日刊鹿島アントラーズニュース

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2018年1月28日日曜日

◆大迫交代後に失点…ケルンは引き分けで4連勝逃す(ゲキサカ)



[1.27 ブンデスリーガ第20節 ケルン1-1アウクスブルク]

 ブンデスリーガは27日、第20節2日目を行い、日本代表FW大迫勇也が所属するケルンはホームでアウクスブルクと対戦し、1-1で引き分けた。2試合連続で先発した大迫は2トップの一角で後半26分までプレー。交代後にチームは失点し、連勝は3でストップした。

 開幕から16試合未勝利(3分13敗)が続いたケルンは初勝利から3連勝中。4連勝を目指した一戦は前半21分、ケルンのMFマルコ・ヘーガーとアウクスブルクの韓国代表MFク・ジャチョルが空中戦で互いに頭を打ち合い、ピッチに倒れこんだ。ク・ジャチョルは止血のためにピッチ外へ。試合は一時中断となり、前半24分、ヘーガーは負傷交代となり、ク・ジャチョルは止血を終えてピッチに戻った。

 その直後の前半26分、ケルンがビッグチャンスを迎える。左サイドでボールを奪ったDFミロシュ・ヨイッチがスルーパスを入れ、抜け出したFWシモン・テロッデが左の大迫に横パス。大迫のリターンは相手DFにカットされたが、こぼれ球に反応したテロッデがPA内で左足に持ち替えてシュート。決定的な形だったが、至近距離でGKがセーブし、わずかにゴール右に外れた。

 絶好の先制機を逸したケルンだったが、前半40分にスーパーFK弾で均衡を破る。キッカーのヨイッチがPA左手前から右足で狙うと、回転のかかったブレ球シュートが壁の上を越えて落下し、GKの手をかすめてゴールイン。先制に成功すると、前半アディショナルタイムにはヨイッチが左CKを蹴り込み、ニアサイドの大迫がヘッドで合わせたが、惜しくも追加点とはならなかった。

 1-0で折り返した後半26分、最後の交代枠で大迫はベンチに下がった。このまま逃げ切りたいケルンだったが、後半31分、アウクスブルクは右CKからファーサイドのMFカイウビが高い打点からヘッドで合わせ、試合を振り出しに戻した。

 終盤、ケルンは怒涛の猛攻をかけ、後半アディショナルタイムには後方からのフィードをテロッデが落とし、FWセルー・ギラシーが決定的な左足シュート。これは惜しくも枠を捉えらえず、1-1のままタイムアップ。ケルンの連勝は3で止まったが、今季初勝利から4試合負けなし(3勝1分)とした。

大迫交代後に失点…ケルンは引き分けで4連勝逃す

◆復帰の内田、鹿島の伝統教え込むのも大事な務め(ニッカン)



 日刊スポーツ評論家の秋田豊氏(47)が今年も、Jクラブがキャンプを張っている九州・沖縄を訪れた。注目のチームや選手を直撃する毎年恒例の「熱血秋田塾・キャンプ編」(随時)の第1回は、DF内田篤人(29)が8季ぶりに復帰し、秋田氏にとっても古巣の鹿島を見つめた。

 その姿は何も変わっていなかった。たまたま横を見たら、いつの間にか内田選手がいた。いたずらっぽく笑っていた。8年前も今もひょうひょうとした姿は変わらず、そのままだった。

 鹿島には「常勝」の伝統がある。昌子選手は「2位以下はすべて同じだということが分かった」と言っていた。こうした伝統が確かに、選手たちへと浸透している。そこにはフロントの姿勢がある。鈴木満・取締役強化部長が鹿島が進むべき道を固め、必要な強化費は鈴木秀樹・取締役事業部長が稼ぐ。両輪である「2人の鈴木」が高いレベルでブレないから、たとえ監督が代わったとしても目指すサッカーは揺らがない。

 鹿島にはもう1つ、伝統がある。ここにいると選手は鹿島が好きになる。それはどこにあるのか。内田選手は帰ってきた理由を「満さんの存在が大きい」と言っていた。私の現役時代のときも、満さんは良き“相談役”だった。「ファミリーでなければいけない」というジーコの教えを受け継いでいる人。だから、育った人が寄りつく。変わらない太い幹には、枝葉がよく茂るということなのだろう。

 ただ、鹿島には常勝の伝統があると言ったが、だからこそ昨季、逆転優勝を許した姿が気になっていた。

 鹿島にはいつも若手を生かし、伸ばそうとする「スペース」がある。その隙間は外国人選手で埋めようとはしない。鈴木選手や安部選手らが今、そこにいる。彼らがどう伸びるかが、奪還の鍵を握る。かつての本田泰人氏、今の小笠原選手らのように、3連覇の当時を知り、昔と変わらない内田選手も、若手に伝統を教え込まなければいけない。その役割も“ベテラン”の大事な務めになる。

 サイドバックというポジション的に、すぐに影響力が表れるわけではない。ただ、その存在は、じわじわと浸透していくはずだ。(日刊スポーツ評論家)


復帰の内田、鹿島の伝統教え込むのも大事な務め

◆【鹿島】内田篤人、ズバリ戦術眼!練習試合で初アシスト(報知)



 ◆練習試合 鹿島1―1徳島(27日・宮崎県総合運動公園陸上競技場)

 鹿島は27日、宮崎県総合運動公園陸上競技場でJ2徳島と練習試合(45分ハーフ)を行い、1―1で引き分けた。ドイツ2部ウニオン・ベルリンから復帰したDF内田篤人(29)が初アシストを決めた。前半34分、試合前に助言したMF田中稔也(20)がヘディングでゴール。さらに、試合後には苦戦した試合内容の改善点を次々に指摘するなど勝利へ導くための「戦術眼」を披露。V奪還を目指す鹿島にとって、大きな力となりそうだ。

 ピンポイントクロスだった。徳島に1点を先行され、押し込まれる時間帯が続いた前半34分。DF内田が右サイドでボールを受けると、ニアサイドに飛び込んだMF田中の頭に合わせた。「(田中が)良いところに入ってくれた。Jに帰ってきたからには数字、結果で見てほしい。数字が出て良かった」。対外試合2試合目での鹿島復帰後初アシストを前向きにとらえた。

 真骨頂は試合後だった。J2徳島相手に、ボールを奪えず苦戦した。3トップの徳島に対し、鹿島はセンターバック(CB)が1人余り、守備に関わる機会が少ない。内田は「後ろ(CB)が(守備で前へと)押し出してくれたら、カチカチはまった」と指摘。攻撃も「日本人はゴール前に入る回数が少ない。もっと入ってこないと」と注文した。45分の出場で改善点をよどみなく並べ立てた。

 ブラジルW杯で、ボールを持って攻める「自分たちのサッカー」で世界一を目指したザック・ジャパン。内田は1年以上も前から「このままなら危ない」と警鐘を鳴らしていた。結果的に年下のサイドバックの意見は通らず、1分け2敗で1次リーグ敗退。「良いサッカー」ではなく「勝つ判断」で見る目は、常に問題点と改善点を同時に導き出す。これこそが内田最大の持ち味だ。

 ブラジルW杯後は、チームを変えられる存在を目標に据えた。右膝の手術で頓挫しかけたが、この鹿島復帰を契機に「内田の目」が動き出す。「体も動くようになってきた。ボールも足につくようになってきた」。復活へ乗り越えるハードルはまだあるが、昨季得失点差でリーグ連覇を逃した鹿島にとっては間違いなく、また選手から思考を奪うハリル・ジャパンにとっても貴重な存在になるかもしれない。(内田 知宏)


【鹿島】内田篤人、ズバリ戦術眼!練習試合で初アシスト

◆鹿島DF内田が絶妙クロス「点を取れ」と若手を鼓舞(ニッカン)



 鹿島アントラーズDF内田篤人(29)が27日、復帰後初アシストを決めた。宮崎市内でJ2徳島ヴォルティスと行った練習試合に右サイドバックで先発。1点を追う前半34分、右からのクロスでMF田中の同点弾を演出した。試合前から田中に「点を取れ」とハッパを掛けており、アシストでフォロー。試合は1-1で引き分けた。

 合宿の最後の練習試合。満員の観客の前で、内田が20歳の若手の見せ場を作った。「(田中)トシがいいところに入ってきた。ゴール前に入っていく人数が日本は少ないと思うから、ああやって入ってきてくれたら点につながる」と得点を引き出した。

 もちろん、引き立たせただけではない。ポジションを争う伊東や安西が、前の試合で結果を残していた。ドイツ帰りとはいえ、定位置が確保されているとは思っていない。だから出場45分間の中で出した“結果”にこだわる。「今までも数字を出していくことで、ポジションを取ってきたつもり。続けていかないと。Jリーグに帰ってきたからには結果、数字を見てほしい」。期待する周囲より、自らに課す要求の方が高い。【今村健人】


鹿島DF内田が絶妙クロス「点を取れ」と若手を鼓舞

◆鹿島・内田、古巣復帰後2戦目で初アシスト「結果出てよかった」(サンスポ)



 鹿島の元日本代表DF内田が27日、古巣復帰後の“実戦”2戦目で、初アシストを決めた。J2徳島との練習試合で右サイドバックで出場。1点を追う前半34分、右クロスでMF田中の同点弾をおぜん立てした。試合は1-1で引き分けたが、内田は「結果を出せてよかった。自分が試合に出られるとは思っていないので、続けていかないといけない」と安堵(あんど)した。 (宮崎市)


鹿島・内田、古巣復帰後2戦目で初アシスト「結果出てよかった」

◆鹿島・内田 復帰後初アシスト 描いた通り!高精度のクロスで同点ヘッド演出(デイリー)



 「練習試合、鹿島1-1徳島」(27日、KIRISHIMAハイビスカス陸上競技場)

 J1鹿島の元日本代表DF内田篤人(29)が、古巣に復帰後、初アシストを決めた。27日、J2徳島との宮崎合宿最後の練習試合に前半の45分間出場。0-1の34分、右からの精度の高いクロスでMF田中稔也の同点ヘッドを演出した。

 「トラップする前から、GKとDFの間に落とすイメージだった」と、描いた通りのラストパスを解説した。試合前には、田中に「点をとらなきゃ次につながらない」とハッパをかけていた。「いいところに入ってくれたね」と目を細めた。

 定位置は奪うものと位置づける。「数字(アシスト1)が出たのはよかった。これまで数字を出すことでポジションを取ってきた。続けていきたい」。8年ぶりの古巣。順調なスタートを切った。

鹿島・内田 復帰後初アシスト 描いた通り!高精度のクロスで同点ヘッド演出

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