフットボールスタジアム)

 鹿島(昨季Jリーグ2位)は敵地でDF植田直通(23)のゴールなどで2―0でシドニーFC(同オーストラリア王者)を撃破。3戦を終えて2勝1分けとし、1次リーグ突破へ大きく前進した。

 総力戦で臨んだ鹿島が貫禄の白星を手にした。前半40分にMF土居が先制点を挙げ、後半42分にDF植田が頭で追加点。守っても危なげない試合運びで無失点に抑え、敵地で貴重な勝ち点3を奪った。

 3日のG大阪戦(1〇0)、10日の広島戦と合わせ8日で3試合の連戦。さらにシドニーへの移動は往復20時間を機内で過ごす。大岩剛監督(45)はミーティングで「所属選手全員に準備をしてもらう」と選手に訴え、総力戦で戦い抜く構えを示した。

 G大阪戦から先発8人を入れ替え。DF内田篤人ら主力に負傷者が多い中でDF昌子源、FW金崎夢生らを招集外としたが「試合に出たくてたまらない」と話していたDF犬飼、「いつか絶対にチャンスが来る」と息巻いていたFW金森ら伏兵が存在感を発揮。メンバーが変わっても、前後半の終了間際に得点を奪う試合巧者ぶりは変わらず。大岩監督は「いい試合ができた。出た全員を高く評価している」と満足げに語った。


【鹿島】貫禄白星で首位ターン 先発8人入れ替えも伏兵が存在感発揮




◆鹿島 “居残り組”が強い刺激を受ける 昌子「剛さんの言う“総力戦”というのを証明した」(スポニチ)





 “居残り組”が、強い刺激を受けていた。鹿島は8日、10日のリーグ広島戦に向けて鹿嶋のクラブハウスで調整。練習は7日の敵地ACLシドニーFC(オーストラリア)戦の遠征に参加していない選手だけで行われ、過密日程のためメンバーを外れた日本代表DF昌子は個別メニューで汗を流した。

 FW金森、MF中村、MF永木、DF犬飼、DF伊東の5人が今季公式戦初出場を飾ったシドニーFC戦は、3日のリーグG大阪戦から先発8人を入れ替えてもレベルの高さを保ち、2―0で勝利。試合を自宅で観戦したという昌子は「剛(大岩監督)さんの言う“総力戦”というのを証明したと思う。チームとして、昨日の勝ちがどれだけ大きかったか」と白星の価値を強調した。

 昌子は昨季、リーグ戦34試合、ACL8試合に全てフル出場。“遠征組”ではなく、“居残り組”となるのは久しぶりだった。チームメートの奮闘を受け、自身も発奮。「公式戦は3試合連続無失点で来ているし、次の試合(広島戦)もしっかりそれにこだわってやりたい。(ACLは)次のホームで(1次リーグ突破を)決めたい」と意気込んだ。


鹿島 “居残り組”が強い刺激を受ける 昌子「剛さんの言う“総力戦”というのを証明した」




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