日刊鹿島アントラーズニュース

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2019年11月30日土曜日

◆ケガから復活の大迫勇也が強い意気込み「自分を信じて最後まで戦いたい」(サッカーキング)






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 ブレーメンに所属する日本代表FW大迫勇也が、チーム在籍2年目となる今シーズンについて語った。アメリカメディア『FOX SPORTS』が28日に報じている。

 ブレーメン在籍2年目の大迫は開幕からゴールを量産。10月に負傷するまでに積み上げた3ゴールは、すでに昨シーズン通算得点に並ぶ好スタートを切っていた。「早い段階で3ゴールを決められてよかった。昨年の数字に並んだので、より多くのゴールを決めたい」とゴールへの意欲を見せた。ケガから復帰してからは、ブンデスリーガ第12節・シャルケ戦で今シーズン4ゴール目を決め、チームトップスコアラーとなっている。

 今年1月に行われたアジアカップで負傷したことをきっかけに、2019年は故障に悩まされてきた。「チームにとって厳しい時期が続いているのにもかかわらず負傷をしてしまったのは本当に残念だった。常に前向きな気持ちを持ち続けたところで、思ったより早く戻って来れて嬉しい」と当時を振り返った。

 ここまでブレーメンはリーグ戦13位と苦しいシーズンを送っており、8試合白星なしと不調を脱せずにいる。「チームは苦しいけど、優秀な選手がいるので質が高い。自分たちの目標を達成できると信じているので、自分を信じて最後まで戦いたい」と強く意気込んだ。




◆ケガから復活の大迫勇也が強い意気込み「自分を信じて最後まで戦いたい」(サッカーキング)






◆鈴木優磨が語るベルギーでの生活 「毎日の練習は鹿島より長くきつい」(Sportiva)






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 2015年に鹿島アントラーズのトップチームに昇格して以来、得点能力に優れたストライカーとして、チームのタイトル獲得に貢献した鈴木優磨。さらなる高みを目指し、今年7月に新天地として選んだのは、ベルギーのシント・トロイデンだった。


 チーム加入当初はなかなか出場機会を得られずにいたが、10月27日の第12節からは5試合連続でフル出場。ここまで3得点と、徐々に存在感を増してきている。移籍からの約4カ月で鈴木は何を得て、どんな未来を描いているのか。本人に直撃した。


――練習中、チーム内でうまくコミュニケーションをとっていますね。
「チームメイトが英語を話すので聴くことには慣れましたけど、まだそんなに話せないので勉強中です(笑)。ベルギーリーグは選手の入れ替わりが多く、うちのチームも新加入選手がたくさんいるんですが、みんなが僕を快く受け入れてくれたので早く馴染めました」

――ベルギーの生活には慣れましたか?
「食事に慣れるまで苦しみましたけど、だいぶ適応できてきましたね。毎日の練習が鹿島よりもきつくて長く、家に帰ったらご飯を食べて寝るという規則正しい生活を送っているので、夜はすぐに寝ています」

――初めての海外移籍。何が決め手になったんでしょうか。
「冨安健洋選手(ボローニャFC)や遠藤航選手(シュツットガルト)たちがベルギーで成長したのを感じて、僕も成長したいと思い移籍を決断しました。シント・トロイデンは、鹿島よりも若い選手が多くて、チームが発展途上にあるという印象です。一体感があって、同じ目標に向かってみんなで歩んでいる、という感じがしますね」

――ベルギーリーグとJリーグの違いは?
「Jリーグだと、コンパクトな状態でボールを丁寧に回すことが多いですけど、ベルギーでは可能性が低くてもゴールに向かうことを優先する傾向があります。試合中にスペースが空いていることが多く、そこを突いたダイナミックな攻撃が展開される。グラウンドも日本と違って、ベルギーのほうが緩く滑りやすい。普段の練習ではあまりわからないのですが、とくにアウェーの試合でそう感じることがあります。シント・トロイデンのホームグラウンドは人工芝ですから、また感覚が変わりますね」


――シント・トロイデンでももちろんですが、鹿島でも厳しい競争を経験したのではないでしょうか。
「そうですね。小学生の時に鹿島のスクールでサッカーを始め、中学生の頃から『鹿島でプロ選手になりたい』と思うようになり、より練習を頑張るようになりました。他のチームに自分よりも優れた高校生や大学生がいたら、その人たちが鹿島に来てプロになってしまいますから。
 そういった争いの厳しさを、ユースの指導者の方々が早い段階で教えてくれたことに感謝しています。『全国には、自分よりもいい選手がたくさんいる』と思うことでモチベーションが上がりましたし、謙虚な姿勢で努力ができた。また、厳しい指導があってメンタル面も鍛えられたからこそ、プロになれたと思っています」





――どのような意識で練習に取り組んでいましたか?
「より質の高い練習をすることを心がけていました。才能は誰にでもあると思うので、そこから抜け出すためには自分で考えて課題をクリアしていく力が必要です。年々、日本では技術的にうまい選手が増えていると感じますが、そういったハングリー精神というか、精神面が強い選手は少なくなっているかもしれません」

――鹿島に入ってから影響を受けた選手はいますか?
「小笠原満男さんです。初めて一緒にプレーをした時には、小笠原さんと自分との間に大きなギャップがあると感じ、浮き足立っていたのを思い出します。今振り返っても、何ひとつ敵うことがないですね。とにかく、プロになった当初はがむしゃらでした。相手DFに当たり負けしないよう、サッカーの練習と平行して筋トレも相当やっていましたね」

――そこから鹿島で成長を遂げ、ベルギーに渡った今は、どんなことを考えてプレーしていますか?
「新たに何かをやるというよりは、まずは早く慣れること。移籍直前は鹿島でなかなか試合に出られなかったので、試合勘も取り戻しながら、得点を量産することを考えています。ゴールやアシストを記録すると、(外国人選手である)僕を見る目や、選手同士の信頼感も変わります。あらためて、『結果がすべての世界なんだな』と感じています」

――シント・トロイデンでも試合に出場できない苦しい時期がありましたが、そういった時に大事にしていることは?
「たとえ試合に出られないことがあっても、状況が変わって自分にチャンスが回ってきた時に、それを確実にモノにすることを意識しています。そのチャンスが訪れる回数は平等ではなくて、何度も経験できる選手もいれば、すごく少ない選手もいると思う。ただ、少ないとしても、誰にでもチャンスは回ってくると信じて、腐らずにいい準備をすることが大事だと思います」

――今シーズン、さらにその先をどう見据えていますか?
「ベルギーのサッカーに慣れてきたので、試合に出続けて得点を重ねていきたいですね。僕はFWなので、やっぱりゴールを決めた時に喜びを感じますし、自分のゴールで試合に勝つことができたら最高です。そうして結果を残していく先に、さらなるステップアップの道が見えたらと思っています」


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◆鈴木優磨が語るベルギーでの生活 「毎日の練習は鹿島より長くきつい」(Sportiva)





◆【鹿島 vs 神戸】敵陣を切り裂く急先鋒・名古新太郎(J's GOAL)



名古新太郎 Shintaro.Nago


血を繋げる。 勝利の本質を知る、アントラーズの神髄 [ 鈴木満 ]


鹿島の攻撃が振るわない。前々節の川崎フロンターレ戦では多くのチャンスをつくったが、前節のサンフレッチェ広島戦では一転して攻撃陣が沈黙。相手の堅陣を最後まで崩すことができなかった。2試合連続での無得点。この状況を変え、逆転優勝に望みをつなげるには次の神戸戦で勝利を掴む以外に道はない。

だからこそ、瞬間的な加速と機敏な動きで仕掛けることができる名古新太郎には大きな期待が寄せられる。前節は後半途中までベンチから戦況を見守った。そこで見えたのは仕掛ける選手の少なさだ。

「ボールを持ってるときは相手が引いてる段階が多かったので、ただまわすというよりはどこかで勝負のパスを入れることだったり、誰かがガガッと入っていかないと相手は崩れない。アクセントとしてスピードを上げることは、全体として攻撃のところで意識していきたい」

無闇に仕掛ければいたずらにボールを失うことになる。タイミングの見極めは重要だろう。しかし、だからといって積極性を失っては元も子もない。

「もっともっと前を向いて仕掛ける選手が出て来ないと怖くない。もっともっとトライして、積極的にやらないといけない。自分はガンガン仕掛けたいと思います」

敵陣を切り裂く急先鋒として、名古新太郎が仕掛ける。

文:田中滋(鹿島担当)


明治安田生命J1リーグ 第33節
11月30日(土)14:00KO カシマ
鹿島アントラーズ vs ヴィッセル神戸


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◆【鹿島 vs 神戸】敵陣を切り裂く急先鋒・名古新太郎(J's GOAL)





◆【J1展望】鹿島×神戸|逆転優勝に望みをつなぐ一戦は、“天皇杯決勝”の前哨戦に!?(サッカーダイジェスト)






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J1リーグ33節
鹿島アントラーズ―ヴィッセル神戸
11月30日(土)/14:00/県立カシマサッカースタジアム


鹿島――三竿、ブエノが出場停止


鹿島アントラーズ
今季成績(32節終了時):3位 勝点60 17勝9分6敗 52得点・27失点
【最新チーム事情】
●前節は広島と0-0のスコアレスドローで勝点を思うように伸ばせず。
●その広島戦で通算4枚目の警告を受けた三竿、ブエノが今節は出場停止。

【担当記者の視点】
 首位の横浜とは勝点4差。今節に横浜が勝利すれば、その時点で鹿島の優勝の可能性は消滅する。厳しい状況に追い込まれてはいるものの、まずはこの神戸戦での勝利が逆転優勝のためには絶対条件となる。
 焦点は、直近2試合は無得点の攻撃面でどれだけ改善が見られるか。土居や伊藤、セルジーニョら得点源の奮起はもちろん、彼らにいかに好機をもたらせるかが鍵を握る。
 期待したいのは、ボランチのL・シルバ。持ち前の推進力あるプレーで攻撃を活性化し、たたみかけたい。


神戸――警戒したいのはL・シルバ


ヴィッセル神戸
今季成績(32節終了時):10位 勝点41 12勝5分15敗 54得点・57失点
【最新チーム事情】
●前節のC大阪戦に勝利し、残留が確定。
●26日の公開練習では、イニエスタと飯倉が別メニュー調整。欠場する可能性も。
●FC今治にレンタル移籍していた向井が期間満了。さらに来季の神戸との契約も満了に。

【担当記者の視点】
 前節で残留を確定。ACL出場の可能性もなく、今節の鹿島戦は大勢に影響のないゲームという見方もできるが、ただ、天皇杯で勝ち上がれば決勝で対戦する可能性もある相手だけに、リサーチという意味では手を抜けない。
 警戒したいのは、L・シルバ。スルスルと攻め上がってくるこのボランチをどう止めるかはポイントになる。サンペールが見るのか、山口がつくのか、マークをはっきりとさせたいところだ。特に高い位置でボールを奪われた時のショートカウンターには、十分に注意を払いたい。
 一方で、26日は別メニュー調整だったイニエスタと飯倉の出場は不確定。ポゼッションに欠かせないふたりが欠場となれば、攻守のクオリティが落ちる懸念もある。




◆【J1展望】鹿島×神戸|逆転優勝に望みをつなぐ一戦は、“天皇杯決勝”の前哨戦に!?(サッカーダイジェスト)





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