
日刊鹿島アントラーズニュース
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2022年1月30日日曜日
◆2022アルビレックス新潟 アカデミーコーチングスタッフ新体制決定のお知らせ(新潟オフィシャル)
いつもアルビレックス新潟に温かいご声援をくださいまして、誠にありがとうございます。
当クラブでは、アカデミー部門の2022シーズンの新体制が決定いたしましたので、お知らせいたします。
《アカデミーダイレクター》
内田 潤 Jun UCHIDA
■生年月日
1977年10月14日(44歳)
■出身地
兵庫県
■資格
日本サッカー協会公認A級ジェネラル指導者ライセンス
■選手歴
桐蔭学園高→駒澤大→鹿島アントラーズ→アルビレックス新潟
※J1リーグ戦通算:221試合出場6得点
■指導歴
2014-2016年 アルビレックス新潟サッカースクール コーチ
2016年9-12月 アルビレックス新潟 コーチ
2017年 アルビレックス新潟U-15 コーチ
2017年5月-6月 アルビレックス新潟 コーチ
2018年-2020年4月 アルビレックス新潟U-15 監督
2020年5月-2021年 アルビレックス新潟U-15 アドバイザー
2021年- アルビレックス新潟アカデミーダイレクター兼ヘッドオブコーチング
《アルビレックス新潟U-18》
監督 熊谷 浩二 Koji KUMAGAI【新任】
■生年月日
1975年10月23日(46歳)
■出身地
青森県
■資格
日本サッカー協会公認A級ジェネラル指導者ライセンス
■選手歴
三本木農業高等高校→鹿島アントラーズ→ベガルタ仙台
■指導歴
2006-2010年 鹿島アントラーズ スカウト担当
2011-2013年 鹿島アントラーズ ユースコーチ
2014-2018年 鹿島アントラーズ ユース監督
2020-2021年 鹿島アントラーズ トップチームコーチ
■コメント
ご縁をいただけたことに感謝しております。アルビレックス新潟の力となり、喜びを分かち合えるように精一杯頑張りたいと思います。
コーチ 水野 裕太 Yuta MIZUNO
■生年月日
1989年5月6日(32歳)
■出身地
新潟県
■資格
日本サッカー協会公認A級ジェネラル指導者ライセンス
■選手歴
アルビレックス新潟ユース(現U-18)
■指導歴
2012-2013年 アルビレックス新潟サッカースクール コーチ
2014年 アルビレックス新潟U-15 コーチ
2015-2016年 アルビレックス新潟U-15長岡 コーチ
2017年 アルビレックス新潟サッカースクール コーチ
2018-2019年 アルビレックス新潟U-18 コーチ
2020年 アルビレックス新潟U-15コーチ(U-13)
2021年- アルビレックス新潟U-18コーチ
GKコーチ 堀江 健太 Kenta HORIE【新任】
■生年月日
1984年7月11日(37歳)
■出身地
大阪府
■資格
日本サッカー協会公認C級指導者ライセンス
日本サッカー協会公認GK-レベル1
■選手歴
近畿大学附属高校→びわこ成蹊スポーツ大学→SV Muzingen(ドイツ)→
FC Emmendingen 03(ドイツ)→SV Munzingen→FC Emmendingen 03
■指導歴
2007年4月-2008年1月 京都東山高校、京都府U-15トレセン
2008年2月-2010年1月 川崎フロンターレU-18アシスタントGKコーチ兼スクールコーチ
2010年2月-2011年9月 伊丹FC U-15GKコーチ
2010年4月-2011年9月 立命館守山中学・高校 GKコーチ
2011年4月-2011年9月 LEO SC U-15GKコーチ
2015年7月-2016年8月 FC Emmendingen 03 U-17・U-19GKコーチ
2016年10月-12月 関西大学体育会サッカー部 GKコーチ
2017年1月-6月 浙江杭州女子蹴球(中国)
2017年7月-2018年12月 帝京大学可児高等学校・中学校 GKコーチ
2019年1月-2021年12月 ソニー仙台FC GKコーチ
■コメント
今シーズン、アルビレックス新潟U-18GKコーチに就任することになりました堀江健太です。アルビレックス新潟という多くの方に愛されるクラブで仕事ができることを大変光栄に思います。アカデミーからトップに昇格し、世界で活躍するGKを育てるために日々選手と向かい合うと同時に、アカデミーGKプロジェクトを推進し、クラブ、地域に貢献したいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
フィジカルコーチ 五十嵐 真也 Shinya IKARASHI
■生年月日
1976年9月10日(45歳)
■出身地
新潟県
■資格
理学療法士(フィジオセラピスト)資格
■経歴
2006-2007年 アルビレックス新潟 フィジオセラピスト
2008年- アルビレックス新潟ユース(現U-18) フィジオセラピスト
2020-2021年 アルビレックス新潟U-18コンディショニングコーチ
メディカルトレーナー 渡慶次 啓 Kei TOKESHI
■生年月日
1985年2月4日(35歳)
■出身地
沖縄県
■資格
理学療法士(フィジオセラピスト)免許、3学会合同呼吸法認定士
■経歴
2006-2007年 スマイル整骨院
2012-2018年 沖縄協同病院
2018-2019年 ヴィッセル神戸U15トレーナー
2019-2020年 ヴィッセル神戸伊丹U15トレーナー
2020-2021年 アルビレックス新潟U-15 コンディショニングコーチ
《アルビレックス新潟U-15》
監督 内田 潤 Jun UCHIDA
※アカデミーダイレクター兼任
U-14コーチ 鎌田 秀平 Shuhei KAMATA
■生年月日
1993年4月30日生(28歳)
■出身地
新潟県
■資格
日本サッカー協会公認B級指導者ライセンス
■選手歴
新潟工業高校→平成国際大学
■指導歴
2019-2020年 アルビレックス新潟サッカースクール コーチ
2021- アルビレックス新潟U-15コーチ(U-13担当)
U-13コーチ 奥山 達之 Tatsuyuki OKUYAMA【新任】
■生年月日
1976年1月30日(46歳)
■出身地
新潟県
■資格
日本サッカー協会公認A級ジェネラル指導者ライセンス
■選手歴
東京学館新潟高校→新潟イレブンSC→アルビレオ新潟FC→アルビレックス新潟
■指導歴
1999-2004年 アルビレックス新潟サッカースクール コーチ
2005年 アルビレックス新潟ジュニアユースU-13監督
2006年 アルビレックス新潟ジュニアユースU-14監督
2007年 アルビレックス新潟ジュニアユースU-15監督
2008年-2012年 アルビレックス新潟レディース監督
2013年 アルビレックス新潟・Sコーチ
2014-2015年 アルビレックス新潟・S監督
2016年 新潟医療福祉大学女子サッカー部監督
2017-2018年 アルビレックス新潟アカデミーダイレクター
2019-2020年 アルビレックス新潟レディース監督
2021年 アルビレックス新潟レディース ゼネラルマネージャー
■コメント
このたび、アカデミー部門のコーチに就任することになりました奥山です。クラブの将来を担う育成組織で指導を務めさせていただくことを嬉しく思うと同時に、大きな使命感も感じています。今まで培ってきた経験をクラブに還元し、しっかりと選手たちの成長を支えていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
GKコーチ ピョン テフィ Pyeon Taehwi
■生年月日
1993年5月7日(28歳)
■出身地
東京都
■資格
日本サッカー協会公認B級コーチライセンス
日本サッカー協会公認GK C級コーチライセンス
■選手歴
水戸ホーリーホックユースー→朝鮮大学校体育会サッカー部→Lao Toyota Fc/ラオス→Eastrn Star Fc/ラオス
■指導歴
2014年 横浜FCスクールコーチ
2014-2015年 多摩大学目黒中学高等学校サッカー部GKコーチ
2016-2018年 水戸ホーリーホック普及コーチ兼アカデミーGKコーチ
2019-2020年 ノジマステラ神奈川相模原 トップチームGKコーチ
2021年- アルビレックス新潟U-15GKコーチ
メディカルトレーナー 椿 蓮 Ren TSUBAKI【新任】
■生年月日
1999年6月6日(22歳)
■出身地
神奈川県
■資格
JFA公認キッズリーダー
赤十字救急法救急員
SAQレベル1インストラクター
鍼師・灸師(取得見込み)
■選手歴
SC相模原ユース→JAPANサッカーカレッジ
■コメント
このたび、アルビレックス新潟アカデミーのトレーナーに就任することになりました。
椿 蓮と申します。インターン生の頃からお世話になったアルビレックス新潟でトレーナーとして活動できることを大変嬉しく思います。
選手たちと共に日々成長しながら、選手のため、チームのために全力で頑張ります。よろしくお願いいたします。
《アルビレックス新潟U-15長岡》
監督 森田 未来 Mirai MORITA
■生年月日
1992年6月28日(29歳)
■出身地
北海道
■資格
日本サッカー協会公認B級指導者ライセンス
栄養士
■選手歴
北海道恵庭南高校→仙台大学
■指導歴
2012-2014年 船迫FC コーチ
2015年 アバンツァーレ仙台SC コーチ
2016年 AC長野パルセイロ トップチーム副務
2017年 AC長野パルセイロサッカースクールコーチ兼アカデミーアシスタントコーチ
2018-2019年 AC長野パルセイロU-15 (U-14監督)
2020-2021年 アルビレックス新潟U-15長岡コーチ
コーチ 堀澤 清 Kiyoshi HORISAWA
■生年月日
1970年11月8日(51歳)
■出身地
新潟県
■資格
日本サッカー協会公認A級ジェネラル指導者ライセンス
日本サッカー協会公認47FAインストラクター
日本サッカー協会公認キッズリーダーインストラクター
■選手歴
長岡工業高→FCビルボード
■指導歴
1994-1996年 マツダビルボードFC コーチ
1997-2001年 長岡ビルボードFCジュニア・ジュニアユース 監督
2002-2005年 アルビレックス新潟育成普及部
2006年 アルビレックス新潟ジュニアユース(現U-15)U-13 監督
2007年 アルビレックス新潟ジュニアユース(現U-15)U-14 監督
2008年 アルビレックス新潟ジュニアユース(現U-15) 監督
2009年 アルビレックス新潟ジュニアユース(現U-15) 監督
2010-2014年 アルビレックス新潟育成普及部
2015-2021年 アルビレックス新潟U-15長岡 監督
《アルビレックス新潟U-12》
監督 小林 高道 Takamichi KOBAYASHI
■生年月日
1979年1月3日(42歳)
■出身地
新潟県
■資格
日本サッカー協会公認C級指導者ライセンス
■選手歴
東京学館新潟高校→アルビレックス新潟
■指導歴
2002-2007年 アルビレックス新潟サッカースクール コーチ
2018年- アルビレックス新潟U-12 監督
U-11コーチ 佐藤 征宏 Yukihiro SATO
■生年月日
1993年11月11日(28歳)
■出身地
東京都
■資格
日本サッカー協会公認B級指導者ライセンス
スペイン・フットボール指導者協会公認ライセンス(モニトール)
スポーツリズムトレーニング協会公認ディフューザー
■選手歴
実践学園高→新潟経営大
■指導歴
2016年-2019年 アルビレックス新潟サッカースクール コーチ
2020年 アルビレックス新潟U-15コーチ(U-14)
U-10コーチ 石川 和幸 Kazuyuki ISHIKAWA
※メソッド部門 通訳兼任
■生年月日
1989年6月14日(32歳)
■資格
日本サッカー協会公認C級指導者ライセンス
■経歴
2005-2008年 桐蔭学園高校サッカー部
■通訳歴
2018-2019年 サッカーサービスエコノメソッドスクール スペイン語通訳
2018-2019年 サッカーサービスエコノメソッドキャンプ(夏・冬)スペイン語通訳
2018-2019年 サッカーサービスエコノメソッドスペイン遠征(冬・春)スペイン語通訳
2018年 ジュニアサッカーワールドチャレンジ エコノメソッド選抜 スペイン語通訳
2019年 ジュニアサッカーワールドチャレンジ エコノメソッド選抜 スペイン語通訳
2020-2022年 アルビレックス新潟 メソッド部門通訳
■コメント
このたび、アルビレックス新潟U-10コーチを務めることになりました石川和幸(デコ)です。これからは通訳という立場だけでなく、指導者としてチームに関わらせていただきます。通訳での経験を活かしながら、1人でも多くの活躍できる選手を育てていけるように頑張りたいと思います。よろしくお願いいたします!
《メソッド部門》
コーチ オスカル・ガルシア・ロドリゲス Óscar García Rodríguez
■生年月日
1988年4月14日(33歳)
■国籍
スペイン
■資格
Túrbulaスクール サッカー監督上級(レベル3)取得(日本のS級に相当)
Túrbulaスクール スポーツ、フィジカルアクティビティー活動監督上級レベル取得
Universidad de Barcelona 体育専門学科
Universidad Isabel Iスポーツ科学部(ハイパフォーマンス向上について研究)
■経歴
2007年 Escola R. C. D. Espanyol de Barcelona 育成部門監督
2008-2011 エコノメソッドバルセロナリサーチ&ディベロップメント社
・2008年 カルラス・プジョール(FCバルセロナ)スポーツコンサルティング参加協力、サッカー監督レベル1、2におけるCFGMコンテンツ開発
・2011年 サッカー監督レベル3におけるCFGSコンテンツ開発
・2009-2011年 複数のサッカークラブのコンサルティングに協力
2009-2011年 カタルーニャサッカー協会
・2009-2011年 サッカー育成部門監督のためのサッカークリニックプログラム作成
・2010年 カタルーニャサッカー協会、ヨハン・クライフ大学主催のコーチ研修授業「メソッド」(方法論)のコンテンツ作成
・2010-2011年 ヴァーチャルコーチ、コンサルティング参加
・2011年 カタルーニャサッカー協会、ヨハン・クライフ大学コーチングスクール教師
2007-2018年 C. F. カンビタレット
・2011年 テクニカルディレクター
・2007-2016年 育成部門監督
・2017-2018年 メソッド部門ディレクター
2011-2018年 コーチ養成プログラムのディレクター
2016-2017年 ジョルディ・エムボウラ(ASモナコ)スポーツコンサルティング参加協力
2017-2018年 ダヴィッド・ロペス(RCDエスパニョール)個人コンサルティング実施
2018年 サッカーサービスバルセロナ社 インターナショナルプロジェクトディレクター
2019年- アルビレックス新潟 メソッド部門ディレクター
通訳 石川 和幸 Kazuyuki ISHIKAWA
※U-10コーチ兼任
◆2022アルビレックス新潟 アカデミーコーチングスタッフ新体制決定のお知らせ(新潟オフィシャル)
◆「本当はサッカーをしてほしかったはず」Jリーガーだった父と約束したセンバツ優勝…天理“不動の4番”内藤大翔が野球を選んだ理由(Number)
3番・戸井零士(とい・れいじ)、4番・内藤大翔(やまと)。この中軸の並びが、今年の天理高校(奈良)の強力打線の屋台骨となっている。
共に1年秋からレギュラー格。内藤は昨春ベスト4に進出したセンバツでも全4試合で3番打者として出場している。準々決勝の仙台育英戦では、初回に先制の適時二塁打を放つなど、上級生に混じって力強いスイングを披露した。
すらりとした体形の戸井に対し、176cm・85kgという下半身が太くどっしりした体格の内藤には、いかにも飛ばしそうな雰囲気が漂う。「たたずまいが4番っぽい。ここというところで長打を打てるのが内藤の魅力」と中村良二監督は主砲の存在感の強さを明かす。
父はJ1鹿島で活躍したJリーガー
そんな内藤は、偉大な父の背中を見て育ってきた。父・就行さんはかつて鹿島アントラーズなどでプレーしたJリーガー。昨年までJ3テゲバジャーロ宮崎で監督を務めていた。
サッカーボールに触れるのが自然だった家庭とあって、内藤も小さい時からサッカーに慣れ親しんできた。
「父がサガン鳥栖のコーチをやっていた時、試合後にスタンドからピッチに入れてもらったことがあります」
内藤は福岡市中央区で生まれ育った。小学校に入学後もサッカーを続けていたが、叔父がやっていたソフトボールチームにも興味を持つようになった。その後、ソフトボールのチームにも入部すると、ソフトボールとサッカーの試合が土日で被るようになった。どちらかを選ばないといけないことになり、思い切って父に相談。そこで父から「どっちをやりたい?」と聞かれると、心が揺れていた内藤少年は思いを奮い立たせた。
「ソフトボールは低学年から試合に出してもらっていて、どちらかというとあの頃はソフトボールに楽しさを覚えていたんです。それで、思い切って“ソフトボールをやりたい”と言ったら、“じゃあそっちに行ったらいい。その代わり(ソフトボールで)一番になれよ”って父は言ってくれました」
ソフトボールに惹かれたのは「ゴロでも全員で繋いで勝つというチームの雰囲気がすごく好きだったから」。当時、神戸国際大学を率いているために単身赴任していた父と家族全員で暮らそうと、中学に進学するタイミングで、父の出身地である奈良へやってきた。
内藤は生駒市内の中学校に進み、強豪・生駒ボーイズに入部して三塁手とピッチャーを務めた。最速138キロの速球を武器にしていただけでなく、4番を打つことも多く、当時から遠くへ飛ばすことと投げることも好きだった。
ただ、ソフトボール時代から父が自分の試合を見に来てくれることはほとんどなかった。土日にはリーグ戦の試合もあるため、監督業が優先せざるを得ないことは分かっていたが、学年が上がるごとに父の心境を徐々に理解するようになったという。
「(決断した)あの時はあまりそこまで考えていなかったですが、父からしたら本当は僕にサッカーをしてほしかったはずです。でも自分にそんなことは一切言いませんでした」
福岡に戻らず、天理高校を選んだ理由
高校は生駒ボーイズの1年上で、天理高で1年秋から活躍していた瀬千皓(明大進学予定)の背中を追った。福岡には戻らず、馴染むのに時間がかかった関西で、さらに関西圏の精鋭たちが集まる強豪校へ進んだのは理由があった。
「レベルの高いところで頑張れば、もっと野球がうまくなると思いました。実際、天理に入って先輩方の練習に取り組む姿勢や意識の高さに驚きましたが、決められたルールの中で練習する中で強豪チームには色んな規律もあるんだなと思いましたし、そういう環境で成長していきたかったんです」
何より、うまくなった自分を父に見てもらいたいという思いもあった。天理では1年秋からレギュラーとなり、試合での出場機会が増えると、父は徐々に球場に顔を出してくれるようになった。ただ、監督を務める宮崎に住んでいる父は、頻繁に奈良へ行くことは難しい。ましてや現在のコロナ禍での移動は、かなりの神経を使う。それでも、自分を見てくれる父の存在が大きな支えとなっている。
「以前に比べて今は父とはよく連絡を取っています。天理は携帯電話を普段使えないので、寮に電話をしてもらって会話することが多いです」
◆「本当はサッカーをしてほしかったはず」Jリーガーだった父と約束したセンバツ優勝…天理“不動の4番”内藤大翔が野球を選んだ理由(Number)
◆“干からびた”筋肉を最短リセットする、サッカー選手のピッチで生まれたメンテナンス法とは? 「びっくりするほど体が軽快に動けるようになる」(文春オンライン)
「疲れが短時間でスーッと抜ける」「びっくりするほど体が軽快に動けるようになる」と評判を呼ぶ、元鹿島アントラーズのトレーナーで鍼灸師の小池謙雅さん。初の著書『疲れて「もうムリ!」と思った時にすぐ動ける!トリガー体操』には、アスリートたちとの現場から生まれたシンプルかつ強力なメソッドが満載。芸能人やスポーツ選手たちからも厚い信頼を寄せられる、唯一無二の体のメンテナンス法に迫った。
◆ ◆ ◆
――近年、どんな体のトラブルが増えていますか?
小池 コロナ禍のなか患者さんの傾向が明らかに変わってきて、腰痛と首こり・肩こりが著しく増えました。顔の表情がくもりがちで血色の悪い、鬱っぽい人も多い。これは長時間のデスクワークと運動不足からくる単なる慢性疲労とはちょっと違います。
筋肉・筋膜に“シャウエッセンの皮”のような〈弾力と潤い〉を取り戻すことが肝心
いわば、全身の筋肉が凝り固まって“ビーフジャーキー化”している方が非常に多く見受けられます。
――筋肉が干からびている!?
小池 まさにそんなイメージです。人間の筋肉は使いすぎても、使わなさすぎても、柔軟性を失い、血流不足で潤いを失って硬くなります。それが続くと、筋肉と筋膜の境目にできる硬いしこり「トリガーポイント」が形成されます。これが痛みやさまざまな不調の大きな原因になるんです。筋膜とは筋肉の束を包む透明なフィルムのように見える膜のことです。
筋肉の固さって、意外に自分では自覚しにくいもの。たとえば「ゆったり息をしてみてください」といっても、肩が上がりっぱなしで縮こまっている人が多くいます。肩をストンと落としてゆるませて、横隔膜を大きく使った呼吸ができないんです。
とくにデスクワーク中心の仕事の方は、パソコンを打つときに猫背や巻き肩で、顎がつき出た姿勢で、首や胸、背中の筋肉がロックされた状態で作業しがち。しかもマスクをしていることが多いから口をぽかんと開けたまま、浅い口呼吸になってしまっている。すると交感神経がオンになったままなので、つねに全身が「過緊張モード」で筋肉がゆるまず、ますます「トリガーポイント」の形成が進むという悪循環に陥ります。
――それって腰痛にも繋がってきますか?
小池 長時間悪い姿勢で座っていたり、椅子の高さが自分の体にあっていないと、骨盤が寝た姿勢でロックされます。腰回りの筋膜が硬くなってすべりが悪くなると、腰が伸びなくなります。筋膜はお尻から太もも、股関節や背中にもすべて連動しているので、体のあちこちに腰痛の原因となるトリガーポイントがつくられてしまう。
この痛みの原因を取り除くには、「トリガーポイント」を破壊して、筋肉・筋膜に“シャウエッセンの皮”のような〈弾力と潤い〉を取り戻すことが肝心です。
鍼と近しい効果でいつでもできるようにしたものが「トリガー体操」
論より実践。早速腰回りを軽くするいちばん手軽で基本となる体操をひとつご紹介しましょう。
まず立って肩幅に足を開きます。腰に手をそえ、骨盤の一番高いところに親指をグッと差し込みます(親指でやると痛い人は写真のような鉤爪で)。腰骨ではなく、脇腹との境目のくぼみで、押したときにいちばん痛気持ちいいポイントを見つけてください。
手を添えたまま、5秒で鼻から大きく息を吸います。次に5秒かけてゆっくり口から息を吐きながら、おへその指3本ぶん下の丹田のベクトルに向かって、トリガーポイントをしっかり圧迫します。上体をやや倒して、体の重みで深く圧を入れていくイメージです。
この「5秒で吸って・5秒で押しながら吐く」のセットを2~3分間、体がポカポカするまで繰り返します。
――ちょっと痛いくらい。体の奥にじんじんきますね。
小池 筋膜のビーフジャーキー度が深刻な人ほど、筋肉が突っ張って圧が入れにくかったり最初のころ強めの痛みを感じたりするかもしれません。これはトリガーポイントを物理的に破壊して、筋膜と筋肉の癒着をとっているんです。私の治療院ではこれを鍼で行いますが、鍼と近しい効果でいつでもどこでもできるようにしたものがこの「トリガー体操」です。
――だんだん呼吸が深くなって、体温が上がってきました。
小池 その方の体質にもよりますが、発汗作用が強いメソッドで、だんだん汗ばんでくると思います。次に同じポイントを圧迫したまま、左右に腰をスイングしてください。リズミカルに楽しく10回往復しましょう!
マッサージで血流がよくなっても一時的
――不思議と腰まわりが軽くなってきましたね。
小池 トリガーポイントにアプローチしたことで縮こまった筋肉・筋膜の血流が一気に改善されているんです。新著『トリガー体操』は、流れで組み合わせてやると一番効果の高いメソッドを紹介しているので、ぜひ日々実践してほしいと思います。3~4週間続けると、びっくりするほど代謝がよくて“疲れがとれやすい”動ける体になっていきます。
――いわゆるマッサージとは全然違いますね。
小池 マッサージで血流がよくなっても一時的です。あとマッサージを受けたあとは弛緩して動く気がしないものですが、トリガー体操は痛みの根本原因を取り除いて、体の内部から活性化するので、筋肉に柔軟性を取り戻しつつも「集中できる」「バッと動ける」覚醒度の高い状態にもっていくことができるんです。
これは、アスリートたちとの現場ならではのニーズから生まれた治療法です。僕は2007~2012年の6シーズンにわたって鹿島アントラーズのトレーナーを務めましたが、試合中たとえばハーフタイムのわずか10分ほどの間で選手たちの体のコンディションを整えなくてはなりません。このときマッサージで体を弛緩させてしまっては後半使い物にならなくなるわけで、疲れていても即「戦える体」にする必要がありました。
――確かにリラックスしきってしまっては試合になりませんね。
小池 この時、飛び道具的なアプローチとして使っていたのが、「トリガーポイント」への刺激だったんです。当時はまだこの言葉もあまり知られておらず、僕は現場での積み重ねから、筋肉の可動域を一気に改善したり痛みをとったりする筋膜へのアプローチ法として磨きをかけていきました。
飛び道具のなかでも最強の方法が本書でも紹介している「ヒラメ筋トリガー」です。天皇杯の試合で、ある精神的支柱の選手が不調で、前半1-0で負けていたことがありました。ハーフタイムで上がってきたその選手が「足がパンパンでなんか動けないんだ」と訴えました。監督も心配そうに見守るなか、僕はヒラメ筋を中心に、汗だくになってトリガーポイントの破壊に集中して治療しました。あっ、手応えがあったぞと感じた瞬間、その選手が「OK! 楽になった」と言ったんです。後半、その選手は劇的によい動きをして見事試合を勝利に導きました。チームはそのまま決勝に進んで、優勝のタイトルを獲ることができました。
疲労を上手に取り除くことは、人生の充実度に直結する
プロスポーツの現場の積み重ねから、ハイパフォーマンスを生むこの強力な治療法をもっと広く一般の方の体のケアに役立てたいという思いが生まれ、自身の鍼灸院を設立しました。初の著書では、治療院に来られない人たちにも老若男女広くトリガーポイント療法の素晴らしさを体感してほしいと思い、汎用性の高い体操本として打ち出しました。
トリガーポイントという「筋膜リリース法」✕「腹式呼吸法」が融合した、ありそうでなかった体の活性化メソッドが「トリガー体操」です。
――リラクゼーションをメインにした健康本が多いなかで新鮮です。
小池 現代人はとにかく時間がないですよね。そのなかでいかに効率よく仕事したりパフォーマンスを出すか――疲労を上手に取り除いて、体をオンにするコンディションを整えていけるかどうかは、人生の充実度そのものに直結するでしょう。仕事中なんとなく頭がしゃきっとしない、体が重だるいという方も変化を実感していただきやすいと思います。
日頃から筋膜のコンディションを整えていると、文字通り人生が変わります。代謝がよく集中力の高い体質へシフトチェンジできるのはもちろん、これからの超高齢化社会をできるだけ自分の足で動いて、健康に過ごすための一生の財産が手にはいります。当院にくる高齢の患者さんは笑い話で「ピンピンコロリ、先生のおかげで自分の足で棺桶に入れますよ」なんて言っていますが、長い老後の大半を痛みを抱えたままじっと過ごすのはイヤですよね。
日本は国民皆保険制度で、少ない負担で世界でもまれにみる高度な医療を受けられます。ただその反面、予防や健康管理には疎い国民性になってしまった。病気になったらマイナスからゼロにするのは熱心だけれど、日頃からゼロをプラスにする意識が希薄。でもこれからは人生100年時代を十全に生きるための意識改革が必要です。
毎日のトリガー体操の実践で、生涯笑顔でハッピーに過ごすための“筋膜貯金”をぜひ貯めていってほしいと思います。
(撮影:松本輝一/文藝春秋)
プロフィール
小池謙雅(こいけ・けんや)
1977年茨城県生まれ。トリガー鍼灸院グループ代表、トレーナー、治療家。明治鍼灸大学・鍼灸学科、大東医学技術専門学校・柔道整復学科卒。複数の治療院での下積み期間を経た後、2007~2012年の6シーズンに渡って、Jリーグ・鹿島アントラーズのトレーナーを務める。退任後、都内にトリガー鍼灸・整骨院を開業。トリガーポイント治療法をスポーツ選手だけでなく、のべ8万人を超す人々に広く行い高い評価を得ている。
◆“干からびた”筋肉を最短リセットする、サッカー選手のピッチで生まれたメンテナンス法とは? 「びっくりするほど体が軽快に動けるようになる」(文春オンライン)
◆「プレゼントいっぱい」 鹿島”新10番” MF荒木遼太郎、20歳誕生日ショットに祝福「成人おめでとう!」(FOOTBALLZONE)
1月29日に20歳の誕生日、同僚GK山田大樹も祝福「僕に甘えることなく自立して笑」
鹿島アントラーズの新10番MF荒木遼太郎が1月29日に20歳の誕生日を迎えたなか、クラブ公式SNSが誕生日ハットをかぶった祝福ショットを公開し、「おめでとう!」とコメントが相次いでいる。
荒木は、2020年に東福岡から鹿島へ加入。ルーキーイヤーからJ1リーグ26試合2ゴールの活躍を見せ、昨季は36試合10ゴールと活躍。元日本代表FW城彰二氏以来となる史上2人目の10代選手二桁得点を達成し、J1のベストヤングプレーヤー賞を受賞した。
2022シーズンから歴代エースが背負った「10番」を託された荒木が1月29日に20歳の誕生日を迎え、クラブ公式インスタグラムは「今日は、荒木選手20歳の誕生日です! 2枚目には山田選手からお祝いのメッセージ! 祝、新成人!ハッピーバースデー、タロウ!これからもよろしくお願いします!」と祝った。
2枚目では20歳GK山田大樹から「タロウ、誕生日おめでとう! 20歳なので僕に甘えることなく自立してください!笑」とメッセージが寄せられている。
投稿では誕生日ハットに加え、プレゼントを持った荒木が登場。「成人おめでとう!」「プレゼントいっぱいですね」「20歳なので20ゴールお願いします」とお祝いコメントが続々届いていた。
◆「プレゼントいっぱい」 鹿島”新10番” MF荒木遼太郎、20歳誕生日ショットに祝福「成人おめでとう!」(FOOTBALLZONE)
◆【J1個人昇格注目プレーヤー】C大阪新加入MFはブレイクの期待大! 横浜復帰のフリーキッカーや鹿島の頭脳派ボランチも(サッカーダイジェスト)
2022年シーズンのJ1リーグが2月18日にいよいよ開幕。今年も新シーズンへ向け、各クラブが補強に動いた。ここでは、J2からJ1へステップアップ移籍を果たした注目のプレーヤー5選手を紹介する。
●MF中村亮太朗
(J1鹿島アントラーズ←J2ヴァンフォーレ甲府/完全移籍)
プレーの一つひとつがサッカーIQの高さを感じさせる選手であり、レネ・ヴァイラー監督率いる鹿島にふさわしい。中村は2020年に中央大から甲府に加入し、ルーキーイヤーから出場チャンスを掴んだ。チームの”ポジショナルプレー”の理論をベースにしたスタイルのなか、可変性の高いポジションを的確にこなし、攻撃ではワンタッチ、ツータッチのパスで甲府の攻撃に流れをもたらしていた。
ミドルシュートの精度も高く、強みは組み立てだけだと思って相手のディフェンスが油断したら、後悔することになるだろう。三竿健斗やディエゴ・ピトゥカ、新加入の樋口雄太、湘南ベルマーレから復帰した名古新太郎とライバルは多いが、攻撃的な2列目のポジションもこなせるので、新監督やキャンプ中の現場を預かる岩政大樹コーチがどう評価して起用していくかに注目だ。
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