日刊鹿島アントラーズニュース

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2021年7月31日土曜日

◆創部4年目の快挙 アサンプション国際中が初優勝 全国中学サッカー大会大阪府大会(報知)






 2021年度全国中学サッカー大会の大阪府予選決勝が30日に行われ、創部4年目のアサンプション国際中(大阪・箕面)が3―0で枚方四中を下し、初優勝を果たした。前半8分、沖村大也(3年)のヘディングシュートで先制し、後半2分には安井悠馬(3年)がペナルティーエリア内から、左足でゴール右に突き刺した。さらに後半31分には西尾謙伍(2年)が鋭いドリブル突破で2人をかわし、GKとの1対1を冷静に決めた。

 共学に移行したことを受け、2018年度に創部。J1鹿島などでプレーした山本拓弥監督がチームを率い、創部から4年目で激戦の大阪を制した。




◆創部4年目の快挙 アサンプション国際中が初優勝 全国中学サッカー大会大阪府大会(報知)





◆東京VのMF船山祐二が現役引退…鹿島などでプレーし海外も挑戦(超WORLDサッカー!)






▽東京ヴェルディは21日、MF船山祐二(31)が現役を引退することを発表した。

▽2007年に流通経済大から鹿島に加入した船山は、2011年にモンテディオ山形、2013年にアビスパ福岡に移籍。2014年からはタイのアーミー・ユナイテッドFC、2015年は同じくタイのエアフォース・セントラルFCでプレーした。今シーズンから東京Vに加入し、明治安田生命J2リーグ戦では16試合に出場した。

▽現役引退を決めた船山は、クラブの公式サイトを通じて次のようにコメントを発している。

「今回発表させていただいた通り、今年でサッカー選手を引退する決断をしました。プロ生活10年間という中で自分は本当に色々な経験をさせてもらいました。鹿島アントラーズでのJ1優勝と天皇杯優勝、セレッソ大阪でのJ1昇格、モンテディオ山形のJ2降格、アビスパ福岡での1年間、タイでの海外挑戦。そして最後に東京ヴェルディの一員になれたこと」

「自分が小さい頃から王者はヴェルディでした。J1復帰という目標の力になれず、申し訳なく思っています。ただ、自分の10年を振り返った時に、こんなに色々な経験をした人はいないんじゃないかと思います。本当に濃いプロサッカー選手人生でした。悔いはありません」

「自分を指導してくれた監督、コーチの皆さん、そしてサポーターの皆さん、本当にありがとうございました。最後に自分を10年間支え続けてくれた妻に感謝したいと思います。ありがとう」




◆東京VのMF船山祐二が現役引退…鹿島などでプレーし海外も挑戦(超WORLDサッカー!)





◆鹿島復帰のブエノ、背番号が決定(ゲキサカ)






 鹿島アントラーズは30日、DFブエノの背番号が「15」に決定したことを発表した。

 ブエノは昨年6月にブラジルのアトレチコ・ミネイロに期限付き移籍。今月1日に復帰が発表されていた。





2021年7月30日金曜日

◆鹿島フィジカルコーチに同アカデミーの里内猛ヘッドオブコーチングが就任(ゲキサカ)









 鹿島アントラーズは29日、同クラブアカデミーの里内猛ヘッドオブコーチングがトップチームのフィジカルコーチに就任したことを発表した。

 里内氏は1988年に住友金属工業蹴球団(現鹿島)で現役を引退した後、同クラブでコーチに転身。その後、鹿島や日本代表など多くのJクラブでフィジカルコーチを歴任し、2017年から19年に再び鹿島でフィジカルコーチを務め、20年にアカデミーのヘッドオブコーチングに就任していた。

 なお、クラブは27日にトップチームの熊谷浩二コーチとギリェルメフィジカルコーチが退任したことを発表している。




◆鹿島フィジカルコーチに同アカデミーの里内猛ヘッドオブコーチングが就任(ゲキサカ)





◆【日本代表採点&寸評】フランスに4発!守備・攻撃陣とも平均点以上ズラリ、指揮官采配も高く評価(報知)






◆東京五輪▽サッカー男子1次リーグ最終戦 日本4―0フランス(28日・日産スタジアム)

 日本代表は4―0でフランスに圧勝し、出場16か国中唯一の3戦全勝で決勝トーナメント進出を決めた。MF久保建英の3試合連続ゴールで先制し、酒井宏樹、三好康児、前田大然が追加点。次戦・ニュージーランド戦を見据えて主力を途中交代させる中、代わって入った選手が見事に結果を出し、チーム力の高さを示す勝利となった。

 採点と寸評は以下の通り。

森保一監督【7・5】フランス相手にゴン攻め4発。先発11人の選定、次戦を見越しつつ投入選手が結果を出した交代策、どちらもケチのつけようがない

GK谷晃生【6・5】勇気ある飛び出し、抜群の反射神経で存在感発揮。トーナメント戦はGKの価値がこれまで以上に問われる。このままで、ありのままで

DF酒井宏樹【7・0】A代表通算1得点の男が、なぜそこに?な位置から追加点。累積警告での次節有給取得は誤算だが、準決勝で人一倍働いてもらうとしましょう

DF吉田麻也【6・5】岩のような相手1トップをしっかり封じて無失点勝利。フル出場続くが、やはりいてもらわないと困る存在

DF冨安健洋【6・5】復帰戦。堅実プレーの端々に、スケールやセンスの大きさが感じられる。試合後は「まだ100%ではない」と語るも、ピッチ上では不安要素感じさせず

DF中山雄太【6・5】爆発力こそないが、試合を追うごとに安心・信頼・実績がグーンと急上昇中

MF遠藤航【6・5】息をするようにデュエルに勝つ。フランス指揮官は会見で「特に日本のOA3人は素晴らしかった」と唇を噛んだ

MF田中碧【6・5】縦パスで久保の先制弾起点に。試合展開、流れを見極めたポジショニングの微調整が実に味わい深い

MF堂安律【6・0】決定的な仕事はできなかったが、ボールキープや献身的な守備の貢献度は間違いなく高い

MF久保建英【7・0】3戦連発、しかも全て先制点。すでに銅像が建つレベルだが、決勝トーナメントも引き続き何とぞ。MOM

MF旗手怜央【6・5】アグレッシブでアクティブかつエネルギッシュな動き。アシストをマークした一方、絶好機は枠外。三好にジュース1本驕ってもらう資格はあるが、橋岡には反省を込めてジュース1本驕るべき

FW上田綺世【6・5】GKの手を介して強烈シュートを2アシストに結びつける。前田の速さ、林の献身性も捨てがたいが、やはり彼のパワーは突出している

MF三好康児【6・5】後半開始時IN。試合を決定づける追加点。本人にとってもチームにとっても、1点分以上の価値があるゴール

DF橋岡大樹【6・5】後半10分IN。投入直後に右サイドを抜け出し絶好クロス。肉弾戦が想定される酒井不在のNZ戦、懸かる期待は大きい

MF相馬勇紀【6・5】後半27分IN。途中投入アタッカーのお手本のような速攻で前田弾アシスト

MF板倉滉【6・0】後半27分IN。ボランチで出場。派手さはなかったが、点差を踏まえれば派手である必要は全くなく、十分に及第点

MF前田大然【6・5】後半35分IN。簡単そうで難しい場面をしっかり仕留めて初ゴール

イバン・バルトン主審【6・0】大差を考慮しての後半ロスタイム切り上げはいい判断

※平均は5・5~6・0点。MOMはマン・オブ・ザ・マッチ




◆【日本代表採点&寸評】フランスに4発!守備・攻撃陣とも平均点以上ズラリ、指揮官采配も高く評価(報知)





◆鹿島DF広瀬陸斗が全治2カ月の離脱…練習中に左ハムストリング筋損傷(超WORLDサッカー!)






鹿島アントラーズは29日、DF広瀬陸斗の負傷離脱を報告した。

広瀬は25日の練習中に負傷。チームドクターによる検査結果、左ハムストリング筋損傷で治療期間として2カ月を要する見込みだ。

昨年に横浜F・マリノスから加入して、今季で鹿島在籍2年目の広瀬。ここまで明治安田生命J1リーグ6試合に出場している。







◆鹿島DF広瀬陸斗が全治2カ月の離脱…練習中に左ハムストリング筋損傷(超WORLDサッカー!)


2021年7月29日木曜日

◆「僕の仕事は点を取ることだけど…」貪欲にゴール狙うFW上田綺世が張った“伏線”(ゲキサカ)






[7.28 東京五輪GL第3節 U-24日本 4-0 U-24フランス 横浜国際]

 2試合連続の途中出場。その間、“ライバル”のFW林大地(鳥栖)が最前線で存在感を示していた。負けていられない――。フランス戦で今大会初めてスタメンに名を連ねたFW上田綺世(鹿島)は貪欲にゴールを目指した。

 事前合宿では出遅れた。負傷を抱えての合流となり、別メニューでの調整が続く。黙々とランニングをこなし、グラウンドの脇でフィジカルトレーニングを行う。徐々にコンディションを上げていくと、五輪本大会には何とか間に合った。第1節南アフリカ戦、第2節メキシコ戦で途中出場でピッチに立つと、第3節フランス戦では先発を託された。

 序盤はフィニッシュまで持ち込めない時間が続いた。しかし、前半20分にDF中山雄太(ズウォレ)から浮き球のパスを受けると、強引に左足ボレーに持ち込んだ。ここに、狙いがあった。

「ああいう前向きなプレー、貪欲なプレーが流れを変える。ああいうプレーを見せることでラインが下がったりすることがある」。そして、「あのシーンが伏線になったというのもある」と振り返ったのが先制点の場面だ。

 前半27分、MF田中碧(川崎F)から縦パスを受けた久保のパスに反応すると、トラップで相手の逆をとってPA内へと侵入。右足の強烈なシュートが枠を捉えると、GKポール・ベルナルドニが弾いたボールを久保が蹴り込んで先制点が生まれた。

「僕の仕事は点を取ることだし、動き出しからゴールに迫ること。でも、それにプラスアルファというか、それを伏線として、2列目のタケ(久保建英)や(堂安)律とかテクニックのある選手が、スペースを得て、そこで輝けるのも僕の一つの武器。それを体現するためには僕がどん欲に狙い続ける必要があるし、そのこぼれをタケが決めただけ」

 さらに前半34分には、久保のスルーパスから抜け出し、今度は左足のシュート。勢いのあるボールはベルナルドニに弾かれたものの、DF酒井宏樹(浦和)が蹴り込んでチーム2点目が生まれた。

 枠に飛ばした強烈なシュートで、チームに勢いをもたらす2点を演出。しかし、自身の得点とはならなかったことで「色々なアイディアを絞り出せれば良かった。右足のシュートはチップキックを狙えたかもしれないし、左足も切り返したら決められていたかもしれない」と振り返り、「でも、結果的に得点につながればいい」と続けた。

 負傷から復帰し、先発にも復帰。そして、十分な存在感も示した。決勝トーナメントに進出したチームにおいて、ストライカーの復調は大きなプラスとなる。「次の試合に、より感覚とモチベーションを持って臨めるように準備していきたい」と、中2日で行われる準々決勝ニュージーランド戦に照準を合わせて調整を進めていく。

(取材・文 折戸岳彦)




◆「僕の仕事は点を取ることだけど…」貪欲にゴール狙うFW上田綺世が張った“伏線”(ゲキサカ)





2021年7月28日水曜日

◆鹿島、コーチ2人と異例の契約解除(ゲキサカ)






 鹿島アントラーズは27日、トップチームの熊谷浩二コーチとギリェルメフィジカルコーチが退任することが決まったと発表した。監督交代のないシーズン途中のタイミングで、複数のコーチが退任するのは異例の出来事となる。

 発表によると、熊谷コーチは本人から退任の申し出があり、双方合意の上での契約解除。ギリェルメフィジカルコーチはボリビアのクラブ・ボリバウからのオファーがあり、契約解除後は同クラブのコーチに就任するという。

 両コーチはザーゴ前監督が就任した2020年からコーチを務めていた。




◆鹿島、コーチ2人と異例の契約解除(ゲキサカ)





◆五輪で金メダルを目指す仲間がいる一方で――さらなる成長と進化を期す鹿島GK沖悠哉のこれからに期待(サッカーダイジェスト)






「私たちは彼の価値を高く評価しています」(エヴェラウド)


 東京五輪の男子サッカーが幕を開けた7月22日、同24日のガンバ大阪戦に向けたオンライン取材のなかで、鹿島アントラーズのエヴェラウドがオリンピックに参戦するチームメイト、上田綺世と町田浩樹にエールを送っていた。

「チーム全員が思っていることだと思いますけど、彼らは良い選手であるうえに、人としてもすごく立派です。チームみんなで応援していますし、良い結果を残せるように願っています」

 エヴェラウドの言う“彼ら”には、もうひとり加わっていた可能性があった。GKの沖悠哉だ。今年に入ってからのU-24代表チームの活動にコンスタントに呼ばれ、最終選考にも残ったが、残念ながら選外となってしまった。

 有力な候補者だったが、五輪のピッチには届かなかった。上田や町田だけでなく、8月には22歳になる守護神について、エヴェラウドはどう思っているのか。なにか言葉をかけたりしたのだろうか。

「あまり話す必要はないと思っています」とブラジリアンFWは言う。その理由について、以下のように続けた。

「というのも、沖選手は偉大なキーパーですし、自分たちにとっては、五輪のメンバーに選ばれていようが、いまいが、本当に価値のある選手だと思っています。試合ではピンチを救い、ゴールを守ってくれる。私たちは、彼の価値を高く評価しています」

 迎えた24日のG大阪戦、鹿島は1-0の完封勝利を収めた。ペースを握る時間帯が多く、先発フル出場した沖はGKとしての見せ場がいつもより少なかったが、きっちりとクリーンシートを達成した。

 試合後には自身のインスタグラムを更新。ガンバ戦でのプレー写真をアップロードし、「応援ありがとうございました!次の試合まで期間が空きますが、心身共にパワーアップします」と綴った。

 日の丸を背負い、金メダルを目指して戦う仲間たちがいる一方で、一回りも二回りも成長と進化を期す沖のこれからに期待したい。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェストweb編集部)




◆五輪で金メダルを目指す仲間がいる一方で――さらなる成長と進化を期す鹿島GK沖悠哉のこれからに期待(サッカーダイジェスト)










2021年7月25日日曜日

◆【J1採点&寸評】G大阪0-1鹿島|21本のシュートを浴びてホームで防戦一方のガンバ…宇佐美はACLからノーゴールが続く(サッカーダイジェスト)






[J1リーグ2節]G大阪0-1鹿島/7月25日(土)/パナスタ

【チーム採点・寸評】
G大阪 5
中2日の連戦で6人を入れ替えたが攻撃陣が完全に沈黙。シュート4本では勝ちようもない。ほぼ防戦一方で、完敗だった。

【G大阪|採点・寸評】

3 昌子 源 5
ボランチの潰しの弱さゆえに、果敢に前にも出たが失点場面は荒木を封じることできなかった。最終ラインでは強さを見せたのだが。


鹿島――シュート21本で1点は反省材料だが…


【チーム|採点・寸評】
鹿島 6.5
日程的に優位だったこともあり終始、G大阪を圧倒。シュート21本で1点は反省点だが、柏戦で露呈した課題をクリアし勝ち切った。

GK
31 沖 悠哉 5.5
前半、矢島のミドルにはひやりとさせられた。枠に飛んだシュートはほぼなく脅かされることはなかったが、課題の飛び出しでミスも。

DF
32 常本佳吾 6
相手のサイド攻撃が低調だったとはいえ、終始安定していた。派手さはなかったが、攻守でバランスを保つ。

39 犬飼智也 6
関川との関係性も上々だった。G大阪の攻撃に流動性がなく、前線の的をしっかりと封じた。後半、決定機でシュートミスはもったいない。

33 関川郁万 6.5
気持ちがプレーに表われていた。レアンドロやパトリックらには終始厳しく、強気に対応。イージーミスもなく完封に貢献した。

14 永戸勝也 6
前半は和泉らとの連係で押し込むも、決定的なチャンスは作れず。後半投入された小野瀬には粘り強く対応し、破綻せず。

MF
20 三竿健斗 6
ピトゥカとの役割分担が明確で、地味ながら要所を締めた。走行距離もチーム2位。後半は糸を引くような絶妙のスルーパスも。

21 ディエゴ・ピトゥカ 6.5
まだ試合が拮抗していた序盤、パスミスで矢島のシュート許すも、ピッチを幅広く走り回り、プレー強度も高めた。ループ気味のパスでセンスも見せた。


鹿島――チャンスを活かしきれない展開で途中出場のふたりが輝く


MF
7 ファン・アラーノ 6(90+2分OUT)
攻守でとにかく献身的。両チーム最多のスプリント数21回の質は高かったがシュート精度に難。終盤、守備にも奔走した。

11 和泉竜司 5.5(65分OUT)
序盤こそ、サイド攻撃に絡むが、徐々に積極性がなくなり、無難な選択が増えていった。引かれた相手に対してもう少しアグレッシブに。

FW
8 土居聖真 5.5(65分OUT)
動きの質は高く、狙いは分かるが、相手にとって怖さがない。後半、サイド攻撃を演出したが、相手ゴール前に近いところで迫力不足。

9 エヴェラウド 5.5(90+2分OUT)
ポストプレーで苦しい対応を強いられたが、徐々に動きに工夫も。後半早々、クロスからフリーでシュートも枠外に。終盤は周りも生かした。

交代出場
MAN OF THE MATCH
MF
13 荒木遼太郎 7(65分IN)
チームに欠けていたプレーを投入直後に体現。厳しいゾーンで前を向き、決勝点をお膳立て。終盤も抜群の保持力でチームを楽にした。

MF
17 アルトゥール・カイキ 7(65分IN)
投入直後はミスもあったが、荒木のパスを受けて冷静に決勝点をゲット。その後も推進力を発揮し、相手を手こずらせていた。

MF
27 松村優太 -(90+2分IN)
明らかにクローズする展開での起用だったが、レオ・シルバからパスを呼び込み、仕掛ける姿勢も。無難に短時間を乗り切った。

MF
4 レオ・シルバ -(90+2分IN)
最少得点差での終盤に投入され、周囲に声掛けをするだけでなく、セットプレーでもボールを呼び込み、貪欲に2点目も目指した。

コーチ
パシェコ 7
相馬監督の体調不良で急遽指揮を執ったが、チームで積み上げてきたものを発揮させた。交代策もズバリ的中。見事に代役を果たした。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部



◆【J1採点&寸評】G大阪0-1鹿島|21本のシュートを浴びてホームで防戦一方のガンバ…宇佐美はACLからノーゴールが続く(サッカーダイジェスト)





◆バックアップから初戦出場へ…逃げ切り貢献のDF町田浩樹「試合に出るために準備してきた」(ゲキサカ)






 与えられた時間はわずかだったかもしれない。しかし、確かな一歩を踏み出したことは間違いない。U-24日本代表DF町田浩樹(鹿島)は「もっと長い時間出たいし、もっと勝利に貢献したい」と満足することなく、次の一歩を踏み出そうとしている。

 22日に行われた東京五輪初戦・南アフリカ戦。町田に出番が訪れたのは1-0とリードして迎えた、後半40分だった。「僕に与えられた仕事はしっかりクローザーとして試合を締めることだった。しっかり攻撃を跳ね返すところを意識して試合に入った」。左SBの位置に入ると、自慢の高さを生かして相手攻撃をはね返すだけでなく、粘り強い対応で逃げ切りに貢献した。

 メンバー発表時は18人の登録メンバーには入れず、バックアップメンバーとして選出された。しかし、枠が18から22となって出場する可能性を広げると、大事な初戦でピッチに立つ機会を得た。

「5分だけだったけど、バックアップから試合に出られたことは大きな前進だと思う。22人体制になってから、試合に出るためにしっかり準備をしてきたので、出られて良かったという気持ちがある。でも、もっと長い時間出たいし、もっと勝利に貢献したい気持ちが強くあります」

 チームは苦しみながらも白星スタートを切った。「やはり勝てたことで少し肩の荷が降りた印象はある」と安堵の表情を浮かべつつ、次戦メキシコ戦に向けて視線を鋭くさせた。19年9月の北中米遠征で行われたメキシコ戦(△0-0)では先発フル出場を果たしており、「相手の特長も分かっているつもり。そういう経験も試合にぶつけたい」と再びピッチに立ち、チームを勝利に導こうと燃えている。

(取材・文 折戸岳彦)




◆バックアップから初戦出場へ…逃げ切り貢献のDF町田浩樹「試合に出るために準備してきた」(ゲキサカ)





◆「決めてやろう」からの冷静な切り替え…上田綺世「僕だけ行っても歯車がズレるだけ」(ゲキサカ)






 負傷で出遅れた。しかし、徐々にコンディションを上げ、東京五輪初戦のピッチに立った。U-24日本代表FW上田綺世(鹿島)は「しっかりと一試合一試合、必ず良い準備をして良いパフォーマンスを出すことが大事になる」と次戦以降に向けて準備を進めていく。

 7月5日から行われた事前合宿。負傷の影響もあり、別メニューでの調整を続けた。12日のU-24ホンジュラス戦ではベンチ外となったものの、部分合流を果たすなどコンディションを上げ、17日のU-24スペイン戦では後半22分からピッチへと送り込まれた。

 そして、迎えた東京五輪初戦。ベンチスタートとなった上田に出番が巡って来たのは、1-0とリードした直後の後半27分だった。

 実際には0-0で試合が推移した状況で投入される予定だった。しかし、直前のプレーでMF久保建英(レアル・マドリー)の得点で先制に成功。「0-0で決めてやろうという気持ちが強かった」という上田だが、試合状況が変わったことで「チームとして1点を守りながらクレバーにとシフトチェンジしたので、チーム状況にあったことをすべきだと切り替えた」とピッチへと向かった。

「1-0になって点を取りにいくシフトじゃなくなった。僕が一人前から獲りにいっても歯車がズレるだけ。やっぱりチームがどういう状況か、何を欲しているかを感じる必要がある」。自身のやるべきをこなし、1-0の完封勝利、チームの白星発進に貢献した。

 初めての五輪の舞台。無観客での開催ということもあり、「これまでの代表活動とそんなに違わなかった」と雰囲気の違いを実感できなかったものの、「五輪ということで自分のモチベーションは高かったし、絶対に負けられない戦いなので、チームとしても勢いよくいけたと思う」と続けた。

 チーム立ち上げからメンバーに名を連ね、辿り着いた本大会。「僕としては今後のキャリアも含めて重要な大会、チャンスだと思っている。チームの目標が金メダルであり、そこにどれだけ貢献できるかが評価の対象になってくる。僕の目標も金メダルなので、そこにアプローチしていけば、そのオプションもついてくると思う」。チームの勝利のため、そして目標達成のため、次戦以降も求められる働きをこなし、歓喜を呼び込みたい。

(取材・文 折戸岳彦)




◆「決めてやろう」からの冷静な切り替え…上田綺世「僕だけ行っても歯車がズレるだけ」(ゲキサカ)





◆G大阪2連敗で降格圏脱出ならず 昌子源「責任を感じる」古巣鹿島に完敗(ニッカン)






<明治安田生命J1:G大阪0-1鹿島>◇第2節◇24日◇パナスタ

ガンバ大阪が2連敗でまたもJ2降格圏17位から抜けだせなかった。防戦一方で古巣鹿島に完敗したDF昌子源は「後ろが我慢する状況で、我慢できなかったのは責任を感じる」。

ハーフタイムではMF矢島と強く主張し合ったといい、「お互い勝ちたいから熱くなる。(その思いを)ピッチで出すのが大事」。3月の新型コロナによるクラスター発生で延期になった5戦がこの試合から続く。




◆G大阪2連敗で降格圏脱出ならず 昌子源「責任を感じる」古巣鹿島に完敗(ニッカン)





◆「量産しそう」「何よりエグいのは…」鹿島カイキの決勝弾に称賛の声! 家族思いのゴールパフォにも注目(サッカーダイジェスト)






待望のJリーグ初ゴールで勝点3をもたらす


 待望のJ初ゴールが勝利を呼び込んだ。

 7月24日に行なわれた敵地でのガンバ大阪戦で、鹿島アントラーズは1-0で勝利を収めた。決勝点を決めたのはアルトゥール・カイキ。65分に途中出場すると、その7分後、荒木遼太郎の縦パスに抜け出し、左足シュートでゴールネットを揺らした。

 7月7日の栃木SCとの天皇杯3回戦で来日初ゴールを決めているが、リーグ戦では初得点。Jリーグの公式ツイッターでゴールシーンが公開されると、「量産しそう」「ゴールパフォーマンス最高!!」「ナイスゴール」といったコメントのほか、「シュートをしっかり決めたカイキもヤバイが何よりエグいのは荒木」と、巧みなタッチで敵をかわして得点機をお膳立てした背番号13への称賛の声も集まった。

 ゴール後には家族の写真がプリントされたレガースにキス。「奥さんにはゴールをしたいと伝えていました。7月22日に長女が7歳の誕生日を迎えていたので、しっかり決めてあげたかった」と粋な計らいも見せた。

 今季加入のブラジリアンは、コロナ禍でチーム合流が遅れたこともあり、ここまで出場はわずか3試合。いずれも途中出場でトータルのプレータイムは56分。まだ持てる力を出し切れていないが、今回のゴールを転機にさらなる活躍を期待したい。

構成●サッカーダイジェストweb編集部



◆「量産しそう」「何よりエグいのは…」鹿島カイキの決勝弾に称賛の声! 家族思いのゴールパフォにも注目(サッカーダイジェスト)


◆鹿島 6位浮上 パシェコ・コーチ「プラン通りにやってくた」(スポニチ)






 明治安田J1(24日・駅前不動産スタジアムほか=2試合)第22節で4位の鳥栖は3―3でC大阪と引き分け、勝ち点38とした。C大阪は同26。
 新型コロナウイルスの影響で延期となっていた第2節の1試合は鹿島が1―0でG大阪を下して勝ち点を35とし、得失点差で6位に浮上した。G大阪は同17のまま。

 ゴールこそ一つだけだったが、鹿島はスコア以上に相手を圧倒、勝ち点3を手にして6位に浮上した。

 体調不良の相馬監督に代わって指揮を執ったパシェコ・コーチは「プラン通りにやってくれて、うまく3ポイントに結びつけてくれた。上位に食らい付くための大事な勝ち点を取れた」と満足そうに試合を振り返った。




◆鹿島 6位浮上 パシェコ・コーチ「プラン通りにやってくた」(スポニチ)





◆鹿島MF荒木がV弾アシスト、体調不良の「相馬さんのため」(ニッカン)






<明治安田生命J1:G大阪0-1鹿島>◇第2節◇24日◇パナスタ

鹿島アントラーズは体調不良の相馬監督に代わり急きょ、代行指揮を執ったパシェコ・コーチの采配が光った。

後半20分に新加入のカイキと荒木のMF2人を途中投入。その7分後、荒木のパスにカイキがJ1初ゴールとなる左足での決勝点をマークした。荒木は「(コーチからは)相馬さんのため、家族のためにと言われていたので、その気持ちをピッチで表現できた」と喜んだ。




◆鹿島MF荒木がV弾アシスト、体調不良の「相馬さんのため」(ニッカン)





◆途中出場の荒木→カイキでこじ開けた! 指揮官不在の鹿島、連戦続くG大阪を破る(ゲキサカ)






[7.24 J1第2節 G大阪0-1鹿島 パナスタ]

 J1リーグは24日、第2節延期分のガンバ大阪対鹿島アントラーズ戦をパナソニックスタジアム吹田で行った。後半に先制点を奪った鹿島が連戦の続くG大阪を1-0で下し、指揮官不在の危機で白星を収めた。

 新型コロナウイルスとAFCチャンピオンズリーグ(ACL)開催のため延期されていたJ1第2節。ホームのG大阪は21日に行われた第22節神戸戦(●1-2)から6人を入れ替え、FW宇佐美貴史、FWレアンドロ・ペレイラを起用。古巣対戦のDF昌子源も先発した。対する鹿島は2週間ぶりの公式戦。相馬直樹監督がベンチに入らず、パシェココーチが指揮をとった。

 前半は両チームともシュートチャンスが少なく、拮抗した展開となった。前半13分、G大阪は中盤でパスカットしたMF矢島慎也がロングシュートを狙ったが、これは右枠外。一方の鹿島はそこからほぼ一方的に主導権を握ったが、MFディエゴ・ピトゥカのミドルシュートが精度を欠くなど、スコアレスのままハーフタイムを迎えた。

 後半も鹿島が攻め込むも、立ち上がりからFWエヴェラウドやDF犬飼智也に訪れた決定機はいずれも活かせず。それでも同27分、MF荒木遼太郎のスルーパスに反応したFWアルトゥール・カイキがGK東口順昭をかわしながら左足で決め、途中出場コンビで先制点を奪った。カイキはJ1初ゴール。家族の写真がプリントされたレガースをカメラにアピールした。

 G大阪は後半31分、左サイドからカットインしたFWウェリントン・シウバのパスがFW一美和成に通り、途中出場コンビでゴールに迫ったが、左足シュートはGK沖悠哉がスーパーセーブ。守護神のビッグプレーでピンチを脱した鹿島はそのまま試合を締め、上位争い継続に向けて大きな勝ち点3を収めた。




◆途中出場の荒木→カイキでこじ開けた! 指揮官不在の鹿島、連戦続くG大阪を破る(ゲキサカ)





◆鹿島がカイキのゴール守り切り10勝目! G大阪はホームで連敗【明治安田J1第2節】(超WORLDサッカー!)






24日、明治安田生命J1リーグ第2節のガンバ大阪vs鹿島アントラーズがパナソニック スタジアム吹田で行われ、0-1で鹿島が勝利を収めた。

ホームのG大阪は、リーグ戦で4試合負けなしの状態で挑んだ直近のヴィッセル神戸戦で今季初の逆転負けを喫した。それでも勝てば降格圏を脱出できる中、神戸戦から中3日ということもあり、スタメンを6人入れ替えて試合に臨む。

対する鹿島は、前節の柏レイソル戦からおよそ2週間ぶりとなる実戦。その柏戦は1-2で敗れ、公式戦7試合負けなしという好調の歩みが止まったため、今節でまた調子を取り戻したいところ。なお、今日の試合は相馬監督は体調不良のため、パシェココーチが代行として指揮を執る。

立ち上がりからロングボールを前線に送り続けた両チーム。だが、試合が落ち着くと鹿島がボールを握ってサイドから攻め込む展開になる。セントラルハーフ、サイドハーフ、そして2トップの1人がタッチライン際で細かくパスをつないでG大阪のゴールに迫っていった。

一方のG大阪は[5-4-1]のブロックを組んで守備を固め、カウンターから点を取りに行く狙いを見せる。ボール奪取時には2シャドーとペレイラに預け、ウィングバックの上がりを待って手数をかけずに素早く相手ゴールへ向かっていく。

すると12分、相手のパスをインターセプトした矢島が、ハーフラインより10mほど前のところからロングシュート。ボールは高い位置を取っていたGK沖の頭上を越えていったが、わずかに右へ。決まればスーパーゴールだったが先制点とはならなかった。

ボールを握り続けた鹿島にも前半終了間際に決定機が訪れる。44分、後方からのロングパスを収めたエヴェラウドをアラーノが追い越し、スルーパスを受けてペナルティエリア内に侵入。しかし、懸命に戻った黒川の足に当ててしまい上手くミートできず、勢いを失ったボールはGK東口にキャッチされてしまった。

両チームともに決定機らしいシーンは一度しかなく、ゴールレスのまま試合を折り返した。だが後半が始まってわずか14秒、鹿島にビッグチャンス。左サイドからのクロスをエヴェラウドがフリーで合わせたが、ゴール右に惜しくも外れてしまう。その3分後にはアラーノがペナルティエリア左からフリーでシュート。しかし、これはGK東口に防がれてしまう。

後半に入って押し込まれ続けるG大阪は、61分にペレイラを下げてパトリックを投入。神戸戦でも点を取っており、ディフェンスラインの裏を狙えるタイプのストライカーが前がかりになった鹿島の裏を狙うが、終始単発的なカウンターしかできなかった。

すると72分の鹿島、荒木の絶妙なスルーパスを受けたカイキがGK東口と1対1になり、落ち着いて決めて待望の先制点をゲット。途中出場の2人で点を取ることに成功した。

リードを得た鹿島はここまでとは一変して相手にボールを持たせるようになる。奪っては少ない手数で攻めて、あわよくば追加点を狙う戦い方に変更した。

92分にはエヴェラウドに代えて松村、アラーノに代えてシルバを投入して確実に試合を終わらせに行く。そのまま上手く時間を使った鹿島が1点のリードを守り切り、リーグ戦10勝目を挙げた。


ガンバ大阪 0-1 鹿島アントラーズ
【鹿島】
アルトゥール・カイキ(後27)




◆鹿島がカイキのゴール守り切り10勝目! G大阪はホームで連敗【明治安田J1第2節】(超WORLDサッカー!)





2021年7月24日土曜日

◆期限付き移籍から復帰の鹿島DFブエノが日本に入国…14日間の待機期間後にチームへ合流予定(サッカーキング)









 鹿島アントラーズは24日、期限付き移籍先のアトレチコ・ミネイロから復帰したDFブエノが日本に入国したことをクラブ公式サイトで発表した。

 クラブ公式サイトによると、ブエノは新型コロナウイルス感染症防止のために定められている追加的防疫措置として、Jリーグが一括管理する14日間の待機期間を経て、チームへ合流する予定とのこと。

 現在25歳のブエノは、ブラジル・サンパウロ州出身。高校時代に訪日して千葉国際高等学校(現:翔凜高等学校)でプレーすると、高校卒業後の2014年には清水エスパルスへ入団した。2015年にヴィッセル神戸へ期限付き移籍すると、2016年には鹿島へ完全移籍。2018年には徳島ヴォルティスに期限付き移籍し、2019年より鹿島に復帰すると、シーズン途中からはレギュラーの座をつかんだ。しかし、2020年にはさらなる出場機会を求めてアトレチコ・ミネイロへの期限付き移籍に踏み切っていた。




◆期限付き移籍から復帰の鹿島DFブエノが日本に入国…14日間の待機期間後にチームへ合流予定(サッカーキング)


◆「あの時は泣きかけていた」ディエゴ・ピトゥカが鹿島移籍の舞台裏を激白!(FOOTBALL TRIBE)






 明治安田生命J1リーグの鹿島アントラーズに所属するブラジル人MFディエゴ・ピトゥカは、Jリーグ移籍の舞台裏を明かしているようだ。22日、ブラジルメディア『terra』が伝えている。

 ピトゥカはカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のサントスに2017年から在籍。昨季は中盤の主力選手としてリーグ戦で26試合に先発出場したほか、コパ・リベルタドーレスでも11試合でフル出場を果たしており、クラブを準優勝に導く活躍を見せていた。

 その中、昨年11月から鹿島アントラーズが複数回にわたり獲得オファーを提示。一度は破談に終わったものの選手サイドがJリーグ挑戦に前向きな姿勢を見せていたこともあり、今年1月に鹿島アントラーズが160万ドル(約1億7400万円)を支払い保有権の50%を買い取るという条件でクラブ間合意。新型コロナウイルス感染拡大の影響による入国制限が設けられていたこともあり、4月中旬に鹿島アントラーズのトレーニングに合流していた。

 そして、同選手は4月28日に敵地で行われたYBCルヴァンカップのグループステージ第4節・サガン鳥栖戦でデビュー。カルロス・ザーゴから相馬直樹への監督交代がありながらも、5月下旬に行われた第16節・セレッソ大阪戦以降はレギュラーに定着。ここまでリーグ戦で6試合に先発出場している。

 その中、ピトゥカはブラジルメディアのインタビューに対応。鹿島アントラーズへの移籍が決まる過程について「サントスを去るつもりはなかったね。正式なオファーが届いた時に話し合いを行ったけど、監督や他の人たちは全員部屋から出て、会長と僕だけが部屋に残った」

 「会長に『僕を売らないでください』と言うと、『私も君と一緒に仕事を続けたい。だが、君はサントスの財政状況を理解しているはずだ』と返してきた。だから『他の選手を売って、僕をここに残してください』と言ったよ。すると『いや、君には良いオファーが届いている。(オファーを受け入れることで)サントスに助けになるだろう』と言われたね」

 「サントスを助けになるならば、僕はサインできると言っていただろう。だけど、サントスに残りたかったから、あの時は泣きかけていたよ。ただ、(鹿島アントラーズへの移籍で)少しはサントスを助けられたと思っているね」とコメントを残している。

 同選手はインタビュー内でサントス復帰への思いも明かしているが、引退間際ではなく、チームにタイトルをもたらすためにも万全のコンディションのもとで復帰する考えがあることを強調している。




◆「あの時は泣きかけていた」ディエゴ・ピトゥカが鹿島移籍の舞台裏を激白!(FOOTBALL TRIBE)





◆強豪と認める相手に鹿島エヴェラウドは“謙虚な姿勢”で挑む(サッカーダイジェスト)






「鹿島対ガンバは良い試合にもなれば、難しい試合にもなる」


 鹿島アントラーズは7月24日、延期分のJ1リーグ第2節ガンバ大阪戦を敵地で戦う。試合を2日後に控えた22日、FWエヴェラウドがオンラインでの取材に応じた。

 両チームの消化試合数が異なるが、現時点での順位は8位の鹿島に対し、G大阪は17位と降格圏に沈んでいる。ただし、鹿島の背番号9は「強豪だと心得ている」と警戒を緩めず、次のように意気込みを語る。

「今までの歴史の中でも、鹿島対ガンバは良い試合にもなれば、難しい試合にもなることを理解している。謙虚な姿勢で試合に臨むつもりだが、大事なのは勝点3。アウェーだが、勝利を勝ち取りに行くことを第一に考えて頑張りたい」

 またG大阪には、自身と同じく、恵まれたフィジカルを武器に前線の起点となり、力強いフィニッシュでチームを勝利に導くパトリックがいる。同胞のストライカーについて「長い期間、日本で活躍しているし、偉大な選手」と話す一方、「ただガンバ=パトリックではない。彼以外にもクオリティの高い選手が多く、注意しなければならない」と分析する。

 1-2で敗れた直近の柏レイソル戦から約2週間ぶりのゲームとなるが、「その期間に良い練習ができたと思っている。できていたところは伸ばして、修正すべきところを修正する作業を繰り返していた」と明かす。

 その成果を見せることができるか。昨季は18得点をマークしたブラジリアンは、今季まだ1得点。本来の実力を示すようなパフォーマンスを期待したい。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェストweb編集部)




◆強豪と認める相手に鹿島エヴェラウドは“謙虚な姿勢”で挑む(サッカーダイジェスト)





◆【鹿島】G大阪とのアウェー戦を制して上位進出へ。犬飼智也「自分たちのやっていることを出すゲームにしたい」(サッカーマガジン)






7月23日、鹿島アントラーズの犬飼智也が練習後のオンライン取材に応じた。チームは24日にJ1リーグ第2節延期試合のガンバ大阪戦を戦う。11日の第22節柏レイソル戦以来、2週間ぶりの公式戦となるアウェーゲームで、連敗を阻止すべく勝利を狙う。


安西の復帰。「人間として好きなので、うれしい」


 7月24日のG大阪戦を前にオンライン取材に応じた犬飼智也は、表情をゆるませた。記者から安西幸輝の加入について聞かれ、「明るい性格なので、やっぱりチームも明るくなったなと思いました。チームにとってすごくいい選手が入ってくれました」と言及。また、「個人的にも(前回在籍時は)ごはんとかによく一緒に行っていました。人間として好きなので、うれしいです」と笑顔を見せた。

 そんな中で迎えるJ1第2節延期試合のG大阪戦。アウェーゲームとはいえ、必勝態勢で臨む。2週間前の第22節柏戦は1-2と敗れただけに、連敗を阻止したい一戦だ。犬飼は「(優れた)選手がそろっています。しっかり守って、前線の個の力で(勝機を見いだす)というチームだと思う」とG大阪を警戒しつつ、「相手どうこうというよりも、自分たちのやっていることを出すゲームにしたい」と、積み重ねてきた練習の成果を示す。

「次のガンバ戦からも勝ちにこだわって、上の順位に行かなければいけないと思っています」

 リーグ戦の順位を浮上させるため、この夏場に再びギアを上げていく。




2021年7月23日金曜日

◆【日本代表コメント集】町田浩樹「難しい試合だったけど、全員で勝ち取った勝ち点3」 南アに競り勝つ(ゲキサカ)






 男子1次リーグA組 日本1-0南アフリカ(22日、味の素スタジアム)男子の1次リーグが始まり、7大会連続11度目の出場となる日本はA組初戦で南アフリカを1―0で下した。後半に久保建(レアル・マドリード)がゴールを決めた。同組のメキシコは4―1でフランスに快勝した。

 原則24歳以下で争う男子は16チームが4組に分かれて1次リーグを行い、各組上位2チームが準々決勝に進む。

 森保一・男子日本代表監督の話「ハーフタイムには、チャンスをつくり続けてよりゴールへの意識を高めていこうと伝えた。相手守備も粘り強くて難しかった。難しい初戦で勝ち点3を取れ、選手の努力が結果につながってよかった。中2日でメキシコ戦。より良い戦いをしていこうと伝えた。選手たちが南アフリカの新型コロナウイルスの情報に動揺することなく、非常に落ち着いて準備してくれた。我慢強く試合を進めてくれた。この落ち着きは今後の戦いでも必要なこと」

 久保建英の話「得点の場面は田中選手が絶対にパスを出してくれると思っていた。パスが来る前から、トラップの後を想像していた。自分はしっかり練習してきているし、練習量は裏切らないと思う。苦しい時間帯でも、勝負を決めるとしたら自分だと言い聞かせていた」

 遠藤航の話「後半は縦に入れてというイメージがあった。我慢だと思っていた。1点取って勝てたのはよかった。当然、課題も見えた。(南アフリカに新型コロナ陽性者が出たが)試合をやる前提で準備して、それを出せた」

 酒井宏樹の話「0点に抑えて期待に応えることができた。ただ、終わり方には課題がある。あれがブラジルなら仕留められた。ここから1点も与えなければ優勝できる。それぐらいの気持ちでやる」

 堂安律の話「初戦は難しい形になったが、何とか勝ち点3を取れて良かった。(久保建と)2人で引っ張っていこうと言っていて、チームを助けてくれて感謝している。まだ始まったばかり。短期決戦なので、ここから勢いに乗って貢献できるように頑張りたい」

林大地の話「決めるべきポイントは何個かあった。個人のスキルで、1対1の場面で打開しないといけないと思っていた。勝ったことがすべて。ネガティブにならなくていい。選手として試合に使ってもらうのはすごく幸せなこと」

 板倉滉の話「勝ち点3を取れたことはポジティブに捉えて、チームを良くしていきたい。アクシデントで急きょ先発になったが、常に先発を狙っているし、チャンスが来たときに自分のプレーができるように意識して練習している」

 旗手怜央の話「(出場は)点差がついたときで逆に難しかったが、いつもと違う雰囲気の中ですんなり(試合に)入れたのは良かった。前で出るかなと思ったらサイドバックだったので頭の切り替えが必要だったが、出たらやることは変わらないので」

 町田浩樹の話「難しい試合だったけど、全員で勝ち取った勝ち点3。(南アフリカのコロナ感染で)難しい初戦への流れがあった。途中から入るのも難しい役割だった」



◆【日本代表コメント集】町田浩樹「難しい試合だったけど、全員で勝ち取った勝ち点3」 南アに競り勝つ(ゲキサカ)





2021年7月22日木曜日

◆二ツ目昇進の立川成幸、披露目初日は「元犬」 「今朝ほど二ツ目に…」立川談幸一門(報知)






 落語家・立川談幸(67)門下の幸太改め立川成幸(せいこう=27)が21日、二ツ目に昇進。談幸がトリを務める新宿末広亭の7月下席・昼の部で披露目を行った。

 約4年の前座修業を終え昇進した成幸は「元犬」を口演。「前座は(持ち)時間が短いですが、(二ツ目は)15分きっちりとやらせてもらえる。緊張もしたけれど、(楽屋で)先輩の兄さんが祝ってくれたので、楽しさの方が大きかったです」と笑顔を見せると、師匠の談幸は「元は前座ですが、今朝ほど二ツ目になりました、だね」とネタにちなんだセリフで祝福した。

 成幸は、小学1年から中学までサッカー・鹿島アントラーズのジュニアユースなど下部組織に所属したが、進学した常総学院で腰を痛めて競技を断念。「お笑いが好きだったので…」と大学卒業後に談幸に入門した。

 談幸の3番弟子だが、落語立川流から落語芸術協会に移籍後に入門した、談幸門では初の芸協生まれ、芸協育ちの二ツ目になる。

 談幸は「基本は真面目。真面目過ぎるのは芸人には欠点にもなる。本来持っているキャラクターを出していって欲しい。二ツ目は(前座と違い)何をやっても許される。全部、芸に返ってくる。失敗してもいい。若い人の特権だし試行錯誤して自分の芸を作ってもらえれば…」とエールを送った。

 二ツ目になると羽織の着用が許される。憧れだった談志一門の「左三階松」の紋付きの羽織を着た成幸は「芸協で育ててもらったので、将来は師匠のように色んな寄席でトリを取れる落語家になるのが目標です」と夢を語った。




◆二ツ目昇進の立川成幸、披露目初日は「元犬」 「今朝ほど二ツ目に…」立川談幸一門(スポーツ報知)




◆J1鹿島選手と英語 茨城・鹿嶋の豊郷小 動画教材でお手本(茨城新聞)






サッカーJ1鹿島アントラーズの選手が登場する動画教材を使った英語の授業が12日、茨城県鹿嶋市須賀の市立豊郷小(小橋元校長)で開かれ、2年生児童17人が選手の動作をまねしながら簡単な英語を学んだ。

教材は鹿島アントラーズFCが全面協力。動きながら言葉の意味を理解する「全身反応教授法(TPR)」を活用した。動画では、選手たちが「Hands up(手を上げる)」「Touch my nose(鼻を触る)」などと話しながら、実際にその動作を披露している。

同校では5月下旬から校内で活用を開始。公開された授業では、児童たちが選手たちの発音をお手本にして、跳びはねたり手を上げたりして授業を楽しんだ。

授業を受けた谷田川千鈴さん(8)は「大きくジャンプするのが楽しかった。今度は動物の名前を教わりたい」と笑顔。箕輪斗弥君(8)は「体を動かしながら勉強するのは楽しかった。知っている選手が出てきてうれしい」と話した。

動画は現在20本が視聴可能で、今後はジーコ氏らも登場する予定という。




◆J1鹿島選手と英語 茨城・鹿嶋の豊郷小 動画教材でお手本(茨城新聞)




    

◆【鹿島】ポルトガルから帰ってきた安西幸輝、深紅の2番とともに新たな挑戦へ。「持っているものを全部、鹿島に捧げたい」(サッカーマガジン)






7月21日、鹿島アントラーズの安西幸輝が練習後のオンライン取材に応じた。19日にポルティモネンセ(ポルトガル)からの復帰が発表され、翌20日にはチームに合流。2年ぶりとなるJリーグの戦いへの意気込みや、内田篤人氏から受け継いだ2番に対する思いを明かした。


内田篤人氏の2番を継承。「他の人には譲りたくなかった」


 2年ぶりに深紅のシャツに袖を通す安西幸輝に与えられた背番号は「2」。背番号が固定制になってからジョルジーニョ、名良橋晃、内田篤人が継いできた系譜に名を刻むこととなる。

「またみなさんの前で戦えるように、まずはコンディションづくりから。しっかりピッチで躍動感を持ってやりたいと思います。よろしくお願いします」

 2018年に東京Vから移籍した初年は「32」を背負い、翌2019年には「22」に変えた。当時、2番を背負ってチームを牽引した内田氏から直々にその番号の後継者に指名され、その背番号を引き継ぐのは「正直、最初は嫌だった」と言うが、「篤人くんから“つけろ”と言われて、僕も篤人くんの次に誰かが(2番を)つけるとなったら、やっぱり他の人には譲りたくなかった」と、その番号を背中に刻んで新たな戦いに臨む決断を下した。

「自分なりに鹿島に帰ってくる覚悟(の表れ)が、やっぱりこの番号を背負うこと。この2番という数字に込められた意味は、アントラーズのファン・サポーターだったり、サッカー関係者はみんな知っていると思うので、僕なりの覚悟でこの2番をつけることにしました」

 鹿島に加入した2018年はAFCチャンピオンズリーグ優勝に貢献し、アジア王者としてFIFAクラブワールドカップも戦った。スペインのレアル・マドリードやアルゼンチンのリーベルプレートといった強豪クラブに屈し、その悔しさも胸に秘めて、翌2019年夏にヨーロッパへと渡った。

「最初は(鹿島に)1年半しかいなかったけれど、ACL優勝だったり、クラブワールドカップだったり、いろいろな経験をして、大きく成長させてもらいました。自分が日本代表になれたのも、この鹿島アントラーズのおかげです」

 ポルトガルのポルティモネンセでは2シーズンにわたり、主力として活躍。しかし一方で、2019年に初招集された日本代表からは2020年10月を最後に遠ざかっている。「今年26歳になって、ポルトガルでサッカーをするか、日本に戻るか、悩みました」という中で、「アントラーズで活躍して、1年後にワールドカップにも行きたい」と、2022年に控えるカタール・ワールドカップ出場を目指すことも、鹿島復帰の決め手の一つとなった。

 鹿島は現在、リーグ戦では8位に位置する。安西の加入は、今後の上位への巻き返しと、ルヴァンカップ、天皇杯制覇に向けての大きな戦力補強と言えそうだ。

「(前回在籍時に)成長させてもらったぶん、これからはしっかり恩返ししなければいけないと思っています。自分が持っているものを全部、鹿島に捧げたい」

 伝統の背番号2を引き継ぐ深紅の翼が、鹿島のタイトル獲得とサムライブルーへの返り咲きに向けて、再び日本の地で羽ばたく。





◆鹿島復帰に「情けない気持ちもある」。それでも安西幸輝は伝統の2番を背負い、すべてを捧げる覚悟で戦う(サッカーダイジェスト)






「『つけろ、さよなら』って電話を切られた(笑)」


 偉大なる先達からの要望に、最終的には首を縦に振った。

「正直に言えば、最初2番はヤダって言ったんですけど、(内田)篤人くんから話が来て、『つけろ』と言われて。『つけろ、さよなら』って電話を切られた(笑)」

 ポルトガルのポルティモネンセから完全移籍で鹿島アントラーズに“復帰”。約2年ぶりに古巣に戻った安西幸輝に託された背番号は、以前鹿島でつけていた「32番」や「22番」ではなく、ジョルジーニョ、名良橋晃、内田篤人と、鹿島常勝の礎を築いてきた名プレーヤーたちが背負っていた「2番」だった。

 安西自身、「“重い”番号だって分かっている」と語る。それでも、特別なナンバーとともに戦う決意を固めた。

「この歳(26歳)で戻ってくるには相当な覚悟を持ってやるつもりですし、篤人くんからつけろと言われたのが大きい。それに、他の人につけられるのも嫌だった」

 鹿島からポルトガルに渡ったのは2年前の9月。ポルティモネンセで2シーズンを過ごし、「僕なりにけっこう考えた」と時間をかけた末に、再び、ディープレッドのシャツに袖を通すことにした。

「ポルトガルでサッカーをするか、日本に戻ってやるかと悩んだときに、やっぱりアントラーズのために戦いたいと思った。もうちょっと頑張ってステップアップして、鹿島に帰ってくるイメージでしたけど、1年後にワールドカップがありますし、Jリーグでしっかり活躍して、アントラーズで活躍して、ワールドカップに行きたい。アントラーズの力にもなりたいので帰ってきました」

 ポルトガルを足掛かりに、5大リーグに挑みたいという想いもあった。ヨーロッパを舞台に思うようなキャリアを積めず「自分としても情けない気持ちもある」と包み隠さずに話すが、「鹿島アントラーズに入団が決まったので、全部鹿島に捧げたい」と言葉に力をこめる。

「本当にいろんな経験をさせてもらったし、大きく成長させてもらったし、クラブワールドカップだったり、ACL優勝だったり、自分が日本代表になれたのも、鹿島アントラーズのおかげ。成長させてもらったぶん、全部恩返ししないといけない」

 欧州で果たせなかったものがあるかもしれない。それも糧にして、鹿島で再出発を図る安西の活躍に期待したい。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェストweb編集部)




◆鹿島復帰に「情けない気持ちもある」。それでも安西幸輝は伝統の2番を背負い、すべてを捧げる覚悟で戦う(サッカーダイジェスト)





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